下原ダム 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 下原ダムに付設された下原発電所は当初の計画では1万6,500キロワット(16.5MW)の発電を行う計画であった。その後1936年(昭和11年) 12月10日には1 万9,451キロワットに出力を増強させる計画に変更、さらに完成直前の1938年11月17日には現在の2万2,000キロワット(22.0MW)によ る出力となり、現 在に至っている。…使用 する水量の割合は飛騨川分と馬瀬川分を5対1の比で取水する。 中部電力はその後朝日ダムを皮切りに飛騨川流域一貫開発計画による大規模水力発電計画を進 めていったが、下原ダムはこの計画によって大幅な電力発生量の減 少を余儀無くされた。1976年(昭和51年)馬瀬川に岩屋ダムと馬瀬川第二ダムが完成し揚水発電の馬瀬川第一発電所が運転開始、二年後の1978年(昭 和53年)には中呂(ちゅうろ)発電所が運転開始して馬瀬川からの取水量が減少したことにより、完成当時は年間発生電力量が約1億 3,076万キロワット時(130,760MWh)だったのが、両発電所の運用開始に伴い年間1,800万キロワット時(18,000MWh)減と、約7分の1近く減少した※。[wiki (下原ダム)]『飛騨川―流域の文化と電力』 (1979年) 中部電力株式会社 ※:wiki (下原ダム)の項では発電量が1/9に成ったと書かれているが『飛騨川』の記述に拠れば18GWh減,詰まり130GW→112GWという事の様 である。 |
図 |
取水域 |
流域面積 | 放水先 | 導水 距離 |
面積効 率指数 |
発電 指数※1 |
発電効 率指数 |
摘要 |
④ |
鹿倉川・土京川 | 53.6km2 | 岩屋ダム(410m) | 6.4km | 8.38 |
7,611.1 |
1,189.3 |
|
⑤ |
和 良川 | 130.5km2 |
馬
瀬川第二ダム(310m) |
1.43km |
91.26 |
5,481.0 |
3,832.9 |
【和良川活用案】
勿
論落差は低い下原に影響を与えるがとんでもなく効率は良い。 |
⑥ |
⑤+④(鹿倉川・土京川) |
76.9km2※2 | 馬瀬川第二ダム・岩屋ダム |
7.83km |
16.67 |
10,841.0 |
1,384.5 |