電 力総研 水 力あれこれ
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
20.9.28運開

天竜川上流域の発電所(→下流篇中流篇)

流域降雨量 下流域[船明ダム・気田川・秋葉ダム・水 窪川・大千瀬川・佐久間ダム・大入川] 平岡地区遠山川和知野川万古(まんご)川泰阜地 区'(天 竜峡)・米川阿知川(阿智川)[→別頁]上流域(飯田)松川小渋川・小川川・南 向発電所与田切川[再開発]・中田切川・小田切川・大田切川【増強(+27.6MW)】・犬田 切川・伊那 谷地区(沢川(箕輪)・横川)・三峰川・諏訪湖]

小田切川・中田切川・太田切川に犬田切川迄ある。片桐ダムは無関係?

22.10平岡ダム看板

流域の降雨量はこんな感じ
出典:天竜川上流河川事務所

飯田盆地を中心に1800mmを下回る地域が目に付くが,南アルプスの山間部に入れば1800mm更には2200mmもある。更に中央アルプス側は最高 3000mmもある多雨地帯である。




(松 川合流)…この辺からEL.400mで取水出来ないかなと検討した跡w
堤防は400m程迄嵩上げして395m地点位で取水出来るとお洒落。


松川第四発電所2.78m3/s

松川発電所5.5m3/s



(飯田市街)

~小川川~

上流には三遠南 信道[道路族]の 矢筈トンネルがある。いよいよ道路も全通が近づいて道路族の方も更新したいけど,いつかにぬけんと息子と帰省の途中で現地調査に行って橋脚の写真とか撮っ たんだけどその時の写真は何処行っちゃったかなあ・・(にぬけんの結婚前でまあの誕生後だから結構時期は限定出来る筈なんだけど。まあが帽子を川に落とし て拾ったことや橋脚に巨大なスズメバチの巣があったり色々記憶には残っているけど写真が見当たらない。。先日草木トンネルは息子を連れて再訪した。)
23.4には矢筈トンネルを通過。蜂の巣は健在だったw

砂防ダムは河川法上のダムの扱いでは無いのだそうな。またもう土砂に埋まって貯水機能は殆ど無いらしい,,

年間降雨量は1600~1800mm程度と心許ない感じ

矢筈砂防ダム[地 理院][「長 野県防災史2020」写真集][遍路[手当次第]
矢筈砂防ダム 小川川(喬木村矢筈)
昭和48 年度~昭和53 年度←着工/竣工?
堰堤高33m 堤長110m 堤体積46,846m3 重力式砂防堰堤
流域:10.47km2 水位:829m

巨大な堰堤。魚道的ものはないからアユなどの遡上は出来そうに無い。まあ下流で船明~泰阜の5ダムで分断されているので今更遡上も糞もないのか。
23.4

割と満杯な湖面




小渋第二発電所(8.0m3/s)→小渋川参照

生田発電所(14m3/s)→小渋川参照



(片 桐松川)

片桐ダム[便覧
河川     天竜川水系松川
目的/型式     FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     59.2m/250m/211千m3
流域面積/湛水面積     15.1km2 ( 全て直接流域 ) /10ha
総貯水容量/有効貯水容量     1840千m3/1310千m3
ダム事業者     長野県
着手/竣工     1976/1989
>松川は土砂の流出が多いため、松川湖上流には砂防ダムがいく つも設置されている。…片桐ダムの堤体中央に位置する常用洪水吐は、排砂機能が付加された設計になっているという。




~小渋川~

小渋川合流…50MW近い電力容量を持つ本流格である。



■中部電力(株) 南向発電所[水力
所在地:長野県上伊那郡中川村葛島
運開:1929.4[天竜川電力(株)](電力王福沢桃介が最後に手がけた発電所とのこと[桃介は1928に実業家引退宣言])
水路式・流込式
認可最大出力:26,700kW      常時出力:10,100kW[37.8%]
最大使用水量:37.70m3/s[0.21]
有効落差:79.35m
水車:2台 総出力13800kW
導水路:総延長10534.9m
流域面積:1793.0km2
取水:天竜川[南向ダム]550.00m
放水:天竜川464.74m

>ダムは水量調整の機能を持ち、この貯水により渇水期でも最大出力での発電が1日4時間以上可能である。フランシス水車・発電機を各3台(うち各1台は予備)設置[wiki(天竜川電力)・一次資料としては日本動力協会『日本の発電所』中部日本篇、工業調査協会、1937年
とのこと。

