御母衣ダム以上 |
上流域(御母衣より下流~成出) |
中流域(境川・赤尾~小牧) |
下流域(小牧より下流) |
『人 工湖、御母衣ダムの環境調査』岐阜県水産研究所 第1表 御母衣ダムの月別(平均)流入量
第2図 ダムの月別水位変動 (註)水位の平均値を標高で示した。 第3図 御母衣ダム縦断面図 |
1961年、鳩谷ダムの上流に電源開発の御母衣ダムおよび御母衣発電所が
完成すると、関西電力は庄川にある既存のダムに対し再開発事業を展開。1967年、祖山ダムに新祖山発電所が、1975年に成出ダム・椿原ダムに新成出発
電所・新椿原発電所が、1980年には小原ダムに新小原発電所が増設された。また、成出ダムと小原ダムとの間には赤尾ダムが建設され、赤尾発電所が
1978年に運転を開始している。 鳩谷ダムにおいても新鳩谷発電所の建設が計画され、関西電力は1998年にその旨を関係各所に申し入れた。新鳩谷発電所は鳩谷ダムの左岸から新たに190 立方メートル毎秒の水を取り入れ、最大12万7,000キロワットの電力を発生するというものである。庄川水系にある水力発電所としては御母衣発電所に次 ぐ出力を誇り、これによって夏のピーク需要をまかなう。水車発電機は2台で、12万6,000キロワットを発生する1号機と、800キロワットを発生する 2号機とで構成。環境に配慮して電力設備の大半は地下に設置される計画だった。 当初の予定では、1999年の夏に電源開発調整審議会上程、2000年8月に着工、2004年2月に運転開始と予定されていた。しかし、2000年度経営 計画の中で新鳩谷発電所の運転開始年度が2010年(平成22年)度以降に繰り延べとなり、2001年度経営計画では2011年度以降とさらにもう1年の 繰り延べとなった。2002年(平成14年)度経営計画では、新鳩谷発電所の名前がついに消えてしまった。岐阜県の資料によれば「平成15(2003)年 5月事業廃止」とあり、計画は立ち消えとなったようである。 |
[私案]新御母衣発電所or御母衣発電所3・4号機? 認可最大出力:200,000kW[+200MW] 最大使用水量:120m3/s 最大出力時有効落差:192.10m 常時出力時有効落差:138.2 m 放水路or導水路:延長8939.8m 流域面積:442.8km2 取水:庄川[御母衣ダム]760.00m 放水:庄川[鳩谷ダム]548.59m |
~加須良川・馬狩谷・白谷・横谷~ 脇の4河川の流域を纏めると発電出来そうな規模になる。 [私案]鳩谷発電所2号機(高落差側) 出力:5,100kW[+5.1MW] 水量:3.0m3/s 落差:200m 流域:21.1km2 導水:サイホン(馬狩谷) 取水:加須良川・横谷・白谷・馬狩谷 670m 放水:庄川[椿原ダム]462m |
発
電 |
貯
水 |
|||||||||
運開 年 |
最大 MW |
常時 MW |
最大 m3/s |
有効 m |
運開 年 |
総量 m3 |
有効 量m3 |
流域 km2 |
満水 位m |
|
椿原[椿原] | 1954 | 38.7 | 23.2 | 70 |
65.3 |
1953 |
2,227.4万 |
578.8万 | 665.7 |
460.5 |
新椿原[椿原] | 1975 | 63.1 | 0.0 | 120 | 62 |
|||||
合計 |
101.8 |
23.2 |
190 |
発
電 |
貯
水 |
|||||||||
運開 年 |
最大 MW |
常時 MW |
最大 m3/s |
有効 m |
運開 年 |
総量 m3 |
有効 量m3 |
流域 km2 |
満水 位m |
|
成出[成出] | 1951 |
35.0 | 19.5 | 79.60 |
53.00 |
1952 |
970.9万 | 318.6万 | 762.3 | |
新成出[成出] | 1975 | 58.2 | 0.0 | 130.0 |
52.95 |
|||||
合計 |
93.2 |
19.5 |
209.6 |
