電 力総研 水 力あれこれ
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
25.12.13独立

太田切川の発電所(→天竜川上流篇目次)

流域降雨量 上流域(飯田)松川【中上流部開発案・.小渋川[→別頁]・小川川・南 向発電所与田切川[再開発]・中田切川・小田切川・大久保発電所増強案大田切川【増強(+27.6MW)】[三峰川]・犬田 切川・伊那 谷地区(沢川(箕輪開発案】)・横川開発(案))・諏訪湖]

天竜川上流圏域を勝手にひとくくりにしている飯田から諏訪迄の区間だけどここにあるのが田切ファミリーである。大田切を筆頭に小田切・中田切・与田切に加えて犬田切迄あるので片桐も本来はファミリーだったりするかも知れない。
飯田線の田切駅は中田切川の脇にある。古田切という川と大田切という地名と駅は太田切川の脇にある。ややこしいねんw
全て天竜川右岸の支流である。この辺の天竜川は殆ど田切川本流の趣である。

〜太田切川〜
(本谷:源流)───[中御所川:──中御所発電所──][黒川──]新大田切発電所【増強案】・黒川平発電所・宮田井──【発電所新設案】────(天竜川[→上流篇])

ノォマークだったけえが凄いの二連発やんけ!新大田切発電所放水位918mから天竜川迄未だ400m位あるのでぶちかましたい。とおもったけど新大田切は 扇状地の起点にあって,こういうのは基本やりにくいやつや,,(松本盆地には基本発電所なし→梓川穂高川高瀬川。一方富山平野では発達している→黒部川常願寺川(豊水橋189.91m)・神通川(神三ダム86m)・庄川(合口ダム105.69m)・早月川・片貝川etc)
まあ意外に短距離で途中の水路に送り込めそう。勿論,配慮は必要。放水点から小田切川への潅漑用水路なんかも必要かも知れない。



〜本谷(太田切川)〜

太田切川本流の様だ。本流は本流だけに水量多くて既に谷が削られているのかちょい標高が低いようだ。

本谷堰堤[場所
取水量:?
流域:

【源流部開発(案)】
色々考えて見たけど可能性あるのこのふたつぐらいであった。どちらも微妙に小さい。新大田切と中御所のタッグはやはり強い!

[私案]駒ヶ岳発電所
出力:5,900kW[+5.9MW]
発電量指数:428.5
水量:2.0m3/s[1.62]
落差:350m
流域:12.27km2
導水:4.6+1.2=5.8km
取水:濁沢・中御所谷[南谷(仮称)脇谷(仮称)本谷(仮称)北沢西(仮称)北沢東(仮称)]黒川[本谷(仮称)伊勢滝谷(仮称)]1925m
放水:中御所発電所中御所堰堤1570m



もういっそのこと黒川の上流だけにして導水距離を短くした(案)

[私案]大田切黒川発電所
出力:4,000kW[+4.0MW]
発電量指数:262.9
水量:1.2m3/s[1.78]
落差:392m
流域:6.7km2
導水:2.7km
取水:黒川[本谷(仮称)伊勢滝谷(仮称)]1975m
放水:中御所発電所北御所堰堤1580m





〜中御所谷〜

中御所取水堰(仮称)[DB][場所
目的:発電(中御所発電所)
高さ/堤頂長:      8.75m /   32.25m
 制水門: スライド・ゲートラ 1門(径間(口径)ラ高さ: 1.80mラ1.90m)
取水量;
流域:


〜北御所谷〜



北御所谷堰堤(仮称)[場所]
目的:発電(中御所発電所)
水量:
流域:



中部電力(株) 中御所発電所[水力][DB
所在地:長野県上伊那郡宮田村新田
運開:1980(S55).9
水路式・流込式
認可最大出力:10,200kW      常時出力: 1,900kW[18.6%]
最大使用水量:4.00m3/s[1.74]
有効落差:310.28m
    水車:立軸ペルトン水車 出力10500kWラ1台
    導水路:総延長5,396.25m
    流域面積:23.0km2
    取水:中御所谷北御所谷黒川 1,571.40m
    放水:中御所谷[新大田切発電所取水堰堤]1,250.0m