(与田切川合流[EL.519m])
~与田切川[TWTW] ~

長野県企業局  与田切発電所[水力
所在地:長野県上伊那郡飯島町七久保
    昭和61(1986)年4月11日:運用開始
水路式・流込式
    認可最大出力:6,300kW      常時出力:1,100kW[17.4%][DB]→920kW[長野県]
    最大使用水量:2.40m3/s[1.33] 常時:0.37m3/s
有効落差:321.32m [DB]→最大321.30 m 常時 329.85 m[長野県]
    水車:横軸ペルトン水車 出力6580kW×1台  発電機:7000kVA
    導水路:総延長1708.5m
     流域面積:18.0平方キロメートル
    取水:与 田切川1245.37m←高い!
    放水:与 田切川912.80m

与田切発電所過去10 年 供給電力量実績(出典:長 野県)
年度
供給発電量実績
(MWh/年)
2007(H19)
23,255
2008
20,873
2009
23,779
2010
22,727
2011
21,146
2012
19,181
2013
20,925
2014
18,570
2015
 23,797
2016
 21,006
2017(H29)
23,121
平均(稼働率)
21,671 (39.3%)

出典:長 野県

(出典:長 野県)


現在,改修工事中である。またそれに併せて上流に発電所も新設と,な かなか意欲的である♪惜しむらくは上流の発電所の規模が小さいという点。
出典:与 田切発電所 大規模改修工事 - 長野県

オンボロ沢には問題があるようだ。
>与田切発電所は、与田切川本川と支流オンボロ沢の合流点から約200m 下流で取水しているが、オンボロ沢では出水のたびに大量の 土砂を含む濁水が発生し、水路の堆砂防止及び水車ランナーの摩耗防止のため取水を停止しなければならない状況である。(過去10 年間の濁水による洪水停止実績:平均688 時間/年(28 日/年に相当))出典:与 田切発電所 大規模改修工事 - 長野

詰まり,オンボロ沢を避 けて取水するこの発電所を建設する事で与田切発電所の取水停止も避ける事が出来るという訳か!阿智川で出水時に取水を停止してたのも濁水で 水路の堆砂及び水車ランナーの摩耗の被害を避けてたのであろう。
沈砂池をデカくしたりなんか対処して出水時にも発電出来る様に出来無いものか。強風だと:発電取り止める風力発電にも似たもどかしさを感じる。自然相手は 大変である。オンボロ沢の最上流には百間ナギ(→ 地理院)なるものがある(→ナギとは例えばこれ)。 この辺から土砂が流れ込んでしまうのかも。

与田切発電所取水堰堤
堤高:1.980~1.950m
堤長:15.0m
取水口:越流頂水平スクリーン式

[建設中!]長野県企業局 越百のしずく発電所[長野県]→ 名前キモイ
所在地     長野県上伊那郡飯島町
最大出力(予定)     約1550kW
最大使用水量(予定)     1.80㎥/s[1.51]
最大有効落差(予定)     約100m
型式(予定)     流込式・水路式
.水車型式(予定)     ターゴインパルス式水車
運転開始(予定)     2024年
流域面積:11.9km2
取水:与田切川
放水:与田切発電所

新発電所の取水量は(流量の資料を持たないしあっても解析出来ない私が水量の近似として使用する)流域面積に対する比率は1.51とかなり高めである。こ れは自ら発電するのみならず,与田切発電所(有効落差320m超!)と合計で400m以上の落差を 発電に使えるが故の強気の数値である。
流況図は以下の如し。
オンボロ沢他を省くことで流域面積は18.0km2から11.9km2と6.1km2減と約2/3に減るが水量は思った程減ってない様に見える。(マウス オーバーで既存施設での流況図)
出典:与 田切発電所 大規模改修工事 - 長野県

折角なのでこの上からも開発出来無いだろうか?
与田切PSの取水位が1245.37mで 越百しずくPSの有効落差が100m程なので,放水位は1350m程。200mの落差を取ると1550m付近からの取水となる。一寸厳しいかな。。


●南向(みなかた)ダム[DB
場所:長野県駒ヶ根市[551m
所有:中部電力(株)
目的:発電(→南向発電所37.7m3/s)
種類:取水堰
貯留量:0.0m3?
堤高:7.57m 堤頂長:123.51m 
  (主要取水設備) 材質             鉄筋コンクリート
  (主要取水設備) 高さ     (m)       7.57
  (主要取水設備) 堤頂長     (m)       123.51

wikiに拠ると渇水期でも最大出力での発電が1日4時間以上可能→南向発電所]だそうである。南向ダムに貯留量の設定は確認出来てないし発電所も流込式の様だが,使用水量が37.7m3/sで4時間ということは54.3万m3程の貯留はあるということになる。
取水堰堤でもこれくらいの貯水量があると便利である。

◆落差:30m

□大久保発電所[水力
所在地:長野県駒ヶ根市東伊那[場 所]
所有者:中部電力(株)
運開:1927年[天竜川電力(株)](天竜川本流に出来た初めての発電所とのこと)
水路式・流込式
認可最大出力:1,500kW      常時出力:740kW
最大使用水量:33.39m3/s
有効落差:5.70m
水車:出力1746kW×1台
流域面積:1571.4平方キロメートル
取水:天竜川[大久保ダム]587.58m
放水:天竜川581.52m

(中田切川合流[EL.542m])
~中田切川~



○大久保(おおくぼ)ダム
所有:中部電力(株)
種類:取水堰
貯留量:0.0m3?

