発電所名 | 事業者名 | 主な取水 河川名 |
取
水位 |
放
水位 |
出力(kW) | 発電形式 | 発電方式 | 当初運転 開始年月 |
現行施設運転 開始年月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
片貝東又 | 北陸電力(株) | 北又・東又 | 7,400 | 水路式 | 流込み式 | 1963.05 | - | ||
片貝第四 | 北陸電力(株) | 片貝川 | 17,400 | 水路式 | 流込み式 | 1940.01 | 1996.10 | ||
片貝第三 | 北陸電力(株) | 片貝川 | 3,400 | 水路式 | 流込み式 | 1939.12 | 1967.09 | ||
片貝第二 | 北陸電力(株) | 片貝川 | 8,000 | 水路式 | 流込み式 | 1922.08 | 1987.12 | ||
片貝第一 | 北陸電力(株) | 片貝川 | 4,200 | 水路式 | 流込み式 | 1912.01 | 2004.11 | ||
片貝谷 | 北陸電力(株) | 潅漑用水 | 7,000 | 水路式 | 流込み式 | 1953.09 | 1996.03 | ||
布施川 | 北陸電力(株) | 布施川 | 570 | 水路式 | 流込み式 | 1922.03 | 1995.11 | ||
片貝南又 | 日本海発電(株) | 南又 |
5,000 | 水路式 | 流込み式 | 1989.10 | |||
片貝別又 | 北陸電力(株) | 別又 | 4,500 | 水路式 | 流込み式 | 2015.12 | |||
合計 |
50,070 |
~布施川~ 流域が狭くて本サイトの対象外だが小水力に関しては開発余地ありそう。wikiに よると >流路は古くから洪水の度に変えてきた。現在の流路になったのは、1328年(嘉歴3年)に発生した大洪水によって独立河川だった布施川と河口付近 で合流する流路になってからである とのことで,昔は別河川だった様である。 北陸電力(株) 布施川発電所[水力] [DB] ▲ 運開:1922(T11)3[布施川水力電氣(株)] 水路式・流込式 認可最大出力:570kW 常時出力:200kW[35.1%]←結構高め。 最大使用水量:1.11m3/s[0.81]←意外に高いw 有効落差:64.60m 水車:横軸フランシス水車 出力650kW×1台 導水路:総延長1063.4m 流域面積:13.7km2 取水:布 施川213.62m 1箇所 放水:布 施川145.7m 上流の布施川ダムで流量が安定化しているのか,近隣の多雨地帯がこちらにも張り出しているのか結構良い感じ(単位面積当たりの取水量が大きめで,常時出力 も高めなので増強の余地を感じる)で増強しても良さそう。 但しまあ元々規模感が小さいの限界はある。 布施川取水堰堤[DB] (主要取水設備) 材質 コンクリート (主要取水設備) 高さ (m) 3.00 (主要取水設備) 堤頂長 (m) 17.45 取水:EL.213.62m / 流域:13.7km2 / 布施川ダム[便覧] [ダムDB] ▲ 河川 片貝川水系布施川[場 所] 目的/型式 FNS/ロックフィル 堤高/堤頂長/堤体積 58.5m/219m/900千m3 流域面積/湛水面積 13km2 ( 全て直接流域 ) /10ha 総貯水容量/有効貯水容量 1350千m3/1000千m3 着手/竣工 1970/1992 サーチャージ水位 (EL. m) 287.000 常時満水位 (EL. m) 282.600 最低水位 (EL. m) 271.800 |
片貝谷発電所は潅漑用水上に立地する発電所の様である。 なんと日重化の所有する発電所であった。伏木に工場と貨物の専用線があった(今も工場はある様だ)。2002年2月に東京地方裁判所に会社更生手続き開始 を申立したが,それに 先立つ1993年に北陸電力に譲渡された。経営不振とは無関係な動きかな? 北陸電力(株) 片貝谷発電所[水 力][場 所] ▲ 運開:1953(S28).7 日本重化学工業(株) 譲渡:1993(H5).7 北陸電力 水路式・流込式 認可最大出力:7,000kW 常時出力:1,600kW 最大使用水量:11.40m3/s 有効落差:74.48m 水車:立軸フランシス水車×2台 総出力7700kW 導水路:総延長3687.7m 流域面積:92.7km2 取水:片貝川[片貝第一発電所→黒谷頭首工?─(黒谷発電所?)→][こ こら] 202.8m 放水:灌漑用水、片貝川[こ こら]122.5m サージタンクは稀少なジョンソン差動型サージタンクだそうな。[→堰斎]
魚津市土地改良区(水土里ネット魚津) 黒谷発電所[ど こでも参上] ▲ 流込式(小水力) 出力:449.9kW 発電量:250万kWh/年(2.5GWh/年) (63.4%) 水量:8.70m3/s←でけえww 総落差:6.90m←ちいせえw 損失落差:0.56m 有効落差:6.34m 水車:S型チューブラ水車 取水:片貝第一発電所208.90m 放水:一号幹線用水路202.00m 分水工?[地 理院・ス トビュウ] 取水:黒谷頭首工・片貝第一発電所放流水(一号幹線用水路) ←地図 などより推定 放水:片貝川・黒谷発電所(一号幹線用水路)・片貝谷発電所 ←地図などより推定 |
~別又谷~ [建設中]北電技術コンサルタント(株) 別又谷発電所[G マップ][北電技術コン サルタント] 所 在 地 魚津市東蔵他地内 出力:400kW 電力量:約214万kWh/年 着工 2021年5月 運開 2024年6月(予定) 取水:別又谷[片貝別又発電所]・一ノ又谷 放水:別又谷[片貝第一発電所の別 又谷取水口(地理院)直上と思われる] 出典:北電技術コン サルタント 北陸電力(株) 片貝別又発電所[水力] 着工:2013.5.15 部分運開:2015.12.11(3,000kW) 全面運開:2016.4.7(4,500kW) 水路式・流込式 認可最大出力:4,500kW 常時出力: kW 年間発生可能電力量:約18300MWH(1830万キロワット時) 最大使用水量:1.80m3/s 有効落差:297.80m 水車:横軸単輪二射ペルトン水車×1台 取水:別又谷[これであろう:地 理院EL.599m・G マップ] 放水:別又谷[ここらか?地 理院EL.300m・G マップ] |
~南又谷~ 日本海発電(株) 片貝南又発電所[水 力] ▲ 運開:1989.10[日本海発電(株)] 水路式・流込式 認可最大出力:5,000kW 常時出力:200kW[4.0%] 最大使用水量:3.00m3/s[2.72] 有効落差:208.00m 水車:立軸ペルトン水車 出力5230kW×1台 導水路:総延長1759.0m 流域面積:11.0km2 取水:南又谷916.0m[地 理院] 放水:南又谷[片貝第四発電所]703.0m[地 理院] 200m超の高落差。勿論ペルトンである。 倍率も凄くて2.72。 このくらい水量積み増ししておくと常時が4.0%しかなくなるw |