2023/04/08 県道429号線通行止めのお知らせ[豊 根村観光協会] >豊根大橋からダム方面へ2.4kmの地点にて崩土が発生し通行止めとなっており、現在新豊根ダムまで行くことが困難な状態です。復旧には当分かか る見通しです。 派手に行っとりますなあ。。 |
帰省序でに佐久間方面から新豊根ダムを見に行こうと思ったたのに此処(大入渓谷沿い愛知県道429 号)通行止めかよ!トンネルも見えてるし。。通りてぇ~。
— とはずがたり (@tohazugatali1) March 25, 2022
因みに新豊根発電所のある佐久間ダム湖方面へ抜ける分地峠も県道指定されてる(同428号)のにそっちは車道ですらない模様。https://t.co/V5RZgvuPOG
佐久間ダムと新豊根ダムを調べてて親しんだ大入川や大入渓谷だがそもそもの読み方や平行する県道が開 かずだっての含めてこんな聚落があったのか!初耳だ。。
— とはずがたり (@tohazugatali1) April 25, 2021
下流側は普通に橋が架かってるけどgoogleも進入してない。上流(ダム)側は塞がれとる。https://t.co/OROmEynm3C https://t.co/p12ZQcnUZ6
~天竜川~(→ここ参照) 発電所そのものは大入川より可成り北。佐久間ダム湖畔西側地下にある。r1を だいぶ遡って行くと漸く着く。 広さとは無縁の狭い山峡の底に造られたがらんとした空き地の隅っこに立つ東屋みたいな元公衆トイレ付き建物(公衆トイレ閉鎖済)に看板が掲げられていた。 場所は此処[地 理院・G]。 ここは"休憩所"であることが看板より判明。縦断面図などが掲げられていた。 22.3 人類,凄いもの造るねぇ。。 新豊根は揚水発電も行う混合揚水であり,佐久間ダムのサポートや電力の調整,更にはダムの目的には治水も入って居り多才な存在である。 そして"休憩所"の直ぐ北側に地下80mにある新豊根発電所への入口である地下トンネルの坑 口が![地 理院・G→G だとこの日シャッター空いてた!?・地理院だと直ぐ近くに発電諸施設がある事が判る。地下80m迄こんな至近でどうやって降りてくんだ?道路ではなくエレ ベーターみたいなのしかない?それだと巨大な発電機とかはどうやって搬入したんだ?まあ地下に関しては結構弱い(大入トンネル位置や十津川の支水路位置など)] またトンネルの狭さは開発時期の古さを物語っていると云えよう。 トンネル脇の看板の一部拡大。 22.3 地上の変電設備。こ の辺。今通り抜けてきたトンネルの下に水路が通っていたようだ。 もう一発トンネルを抜けると正門 諸元 電源開発(株) 新豊根発電所[→こちら参照] 運開:1972.10 ダム水路式・混合揚水式 認可最大出力:1,125,000kW 常時出力:0.0kW 年間総発電電力量:874GWh(8億7,400万kWh)(内、自流分127GWh[14.5%]←混合揚水の比率としては他所と較べてどうなん だ??) 設備使用率:8.86%←低い。。 最大使用水量:646.00m3/s 最大揚水水量:600m3/s 有効落差:203.00m 最大有効落差241.00m、最小有効落差166.00m 最大全揚程247.40m、最小全揚程184.30m 流域面積:136.3km2 取水・上部貯水池:大入川[新豊根ダム]474.00m 放水・下部貯水池:天竜川[佐久間ダム]260.00m 流域面積は136.3km2あるが,大入頭首工から豊川用水方面への取水もあるし,混合揚水として馬鹿でかい規模を持ってるしで自流分は14.5%しかな い。 意味のない比例計算にはなるが,最大使用水量に対して14.5%とすると93.47m3/sとなって流域の標準的な使用水量より遙かにデカい。 