| 有本堰堤 |
面積 |
落差 |
発電力指数 |
摘要 |
| なし |
45.9km2 |
55.86 |
256.4[0.0] |
佐久間経由と西渡経由の差(1)[水窪蓋渠取水のケース] |
| あり |
277.81 |
1,275.2[1,018.8] |
(1)に加えて水窪発電所[水窪蓋渠取水のケース] |
| 水窪蓋渠 |
流域面積 |
落差 |
発電力指数 |
摘要 |
| 有本あり |
22.3km2 |
55.86 |
124.7 |
|
| 有本取水率50% |
45.9km2相当 |
256.6 |
||
| 有本なし |
69.5km2 |
388.5 |
| 翁
川 |
面積 |
落
差 |
発
電力指数 |
摘要 |
|||||
| 導水 |
蓋渠 |
導水 |
蓋渠 | 導水 |
蓋渠 |
導水 |
蓋渠 |
合計 |
|
| あり |
あり |
9.1km2 |
17.4km2 |
275.4★3 | 55.86★3 | 250.6 |
97.2 |
347.9 |
佐久間経由と西渡経由の差 |
| なし |
あり |
0.0km2 |
26.5km2 |
★ |
★ |
0.0 |
148.0 |
148.0 |
(1)に加えて水窪発電所 |
| あり |
なし |
9.1km2 |
0.0km2 |
★ |
★ |
250.6 |
0.0 |
250.6 |
|
| 【水窪ダムへ導水強化策とその周辺】
▲ 翁川導水 伊那小沢川・河内川導水 水窪河内川[導水] 気田川:門桁 堰堤増 強[→別頁] 佐久間引水(佐久間河内川導水[→西渡]) 白倉川・戸中川[→別頁] 西渡集水 増強 ![]() ●京丸~杉川は余りに遠いので無しの方向で(京丸ぐらいまで使って発電はしたい) ●小沢川・河内川の導水は余りに水域が小さいので無しの方向 で。 |
水窪発電所蓋渠部取水設備 △ 一方で水窪発電所周辺で 取水(39.8km2)して佐久間ダムへ送る事も考えられる。(水窪川では出来そうだけど今はやってないとする(→22.8訪問・蓋渠に取水設備はあった。 但し取水量や実際の運用は不明。)。 現行施設は御覧の通り,川を堰き止める意志は殆ど感じられない。可動堰でも設置してもう一寸しっかり取水したい所である。 ![]() 水窪蓋渠の取水域は22.3km2程度(とは調べ)である。但し今は白倉川 導水路が機能不全になっているようなので有本堰堤の集水域45.9km2 を加えた約68.2km2が事実上の直接流域である。 ![]() 今は秋葉ダムに直接流れ込むが白倉川発電所の新設や白倉川導水路の修繕で68.2km2,100km2当たり2.5億トン/年とすると1.7億トンが貯水 出来る?一日平均当たり46万トン。 |

| 2.翁川取水[→まとめはこちら] △ 更に西渡に遠慮して考えなかったこ の辺(250m)から一気に佐久間ダムへ導水も可能(3.7km)。52.4km2。中 途半端な 但し翁川(9,1km2)からの取水(目的①)を考慮して控除すると41.2km2だとするとこっちが狭く なる。 水窪蓋渠で今も取水はしているようだが,水窪発電所放水路の容量次第ではフル発電中(まあ一日数時間程度か?)の水が欲しい時に取水出来無い可能性もある ので別途掘るとするとこんな感じか? 決して広くはないが,そこそこ取れそうではある♪ 一寸下で平行して橙線を描いているのは水窪放水路が容量一杯の時を睨んでいるが,ピーク用に多めの水量積んである水窪なのでそういう時間帯はそれ程ないと いう判断もしている。基本は水窪蓋渠(既設),翁川蓋渠(新設)の体制で良いのではないのか? これは秋葉ダムへの洪水流込の減少と佐久間ダムの貯水量増加にはなるけど水窪ダムと発 電所の発電量とは関係してこない。佐久間や秋葉をも睨んで検討する。・
●杉川・玄馬沢などからの導水は奥気田経由で可能性はありそうだが,気田川の開発,取り分け豊岡 発電所改造の新規水源とぶつか るし無しの方向で。 ●奥戸中発電所(私案) を使っての白倉川(水窪川上流)の戸中川(水窪ダム)導水強化が良さそう[→こちら]。 ●翁川と水窪発電所放水路との交叉部での集水はここでも触れた。 |
