御母衣ダム以上【平瀬付近開発】(+156.5MW) |
上流域(御母衣より下流~成出)・【鳩谷開発】(+127MW)・【宮谷川開発】(+8.6MW) | 中流域(境川・赤尾~小牧)・【芦倉谷開発】(+5.9MW) |
下流域(小牧~合口ダム) |
合口ダム
以下(農業用水) |
『人 工湖、御母衣ダムの環境調査』岐阜県水産研究所 第1表 御母衣ダムの月別(平均)流入量
第2図 ダムの月別水位変動 (註)水位の平均値を標高で示した。 第3図 御母衣ダム縦断面図 図中。水面の▽の印はなに?? |
[増 強案復活]新鳩谷発電所[wiki] ▲ 関西電力(株)が計画,立ち消え(2003年5月事業廃止)。 ダム水路式・調整池式 最大出力:127,000kW[+ 127MW] 最大使用水量:190.0m3/s 有効落差:81.20m 水車:1号機12,600kW・2号機800kW 流域面積:580.0平方キロメートル 取水:庄川[鳩谷ダム]550.00m 放水:庄川[椿原ダム]462.00m |
1961年、鳩谷ダムの上流に電源開発の御母衣ダムおよび御母衣発電所が
完成すると、関西電力は庄川にある既存のダムに対し再開発事業を展開。1967年、祖山ダムに新祖山発電所が、1975年に成出ダム・椿原ダムに新成出発
電所・新椿原発電所が、1980年には小原ダムに新小原発電所が増設された。また、成出ダムと小原ダムとの間には赤尾ダムが建設され、赤尾発電所が
1978年に運転を開始している。 鳩谷ダムにおいても新鳩谷発電所の建設が計画され、関西電力は1998年にその旨を関係各所に申し入れた。新鳩谷発電所は鳩谷ダムの左岸から新たに190 立方メートル毎秒の水を取り入れ、最大12万7,000キロワットの電力を発生するというものである。庄川水系にある水力発電所としては御母衣発電所に次 ぐ出力を誇り、これによって夏のピーク需要をまかなう。水車発電機は2台で、12万6,000キロワットを発生する1号機と、800キロワットを発生する 2号機とで構成。環境に配慮して電力設備の大半は地下に設置される計画だった。 当初の予定では、1999年の夏に電源開発調整審議会上程、2000年8月に着工、2004年2月に運転開始と予定されていた。しかし、2000年度経営 計画の中で新鳩谷発電所の運転開始年度が2010年(平成22年)度以降に繰り延べとなり、2001年度経営計画では2011年度以降とさらにもう1年の 繰り延べとなった。2002年(平成14年)度経営計画では、新鳩谷発電所の名前がついに消えてしまった。岐阜県の資料によれば「平成15(2003)年 5月事業廃止」とあり、計画は立ち消えとなったようである。 |
[私案]新御母衣発電所or御母衣発電所3・4号機? 認可最大出力:119,000kW[+119.0MW] 最大使用水量:100m3/s 落差:140m 導水路:5.1km 流域面積:442.8km2 取水:庄川[御母衣ダム]760.00m 放水:平瀬発電所放水口(大牧発電所取水口)608m [私案]大牧発電所 認可最大出力:37,500kW[+37.5MW] 最大使用水量:80m3/s 落差:55m 流域面積(追加分):39.5km2 導水:6.5km 取水:庄川(大白川・金谷)(610m)(新御母衣発電所100m3/s)・平瀬発電所・平瀬放水口(6.96m3/s)・野々俣谷[野々俣発電所(案)] 608.0m 放水:庄川[鳩谷ダム(荒谷発電所放流口)]548.59m |
~加須良川・馬狩谷・白谷・横谷~ 脇の4河川の流域を纏めると発電出来そうな規模になる。 [私案]鳩谷発電所2号機(高落差側) 出力:5,100kW[+5.1MW] 水量:3.0m3/s 落差:200m 流域:21.1km2 導水:2.64+5.16サイホン(馬狩谷)=7.80km 取水:加須良川・横谷・白谷・馬狩谷 670m 放水:庄川[椿原ダム]462m |
