水量科目 |
発電量(設備利用率) |
水量(Mm3) |
摘要 |
ダム放水量(A) |
── |
1,428.7 |
水量の県データの2010年の異常値(おそらく10倍)を修正 2000~2017年の内記載のない2015・2017年を除いた7年の平均 発電量は2019~2024,2026年の7年間の平均年間発電量 |
第一(B1) |
178.1GWh (47.2%) |
1,276.5 |
|
第二(B2) |
78.7GWh (28.4%) |
1,043.2 |
|
第三(B3) |
306.4GWh (76.4%) |
2,793.6 |
|
発電計(B) |
572.2GWh (50.5%) |
5,113.3 |
B=B1+B2+B3 |
比率 (C) |
78.16% | C=A/B |
発電所 |
最大出力 |
常時出力 |
最大水量 |
常時水量 |
その他 |
佐久間 | 350,000kW | 93,700kW | 306.0m3/s |
117.20m3/s | |
佐久間第二 | 32,000kW | 11,500kW | 306.00m3/s | 109.97m3/s* |
|
104.200kW |
306.00m3/s |
117.20m3/s | |||
秋葉第一 | 46,250kW | 0kW | 110.00m3/s | 0m3/s |
|
秋葉第二 | 35,300kW | 0kW | 110.00m3/s | 0m3/s |
|
秋葉第三 | 46,900kW | 38,700kW | 116.00m3/s | 95.72m3/s* |
|
38,700kW |
336.00m3/s |
95.72m3/s |
|||
船明 | 32,000kW | 114,000kW | 270.0m3/s | 96.19m3/s* |
|
月 | 4月 | 7月 | 9月 |
放流量(m3) | 2億9690万 | 3億8960万 | 4億2500万 |
平均週間放流量(m3) | 6,597万 | 8,657万 | 9.444万 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
合計 |
|
秋葉ダム |
269.9 |
5.3 |
0.3 |
389.6 |
36,2 |
425.0 |
40.3 |
22.8 |
7.9 |
252.4 |
108.1 |
23.6 |
1,608.4 (16億840万トン) |
秋葉第一(56.1%) |
255.8 |
165.9 |
112.8 |
256.0 |
152.9 |
244.6 |
156.6 |
197.3 |
165.8 |
49.8 |
184.0 |
133.5 |
2,075.0 (20億7,500万トン) |
秋葉第二(20.2%) |
218.8 |
23.1 |
13.6 |
221.5 |
48.8 |
180.5 |
1.7 |
0.0 |
0.0 |
0.0 |
0.0 |
0.0 |
708.0 (7億800万トン) |
ピーク電源小計 |
474.6 |
189.0 |
126.4 |
477.5 |
201.7 |
425.1 |
158.3 |
197.3 |
165.8 |
49.8 |
184.0 |
133.5 |
27億8,300万トン |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
合計 |
|
秋葉ダム |
138.4 |
301.4 |
0.1 |
0.0 |
1.2 |
320.5 |
32.9 |
8.7 |
118.1 |
0.0 |
25.2 |
0.0 |
946.5(9億4,650万トン) |
秋葉第一(30.2%) |
217.6 |
231.6 |
133.7 |
112.6 |
60.0 |
169.9 |
110.7 |
0.0 |
0.0 |
2.7 |
52.1 |
17.9 |
1108.8(11億880万トン) |
秋葉第二(25%) |
0.0 |
14.9 |
33.9 |
6.2 |
0.0 |
113.9 |
254.4 |
116.3 |
206.7 |
105.8 |
19.1 |
0.0 |
871.2 (8億7,120万トン) |
ピーク電源小計 |
217.6 |
256.5 |
167.6 |
118.8 |
60.0 |
283.8 |
366.1 |
116.3 |
206.7 |
108.5 |
81.2 |
17.9 |
19億8,000万トン |
秋葉水量 |
佐久間水量 |
秋葉対佐久間比較 |
|
秋葉第一使用量 |
20.8億トン |
55.1億トン(佐久間使用量) |
|
秋葉第二 〃 |
7.1億トン |
48億トン(佐久間第二使用量) |
|
秋葉第三 〃 |
30.4億トン |
── |
|
発電合計 |
58.3億トン |
55.1億トン |
3.2億トン増 |
ダム放流量 | 16.1億トン |
5.9億トン |
10.2億トン増 |
全体 |
74.4億トン |
61.0億トン |
13.4億トン増 |
さて,今更に細かく見て行く,発電
所の取水位から判断
するに秋葉ダムの常時満水位は108.0mである。天端標高:
113.00mであるので5m程の余裕が
取ってある様だ。 堤高が20m程にしか見えない秋葉ダムも実は驚異の堤高89mで,地中奥深く岩盤があるようでこれを全部補強するのは現実的では無いけど或程度の補強をして2m程上げて満水位110m・天端 標高115mにする位は容易ではなかろうか? 湛水面積は190ha=1,900,000m2なので2mで最低でも380万m3貯留量を増やせる。湛水面積が拡げる事も考えると400万m3は固いであ ろう。今の有効貯水量は775.0万m3なので1,175万m3と1.5倍増以上に出来る。 この時,問題になるのは①佐久間谷発電所の放流水・②途中にある瀬島聚落の喫水・③途中にある幾つかの橋の嵩上げであろう。 ①に関しては上でも見た様に現在の放水位はEL.106m。放水路の形状は口径10.30mとのこと。円形には見えなかったけど・・ 多分出典のDBで も横・高さの記載はなしなので出口は四角く見えても途中は円形のトンネルなのであろう。 口径なので直径である。高さが10m程あり,今片門発電所が計画高水位 (H.W.L.)=176.6mに対してQ=230m3/sで169.56mとなっている(で,今放水位が169.76mになっているのはQ= 345.0m3/sに増強されてるから?)様なので300m3/sも放流する佐久間第二もこの程度の水量なら放水出来そうな感じはする。 もしダメでも松尾川第二発電所や(新) 笠置発電所など水面下7m程で放流する様なシステムは可能っぽい。佐久間第二の放流水は2m程度の水位上昇でも大丈夫と判断出来そう。 ②③各箇所を見て行く 雲折聚落[地 理院][こ んな感じ(G)] 完全に建物は数m上の斜面の上である。龍山保健センター[地 理院][G] だけ水辺だけど堤防設置でなんとかなりそう。その脇の建物はダム関連施設。 (瀬島)河内川・河内沢橋[地 理院][こ んな感じ(G)] 川沿いは資材置き場だし道路を嵩上げして堤防を1~2m設置すれば大丈夫っぽい。対岸からの様子。河内川,結構荒れ川か? ![]() 瀬島聚落 ここが一番大きい障碍になりそう。聚落の南側入口には不動沢川があり,北側の割と外れに瀬尻橋と八代沢がある。 不動沢橋[地 理院][こ んな感じ(G)] 橋を渡って聚落側はEL.113m程度なので橋は一寸嵩上げしつつ川沿いに2m程の堤防を建設すれば大丈夫そうな感じはする。不動沢に沿っても一 寸した堤防が既にあるし♪ 瀬尻橋・八代沢川[地 理院][こんな感じ(G)] 地理院の標高表示だと国道より橋詰の方が低くなってるけどGだと明らかに橋詰に向けて上り勾配が付いている。八代沢川に架かる八代沢橋の嵩上げも容易っぽ い 瀬島聚落対岸のr285からの眺め ![]() |