気田堰堤地点に貯水量ある貯水池を作りたい(現状では取水位は231mである)。ただ豊岡発電所からの放水位が233mである。 今豊岡PSの放水位が233.03mである(地 図でもほぼ確かめられる)。サーチャージ水位+2mの余裕を持たせて防水壁で240m程迄嵩上げして,発電所前で利用水深5m程取れると常時満水 位238m(防災用の水位容量設定無し)と出来る。 新丸山ダム建設に伴う笠置PSの更新では常時満水位が6.5m上昇するも水路工作物の補強と防水壁の設置でなんとか対応 出来る様だ(今が常時満水位より上で放水しているとして満水位以下何mでの放水かは不明・常時満水位水面下6m程?)。画像★★を見ると水車と発電機取替ってのもあるけど其処迄必要だとで らい高コストちゃうの?。。低稼働率に喘ぐ豊岡PSでどこまでやるかは課題だ なぁ。。新笠置の水車・発電機取替は出力増強の為だと思いたいが。特に発電機の交換は直接関係ない筈である。 防水壁の設置と水路工作物で6.5m水面下でも行けるとなるとなかなかお洒落である♪また松二(松尾川第二発電所)では放水位が水車中心から最大6.7m上で も大丈夫だそうな(高度成長期の枯れた技術である)。水車中心と放水位の差が知りたい所である。まあ5mぐらいなら何とかなる??出来れば水車の交換無し で行きたい。松二のシステムは 水車関係なく付加出来そうではある。★★ 先ずは豊岡発電所の真下の様子。上の松 尾川や笠置発電所の例などを見ても放水が水面下数mならなんとか成り そうである。で,豊岡の放水位を数m上昇させる余裕はありそうである。 いずれにせよ5m程度水面下に沈めても良さそうではあるが,まあ余り大きな投資は非現実的であろう。 そもそも豊岡に今でも小さいながら調整池があって,その放流水が気多発電所に届く迄の瞬時間耐久できるだけの水があれば両者を完全に連動させて調整力電源として纏めて利用出来るのである。 豊岡の調整池は極小で,しかも水量不足なので別途措置を思案しているところ(→ここ参照)であるけど,それができれば気多の投資は最小限でいいだらう。 |
以下では新規水源の開拓(上流からの導水)はこんな感じとなるか。
欲張れば杉川の南側に熊切川がある。 これも230mちょいから取水可能。
また既存の流域も143km2ある。この143km2の内,53.6km2は門桁から水窪へ行くので独占出来るのは89.4km2。 9.0〜12.0m3/sは行け るのでは無いか。現行5m3/s程度しか無いので増強が必要である(倍増出来よう)。 併せるとこんな感じ。
杉川上流は豊岡発電所に送水する構想(妄想)もあるが結局気田で使う事が出来る。奥気田発電所構想(妄想)で8.8km2 程使用することもあるかなと思ったりもしたけど,現状では使わない予定。 [増強]気田発電所[水力][DB] ▲ 水路式・流込式 認可最大出力:8,500kW[+6.1MW] …効率 の悪い現行水車2,400kW(発電効率74%)を温存して付加するので少なめ。 最大使用水量:16.0m3/s[+10.991m3/s] 有効落差:65.70m (逸失落差:▲5.26m) 設備利用率:59.4%(2015 年実績)→?? 流域面積:170.7km2[杉川・熊切川含む(杉川・京丸川も含む)・→参照] 導水:総延長4221.2m→10.9km (1.14) <気 田川[気田堰堤](4.2km)+杉川・熊切川取水口(3.5+3.2=6.7km)> 水車:2台 総出力3146kW→水車:3号機10,000kW追加? 取水:気田川[気田堰堤]231.61m→気田川[堰堤増強]・杉川・熊切川240m 放水:気田川 160.65m |
〜熊切川・不動川〜 間接領域(熊 切川・不 動川:導水距離5.14km・/熊切川迄なら2.36km・41.7km2)
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