発電所名 |
最大使用水量 |
有効落差 |
発電力 |
とは記入備考 |
新七宗 (実現値) |
95.0m3/s (95.0m3/s) |
25.4m (24.57m) |
19.7MW (20.0MW) |
1982.6運開 |
新上麻生 (実現値) |
80.0m3/s (80.00m3/s) |
87.17m (88.5m) |
60.2MW (61.4MW) |
1987.6運開 |
小坂川 (実現値) |
6.0m3/s (6.0m3/s) |
432.7m (423.9m) |
21.0MW (21.3MW) |
1983.11運開(こ
ちら参照) |
西村 |
18.0m3/s |
79.5m |
12.0MW |
|
佐見川 |
9.5m3/s |
194.7m |
15.7MW |
水車効率87%(こちら参照) |
31.8km2程度しか残らない下流部の流域を拡張しつつ再掲するとこんな感 じに。弓掛谷迄サイフォンで水路を延ばしたり,三ツ谷等途中の谷の水を頂いたりしてやっと流 域を41.9km2程増やせた。 更に西村ダムから発電所に向かう途中で,既設の鍋床谷・若佐谷に加えて,厚谷・猶山・保井戸辺りでも取水すれば最大使用水量15.5m3/sの内,半端な 0.5m3/s程度は確保出来そうである。 また弓掛堰堤では現行で2.78m3/sの取水量である。弓掛谷や三ツ谷の水を取 水して西村ダムへ送水する余裕は十分あるだろう(導管には余裕を持たせるものらしいので3.0m3/s迄なら導水出来そうだ。) ![]()
若佐谷程度が欲しいとなると厚谷と弓掛谷かねぇ。。土京川もそれなりに遠いがまあL=3.6kmで15.2km2ならやっても良さそう。 更にはサイフォン使って対岸の弓掛谷迄延ばすならもう一寸で土京川である。何も瀬戸第二の取水位を 併せる必要も 無くて流域面積あ たりの距離が最短になるになるように設定すれば良い。根本付近(取 水位540m)だと支流を併せることが出来る。 とはいえ,瀬戸(第二)にそんなにカネ掛けることなさそうな感じも強い。 この土京川導水,岩屋ダムへの導水も込みで(水が過剰な時は岩屋ダムに貯められる)機能しそうで色々試して(→和良川)比較検討した結果もし瀬戸第二への投資をするならこいつを組み込むプランが割と良さそうであった。
<対照案> 上では瀬戸(第二)を考えずに開発(案)を考えて,そのフォローとし て導水を考えたが,この疑問を積極的に回避する別の考え方もあり得る。 ここは下の画像の様に馬瀬川第三発電所(西村発電所) (案)は岩屋ダムへ直送で は無く一旦西村ダム湖畔で発電,その後,瀬戸第二へ送る水 と岩屋ダムへ送る水を西村ダムで振り分ければ良さそうである。 ということで,新発電所の流域の185.5km2と併せて185.5+41.9+11.7=239.1km2の流域の水が西村ダムに集められる。こちらで詳細提示しておいたが未成の計画案でもこうなってなかったし屋上屋 を架す感じが如何に も迂遠である。 ![]() もう瀬戸第二の取水元を 岩屋ダムに変更してしまえないだろうか? 諸元に導水路が圧力トンネルかどうかの記述はないが,圧力トンネルならサイフォンの原理を使ってこ の辺に取水塔を建設,瀬戸第二の取水元を西村ダムから岩 屋ダムに変更してしまっても良いかも!?どうやら瀬戸第二の水車はフランシス(DBには記載がなさそうだが水力さんには記載あり。また有効落差が150m 程度なのでペルトンでもないであろう。)なので落差変動による効率低下は比較的小さくなんとかなるのではないか? [縮小私案]瀬戸発電所(第二) ダム水路式・貯水池式 認可最大出力:16,700kW(▲) 最大使用水量:15.50m3/s 有効落差:125m(▲31m)→逸失落差減らせないかな~。 導水路:総延長6,5km(本導水路3.4km廃止) 流域面積: 1,034.9km2(岩屋ダム) 水車:立軸フランシス水車 出力10800kW?×2台 取水:馬瀬川[岩屋ダム→第二水路]406.0m(▲44m) 放水:飛騨川[下原ダム]271.51m しっかし馬瀬川第一(288MW・335m3/s)の存在感に比べると誤差みたいなも んで,こ んなの残 しておく意味は正直あんま感じられないかも。。 いっそのこと瀬戸第二 21.0MWは廃止して仕舞っても良いという気にはなっている現在(25.5末)である。 |
発電所 |
取水域 |
流域面積 | 導水 距離 |
落差 |
発電 指数※1 |
発電効 率指数 |
摘要 |
小原第一発電所 |
馬瀬川・弓掛川・他 |
195.5km2 |
11.2km |
100m |
1,955.2 |
||
小原第二発電所 |
馬瀬川・日出雲川 |
87.5km2 |
11.6km |
215m |
1,881.3 |
||
小計 |
|||||||
瀬戸第二発電所 |
西村ダム・弓掛堰堤 |
26.9km2 |
13.7km(既設) |
44m※ |
▲139.9 |
瀬戸第二廃止・小原第一建設・岩屋ダム既設の下で発電出来なくなる量。 |