~小田切川~



初めて出来た発電所だけに大量の利水権を確保している割りには物足りない。こんな感じで取水と放水をずらしてリプレースできないかな??

■新大久保発電所
最大出力:4,100kW[+2.6MW]→大久保は廃止で
最大使用水量:33.38m3/s
有効落差:15m
導水:2.97km
取水: 天竜川(590m)
放水:天 竜川(571m)

天竜川本流の発電所はこれで最後である。(春近発電所(→高遠川参照=未作成)は高遠川からの導水である。)

(太田切川合流[EL.579m])
~太田切川~

ノォマークだったけえが凄いの二連発やんけ!新大田切発電所放水位918mから天竜川迄未だ400m位あるのでぶちかましたい。とおもったけど新大田切は 扇状地の起点にあって,こういうのは基本やりにくいやつや,,(松本盆地には基本発電所なし→梓川穂高川高瀬川。一方富山平野では発達している→黒部川常願寺川(豊水橋189.91m)・神通川(神三ダム86m)・庄川(合口ダム105.69m)・早月川・片貝川etc)
まあ意外に短距離で途中の水路に送り込めそう。勿論,配慮は必要。放水点から小田切川への潅漑用水路なんかも必要かも知れない。



[私案]宮田発電所
出力:11,900kW[+11.9MW]
水量:6.7m3/s
落差:210m
流域:12.1km2(間接:44.3km2)
導水:5.1km
取水:大田切川・新大田切発電所・新大田切余水吐・黒川・寺 沢 EL.923m
放水:大沢川699.0m

中部電力株式会社 新太田切発電所[水力
所在地:長野県上伊那郡宮田村新田
運開:1958(S33).12[旧発電所・運開:??(大正期)・伊那電気製鉄(株)1500kW]
水路式・流込式
認可最大出力:14,100kW(以前は14,000kW)      常時出力: 3,700kW[26.2%]
    最大使用水量:5.50m3/s[1.24]
    有効落差:315.0m
    水車:立軸ペルトン水車 出力15000kW×1台
    導水路:総延長5013.42m
    発電所標高: 923m
    流域面積:44.3km2
    取水:中御所川、太田切川、黒川 1246.60m
    放水:太田切川 918.00

>昭和33年(1958年)12月に旧発電所に使用していた中御所川(上流約5km)と大田切川(上流約10km)の水に黒川(上流約5km)の取 水を追加して現位置につくりかえられました。
>発電機は50/60Hzの両用機で昭和50年代までは東京方面にも送電していましたが、
とのことである。

上流の中御所発電所と比較すると最大使用水量が見劣りする。ここは増強したい。

[増強私案]新太田切発電所
水路式・流込式
認可最大出力:20,500kW[+6.4MW]      常時出力: 3,700kW[18.0%]
    最大使用水量:7.9m3/s[+2.4m3/s]
    有効落差:315.0m
    水車:立軸ペルトン水車 出力15000kW×1台+6500kW×1台(新設)
    導水路:総延長5013.42m
    発電所標高: 923m
    流域面積:44.3km2
    取水:中御所川、太田切川、黒川 1246.60m
    放水:太田切川 918.00

次の中御所も中電得意の高落差大水量(流域当たり)の発電所である・1980年運開と一連 のさきがけとなった感じである。

中部電力株式会社 中御所発電所[水力
所在地:長野県上伊那郡宮田村新田
    昭和55(1980)年9月:運用開始
水路式・流込式
   認可最大出力:10,200kW      常時出力: 1,900kW[18.6%]
    最大使用水量:4.00m3/s[1.74]
    有効落差:310.28m
    水車:立軸ペルトン水車 出力10500kW×1台
    導水路:総延長5,396.25m
    流域面積:23.0km2
    取水:中御所谷、黒川 1,571.40m
    放水:中御所谷[新大田切発電所]1,250.0m

本谷から取水して増強出来そう(冒頭の地図に既にこっそり書き込んであるw)。導水路3.3km で追加流域5.7km2。(まああんま効率的では無いのは認めざる得ないが。。それでも3.1MW強化出来る)

