
| 新最大水量 |
流域 |
追加導水距離 |
導水効率 |
現行からの変更・その他 |
|
| 玄馬沢・杉川[EL.440m※0] |
3.0m3/s(150%) | 22.6km2 | 4.3km※1 |
4.26※2 |
※0:諸元は以下参照 ※1:合同導水路合流部迄 ※2:小俣川含まず |
| 小 俣川 | 0.6m3/s |
5.25km2 | 1.1km※1 |
4.77※2 |
※1:合同導水路合流部迄 ※2:杉川含まず |
| [杉川・小俣川合同導水路] |
1.0km※1 |
4.35※2 |
※1石切川ダム放水口~合同導水路分岐部迄 ※2小俣川・杉川含む |
||
| 石切川(京丸川・洞木沢) [石切川ダムEL.396m※1] |
2.0m3/s(83%) | 18.04km2 | 4.6km |
4.50※2 |
※1:諸元は以下参照 ※2金剛沢・田京沢含む |
| 金剛沢・田京沢 | 0.25m3/s |
2.7km2 |
|||
| 大島谷 |
0.15m3/s(79%) |
1.90km2 | 既 設・0.084m3/s(44.1%) | ||
| 灰縄沢川 | 0.60m3/s(99%) |
6.07km2 | 既 設・0.278m3/s(45.7%) | ||
| 初沢 |
0.13m3/s(93%) |
1.39km2 |
新設 |
||
| 豊岡堰堤 | 4.647m3/s |
8.3km2 | 8.0km |
2.29※ |
既
設・※:門桁以遠除き大島・灰縄・初沢含む |
| 豊岡発電所 |
6.2m3/s [10.0MW] |
| [増強案]
豊
岡発電所 出力 認可最大:8,100kW→20,000kW[+11.9MW]) 最大使用水量:5.009m3/s→12.4m3/s[+7.4m3/s]) 有効落差:212.10m (逸失落差:▲22.45m) 水車:横軸ペルトン水車×2台 総出力10000kW既設+ペルトン1台10,500kW新設 導水路:8.21km(既設)+10.45km(新設)=18.25km(0.54) 流域面積:73.3km2※+47.9km2=121.2km2 放水:気田川(石切川[気田発電所])233.03m 取水:気田川[豊岡堰堤]、大島谷(こ こか)、灰縄沢川467.58m +初沢・田 京沢(466m)・金 剛沢(476m)・石切川(ダム)[洞 木沢・京 丸川]・玄 馬沢・杉 川[杉川堰堤](459m) |
|
| 流域 |
想定新水量 |
現行水量 |
面積 |
導水路(面積比) |
発電力指数(効率)※ |
摘要 |
| 気田川水域① |
11.3m3/s |
5.0m3/s |
89.4+22.6=112.0km2(門桁除く・京丸・杉川含む) |
4.2km () |
源流部を水
窪で利用 |
|
| 杉川水域② |
3.0m3/s |
0.0m3/s |
53.0-22.6=30.4km2(最奥部除く) |
3.0km () |
|
源
流部を奥気田でも使わず |
| 熊切川水域③ |
2.8m3/s |
0.0m3/s |
28.3km2 |
3.8km (7.4) |
185.9(48.9) |
|
| 合計①②③ |
17.1m3/s |
170.7km2 |
12.0km(14.2) |
1,121.5(93.5) |
||
| 合計①② |
14.3m3/s |
142.4km2 |
7.2km(19.8) |
935.6(126.4) |
