県道・林 道: | 255号端山調子野線 |
258号小谷西端山線 |
256号上蓮小野線 |
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林道大惣線 |
261号菅 生伊良原線・林道白井線 | 260号中野木屋平線・林道太合実平線 |
徳
島県道255号端山調子野線 |
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島県道258号小谷西端山線[wiki]
▲ このr258の終点の(西)端山は将 に吉良発電所のある場所であるが半田川流域と貞光川流域の間の峠(安場峠)に通行不能区間が存在している。 (A):安 場峠西側入口 (B):一 番向こう側(H)と近く迄行けそうな(必要建設区間が短そうな)枝路西側入口(末端部EL410m) (C):r258 西側末端部(既に県道未指定区間)グーグルカー再遠到達箇所(家があってここから未舗装っぽい) (D):横 野方面(I)への山道分岐?・地図では(C)へ繋がってる山道分岐は見当たらず (E):安 場峠東側入口? (F):向 こう側に近そうなヘアピン・山道あり? (G):東 側県道指定終了区間 (H):一 番向こう側(B)と近く迄行けそうな(必要建設区間が短そうな)枝路東側入口(末端部EL413m) (I):高 清方面(D)への山道分岐 結局(J)地 点を介して両地域(貞光川流域と半田川流域)が繋がっているからこのままで良いので有ろう。とはいえ,他が林道を介して正式に繋がってるのにここはそれが 無いようである。流動の細さを示唆するものか? 徳島県道256号上蓮小野線[wiki] △ なお半田川が三俣で岐れるr256は焼堂峠という何やら由来ありそうな峠を経て赤松・切越に繋がっているが,県道としては小 野は阿波半田付近,上 蓮は峠より半田側なので半田川流域の行き止まり県道と云う事になる。 地 理院の県道指定末端点(法令上は起点か)はす とびゅうだとこの辺,更にス トビュウはここまで来ている。地 理院だと此処らか。後少し行っ た所に人家があって車道としてはそれで終わり(G空撮)のようだ。 |
【半田川導水】 流域面積が多雨地帯に100km2もある割りには3.8m3/sしかな い(まあ吉野川に近づくにつれ少雨傾向となる)。もっと利用したい。。例えば投資に際して半田川の方から水を増やすのもありかもしれぬ。 流域を138.1km2にして11m3/s[+7.2m3/s]とかにすると+5.7MW程出来る。 |
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島県道259号一宇古宮線 ここは剪宇(きりう)の聚落を抜け剪宇峠 (wiki:一宇村のかつての東の玄関・1973年5月にこの峠の南で大蛇騒動(5人が同時に大蛇を目撃)が起こったそうなw)を抜けて穴吹側の 北又谷川方面へ至る県道である。それにしても何処から一宇に向かうと此処が東の玄関になるのであろうか??今時の感覚だと東の徳島市から向かうにしても貞 光から南下するような気がする。穴吹から斜めに南西に向かう方が微妙に近かったのかも。 その剪宇峠付近の県道は破線であり未開通の様だ。東 側末端部(グーグルカー到達点)と西 側末端部(グーグルカー到達点)[地 理院]。西 側の山道入口箇所[地 理院]。 西側と東側で道路の設計思想が違う様な気がする・・。 |
~片川~ ▲ 片川沿いには切越発電所の取水設備あり。r304 木地屋赤松線[wiki]が赤松から川にそっているので進 入す る。 片川が貞光川に合流する地点の内,北側が赤松,南側が発電所名の切越の様だ。 入って直後,荒れた雰囲気の廃屋があった。結構立派な鉄筋混凝土造なのだが使い途が無くなったらしい。。 まあ頑丈そうではあるけど耐震基準とか古くてもう使用出来ないのかも知れない。農協の支所かなんかかな? 玄関部分が取っ払われてた。 内山谷川[場 所] △ 途中,作業小屋みたいなもの(スズメバチの巣付き)があって道路脇には何か建物跡のような空き地が有る場所があった。 取水点不明の取水口が何カ所かあるので,探しながら来たのだが支流一つないなと思いながら一応駐車して川等眺める。行きは気付かなかったが帰りがけ,この 付近ちょい上流側で橋脚みたいな色を視認。車を停めて下を覗くと古そうなコンクリート橋と末端部が流されたのか立て掛けられた梯子を発見!林業作業用とは 雰囲気が違う ので多分,水発の施設の巡視路なのだろう。 内山谷に取水口があると推定しても良さそうな気がする。端が流されたか橋桁がなく,梯子が立てかけられてるやっつけ仕事であるw 地図にも書かれてない山道である。此処を重いセメント袋を担いで人夫(なんで俺のATOK変換出来ないの!?差別用語みたいな扱いになってる??)が通っ たのかも知れないと思うと凄みを感じる。 片川ダム △ 行きは上の巡視路も見付けていないので,いい加減見逃したかと不安になる頃にやっと片川取水堰堤が現れる。 ここも自由越流である。取水位は460mなのに490m位ありそうな片川堰堤である。どういう設計?ここで取水して明谷ダムで取水したりもしてたのであろ うか? ここに限ったことでは無いけど随分取水口が高く取られている。ゲートを設置すれば2,3m高い所から取水出来そうではないか。 橋は立入禁止ではない様子だった。山作業用に開放されているのかも。共存共栄である。 山影には雪が残っている。 上流の眺め。綺麗である。 下流の眺め。4月に新車の納車が決まっており,最後の力走を見せてた我が銀色の初代FIT。 取水口はこっちの方が良く解るか。デジカメも交代の時期で未だ使い始めたばかりであった。 地図ではこんな感じになる。概算の領域15.9km2 増強の可能性としては片川の取水堰を増強等はどうだろう?[google][国 土地理院] 先程見た様にゲートを設置すれば良いような気がする。 この片川上流には矢筈山が陣取っていて落合側(r44)へは抜けられない様で ある。 その代わり,以下で見る様に林道を介して半田川流域と繋がっている。
