御母衣ダム以上 |
上流域(御母衣より下流~成出) |
中流域(境川・赤尾~小牧) |
下流域(小牧~合口ダム) |
合口ダム以下
(農業用水) |
堰堤(と看板) |
|
取水口 |
細い道を辿ってアプローチ。 |
|
川沿いの道はクルマは入れないようだった。 |
なんか土俗の要素が交じって変な雰囲気に。厄払鯉の放流場だと。 |
|
萎え萎えで適当に撮ったのでブレブレの鯉 |
毒気に当てられてげんなりしながら這々の体でやっとマッシブな堰堤が見
えてきて利水の現場に辿り着く。 3m位は水位上げて親水公園は全部沈めてしまうべき だヽ(`Д´)ノ (…いやまあ人は一杯いたし公園としての役目は結構果たせてる様だったけど。。) |
|
流木選手権大会会場の水路のドン詰まり。 |
【和田川綜合開発】 ▲ ~和田川共同用水~ 関西電力株式会社 雄神発電所[水力][明 電舎] 運開:1967.3 ダム水路式・調整池式 認可最大出力:14,000kW 常時出力:4,422 kW[31.6%] 最大使用水量:90.00m3/s 有効落差:18.22m 設備:水車 出力15000kW×1台 水車はカプラン式,最大出力15MW,回転速度150rpmで発電機直結である。運転は上流4kmの小牧発電所か らの遠方制御 導水路:総延長1204.0m 流域面積:1,113.0km2 取水:庄川[庄川合口ダム(小牧発電所138.74m3/s)]→和田川 共同用水路105.7m 放水:和田川共同用水路・庄川(こ こらで分岐[地理院])85.0m 現状では水量はどでかいが,落差は20m以下である。 取水先を小牧ダムからにする事で高低差を付けて発電容量を増やすことが可能になりそう(新小牧or新雄神的な発電所の建設)だが,小牧発電所を経由出来る 水は減るし,導水距離は小牧発電所より長くなるしその様な水量の余剰がありそう(小牧PS放流水量<合口D取水量)だが,ペイするのかどうかは不明であ る…。 上流での利賀ダム等の建設で水量を増やす事が出来たらの課題だな~ 和田川用水への放水門? 21.9 庄川への放水路? 正門?富山県企業局とある(発電所は関電) 下流の庄東第一・第二は富山県企業局である。ここの取水設備から県企業局の管理という訳か。 富山県企業局 庄東第一発電所[水力] [場 所] 運開:1968.11 水路式・調整池式 認可最大出力:24,000kW 常時出力: 6,700kW[27.9%] 最大使用水量:70.00m3/s 有効落差:42.03m 水車:立軸フランシス水車 出力25700kW×1台 導水路:総延長7339.4m、主要導水路 幅7.80m×高5.30m、延長5441.3m 取水:和田川共同用水路[庄川合口ダム]85.20m 放水:和田川 38.00m ~和田川~ 和田川ダム[旧名]島新ダム(しましん) [水力] [便覧][富 山県][wiki] [地 理院] 河川 庄川水系和田川 目的/型式 FAWIP/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 21m/137m/23千m3 流域面積/湛水面積 34km2 ( 全て直接流域 ) /40ha 総貯水容量/有効貯水容量 3070千m3/1900千m3 ダム事業者 富山県 着手/竣工 1962/1967 >和田川総合開発事業の一環として、1962年(昭和37年)から1963年(昭和37年)に調査が実施された。 >ダムに流入する水のほとんどが庄川用水合口堰堤からの取水で庄川の水の流域変更に伴う分水問題が発生(とは註:庄川の水を和田川に持って行くこと で既存の庄川の流域の水不足が発生?)し水利権に関わるとしてダム建設反対運動が発 生したが、県は用水側取水実績の最大水量を認め、不足の水を境川ダムや利賀ダムの建設により補うことで決着となった。 [wiki] 富山県企業局 庄東第二発電所[水力] 昭和43(1968)年12月:運用開始 ダム式・調整池式 認可最大出力:7,400kW 常時出力:3,000kW 最大使用水量:50.00m3/s 有効落差:18.15m 水車:立軸カプラン水車 出力3920kW×2台 流域面積:1147.0平方キロメートル 取水:和田川[和田川ダム]43.50m 放水:和田川[こ こ]24.50m |
庄東土地改良区[水
土里] ▲ 出典:[水 土里]
