電 力総研 水 力あれこれ
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20.9.28運開

天竜川中・上流域の発電所

流域の降雨量はこんな感じ
出典:天竜川上流河川事務所

飯田盆地を中心に1800mmを下回る地域が目に付くが,南アルプスの山間部に入れば1800mm更には2200mmもある。更に中央アルプス側は最高3000mmもある多雨地帯である。

(佐久間ダム・佐久間湖)

早木戸発電所[水力
電源開発(株)
水系:早木戸川/水路式・流込み式
着工/運開:1983.1/1985.6.28
出力
    認可最大出力:11200kW
      常時出力: 1190kW
水量
    最大使用水量:4.20立方メートル毎秒
落差
    有効落差:325.60m
設備
    導水路:総延長4362.8m
標高
    取水位標高:596.50m
    放水位標高:262.00m
面積
    流域面積:33.5平方キロメートル
河川
    取水:早木戸川芝沢川ヨガラス沢川、他
    放水:天竜川

柴沢川とヨガラス沢川の支流の名称不明の川からは取水しないのかな??流域面積が狭いのか,一寸標高差あって取水し難いのか?
 

(早木戸川合流)

■平岡発電所[水力
所有者:中部電力(株)
場所:長野県下伊那郡天龍村長島
運開:1952(1月:1、2号機運用開始,10月:3号機運用開始。61.5MW),1976年:4号機運開(101.0MW)
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:101,000lW  常時出力:23,900kW
最大使用水量:256.00m3/s
有効落差:45.65m
水車:出力26800kW3台、出力27400kW1台
流域面積:3650.0平方キロメートル
放水:天竜川259.6m
取水:天竜川[平岡ダム]308.0m

●平岡(ひらおか)ダム
取水:天竜川・遠山川・和知野川・万古川
着工/竣工:1940.5/1952.1
堤高:62.500m
貯留量:260.1万立米(2000-12時点)

既に本流堰き止めて256m3/s使ってる平岡P/Sにとって,まあもうこれ以上,誤差みたいな少量の水量を上げる必要は余りないし少々上がっても意味ないのかも知れないけど水量上げる導水路案:
3.9km程で早木戸川他3沢から取水。17.6km2。早木戸P/Sの取水後分含めると2.0m3/s程行けないかな?


~遠山川~

~和知野川~→和知野発電所他)

◆落差8mありw

泰阜の持つ178m3/sを用いれば例え8mの落差でも6m位の有効落差が取れれば8,800kW級の開発が出来そうだが。。

■為栗発電所
発電量:8,800kW[+8.8MW]
最大利用水量:178m3/s
有効落差:6m
放水:天 竜川(為栗付近・308.4m)
取水:天竜川(泰阜発電所・316.5m)
導水路距離:8.5km

■泰阜発電所[水力
中部電力(株)
所在地:長野県下伊那郡泰阜村門島
運開:1936 (1月1号機。4月2~4号機)
区分:ダム水路式・調整池式
認可最大出力:52500kW/常時出力:12900kW
最大使用水量:178.0864m3/s
有効落差:36.86m
水車:出力16000kW4台
導水路:総延長2240.6m
放水:天竜川316.51m
取水:天竜川[泰阜ダム]355.0m
流域面積:2980.0平方キロメートル

●泰阜(やすおか)ダム[便覧][水力
場所:天 竜川(350m)
目的:発電
事業者:中電
着手/竣工:1931/1935
堤高:50.000m、堤頂長:142.950m
総貯水容量/有効貯水容量     1076.1万m3/155.3万m3
貯留量:1,10.8万立米(2000-12現在)


中部電力株式会社 米川発電所   
http://www.suiryoku.com/gallery/nagano/yonekawa/yonekawa.html

    所有:日本発送電株式会社[運開]
    昭和15(1940)年2月  :運用開始
水路式・流込式
認可最大出力:3200kW      常時出力: 570kW
最大使用水量:1.67立方メートル毎秒
有効落差:246.06m
水車:出力3450kW1台
    導水路:総延長4601.2m
    流域面積:29.0平方キロメートル
    取水:米川628.50m
    放水:天竜川[泰阜ダム付近]365.00m

~米川~

米川発電所米川取水堰堤(仮称)
場所
取水位:628.5m

此処を起点に集水したい。特に米川より下流(矢筈川),更には泰阜ダムより下流(左京川)だと二重,三重に美味しい。

取水ポイントは余り高くはなく690m程度としている。

名無し沢(米川支流):1.376km2→0.1m3/s程度。。

名前が判らないのでデカくしてみたが,通常提示してる縮尺だとこの大きさw


矢筈川・左京川…併せても3.127km2→0.25m3/s

水量的にかなり厳しいな,,
しかも無名の沢と米川発電所導水路の交叉部,調整池とほぼ同レベルだし取水してるっぽい??
空撮だと川も見えないけど。。

r1との交点はサイフォンだ♪

柿野沢川(こんな雰囲気)と左京川からだと3.79kmで導水路に接続出来る。柿野沢川から矢筈川(こんな雰囲気)迄は700m程。
まあ一寸水量が期待出来ないっぽい。。う~む,,

大日向砂防堰堤?[google][地理院
標高:816m





~阿知川~

◆落差:114m
この後,天竜川本流を用いたダムは暫く姿を消す。飯田盆地に入る天竜峡迄の間に未だ山間部は残っているのであるけど高低差が殆ど無い(天竜峡で360mと 10mしか稼げない。。)のだ。

そしてその後は飯田市の市街地が拡がってしまう。。

無理矢理入れ込むとこんな感じかな??