24.7気田発電所直下で杉川の残りとも合流するのでそ の下の平木大橋辺 り(152m)に取水堰を設置。平 木大橋の北詰[すとびゅう]でEL.160m 程[地理院]である。 満水位162m程を考えてるので堤防の嵩上げなどが必要になりそう。法令上ダムのサーチャージは2mは必要である(確か)。人も住む市街地での余裕はどん な規定があるのかな。。 金 川聚落も一寸低そう[すとびゅう]である(R362新気田川橋からの眺め)。国道は嵩上げして建設されているが旧道は低い様だ。水 面が近い[すとびゅう]。嵩上げの設置等が必要で有ろう。 EL.160mで測って10.75haである。利用水深5m(162~157mぐらい)で50万m3程の貯水量となる。まあ大きくは無いが調圧水槽代わり にこれくらいはあってもいいだらう。この合流点には藤ノ瀬ホタル公園が あって「毎年5月下旬から6月下旬にかけてホタルが観賞でき」るのだそうな。。バカすかダムを造るだけでは無く,同時に農薬の使用制限とか掛けて ホタルの保護も必要であろう。ダムの悪影響とかどんなものなのだろうか。。まあ放流してるだけで自然のものではない? ![]() 流域面積163.3km2(門桁を除く平木大橋より上流) |
24.7
24.7| 気田川は天竜 川の支流で,源流部は前黒法師山から黒法師岳 南斜面にあり,天竜市の千草(ぐさ)と上(あげ)島の間で天竜川と合流しています。長さは61㎞,流域面積は263km2,支流には 石切川, 杉川, 熊切 川などがあります。[静 岡県→リンク切れ] |

| ダム・発電所 | 最大使用水量 | 有効貯水量 | 流域面積 |
年間使用水量 | 年間ダム放水量 | 年間通過水量 |
水利用率 |
貯水量に拠る発電時間 |
摘要 |
| 佐久間ダム・佐久間発電所 | 306.0m3/s | 2億0,544.4万m3 |
4,145.5km2※ |
55億1,580万m3 |
5億8,710万m3 | 61.0億m3 |
90.4% |
186.5h(7.7日) |
新豊根・水窪流域を含む。 |
| 秋葉ダム・秋葉1~3発電所 |
336.0m3/s |
775.0万m3 | 4,490km2※ |
58億2,340万m3 |
16億0840万m3 |
74.3億m3 |
78.4% |
6.4h |
流域に振草以遠を除く |
| 船明ダム・船明発電所 |
270.0m3/s |
360.0万m3 | 4,895km2 | 53億7,690万m3 |
24億7710万m3 |
78.5億m3 |
68.5% |
3.7h |
![]() 21.8秋葉 |
|
![]() 21.8船明 |
| ダム |
河川 |
目的 |
総貯水容量 (10^3 m3 ) |
(1')有効貯水容量 (万m3) |
(2) 湛水面積 (ha) |
(3) 深度 (m) |
堤高 (m) |
集水面積(増分) (km2) | (8) 年平均流入量 (万m3 ) |
年間取扱量(万m3) |
年間放流量(万m3) |
(9') 回転率 (/年 )(8)*1000/(1) |
(10') 貯留時間 (月) |
(8)/(1>')貯留力 |
(8)/(7)平均流域降水量 |
年間水利用率 |
その他・備考 |
| 佐久間 | 天竜川 | P | 326,848.0 | 20,544.4 | 715 | 40,0 |
155.5 | 3,827[直] | 591,149 | 522,451.3 | 68,697.5 | 28.77 | 0.42 | 3.48 | 154.47 | 0.88 | [間]330km2 |
| 秋葉 | 〃 | AWIP | 34,703.0 | 775.0 | 190 | 4.0 |
89 | 4,490(+663) | 677,796 | 554,652.5 | 123,143.8 | 874.58 | 0.01 | 0.11 | 150.96 | 0.82 | |
| 船明 | 〃 | AWIP | 14,578.0 | 415.7 | 190 | 2.2 | 24.5 | 4,895(+405) | 756,197 | 480,620.0 | 275,577.0 | 1819.09 | 0.01 | 0.05 | 154.48 | 0.64 | |