~宮谷川(木滝谷・牛首谷)~ [私案]白川郷発電所or宮谷川発電所 出力:8,600kW[+8.6MW] 水量:3.0m3/s 落差:340m 流域:17.85km2 導水:4.9km 取水:木滝谷(天生峠西側)(809m)・牛首谷(792m) 805m 放水:庄川[椿原ダム]460.00m |
発
電 |
貯
水 |
|||||||||
運開 年 |
最大 MW |
常時 MW |
最大 m3/s |
有効 m |
運開 年 |
総量 m3 |
有効 量m3 |
流域 km2 |
満水 位m |
|
椿原[椿原] | 1954 | 38.7 | 23.2 | 70 |
65.3 |
1953 |
2,227.4万 |
578.8万 | 665.7 |
460.5 |
新椿原[椿原] | 1975 | 63.1 | 0.0 | 120 | 62 |
|||||
合計 |
101.8 |
23.2 |
190 |
発
電 |
貯
水 |
|||||||||
運開 年 |
最大 MW |
常時 MW |
最大 m3/s |
有効 m |
運開 年 |
総量 m3 |
有効 量m3 |
流域 km2 |
満水 位m |
|
成出[成出] | 1951 |
35.0 | 19.5 | 79.60 |
53.00 |
1952 |
970.9万 | 318.6万 | 762.3 | |
新成出[成出] | 1975 | 58.2 | 0.0 | 130.0 |
52.95 |
|||||
合計 |
93.2 |
19.5 |
209.6 |
【芦倉谷開発】 [私案]芦倉山発電所 出力:5,900kW[+5.9MW] 水量:2.2m3/s 落差:315m 流域:13.2km2 導水:4.7km 取水:小芦倉谷・大芦倉谷・沢・沢 710m 放水:庄川[成出ダム]390m |
~境川~ 境川ダム[便覧][水力] [富 山県] 河川 庄川水系境川 目的 FAWIPS 堤高/堤頂長/堤体積 115m/297.5m/713千m3 流域面積/湛水面積 37.7km2 ( 全て直接流域 ) /160ha 総貯水容量/有効貯水容量 5,990.0万m3/5,610.0万m3 ダム事業者 富山県 着手/竣工 1973/1993 ダム湖名 桂湖 (かつらこ) 標高 満水位標高:567.600m 低水位標高:504.000m(取水口水位→看板) 取水:(直)境川・(間)加須良川?(5.6m3/s!?→利水標) 送水:富山県境川発電所0.4m3/s・関電境 川発電所13.0m3/s 富山県 境川発電所[富 山県] ダム水路式・河川維持放流量式 出力:300kW 水量:0.4m3/s 関西電力(株) 境川発電所[水力] [富 山県][DB] 運開:1993.6 取水先追加:2019.12(加須良川) 認可最大出力:24,200kW 常時:5,700kW[23.5%] 最大使用水量:13.00m3/s[3.44] 最大有効落差:216.70m 最小有効落差:158.60m 流域面積:37.7km2(加須良川含まずとみられる) 取水:境川[境川ダム]567.60m→水力さんには加須良川からの取水が記されていたけど確認 は出来なかった。少なくとも便覧の境川ダム諸元には間接流域はない。追加は2019年と最近なの で反映されてない感じか? 放水:庄川[赤尾ダム]336.70m 赤尾ダム湖と境川発電所建屋 22.9 なんだか可愛らしい建屋である。 ダム近傍あるあるの謎のトンネル。場所こ の辺だったかな。地下水路掘るためのトンネルでもあったか? 一体は草生していた…汗 拡大 更に左側の目的の水発の縦断面図を草を掻き分け激写 拡大(→発電所諸元・ダム諸元) ダムへの道。2車線の綺麗な道路である。ゲート完備。 ダム堤体 9月の湖面。こんな感じ。 ダム周辺の様子…だが一番知りたい加須良川からの導水の記述は無し(なので拡大画像も無し) とここで利水標に重要な発見!
