<対照案>
上では瀬戸(第二)を考えずに開発(案)を考えて,そのフォローとして導水を考えたが,この疑問を積極的に回避する別の考え方
もあり得る。
ここは下の画像でマウスオーバー後の地図画像の様に馬瀬川第三発電所(西
村発電所)
(案)は岩屋ダムへ直送で
は無く一旦西村ダム湖畔で発電,その後,瀬戸第二へ送る水
と岩屋ダムへ送る水を西村ダムで振り分ければ良さそうである。
ということで,新発電所の流域の185.5km2と併せて185.5+41.9+11.7=239.1km2の流域の水が西村ダムに集められる。
西村ダムはテンダー
ゲートが老朽化
で廃止されて限りなく流込式に近い形にされてしまったがこれを期にゲートを復活させて貯留量200万
m3も併せて復活させ,瀬戸発電所向け15m3/s,岩屋ダム向け15m3/s程度の容量で分水工の機能を持たせていけると良さそう。
[私案]馬瀬川第三発電所(小原第二発電所)
出力:8,500kW[+8.5MW]
水量:15.0m3/s
落差:67m
流域:
185km2
導水:本導水路:7.47km・弓掛支水路3.66km
取水:弓掛川・馬瀬川527m
放水:馬瀬川[西村ダム]450m
[私案]西村発電所(小原第三発電所)
出力:3,800kW[+3.8MW]
水量:15m3/s
落差:30m
流域:km2
導水:
取水:馬瀬川[西村ダム]450m
放水:馬瀬川[岩屋ダム]415m
まあこんな感じかな。。
小さい発電所を一個余分に作るのは不効率であろうか?