水力あれこれ
20.10.20運開
飛騨川流域電源開発(20.11.7逍遙)
飛騨川流域総扉(等雨量 線図 現況概念図飛騨川流域発電所概要馬瀬川流域水路図上流ダム群・開発状況・開発構想・新規構想(妄 想))
 飛騨川 益田川 益田川(源流) 馬瀬川

等雨量線図
出典:国 交省

三浦ダム・牧尾ダム・木曽ダムを擁し,御岳発電所,寝覚発電所,木曽発電所でがっちり発電する王滝川へ 水を供給する霊峰御岳山であるが,その多雨地帯のもう半分や外縁部では益田川源流小坂川加子 母川(白川は飛騨川に,付知川は木曽川に流れ込んでゐる。
王滝川も木曽川に直結しており,飛騨川も結局今渡ダム地点で木曽川に流れ込むので全体として木曽川がフォローしているとは云えるのであるが,問題はダムの 少なさである。益田川源流部を除いて小坂川・加子母川・付知川にはダム がない。 それぞれ6000万トン級の貯水量を持つ貯水池を建設して年間を通じて水量を安定化させたい所である。

現況概念図   


飛騨川流域発電所概要
出 典:新エネ財団資料
上流ダム群・開発状況  ▲
出典:『ダ ム工学』野池(1991)

馬瀬川流域水路図
出典:水資源機構(pdf)

小坂川開発構想




馬瀬川開発構想




開発妄想

益田川下流域と馬瀬川で幾つか改 良を 検討 した。更に地味に佐見川でも改良した。白 川でも検討。

東上田ダムから大船渡ダムの間で二ルートに岐れ錯綜して増強に(勝手に)悩んでいるが暫定的にこんな感じ。

改 良後のこれらのルートの標準的な発電状況や水量は以下の如し。
中呂・馬瀬ルート 東上田・瀬戸ルート 佐見川ルート
加子母川(白川)ルート
発電所名 出力 水量 発電所名 出力 水量 発電所名
出力
水量



中呂 13.3→20.0 20→30 東上田 17.5(35) 20(40)
佐見川第 一
2.6
2.0
加子母
3.8
2.6
馬瀬第四
馬瀬第三
(奥和良導水)
馬瀬第一
13.6
17.8

(44.0)
7.6
18.5
5.4
(61.5)
奥小坂(検討中)
小坂
瀬戸第一
瀬戸第二(廃止)


28.2
0(21)


32
0(15.5)
佐見川第 二
2.7
4.4
白川第一
19.6
10.8
(和良導水)
馬瀬第二



(38.5)


7.6
(67.2)


奥竹原(検討中)
竹原川
(馬瀬導水)
下原

1.4

11.1(22.2)

2.5
0.6(16?)
40(80)
佐見川 (廃止)
0(0.33)
(0)
白川第二
9.2
19.2
合計 150.3
65.5
合計 92.2
40
合計
4.97
4.4


19.2