【水窪ダムへ導水強化策とその周辺】 翁川導水 小沢川・河内川導水 気田川:門桁 堰堤増 強[→別頁] 佐久間引水() 白倉川・戸中川[→別頁] 西渡集水増強 ![]() ●小沢川・河内川の導水は余りに水域が小さいので無しの方向で。 |
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【水窪河内川導水】 翁川水窪ダム導水の翁川の取水口からもう800mかそもそも水窪蓋渠(水窪発電所)から更にもう1,800m程伸ばせば 水窪河内川の標高260m以上510m以下の領域からも 取水可能ではある (510m以上は水窪発電所に既に導水している)。 この辺は西渡に送る想定ではいるからまあ流石に佐久間ダムに送る投資は不要かな。 ![]() 【小沢川・(平岡)河内川導水】 実際小沢川と河内川(仮称・天竜河内川→天竜市内の河内川をそう呼びこちらは只の (何も付かな い)河内川で呼ぶようだ。。)の流域面積を計算してみた。10.2km2か~。得ら れる水量はせい ぜい0.7m3/sってとこか。 ![]() 小沢川・河内川導水 導水:5.8km 流域:10.2km2 想定瞬間最大(認可最大)取水量:2m3/s程? ←経験則で100km2で20m3/s程度? 想定年間取水量:3,000万トン程度? 翁川の9.1km2と併せて19.3km2程。増やすことが出来る。導水に関しては九頭竜川水系石徹白川の石徹白ダムは 約100km2で23m3/sを取 る。ここの20km2程度では4~5m3/sってとこか。 ただ今の関心事はどの程度発電量(MWh/年)を増やせるか(水 窪だけでなく佐久間も含めた)を問うているので必 要な量はm3/sではなく年間可能取水量(万m3/年)である。さて,(私の怪しげな経験則:100km2で3億トン/年ではなく)どう やって推計しようか。。 少なくとも今はそれ以上の推計方法は持ち合わせてないので天竜川を佐久間ダムへ流れ込む10.2km2分,約3000万トン/年と水窪川を秋葉ダムへ流れ 込む2,700万トン程は水窪ダムへ貯留出来てその分稼働率を上げられそうである。 水窪発電所の使用水量は26.5m3/sであるから,この5,700万トンを使って約600hは追加で稼働させる事が出来て,稼働率を6.8ポイントほど 上げられそうである。また出力は50.0MWもあるので,30GWh程発電出来そう。 税込 27円/kWh(※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)とすると27,000,000円/GWh(2,700万 円)なので年間8億1000万円分の電力供給が可能だ。減価償却が30年だとして水路建設ぐらいペイするのではないか。 まあ優先順位は高くないね。。 |