本谷から取水して増強出来そう(冒頭の地図に既にこっそり書き込んであるw)。導水路3.3km で追加流域5.7km2。(まああんま効率的では無いのは認めざる得ないが。。それでも3.1MW強化出来る)
→25.12現在,多用している効率性基準だと100はほしい指数で53.6であった。見送りかな〜。


中御所堰堤[場所]
目的:発電(新大田切発電所)
目的:発電(中御所発電所)
高さ/堤頂長:     7.10m /   19.50m
 制水門: スライド・ゲートラ 1門(径間(口径)ラ高さ: 1.88mラ2.20m)
取水量;
流域:






〜黒川〜

最上流にある中御所発電所も中電得意の高落差大水量(流域当たり)の発電所である・1980年運開と一連 のさきがけとなった感じである。

黒川堰堤(仮称)[場所
目的:発電(中御所発電所)
竣工:1980
水量:?
流域:11.8km2(とは調べ)



黒川堰堤[場所][DB
目的:発電(新大田切発電所)
竣工:1958
水量:?
流域:15.2km2 (一次:3.4km2 二次:11.8km2)



中部電力株式会社 新太田切発電所[水力][DB
所在地:長野県上伊那郡宮田村新田
運開:1958(S33).12[旧発電所・運開:??(大正期)・伊那電気製鉄(株)1500kW]
水路式・流込式
認可最大出力:14,100kW(以前は14,000kW)      常時出力: 3,700kW[26.2%]
    最大使用水量:5.50m3/s[1.24]
    有効落差:315.0m
    水車:立軸ペルトン水車 出力15000kWラ1台
    導水路:総延長5013.42m
    発電所標高: 923m
    流域面積:44.3km2
    取水:中御所川本谷(太田切川)黒川 1246.60m
    放水:太田切川[黒川平発電所]・宮田井(黒川井) 918.00m

>昭和33年(1958年)12月に旧発電所に使用していた中御所川(上流約5km)と大田切川(上流約10km)の水に黒川(上流約5km)の取 水を追加して現位置につくりかえられました。
>発電機は50/60Hzの両用機で昭和50年代までは東京方面にも送電していましたが、
とのことである。今,東日本の電力不足の方が深刻だしまた送れる様にしてもいい気もするけど,今の電力量に対して水力の規模はちょい物足りないねぇ。

堰堤図
出典:中電

【増強案】    
上流の中御所発電所と比較すると最大使用水量が見劣りする(それでも良い感じだけど)新大田切発電所である。ここは増強したい。
中御所並の1.74で取水するとQ=7.7m3/sと1.4倍に。この場合,出力をP=19,700kW(+3.6MW)に出来そう。この1.4倍という数字,和田川堰堤事件で判明した1.5倍の水まで通せるという範囲内にあって導水管の増強は不要な可能性が高い。
ここは是非やりたい所。


[新設]中部電力(株) 黒川平水力発電所[SG][中電
着手:2020年度(予) 運開:2021年度(予)
出力:170kW
年間発電量をおよそ1.03GWh
設備利用率:約62.9%
水量:2.0m3/s
落差:11m
取水:新大田切発電所
放水:太田切川?

[潅漑]宮田井(黒川井)[長野県][多分これ(gsi)
取水量:3m3/s程?
取水:新大田切発電所・黒川



5.5m3/sの放水量の半分程度を宮田井(潅漑用水の名前)で利用しているそうな。
黒川平発電所の使用水量2.0m3/sってのはそういう数値か?

下流では黒川へ名前を変えますと書いてあるけど小田切川に名前変えてるように見えるだけぇが[gsi]。

【下流部開発(案)】

[私案]宮田発電所           
出力:11,900kW[+11.9MW]
水量:6.7m3/s
落差:210m
流域:56.4km2(一次:12.1km2・二次:44.3km2)(+4.1km2)
導水:5.4km(+2.0km)
取水:大田切川・新大田切発電所・新大田切余水吐・黒川・寺 沢 (+藤沢川)EL.923m
放水:大沢川699.0m

放水先を大沢川とすることで新たに大久保発電所(H=5.70mだけど増強を画策中[→こちら])を使う事が出来る。
また黒川平発電所の利用していた落差はこちら(宮田新発電所)で使いたいとなるが,黒川平発電所へは黒川と太田切川から取水して貰う形になる。

また新大田切発電所(約920m)での水を下流(約700m)に持って行ってしまうわけだが,その影響を受けるのは2.5km2(250ha)程度である。まあ