1.翁川上流導水[→まとめはこちら] △ 翁川に取水堰を設置するとこ の辺(標高510m)か?恰度池っぽくなっている。砂防ダムでもあるのかも知れない。導水路距離は2.2km程。 集水面積は9.1km2。まあ大した量は取れないだろうけど。。0.9m3/sで1.96MW分程度。更に佐久間発電所・佐久間第二発電所でも発電出来る が,西渡発電所では発電出来なくなる。(→上でも述べたがこの手の導水は出水時にこそ機能するが,逆に流込式は濁流時には発電が出来ないので取水に関して 競合関係ではなく寧ろ補 完関係の様である。気にせずガンガン取水してもいいだろう。以下似たような心配が書き連ねられるが適当に読み飛ばして頂きたい) 導水路は白倉集水路に接続する形となる。下で検討する水窪川(白倉川)上流 約30km2から戸中川発電所に取水する計画(妄想) が実現したらその分下流の有本堰堤での取水量は減るから其処に 翁川からの水をねじ込めば良い♪ (そもそもまじめに有本堰堤で取水してるのか疑わしいブログが散見する。。大雨時のみとかなのかも。。→理由解明!) もしそれなりの金額を積んで現行の白倉川導水路を修理する必要があるとするとこの翁川上流導水は <諸元> 導水:2.2km 流域:9.1km2 想定瞬間最大(認可最大)取水量:2m3/s程? ←経験則で100km2で20m3/s程度? 想定年間取水量:1,800~2,700万トン程度? 発電力指数:252.8(H=277.81m) ![]() |
| ~水窪河
内川~[→水窪川本流] △ ▲ 門桁から山住峠を経由して県道が降りてく る。 その途中,浦の聚落に水窪発電所の取水口がある。一番最初に通りがかったとき(21.1)は凍結もあってすっかり忘れていて見ずに通過していた。 河内浦堰堤[場 所](24.7訪問) △ 流域面積:5.4km2 最初に見れたのは下流から見に来たのだが,写真は探すのが面倒になって無写真のまま放置になっていて,いつのことだったか。。 24.7の二度目の訪問時は山住峠から水窪ダムへスーパー林道が災害で通行止めで直接抜けられなかったので序でに寄れた。 ![]() 24.7道の下にチロル式の取水口がある。道路の反対側に何か弁とかそういう施設がある。 ![]() 割と急な沢の途中にある感じである。 ![]() 何処にも電発と書いていない(し利水票もない)が,この立ち入り禁止のマークは電発の施設で見る奴である。 ![]() この直上で県道は大きくヘアピンカーブをして水窪河内川をまたぐがそこが山住上橋であった。山住峠というが山住は山のこちら側の様で,川の分岐の水窪川沿 いに山住神社もあった。
|
【小沢川・(平岡)河内川導水】 ▲ 鉄道マニアなら高確率で伊那小沢駅は知っていると思われるがその「小沢」である。 実際小沢川と河内川(仮称・平岡河内川→天竜河内川や佐久間河内川,水窪河内川などがあるなかここは只の (何も付かな い)河内川で呼ぶようだ。。)の流域面積を計算してみた。10.2km2か~。得ら れる水量はせい ぜい0.7m3/sってとこか。 ![]() 小沢川・河内川導水 導水:5.8km(河内川迄[ここやここで取水]なら3.5km,3.4km2) 流域:10.2km2 想定瞬間最大(認可最大)取水量:2m3/s程? ←経験則で100km2で20m3/s程度? 想定年間取水量:2~3,000万トン程度? 発電力指数:223.89(H=219.5m[水窪P]) 翁川の9.1km2と併せて19.3km2程。増やすことが出来る。導水に関しては九頭竜川水系石徹白川の石徹白ダムは 約100km2で23m3/sを取 る。ここの20km2程度では4~5m3/sってとこか。 ただ今の関心事はどの程度発電量(MWh/年)を増やせるか(水 窪だけでなく佐久間も含めた)を問うているので必 要な量はm3/sではなく年間可能取水量(万m3/年)である。さて,(私の怪しげな経験則:100km2で2~3億トン/年ではなく)ど う やって推計しようか。。 少なくとも今はそれ以上の推計方法は持ち合わせてないので天竜川を佐久間ダムへ流れ込む10.2km2分,約2~3,000万トン/年と水窪川を秋葉ダム へ流れ 込む1,800~2,700万トン程は水窪ダムへ貯留出来てその分稼働率を上げられそうである。 