更に調べて行く水路と発電所が書き込まれた地図も発見。幹線水路は下で詳述 出典:滑 川市 用水路の模式図もその後の調査で発見 【早 月川地区用水系統模式図(1997年水利権更新に拠る)】 あと,これは最強の資料だ! 探せばみつかるものである, 出典:水 土里 上の地地図にも現れてるが,現代に於ける代表的な設備は幹線水路とそのトンネル(早月隧道)である。 出典:水 土里 下椿用水路の出口はこ こ。上の全体図の飛び地が下 椿のようである。これとは別の下流での渡河地点はこ こ。 蓑輪頭首工→新早月発電所(蓑輪発電所:合流→・→分岐:大浦用水)→幹線水路トンネル(→分岐:下椿用水 路)→早月発電所→潅漑用水(→早月川扇 状地各地)と云う感じである。 |
4/11~4/20 |
4/21~5/6 |
5/7~9/30 |
10/1~翌4/10 |
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本取水口 兼 注水用取水口 |
取水口(1) |
13.518m3/s |
13.518m3/s |
6.826m3/s |
3.677m3/s |
取水口(2) |
7.510m3/s |
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合計 |
21.028m3/s | 21.028m3/s | 14.336m3/s |
3.677m3/s | |
内訳 |
本取水口用 |
21.028m3/s |
19.996m3/s |
13.334m3/s |
3.677m3/s |
注水口用 |
─ |
1.032m3/s |
1.002m3/s |
─ |
早月川電力
(株) 新早月発電所[水力]
[早月川電力] ▲ 着工/運開 2013.8/2015.4.10 水路式・流込式(小水力発電) 認可最大出力:1,300kW 最大使用水量:11.6m3/s(利水標(E)より)→蓑輪発電所の放流水は使えな い構造で早月発電所より使用水量が少ない様だ。 有効落差:13.2m 流域面積:130.1km2 取水:合口用水(早月川)[蓑輪頭首工]204m(早月発電所取水位) 放水:合口用水[早月発電所]191m?(推定・地 図読み) 平面図 出典:早月川電力 縦断面図 出典:早月川電力 |
早月川
電力発電所 早月川電力株式会社 早月発電所[水力] 運開:1980.4 水路式・流込式 認可最大出力:6,000kW 常時出力:0kW 最大使用水量:15.18m3/s 有効落差:47.25m 水車:立軸カプラン水車 出力6250kW×1台 導水路:総延長2921.5m 流域面積:130.1平方キロメートル 取水:合口用水(早月川)[蓑輪頭首工204m・新早月発電所191m?] 放水:合口用水127.82m[こ の辺?131m] |
水土里ネットの資料[→概況]の一部拡大抜粋(凡例:A=潅漑面積
ha・Q^1=代掻水量m3/s・Q^2=常時水量m3/s) 出典:水 土里 国営導水路(合口用水?)[地 理院・G]…上図だと「左岸幹線」である。 合流部[地 理院EL.131m] 上画像右手:早月発電所(早月川電力・ 運開:1980.4・最大使用水量:15.18m3/s・放水位127.82m)からの水(「左岸幹線」此処ではQ=15.18m3/s) 上画像左手:早月第二発電所(運開:1919(T8). 12・最大使用水量:6.96m3/s・放水位152.71m)からの水(「幹線補給連絡」Q^2=1.41m3/s) 右手・早月発電所放流水 左手・早月第二発電所放流水 早月第二側は放水位から合流点迄30m程の未利用落差があるので利用出来ないものかとも思ったが,元々少なめの水量に加えて,恐らく大野崎用水に多くを供 給する為にこちらへの流入は少なめとなっている様である。 水門[G・地 理院はこれ?]…模式図だと此処では 早月川への放水路を分岐させているようだ。放水するぐらいなら下流で発電するべきだがどの程度経常的に放水しているか不明。分水状況はよく解らなかったが 緊急時の余水吐的な機能か? 落差工…勢いのある水流である。十分発電に使えそうな感じはする。季節ものだったりして難しいのであろうが。。 右岸連絡水路[地 理院・G]… 川向こうへの分水をしているようだ。常時水量1.82m3/sとのこと。 この先で早月第一の水を併せて且つ,郷用水・鋤川用水等と分岐する箇所があるようだ。 |
合口用水 早月第二の水も併せて更に扇状地全体に供給しているようだ。 この日はこの辺で打ち切って常願寺方面へ急いだ。 |