取水口巻上機室 その巻上機室側面には待望の利水標がっ♪境川及び加須良川とあ るぅ~♪ 平成30年は2018年である。 利水許可の翌年に取水設備が完成し運用開始ということか? 集水用取水ってのが加須良川の分であろう。 橋の上で引き返してきてしまった,, G空撮で調べてみるとこ こに取水堰堤があり,境川ダム湖へ放 水口はここにあった。次回,もう一寸接近したい。 纏めるとこんな感じであった。 16.5km2程に5.6m3/s。数値は3.39と高め♪過去最高の有峰ダムの足谷(3.3km2に16.7m3/sとその値実に50.6)には遠く及ばないけど或意味個人的には基準となしてる2.5のもとになった石徹白ダムの104.6km2で26m3/s(数値2.48)よりは高い♪ 【境川奥地電源開発】 ▲ 面積も広そうなので200m以上の流域確保して境川ダム(満水位567.60m)に向けて電源開発をしてみる。 結果はここも延長が長すぎる。。保留。 [私案]奥加須良発電所 出力:5,600kW 水量:3.3m3/s 落差:200m 流域:19.6+1.2=20.8km2 導水:8.0km 取水:加須良川源流・境川支流?・境川源流?・大畠谷 771m 放水:境川[境川ダム] 567.6m |
発
電 |
貯
水 |
|||||||||
運開 年 |
最大 MW |
常時 MW |
最大 m3/s |
有効 m |
運開 年 |
総量 m3 |
有効 量m3 |
流域 km2 |
満水 位m |
|
小原[小原] | 1942 |
45.7MW | 0MW | 140.00 |
39.20 |
1942 |
1,174.1万 |
509.9万 |
814.5 |
318.6 |
新小原[小原] | 1980 | 45.0MW | 18.1MW | 100.00 |
52.60 |
|||||
合計 |
90.7MW |
18.1MW |
240.00 |
~湯谷川~ 湯谷川小水力発電所[NNE] 富山県南砺市田向地内 出力 804.2kW 稼働開始 平成31年1月7日 想定年間発生電力量 約4,111MWh(一般家庭約1,200世帯分に相当) 落差 有効落差:73.0m 水量 最大使用水量:1.3m3/s 面積 流域面積:19.7km2 設備 水車 横軸フランシス水車 発電機 三相誘導発電機 (6.6kV・60Hz) 水圧管路 直径800mm 総事業費は約10億円 流域 19.7km2 取水 湯谷川[こ の辺か?] 放水 湯谷川[こ の辺だろう] NiXグループが取り組む国内小水力発電所としての第2号案件 https://www.shinnihon-cst.co.jp/nne/works_3.html 南砺市を流れる一級河川庄川水系湯谷川の水を利用し、稼働した湯谷川小水力発電所は、河川水利用の流れ込み式の発電所で、総落差は約85mです。湯谷川上 流部で取水した河川水は、新規に設置した沈砂池を経て河川沿いの南砺市道に埋設した圧力水圧管路で送水し、湯谷川最下流の庄川合流点付近で圧力水車(フラ ンシス水車1台)により発電を行うものです。構想当初よりNiXグループが、自ら規模の最適化や経済合理性の調査、設計、資金調達、施工を行ってきまし た。最大発電出力は804kW、総事業費は約10億円となり、民間事業者が開発する小水力発電所の中では、比較的大きな規模の発電所となります。 [j-water] [j-water] 2014年1月:系統連系・接続検討申込(北陸電力):発電出力980kWにて提出 2月:系統連系協議(北陸電力):発電出力逆潮流制限700kWを受ける 11月:系統連系・接続検討申込再提出(北陸電力):出力760kWで再提出 3月:発電出力逆潮流制限値700kW→540kWへダウン(北陸電力) 5月:出力制限を考慮した発電規模決定(出力760kW相当)事業採算性検証 [j-water] 【本発電所】 ■kWh当り建設単価 222円/kWh<350円/kWh ■kW当り建設単価 113万円/kW<160万円/kW |