| 新豊根 | 大入川 | PF | 53,500.0 | 4,040.0 | 156 | 34 | 116.5 | 136.3 | 84,000 | 82,000.0 | 1,000.0 | 20.79 | 0.58 | 4.81 | 198.09 | 0.98 | |
| 水窪 | 水窪川 | P | 29,981.0 | 2,283.6 | 84.1 | ? | 105 | 241.8 | 61,903 | 59,988.6 | 1,914.3 | 27.11 | 0.44 | 3.69 | 256.01 | 0.97 | |
|
【気田川秋葉ダム(案)】(ダム諸元・概 要図・湛水域周辺図・湛水域拡大図・流域図・発電所諸 元) ▲ 上の推論を前提に,先ずは佐久間ダムの容量を空けるべく水窪ダムへの導水で 10.1km2((天 竜)河内川・小沢川)を貯留する。まあ大した量ではないが少しでも佐久間の柔軟性が増えればそれで良しとする。 一方で秋葉へ流れ込む使い切れない水の内,佐久間ダムに翁川下流17.4km2, 水窪ダ ムに翁川上流9.0km2から導水,大千瀬ダム(と相 川ダム)で 貯水等。 で,最後の船明に臨む訳で有るが,逆調整機能のあるであろう船明ダムであるから今水が使い切れてないからと云って安易に船明の発電容量を増やす訳には行か ないであろう(ただ船明の増強は必要[→増強案]だとは考えて居る。)。 経済効率を考えて今の規模になってる訳であり,安定して発電出来る水量確保が重要である。 秋葉~船明で新規に流入する河川は小さいもので白倉川があり,これは秋葉に流 し込む 発電所を構想済みである。残るは大きい気田川で ある。最下流では現行気田発電所下流で取水して秋葉ダム湖で発電する気田川発電所を構想した所(→この辺参照) この気田川を使い,秋葉ダムと同水準の満水位で気田川本流も堰止めてみる。秋葉ダムと一体的に運用することで貯水量のデカいダムとして運用出来る。 [私案]気田川秋葉ダム △ 満水位:108m[秋葉ダム満水位が基準] 湛水面積:1.63km2(163.3ha) 使用水深:4m 有効貯水量:650万m3 流域:271km2弱(門桁堰堤以遠・秋葉導水流域含まず・長沢(仮称・地名より)導水(こ の辺から)含む) ![]() 秋葉第二の放流水や気田川の水を併せて横山や上述の西渡を踏まえて上野部などを既に構想しているがこれらと併せて気田川本流最下流に秋葉ダムとの兄弟ダム を構想して完成としたい。 (概要図) △ こんな感じ(橙線)かの竜山発電所構想が,距離的にはこちらのダム向け(春野発電所構想・赤線)にした方が近くなる。 ![]() 問題はその先である。 秋葉ダムと兄弟ダムなのでここで貯めた水と天竜川の秋葉ダムで貯めた水は完全に同期して足りなければ秋葉ダムへ持って行く(秋葉各発電所の取水に応じてサイフォン現象で流れていく)し余れば気田川の方で貯めておくことになる。 で,現行で最大使用水量336m3/s,最大認可出力129.5MWで足りるのかどうかである。足りていれば特に気田川側にわざわざ発電所の新設は不要であるし,ここで開発した水源の分,足りないとなればこちらにも発電所があった方がよさそう。 其処が不透明で気田川秋葉ダムのデカさもあって躊躇する所である。 現状佐久間以上(ダムより上流のこと)の水はほぼ佐久間ダムで均されている(=一気に大量に流れてくる洪水が堰き止められ貯められて発電に使える様になる)のでそれ以下でどうなるかというのが焦点である。一部(翁川とか)は佐久間ダムへ流して均そうとしているけど,年間約5.7億m3も新豊根への揚水迄してる現状では佐久間の容量もいっぱいいっぱいかも知れない。 まずはどの程度の新規水源が確保されるのか見て行く。