水窪発電所の使用水量は26.5m3/sであるから,この3,800~5,700万トンを使って約4~600hは追加で稼働させる事が出来て,稼働率を ~6.8ポイントほど 上げられそうである。また出力は50.0MWもあるので,2~30GWh程発電出来そう。 税込 27円/kWh(※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)とすると27,000,000円/GWh(2,700万 円)なので年間~8億1000万円分の電力供給が可能だ。減価償却が30年だとして水路建設ぐらいペイするのではないか。 まあ優先順位は高くないかねぇ。。 【貯水量と流域面積の関係!?】 ▲ ただ松尾川の集 水路の張り巡らせ具合なんかを見てる と導水路を無限に延ばして貪欲に集水するのもありなような感じもするんだけどどういう前提条件の違いかねぇ。。 面白い事に流域面積当たりの有効貯水量は概ね13.3(万m3/km2)となっている。
松尾川は最大使用水量を倍増させて最大発電量を上げられる感じがするし, 水窪も導水路延長を倍増させられるのではないか!? しかもこの後,どうも有本堰堤が機能不全に陥ってると云う情報が飛 び込んできた。有本堰堤から水窪ダム迄改修が必要だとすると(新設より安上がりとはいえ)なかなか高コストかも。白倉川開発で代替してこちら未着手が濃厚となった。 しかし,有本堰堤の利用に拘らなければ河 内川(EL.413m)取水(要嵩上げ) ,3.6km導水,翁 川(EL.416m)放水で導水出来そう。8.9km2と大した流域は取れないんだけれども。。この地点(翁川EL.416m)での翁川の流域面 積は15.9km2。24.8km2・145mでは大した発電も出来無いけど発電は可能♪(推定3.0MW程度だけど) とはいえ,秋葉ダムへ直接流れ込む水を減らす為に佐久間ダムへの流入を減らして水窪ダム[→纏め]や新豊根ダム[→纏め]に水を貯めようとしてる(あんま結果良くない)のでこれはほぼ意味が無いな。。 ![]() ただ合計35.5km2で佐久間・佐久間第二で発電可能となる。大入頭首工の代替で豊川用水に送ると考えると発電は出来無いが,代わりに津具豊根発電所(新設♪・想定落差163m)も含め新豊根・佐久間・同第二と合 計345.8+163=608.8m分の発電が可能となる。発電力指数(こちらの勝手な比較用の指数・発生発電量のみ考慮)は2,161.2にも達する♪ |
| 名称 | 距離 |
面積 | 発電量指数[効率] |
摘要 |
|
| [0] |
門桁堰堤(気田川導水路) |
5.94km |
57km2[門桁・瀬戸ノ] |
||
| [1] |
有本堰堤(白倉川導水路)
![]() |
2.65km |
45.9km2 |
1007.5~1264.1 [387.5~486.2] |
蓋渠の取水量少なそうでそれを逃すと西渡取水 |
| [2] |
翁川堰堤(白倉川導水路)
![]() |
2.25km |
9.1km2 | 250[113.9] |
有本接続 |
| 白倉川導水路計 |
4.85km |
55.0km2 |
|||
| [3] |
─ |
22.3km2([4]-[2]) | 124.7 |
今のやる気の無い状況を増強する前提 |
|
| [4] |
水窪蓋渠(有本無し)
![]() |
─ |
68.2km2([1]+[3]) |
388.5 |
|
| [6] |
翁川蓋渠(白倉あり)
|
─ |
17.4km2([7]-[2]) | 97.3 |
|
| [7] |
翁川蓋渠(白倉なし)
|
─ |
26.5km2 |
148.1 |
|
| [8] |
水窪河内川(浦あり) |
1.8km |
8.3km2 |
46.4[25.8] |
|
| [9] |
小沢川・(平岡)河内川 | 5.8km |
10.2km2 |
223.9[38.6] |
|
| 水窪蓋渠+翁川蓋渠(白倉無し) |
94.7km2([4]+[7]) |
||||
| 水窪蓋渠+翁川蓋渠(有本迄) | 48.8km2([3]+[7]) |
||||
| 水窪蓋渠+翁川蓋渠(翁川迄) | 39.7km2([3]+[6]) |
||||
| 有本堰堤[戸中P(拡張)あり] |
15.6km2 |
||||
| 有本堰堤[白倉あり] |
26.9km2 | ||||