~小黒川~ 中部電力株式会社 戸台発電所[水力] 長野県伊那市長谷黒河内 運開:1926(T15).7[ 不明 ] 水路式・流込式 認可最大出力:470kW 常時出力:260kW 最大使用水量:0.70m3/s 有効落差:85.50m 水車:横軸フランシス水車 出力500kW×1台 導水路:総延長1439.7m 流域面積:36.7km2 取水:小黒川1087.27m 放水:小黒川998.80m 【三 峰川上流部の開発はこちら参照】 ~黒川~ 三峰川電力株式会社 三峰川第一発電所[水力] 昭和37(1962)年10月:運用開始(一部?) 昭和39(1964)年 4月:完成 水路式・流込式 認可最大出力:23,100kW(以前は22,100kW) 常時出力: 4,600kW(以前のデータ) 最大使用水量:10.00m3/s[0.62] 有効落差:260.7m 水車:立軸単輪単流渦巻フランシス水車×2台 総出力22100kW(以前のデータ) 導水路:総延長22999.5m 放水路:延長110.5m 取水位標高:1128.20m 放水位標高: 844.00m 流域面積:161.2平方キロメートル 取水:戸台川→尾勝谷、三峰川[三峰川第二発電所]→東風巻谷→小瀬戸谷→南丸山谷→北丸山谷→塩沢※ 放水:黒川[三峰川第四発電所] 三峰川電力株式会社 三峰川第三発電所[水力] 平成18(2006)年7月1日:運用開始 平成18(2006)年8月 :完成 水路式・流込式 認可最大出力:260kW 最大使用水量:0.138m3/s 有効落差:223.99m 水車:横軸単輪2射ペルトン水車×1台 流域面積:161.2平方キロメートル 取水:三峰川第一発電所導水路※ 1128.20m 放水:三峰川第一発電所冷却水 |
設置の経緯→西勝原第一発電所に関連して、1927年12月に「西勝原
第二発電所」が運転を開始した。第一発電所建設に際して都合により
利用されな
かった放水路と九頭竜川本川の間の落差を利用する附属発電所であり、第一発電所放水路の溢流堤から溢流した放水を導水渠に導き、制水門を経
てすぐに水車へ
導水する、という形をとる。第二発電所の出力は当初640キロワット、のち800キロワット[8]。出力800キロワットの段階での使用水量は
22.4立方メートル毎秒、有効落差は5メートルであった。設備はボービング製縦軸カプラン水車とブラウン・ボベリ製800キロボルトアンペア発電
機を各1台備えた。 廃止の経緯→建設以来使用された水圧鉄管や水車発電機など施設が老朽化したことから、北陸電力では1997年(平成9年)6月より西勝原第一発電所の全面 改修工事に着手した。工事は翌年12月に竣工し、試験を経て発電所は1999年(平成11年)4月より営業運転を再開した。この際、使用水量 は従前の11.13立方メートル毎秒に据え置かれたものの、水車発電機の効率増加と遊休落差の回収(有効落差は 115.40メートルから117.60メー トルへ)の2つにより発電所出力が1万900キロ ワットへと引き上げられている。 |