九頭竜川
水力あれこ れ
陸電水発抄
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利 水スレ
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電 力スレ
)
2020.12.03運開
九頭竜川水系真名川
概要及び上流篇
(21.10訪問)(23.7訪問)
九頭竜川(
流域概要
水 系発電所一覧)
奥越綜合開発
石徹白電源開発
(
+8.9MW)
初期開発・上打波・下打波・東勝原発電所
(+3.2MW)
足羽川
日野川
真名川[(
南:根尾谷
・西:
足羽川
)・
上流篇[
笹生川D
・
雲川D
・
中島第二PS
・
中島PS
・
真名川D
]
・中下流篇[
真名川PS・五条方PS・真名川頭首工
]
・
奥地開発
[
雲川PS
・
中島第三PS
・
五条方PS (改造)
]
河川図
出典:
九 頭竜川水系 上流部ブロック 河川整備計画 2007年 福井県
~笹生川~
笹生川(さそうがわ)ダム[
水力
] [
便覧
]
▲
堤高:76m、堤頂長:215m
総貯水容量:5,880.6万m3 / 有効貯水容量:5,224.4万m3
流域面積:70.7km2(全て直接流域→導水は無いようだ。) 湛水面積: 234ha
着工:1952/竣工:1957.11
河川 九頭竜川水系真名川
目的/型式 FNWP/重力式コンクリート
ダム事業者 福井県
着手/竣工 1952/1957
送水先(取水量・取水位):
中島発電所
(?m3/s・EL.528m)
笹生川ダムへの導水の可能性はまあこんなもん。5.9km2と4.0km2。小さい。。細ヶ谷の取水 点を何故か3箇所取ってるけど2箇所である。面積は測り直してもこんなもんである。
狭くて川の表記もなくなる笹生川の直ぐ北側(仮称・堂ヶ辻山沢)の方は兎も角,細ヶ谷の方はやっても良いかも。
~温見川~
温見峠(→向こう側は
根尾谷
)
21.10
~雲川~
21.10の通過時には見逃している。トンネルでぶち抜いていてダムは後方死角になっていたようだ。
雲川(くもかわ)ダム[
水力
]
▲
堤高:39m、堤頂長:95m
総貯水容量:149.0万m3 / 有効貯水容量:149.0万m3
流域面積:55.8km2 湛水面積: 18ha
着工:1952/竣工:1957
送水先(取水量・取水位):
中島発電所
(?m3/s・EL.528m)
~巣原川~
この辺[
地 理院
・
G ストビュウ
]が中島発電所の取水口としてあやしい。というかほぼ確定か?
北陸電力(株) 中島第二発電所[
水力
]
▲
運開:1992.12.18or1993.3[福井県企業局(2010.3.31陸電に譲渡)]
水路式・流込式
認可最大出力:2,400kW 常時出力: 320kW
年間発電電力量:8900MWH(890万キロワット時)
最大使用水量:1.40m3/s
有効落差:214.82m
水車: 出力2500kW(2520kW)×1台
導水路:総延長856.891m
流域面積:7.2km2[1.94]←面積に対する水量が高い!!・1992年運開である。
早木戸
[1983・1.25・ 325.6m]・
伊奈川第二
[1986・1.67・399.48m]・
北又渡
[1991・1.33・ 256.0m]・
二軒小屋
[1995・1.50・ 283.6m]・
赤石沢
[1995・1.56・ 323.8m]・
平谷
[1996・ 1.26・113.5m]・
荒谷
[1998・2.79・ 273m]なん かと共通するか。
取水:
大 雲谷642.50m
放水:
雲 川421.33m(422,847m)
建屋と背後に伸びる鉄管
21.10
~中島鎌谷川~
この辺[
地 理院
・
G 空撮
]が中島発電所の取水口としてあやしい。というかほぼ確定か?
~真名川~
北陸電力(株) 中島発電所[
水力
] [
DB
]
▲
着手:1953/運開:1957.2[福井県企業局(18,000kW)]/譲渡:2010.3末(北陸電力)/出力増強:2015.5.21 (18,900kW)
ダム水路式・貯水池式
認可最大出力:18,900kW(出力増加前18000kW) 常時出力: 6800kW(出力増加前)
年間発電電力量:約102600MWH(1億260万キロワット時)、別途下流増分約20万キロワット時
年間発電電力量:約102300MWH(1億230万キロワット時、出力増加前データ)
最大使用水量:16.00m3/s
有効落差:136.03m
水車:2台 総出力21200kW
導水路:総延長11812.247m
導水路(笹生川):総延長4926.6m
導水路(雲川):総延長5428.1m
流域面積:141.76km2 (以前は126.5平方キロメートル)
取水:笹生川[笹生川ダム]、雲川[雲川ダム]、他3 計5箇所 (
こ こらか?
・
こ こも怪し
)517.40m(528.000m)
放水:五条方発電所373.60m
真名川ダムをスキップして五条方へ水を直送している(中島発電所及び五条方発電所の運開は1953,笹生川ダムの竣工は1957に対して真名川ダムの竣工 は1979と後補である)。
奥泉PS@大井川(長島ダム
)や
新庄PS@桂川(世木ダム)
や
生田PS@小渋川
と同じである。非洪水期の満水位385mはなんと放水 位373.6mより上だ。。もうここで川とは繋がってないのかな?
真名川(まながわ)ダム[国土交通省近畿地方整備局管轄][
水力
] [
便覧
]
▲
河川 九頭竜川水系真名川
目的/型式 FNP/アーチ
堤高/堤頂長 127.5m/357m
流域面積: 223.7km2 ( 全て直接流域 ) / 湛水面積:293ha / 湛水延長: 12.0km
総貯水容量:1億1,500.0万m3 有効貯水容量: 9,500.0万m3
堤高:127.5m、堤頂長:357.0m
天端標高(非越流頂高):387.5m
洪水時満水位標高:
385.0m
(サー チャージ)
着工:1967.6 / 竣工:1979.3
送水先(取水量・取水位):
真奈川発電所
(15m3/s・EL.348m)→満水時を考えると 348mで放水[
→とは私案
]ってのは結構厳しめかも。。満水位だと中島放水位・五条方取水位の約373mよりも可 成り上。。これはとんでもない事態用ということで通常はどんなに高くても365m(<373m)=平常時最高貯水位ということか。
貯水池容量配分図
出 典:
国交省
(
事業概要pdf
)
10月末の真名川ダム湖。斜面の茶色の部分が普段から水に漬かることが多いと思われるので可成り渇水期の様だ。
21.10
この日は根尾谷の方から辿り着いた(こんな夕方になってやっとw)訳だが,この後真名川ダムの堤体に辿り着く。画面が全体に暗いのはもう晩秋の5時過ぎだ からである。
現地案内図。
ホームページ
で確 認出来る内容だった。(現地看板の内容がホームページで確認出来ないこともあるので評価出来る。)
以下,
中下流篇
・
開発篇
に 続く