[妄想系私案]天竜峡発電所
出力:26.600kW[+26.6MW]
水量:100m3/s→流石にこのくらいは使えるのでは無いか?120m3/sなら31.9MW。
取水:天竜川[松川合流部](390m→394m)
放水:天竜峡(358.2m)…何故か廻りより3m近く此処だけ低いがバグか?
有効落差:28m→32m
導水距離:9.84km


※…この地点でどんだけ水貯めて標高を上げられるかが鍵。
堤防は400m程迄嵩上げして395m地点位で取水出来るとお洒落。排水はダムの下流迄蓋渠で流せばよい。
395.8mの所に5mの壁か。


小川川

上流には三遠南信道[道路族]の 矢筈トンネルがある。いよいよ道路も全通が近づいて道路族の方も更新したいけど,いつかにぬけんと息子と帰省の途中で現地調査に行って橋脚の写真とか撮っ たんだけどその時の写真は何処行っちゃったかなあ・・(にぬけんの結婚前でまあの誕生後だから結構時期は限定出来る筈なんだけど。まあが帽子を川に落とし て拾ったことや橋脚に巨大なスズメバチの巣があったり色々記憶には残っているけど写真が見当たらない。。)

矢筈砂防堰堤[手当次第][水辺遍路]
砂防ダムは河川法上のダムの扱いでは無いのだそうな。またもう土砂に埋まって貯水機能は殆ど無いらしい,,
種類:砂防ダム
流域:10.47km2 水位:829m


6km程下ると598m地点に。

途中,八重櫃洞鬼ヶ城沢川で取水。

合計,14.7km2。年間降雨量は1600~1800mm程度と心許ない感じ。8%として1.17m3/s。一寸無理矢理1.2m3/sにしてみる。

[私案]矢筈第一発電所
出力:2,200kW
落差:225m
水量:1.2m3/s
導水:6.0km (0.36)→結構ぎりぎり。。

鬼ヶ城沢をサイフォンでやり過ごすと5.27km。山の中を等高線に沿って導水路(非隧道)で結ぶと608m。サイフォンでカネ掛かる分50m程短くなるw
鬼ヶ城での取水も止めると面積は1.960km2。合計で12.432km2。ギリ1m3/sってとこで出力は1,800kW,導水路効率は0.34ってとこ。効率は下がるのでお薦め出来ないな。

その後3.7km程度延伸して天竜峡発電所の地下導水路(394m-α)へ放水して終了。
追加面積は3.29km2より追加水量は0.23m3/s程度。

[私案]矢筈第二発電所
出力:2,300kW
落差:199m
水量:1.43m3/s
導水効率:0.69

合計発電量:+4.5

別案

[別案]矢筈第一発電所
出力:1,150kW
落差:173m
水量:0.8m3/s
導水:2.87km(0.40)
取水:矢筈堰堤(EL=829m,10.5km2,0.8m3/s)
放水:651mで放水



[私案]矢筈第二発電所
出力:2,100kW
水量:1.8m3/s
落差:143m
導水:4.36km(0.48)
取水:651m(矢筈第一発電所)
放水:503m
面積:22.47km2




[私案]矢筈第三発電所
出力:1,900kW
水量:+0.4m3/s=2.2m3/s
落差:104m
面積:+6.7km2
導水:2.6km程度(効率:0.73程度)
取水:503m(矢筈第二発電所)
放水:394m(天竜峡発電所地下導水路上)

追加面積


発電合計:+5.15MW

発電所の数は増えるけど出力的にはこちらかな。まあ雨のそんな多くない地帯だから無理はしないけど。


(松川合流)

小渋第二発電所→小渋川参照

生田発電所→小渋川参照

(片桐松川)

(小渋川合流)


■南向発電所[水力
中部電力(株)
所在地:長野県上伊那郡中川村葛島
運開:1929.4(電力王福沢桃介が最後に手がけた発電所とのこと)
水路式・流込式
認可最大出力:26,700kW      常時出力:10,100kW
最大使用水量:37.70m3/s
有効落差:79.35m
水車:2台 総出力13800kW
導水路:総延長10534.9m
流域面積:1793.0km2
取水:天竜川[南向ダム]550.00m
放水:天竜川464.74m

●南向(みなかた)ダム
場所:長野県駒ヶ根市[551m
所有:中部電力(株)
種類:取水堰
貯留量:0.0m3?

◆落差:30m

□大久保発電所[水力
所在地:長野県駒ヶ根市東伊那[場 所]
所有者:中部電力(株)
運開:1927年(天竜川本流に出来た初めての発電所とのこと)
水路式・流込式
認可最大出力:1,500kW      常時出力:740kW
最大使用水量:33.39m3/s
有効落差:5.70m
水車:出力1746kW1台
流域面積:1571.4平方キロメートル
取水:天竜川[大久保ダム]587.58m
放水:天竜川581.52m

○大久保(おおくぼ)ダム
所有:中部電力(株)
種類:取水堰
貯留量:0.0m3?

初めて出来た発電所だけに大量の利水権を確保している割りには物足りない。こんな感じで取水と放水をずらしてリプレースできないかな??

■新大久保発電所
最大出力:4,100kW[+2.6MW]
最大使用水量:33.38m3/s
有効落差:15m
取水: 天竜川(590m)
放水:天 竜川(571m)

天竜川本流の発電所はこれで最後である。(春近発電所は高遠川からの導水である。)

伊那市で有名な三峰川を岐(わけ)て,その後は辰野で横山川を岐ると程なく諏訪湖である。
川岸→辰野ぐらいでは落差30m,が精々であって,水量がどの程度取れるかは不明だけどパンチには欠ける。。

(諏訪湖)