~右岸幹線用水~ 完成:2011.9/運開2012.10 水路式・流込み式 認可最大出力:190kW 常時出力:130kW 年間発生可能電力:1280MWH(128万キロワット時) 最大使用水量:5.400m3/s(4月15日~8月31日) 使用水量:5.272m3/s(9月1日~9月15日) 常時使用水量:3.508m3/s(9月16日~5月14日) 有効落差:4.55m(最大使用水量時) 有効落差:5.05m(常時使用水量時) 水車発電機:立軸プロペラ水車+全閉水中型立軸三相交流誘導発電機×1台 導水路:総延長7339.4m、主要導水路 幅7.80m×高5.30m、延長5441.3m 放水路:幅1.5m×高2.8m、総延長34.350m 取水:右岸幹線水路[庄川合口ダム] 放水:右岸幹線水路 ~針山六ヶ用水~ 庄川沿岸用水土地改良区連合 安川発電所[水 力][SV (建屋と利水標)・SV (正面と看板)] 所有:富山県農地林務部[運開]-庄川沿岸用水土地改良区連合[現在] 昭和62(1987)年12月:完成 水路式・流込み式 認可最大出力:640kW(灌漑期)/360kW(非灌漑期)[56.25%(対潅漑期)] 平均年間発生電力量:約4060MWH(406万キロワット時) 最大使用水量:4.00m3/s(灌漑期)/2.06m3/s(非灌漑期)[51.5%(対潅漑期)] 有効落差:20.70m(灌漑期)/23.30m(非灌漑期) 水車:横軸単輪単流フランシス水車×1台 導水路:右岸幹線用水路 延長5589.1m 水圧鉄管:内径1350mm、延長403.5m×1条 放水路:延長40.00m 取水:庄川[庄川合口ダム]106.206m→右岸幹線水路(上部水槽水位標高:89.165m/水車中心標高:69.305m) 放水:針山口・六ヶ(箇)用水[SV・地 理院]64.796m 富山県企業局安川操作所[G 空撮・GSV] から取水している様にも見える。地 理院に拠ればここに接続しているのは雄神PS放流水の流れている和田川共同水路で標高は82m。安川発電所の取水位より低い。矢張り取水している のは右岸幹線水路であり,こ ちらなのであろう。また途中に東電の調整池にありそうな方 形の溜池がある(地理院)が,標高は72mとこちらも関係なさそう。 安川操作場遠 景[SV]。安川発電所の水圧鉄管は埋設されているのか全く気配がない。1987年完成と古く,埋設物の推定に便利な舗装工事の跡等既に消えて仕 舞ってる感じか? いずれにせよ,後から追加された並行して建設された和田川共同水路(庄東第一PS1968運開・島新ダム1967竣工・庄東第二PS1968運開)に対し てより古くからちょっと高い位置にあったと思われる右岸幹線水路(合口ダム竣工1939)から取水してた針山口・六ヶ(箇)用水が1980年代後半に農水 省の補助金で小水力を設置したものなのであろう。 針山用水と六箇用水(と庄川放水路?)の分流点はこ こ(地理院・EL.51m)の様である。こ の辺で庄川や谷内川の水を追加しつつ落差13m・導水距離3km程で発電出来るが一寸ペイしないかな?安川発電所の水車中心と放水位が5m程もあ るけどもっと放水位,下位の発電所の取水位を高く出来無いものだろうか?? 芹谷野発電所 位置:射水市串田新185-1 取水口:射水市串田新(上野)地先 出 力:最大出力 89kw 常時出力 53kw 最大使用水量: 0.52㎥/S 有効落差:23m 年間発生電力量:616Mkwh 三合新発電所 位置:砺波市芹谷108-2 取水口:砺波市芹谷191-1 出 力:最大出力 78kw 常時出力 53kw 最大使用水量: 0.33㎥/S 有効落差:30.4m 年間発生電力量:588Mkwh |
庄西土地
改良区[水土里] ▲ 維持管理水路 水路延長・・・84.5km、管理受託区間2.6km含む(31路線、16分水場) 水路構造・・・三面張りコンクリート水路、勾配1/400~1/500、落差工511か所 ~左岸幹線水路~ 関西電力(株) 中野発電所[水力] 運開:1939(S14)/.12.13[日本発送電(株)] ダム水路式・調整池式 認可最大出力:6,700kW 常時出力:1,650kW[24.6%] 最大使用水量:44.52m3/s 有効落差:17.66m 水車:立軸カプラン水車×2台 総出力8400kW 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台 導水路:総延長1369.5m、主要導水路 圧力トンネル 口径4.39m、延長1369.5m 放水路:幅8.39m×高2.88m、口径4.70m、総延長1799.6m 取水位標高:105.70m 放水位標高: 85.00m 流域面積:1113.0平方キロメートル 取水:庄川[庄川合口ダム]→左岸幹線水路 放水:左岸副水路、舟戸給水路、庄川 庄川沿岸用水土地改良区連合 中野放水路発電所[水力] [場 所] 運開:2015.5.28[庄川沿岸用水土地改良区連合] 水路式・流込式 認可最大出力:500kW 年間発生可能電力量:2049MWH(204万9千キロワット時) 最大使用水量:13.0m3/s 常時使用水量: 2.14m3/s 最大出力時有効落差:4.82m 常時出力時有効落差:5.86m 水車:横軸バルブ(カプラン)水車×1台 