ダムで確保された水量はダムの容量配分図で目にするが,それと使用水量の関係は今の所,不詳でその辺はad hocにやっている。 気田川秋葉ダムから秋葉第一的な相津発電所を建設するか秋葉第二的な光明発電所を建設するかの選択がある(両方はがめり過ぎであろう w) 更には船明ダムをスルーして磐田用水へ直送する北磐田発電所もあり得る気もする。 さしあたって気田発電所放流水を取水して気田川秋葉ダム(仮称)湖畔で発電する春野発電所の諸元を提 示するとこんな感じか。 [私案]春野発電所(気田川新発電所春野案)[→秋葉周辺開発][→気田川開発気田篇] △ 出力:9,200kW[+9.2MW] 水量:20m3/s 落差:54m 流域:163.3-22+41.7=183km2 導水:8.2km 取水:気田川[平木堰堤]・熊切川165m 放水:気田川[気田川秋葉ダム]107m 竜山発電所(案)と比較すると導水距離以外は全く同じにできるので気田川秋葉ダムを建設するなら 導水距離が短くできるこちらが有利となる。とりあえず竜山案に代わって春野案で確定である。 気田川秋葉ダム(湛水域・周辺図) △ この辺で堰止め。連絡導水路を建設という感じ♪ ![]() 気田川271km2程⓪,秋葉 周辺のところで計画した白倉川の秋葉ダム導水22.8km2③,水窪 ダムへ導水(翁川)や,佐久間ダムへ導水(翁川・西目川/大入川),西渡ダムの建設で水源化できる304km2分の④,合計で⓪+③+④=598m2。70~80m3/s程度の新開発は出来そうな 気がする, 調整電源の水量が増えるので気田川秋葉ダム新設のみだと船明ダムをその調整池として利用するが,その間に逆調整池も欲しいとなる。遠江横山ダム案である。 秋葉第二110m3/sと光明(案)60~70m3/s程度の発電用水を横山ダム(雲名ダム)で受け止めてどの程度の規模(水量)で下流(船明ダム)に渡 すかが検討課題であ る。 立ち退きを最低限とする為に防水壁で対応するとこんな感じ(拡大図)。 そのままだと満水位以下の3聚落(和田之谷・神社前・笹合)を囲むor迂回する形で排水溝を設置して更に排水ポンプも設置するなどして出水に対処したい。 (笹合はできれば立ち退きして欲しい所。) ![]() 小山キャンプ場付近 笹合付近 栃川に架かる橋 ![]() 表参道の様子。 ![]() 下社前付近 和田之谷付近 ここから磐田用水に直結するか船明ダムを経由するかであるが,水の融通を効かす為には一旦船明ダムを経由した方が良さそうだが船明ダムでも42.00m迄 落とせるのである。延々設置しても磐田用水では想定放水位39m程度で+3mしか落差を稼げない。。 やるなら余剰水で天竜川本流迄だな。。この辺なら28.2mとなってて更に10m程稼げる。逆調整は考えない者とする(尖頭なのにそういうのなさそうな神三的開発?) (流域図) △ 間接流域は天竜川上流全部と,長沢(地名)の水をこ こらで取水する導水域を含めると+4.36km2できそう。 ![]() 気田川の上流は200km2はあるし,また大千瀬川流域 124km2③から均された最大 30m3/sの水供給,久根ダム(案)で水窪川・ 相川等 からの69.5km2④の水を均し,①~④の合計455km2程の水を均した上で利用出来るようにしたので,まあ最低50m3/s程度の最大使用水量は欲 しいし,ダムで水流を均せばもうちょい行けるかも。 放水先は秋葉第一的な相津付近とするか秋葉第三的に横山にするかの選択肢があるだろう(→横山案は直下 で議論)。 何もなければまずは気田川やその他の水を堰き止めてできた水源で有効落差をとれるだけ取った相津案が第一選択であろう。以下の規模感となる。 [私案]相津発電所 △ 出力:24,500kW[+24.5MW] 水量:60m3/s 落差:48m 取水:気田川[気田川秋葉ダム]108m 放水:天竜川[船明ダム]56.0m ★★ |