中部電力株式会社 中御所発電所[水力]
水路式・流込式
   認可最大出力:13,300kW[+3.1MW]
    最大使用水量:5.2m3/s[+1.2m3/s][1.81]
    有効落差:310.28m
    水車:立軸ペルトン水車 出力10500kW×1台+3200kW×1台(新設)
    導水路:総延長5,396.25m+3.3km=8.7km
    流域面積:28.7km2 (+5.7km2)
    取水:中御所谷・黒川・本谷 1,571.40m
    放水:中御所谷[新大田切発電所]1,250.0m

もう一発上を狙えそう。



[私案]北御所発電所 or しらび平発電所 [←名称は発電所の位置に依存]
出力:6,200kW[+6.2MW]
水量:2.6m3/s
落差:280m
流域:13.05km2
導水:4.63+1.05=5.68km
取水:伊 勢滝黒 川日 暮ノ滝濁 沢1,860m
放水:北御所川[中御所発電所]or中御所川[中御所発電所]1,570m



(犬田切川合流[EL.613.m])
~犬田切川~





(

~三峰川~

三峰川分岐625m)→50MW近い容量を持つもある。。


[私案]箕輪発電所
出力:5,700kW[+5.7MW]
落差:174m
水量(流域):4.0m3/s (38.2km2)
取水:沢川[箕輪ダム]850m
放水:天 竜川672m

(沢川分岐686m)
~沢川~

長野県企業局 信州もみじ湖発電所[長 野県]←名前キモッ(;´Д`)
    所在地:長野県上伊那郡箕輪町
    最大出力:199kW
    年間発電電力(計画):1,100千キロワットアワー(約310世帯分)
    最大使用水量:0.47m3/s
    最大有効落差:52.00m
    型式:ダム式
    水車型式:横軸フランシス
    運転開始:2021年6月1日


箕輪ダム[旧称:沢川ダム][便覧
河川     天竜川水系沢川
場所: 850m
目的/型式     FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     72m/297.5m/307千m3
流域面積/湛水面積     38.2km2 ( 全て直接流域 ) /35ha
総貯水容量/有効貯水容量     9500千m3/8300千m3
ダム事業者     長野県
本体施工者     飛島建設・日本国土開発・戸田建設
着手/竣工     1974/1992




[私案]横川発電所
出力:7,700kW[+7.7MW]
水量:4.5m3/s
落差:207m
導水:7.55km
取水(流域):小横川堰堤(11.1km2)・横川 ダム(38.8km2)909m
放水:天 竜川(698m)

辰野で分岐する横川の迂回を利用した段差。


(横川川分岐713m)
(辰野市街)
~横川川~

~小横川~ 
小横川取水堰[場 所]  
取水位:908m

横川(よこかわ)ダム[便覧
河川     天竜川水系横川川
目的/型式     FN/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     41m/282m/105千m3
流域面積/湛水面積     38.8km2 ( 全て直接流域 ) /14ha
総貯水容量/有効貯水容量     1860千m3/1570千m3
ダム事業者     長野県
本体施工者     大成建設・大本組
着手/竣工     1972/1986


伊那市で有名な三峰川を岐(わけ)て,その後は辰野で横山川を岐ると程なく諏訪湖である。
川岸→辰野ぐらいでは落差30m,が精々であって,水量がどの程度取れるかは不明だけどパンチには欠ける。。


(諏訪湖)釜口水門[国 交省

1. 諏訪湖の概要
・面積 13.3km2 ・周囲 15.9km
・容量 62,987千m3/s ・流域面積 531.2km2
・流 入 河 川 31河川・流出河川 1河川(天竜川)
・水位調節施設 釜口水門・管 理 者 長野県

2.釜口水門
・ 役割:洪水時の調節及び平常時の湖水位維持や天竜川への放流管理
・ 旧釜口水門(S11完成) → 最大放流量200m3/s
・ 新釜口水門(S63完成) → 最大放流量600m3/s
・ H13.6より暫定400m3/s放流の新操作規則で運用

4.諏訪湖の利水・管理
・釜口水門にて諏訪湖の水位及び天竜川への放流量を管理
計画高水位 2.20m(EL.760.245m)
常時満水位 1.10m(EL.759.145m)
制限水位 0.75m(EL.758.795m)
計画最低水位 0.50m(EL.758.545m)
維持放流量 8.4m3/s

2.1 諏訪湖のなりたち
諏訪盆地の原形は、1 3万年ほど前にできあがりました。諏訪湖の成り立ちは、
① 山活動でできた火口湖
② 八ヶ岳噴出以前に諏訪盆地に滞水して湖をつくり富士川流域に注いでいたものが、八ヶ岳の噴火によって現在の川筋に変えられた。
③ 間氷期の雨量と流水量の増加に加え大地の変動動により、塚間川の扇状地が形成され1万8千年前以降天竜川がせき止められ、諏訪湖ができた。

と諸説があります。諏訪湖は、古墳時代から平安時代にかけて最大になり、その後は減水縮小して現在に至ったと考えられています。