導水路兼沈砂池:延長70.000m 取水位標高:80.977m 放水位標高:76.477m 水車中心標高:75.177m 取水:中野放水路[中野発電所] 放水:庄川 ~庄西幹線水路~ 新明発電所[小 水力][小 水力] 発電所名 新明発電所 使用水路 河川 地点情報 都道府県 富山県 発電所所在地 富山県砺波市新明291 水系 庄川 河川名 庄川 技術諸元 水車形式 S形チューブラ水車 発電機形式 横軸三相交流誘導発電機 最大使用水量(㎥/s) 8.5 有効落差(m) 10.75 出力(kW) 700 事業諸元 運転開始年月 2018/7/13 FITの認定(有・無・不明) 有 用途(自家消費、余剰売電、全量売電、不明) 全量売電 2018/7/19掲載 庄西用水土地改良区(砺波市)が建設した新明発電所の竣工式は18日、同市新明の現地で行われ、関係者が農業用水路を有効活用した小水力発電所の稼働を 祝った。北陸電力への売電収入を施設の維持管理に充てる。 庄西幹線用水小水力発電(工事中)庄西土地改良区] 団体営地域用水環境整備事業「庄西幹線用水地区」(小水力発電事業) 事業の概要 予定工期 建設期間H26~31 発電予定 H30.5 (北陸電力へ売電) 発電出力 最大(かんがい期8.5㎥/s)700kw (非かんがい期) 4.5㎥/s、470kw 総建設費 24億円(H28.4現在) 補助率 国50%、県10%、土改40% 総落差 最大(かんがい期)15.16m、(非かんがい期)15.43m 有効落差 最大(かんがい期)10.75m、(非かんがい期)13.94m 使用水量 最大 8.5㎥/s 常時 4.5㎥/s かんがい期 8.5㎥/s、非かんがい期 4.5㎥/s 水圧管路 延長2,145m 規格 FRPM管,内径2.2m 水車 S型チューブラ 年間発生電力量 4,290Mwh 発電所 砺波市新明291他 |
庄川上流用水土地改良区
▲ 【南砺用水庄川サイフォン水管橋】[庄川上流] 出典:相川上流 こ れ[G]やんけ。またしても地下の敗者(←陸の王者の逆)地理院にやられた(記 載が無いどころか小 牧発電所途中分岐みたいに描いとる…)。 ~共同用水路~ 示野発電所は示野用水にはなく,共同用水路から分岐する二万石用水に位置しているようだ。 場所は謎めいていて,グーグルは何 も無い場所[ここ]を指定しているw 探してみると多分こ れ(調圧水槽)。正面に回って見ると確 認(SV)出来る♪農水省の補助事業で出来た様だ。。調圧水槽も見に行ける(SV)。 脇の遊歩道は恐らく加越能鉄道跡(地 理院)。なんか県道に指定されている!?と思ったけど全国で税金の無駄遣い濃厚な自転車険道の様だ(近 くの車道の県道との交叉部のSV)。 庄川上流用水土地改良区 示野発電所[水力] 着工:1997.10[富山県農林水産部] 所有社変更:1997.10(庄川沿岸用水土地改良区連合・現庄川上流用水土地改良区) 運開: 1999.1.25 ダム水路式(合口ダム取水扱いということか)・流込式 認可最大出力:550kW 平均年間発生電力量:約2,398MWh (設備稼働率:49.8%) 最大使用水量:8.63m3/s 有効落差:8.29m 水車:立軸水中タービン水車×1台 取水:庄川[庄川合口ダム]→共同用水路 放水:二万石用水幹線水路 http://sjyt500.s1007.xrea.com/works2.html 庄川合口堰堤から取水した用水は、共同用水路(圧力管路:約 1.3km)を経由し、砺波市庄川町示野地内の分水場から二万石用水幹線水路(最大15.5 ㎥/s取水) に分水しています。 示野発電所は、この分水場の遊休落差 約8m、最大流量8.63㎥/sで最大出力550Kw、年間発生電力量 2,398,000Kwhの発電を行います。 当初、県営かんがい排水事業で建設され、平成11年 1月25日より運用を開始していましたが、運用開始より20年が経過し、電気設備の老朽化により故障が多発していたため、電気設備の更新工事を実施しまし た。この更新工事の実施により、令和5年5月2日より固定価格買取制度が適用され、売電単価が21円/Kwh(税抜)になり、組合員の負担軽減に寄与する ことができます。 ~新用水幹線水路・山見八ケ用水~ 高瀬発電所[小 水力] 富山県南砺市高瀬501[ス トビュウ・地 理院] 運開: 2014年12月24日 出力: 199kW 最大使用水量; 2.68m3/s 有効落差: 8.73m FITの認定: 有 水車:縦軸プロペラ水車 取水:庄川[合口堰堤] 放水:新用水幹線水路?(SV)
高瀬発電所は合口堰堤(EL.106m)から高瀬の揚水機場(EL.95m) 迄の総落差約11mの圧力導管水路を用い た発電所と思われる。 山見八ケ用水はこの辺で合口用水の取水位と殆ど差がなく,自然流下での給水が難しく揚水となった様だ。 |