~境川~ 境川ダム[水力] [富 山県] 富山県 総貯水容量:59,900,000立方メートル 有効貯水容量:56,100,000立方メートル 標高 満水位標高:567.600m 低水位標高:504.000m 面積 流域面積:37.7 平方キロメートル 湛水面積: 1.60平方キロメートル 取水:(直)境川・(間)加須良川 富山県 境川発電所[富 山県] ダム水路式・河川維持放流量式 出力:300kW 水量:0.4m3/s 境川発電所[水力] [富 山県][DB] 関西電力(株) 認可最大出力:24,200kW 常時:5,700kW 最大使用水量:13.00m3/s 最大有効落差:216.70m 最小有効落差:158.60m 取水:境川[境川ダム]567.60m→水力さんには加須良川からの取水が記されていたけど確認は出来なかった。 放水:庄川[赤尾ダム]336.70m |
発
電 |
貯
水 |
|||||||||
運開 年 |
最大 MW |
常時 MW |
最大 m3/s |
有効 m |
運開 年 |
総量 m3 |
有効 量m3 |
流域 km2 |
満水 位m |
|
小原[小原] | 1942 |
45.7MW | 0MW | 140.00 |
39.20 |
1942 |
1,174.1万 |
509.9万 |
814.5 |
318.6 |
新小原[小原] | 1980 | 45.0MW | 18.1MW | 100.00 |
52.60 |
|||||
合計 |
90.7MW |
18.1MW |
240.00 |
~湯谷川~ 湯谷川小水力発電所[NNE] 富山県南砺市田向地内 出力 804.2kW 稼働開始 平成31年1月7日 想定年間発生電力量 約4,111MWh(一般家庭約1,200世帯分に相当) 落差 有効落差:73.0m 水量 最大使用水量:1.3m3/s 面積 流域面積:19.7km2 設備 水車 横軸フランシス水車 発電機 三相誘導発電機 (6.6kV・60Hz) 水圧管路 直径800mm 総事業費は約10億円 流域 19.7km2 取水 湯谷川[こ の辺か?] 放水 湯谷川[こ の辺だろう] NiXグループが取り組む国内小水力発電所としての第2号案件 https://www.shinnihon-cst.co.jp/nne/works_3.html 南砺市を流れる一級河川庄川水系湯谷川の水を利用し、稼働した湯谷川小水力発電所は、河川水利用の流れ込み式の発電所で、総落差は約85mです。湯谷川上 流部で取水した河川水は、新規に設置した沈砂池を経て河川沿いの南砺市道に埋設した圧力水圧管路で送水し、湯谷川最下流の庄川合流点付近で圧力水車(フラ ンシス水車1台)により発電を行うものです。構想当初よりNiXグループが、自ら規模の最適化や経済合理性の調査、設計、資金調達、施工を行ってきまし た。最大発電出力は804kW、総事業費は約10億円となり、民間事業者が開発する小水力発電所の中では、比較的大きな規模の発電所となります。 [j-water] [j-water] 2014年1月:系統連系・接続検討申込(北陸電力):発電出力980kWにて提出 2月:系統連系協議(北陸電力):発電出力逆潮流制限700kWを受ける 11月:系統連系・接続検討申込再提出(北陸電力):出力760kWで再提出 3月:発電出力逆潮流制限値700kW→540kWへダウン(北陸電力) 5月:出力制限を考慮した発電規模決定(出力760kW相当)事業採算性検証 [j-water] 【本発電所】 ■kWh当り建設単価 222円/kWh<350円/kWh ■kW当り建設単価 113万円/kW<160万円/kW |
高瀬発電所が 運用を開始 すべて北電に売電 http://www.e-tonamino.com/news/news_detail.jsp?userid=kitanippon&id=34641 2015/1/28 庄川沿岸用水土地改良区連合(山辺美嗣理事長)が建設を進めていた小水力発電所「高瀬発電所」(南砺市高瀬・井波)が完成し27日、運用を開始した。 同 発電所は庄川の合口ダムから取水し、11メートルの落差を生かして発電する。出力は120キロワット。年間の電力供給量は280世帯分に相当し、すべて北 陸電力に売電する。総事業費は2億円。… |