最大と最小の有効落差の差から利用水深は80m程ありそうで,有効貯水量:4,040.0万m3 はフルに活用していると云って良さそう♪その割りには設 備利用率は低めの8.9%程度である。毎日揚げ下げしているとは云へ水量的には大した事ないのかも知れない。 <分地峠> この先で,県道古真立佐久間線が分岐するがまともな写真がなかった…orz(→ここ参照) こんな感じで雑に封印されてるけど10年前は封鎖されてなかったようだ(→ス トビュウ2013.10) 新豊根って名前から豊根ダムか豊根発電所があったんだろうなあと薄々察していたが調べてみた ら豊根発電所はあったようだ。 しかも今と同じく大入川から取水して天竜川で発電したのだそうな。佐久間ダムレベルの巨大プロジェクトだと水発の移設もペイするんだな!しかも水車を交換 した様だ。 ここもひろしさん,到達してるw どうやら湯 ノ島(湯ノ嶋)はここらしい。発電所らしきものも水辺に見える(ス トビュウだとこれか!)。RUINSさんの記述だと古真立変電所があるというのにも対応している。随分北の方にあるんだな。。上の分地聚落跡への 県道分岐より先であった。 ぐぬぅ。脇を通った時は気付かなかった。。 [廃 止]中部電力(株) 豊根発電所[wiki] [ひろし][RUINS] 運開:1918年[古河鉱業(株)久根鉱山自家発電用・出力1,070kW] 増設:年代不明 3,450kW 移転:1955.11.5 元の場所より約80m上方に移転(半地下式に)[佐久間ダム建設に伴う] 休止/廃止:1971.12.31/1972.2.15[新豊根ダム建設に伴う] 出力:3,450kW(増設後) 2,300kW(移設後) 水量:2.33m3/s(当初) 2.23m3/s(移設後) 落差:206m(当初) 127m(移設後) 導水:3.5km 水車:ペルトン2台?(当初) ペルトン4台(増設後?) フランシス1台(移設後) 取水:大入川[田鹿堰堤]→現在の田鹿はこ こ。田鹿堰堤は大入川と古真立川の合流点付近にあったか? 放水:天竜川(湯ノ島)→移設後は放水先は[佐久間ダム] 気付かなかったけど写真には撮ってたw よく見ると… 詳しくは現地レポの頁で。 |
大入林道改め県道某号は不通になって久しいようである。。(→入口のみ訪問記w) 22.3 この際,分地峠の県道を開通させて管理支所を佐久間ダム周辺に置けば新豊根発電所経由でもう一寸早く行ける じゃないだ? 利水(発電) ■新豊根ダム貯水池への年平均流入量は約2.7億m3、揚水量は約5.7億m3となっ ており、流入量に対して約2.1倍の量の揚水を行っている。 新豊根ダムの流入量、発電取水量、揚水量、ダム放 流量の概要 新豊根ダムの利水(発電取水)実績 |
一箇所の交叉点に三箇所の通行止情報@豊根村役場前ww
— とはずがたり (@tohazugatali1) June 1, 2023
山奥の県道はもう交通の便に供するのではなく災害復旧事業で土木工事するための道具になっとりますな、、 pic.twitter.com/2Tel0fyAwP
基本資料:中部地方ダム等管理フォローアップ委員会 新豊根ダム
定期報告書(案)2016年12月 [出典:国
交省] ■新豊根ダム管理支所から操作室まで約1時間の移動時間を要する←もうちょっとなんとかならんのか!? しっかしダムを見学に行くだけで大変そうである。。 東栄の別所(本郷)から新野峠迄R151がだらだら山の中を走破してるが,もっと直線で(と 見えるw)r74が結んでいるように見える。 かねがねそう思ってたが23.6に走破を試みてみると 早速(忘れてたが)新豊根ダム管理支所の前を通りがかった。看板ははっきり判ったが建物はどれだったんだ?? 23.6 官舎っぽい古い建物の向こうの一寸新しめの建物かな? |