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r261菅生(すげおい)伊良
原(いらはら)線[wiki] R438を南下すると何本か(分断・行き止まり)県道の類を分岐するが,だいぶ南下したEL328m 付近で良い感じの分岐が現れる。 とはいえ分岐部の写真は取り損ねており,分岐後直ぐの橋の上から振り返って撮った写真があるのみ。 これがr261菅生(すげおい)伊良原(いらはら)線である。ヘキサの写真は撮ったのだがこれが偉い傾いとる。ひどいw まあ私の腕が酷いだけでなく実際に標識も傾いてる感じもあるんだけど。。 これは県道指定としては分断している が林道で小島峠を経て祖谷の菅生に繋がって いる。 |
~明谷川~ そしてそのr261が沿うのが今回のメインの目的の一つである明谷ダムである。しばし上 がっていくと樹々の間からちらりと真新しいダムの白っぽい正面が見えてくる。 ゲートレスのその姿を見て,ああ,と一寸悲嘆に暮れる調整力命の私だがまあしゃーない。 馬瀬川の西村ダム,滝波川の小原ダム,姉川の曲谷ダムとゲートレス化の例は 結構沢 山ある。西渡発電所なんかはやる気のある方 だった か。ちゃんと見てくれば良かった(→ちゃんと見て来たw)。 気を取り直して近づいてみる。 堤頂付近 取水口付近。数m増水しても取水可能っぽい。 美しい碧色の水と謎の舞台 改修前のもの? そして利水標。(画像クリックで拡大) 旧ダムはローラーゲートを3門も有した立派なものだったようである。 また明谷ダムでの取水量 は2.78m3/sと明記されててこれはそのまま切越発電所の使用水量と等しいものに成って ゐる。 貞光川の水も一旦は明谷ダムに放流された時短で明谷川の水になるからそこは良いんだけど,もう一方の片川等での取水量は付加的に取り 入れる感じなのであろうか(→その後公文書とか漁る様にな るとこういうのを補給とかいうらしい事が判明した)。 明谷ダムをゲートレス化してしまったので片川系統の 取水量に応じ て本流系統の水量を調整するという小技が使えなくなってしまったと云うことになるのではないか?(くどいけど)残念だ・・。 切越発電所へ送水する各取水口の名前や取水量である が,調べてみると名前と維持放流量は判明した。[徳 島河川国道事務所] 流域面積は概算であり,取水量は明谷ダム以外は判らなかった。
川又取水ダ ムの取水量も 判らなかったがここも2.78m3/sかも知れないと云う気はする。 と云うのも,経験則の10km2で1m3/sの法則に川又取水ダムの流域 29.4km2と明谷ダムからの取水量2,78m3/sが良く合致するからである。 後の取水口 は全て補助的 で川又取水堰(即ち貞光川本流)からの取水が足りない場合の補助って位置づけなのではないだろうか? その川又取水堰からの取水の放水口。ぼこぼこ水を放流してた。
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徳島県道261号菅
生(すげお
い)伊良原(いらはら)線(続) この後小島峠を抜けて祖谷谷の切谷川支流の赤滝川に至る。この時 (22.2)は 小島峠が凍結してて,前を走る大学生ぐらいのお姉さん4人位を乗せたビッツの後を追走していたが,段々雪が積もってきて,遂にスタック。こちらも停まった ら同じ様に動かなくなって,二台で物凄い苦労してチェーン嵌めて転回して引き返してきた。苦労しすぎて写真も撮るの忘れてた。こちらも発電所見にこんな季 節にこんな場所を走ってたのだけど,ビッツのお姉さん達も何処に向かっていたのか謎である。愛媛ナンバーだった。 その後,天下の国道のR438経由で名頃へ再挑戦するものの凍結で引き返してきて結局松二と池田ダム を見て帰って来た。 この分断部分の林道は白井線という様である。未だ発電趣味等欠片も持 ち合わせてない数年前に奥祖谷の方迄息子連れて遠出した時に帰りがけ此処を走った事があったが,その時にもっとあちこち見ておけば良かったw その時は材木満載のトラックの後と延々と追走させられた。材木が引っ掛かって転がり落ちてこないかハラハラしたのを憶えている。 出典:とくしま林道ナビ 白井線で行き着く祖谷川側は赤滝川であり,更に霧谷川となりこの辺から県道指定されているようだが霧谷林道との分岐手前の赤滝川を渡る橋の手前(祖谷谷寄 り)にr261のヘキサがあった。 暫く下れば祖谷川である。 |
~瀬開谷(貞光川)~ 徳島県道260号中野木屋平線[wiki] ▲ 起点の"中野"はこ こらにある。此処も途中が途切れていて林道が繋いでいる。此処は林道太合実平線と云 う様だ。 |