電 力総研 水 力あれこれ
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20.11.18運開

只見川の水力発電

莫大な水量を誇る奥只見ダムが流れ込む只見川。阿賀野川水系である。

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/shingou/shingou.html

新郷(しんごう)ダム
総貯水容量:2,272.0万m3 有効貯水容量: 635.2万m3
満水位標高:161.75m
利水量:512m3/s(新郷・第二新郷)
流域面積:5,717km2

(阿賀野川合流)


<ここに開発余地あり。8m!笑>
とは言え345m3/sとかなので成るべく薄っぺらいシステムで有効落差6m位取って頑張りたい。
例えば新郷発電所の放水位が下流の山郷ダムの満水位よりも低くなったりしている。此処でもそんなの駆使したい。

[私案]高郷発電所
出力:19,300kW[+19.3MW]
落差:7m
水量:345m3/s
取水:只見川[高郷ダム]170m
放水:阿賀野川[新郷ダム]160m
距離:2.1km

大川(阿賀野川)から更に水を運んできてもOK
追加導水路:5.5km

面積: 5,717km2(新郷ダム)-2,765km2(片門ダム)=3,000km2(阿賀野川上流面積)
水量:150m3/s程度で合計500m3/s程度か。

[増強私案]高郷発電所
出力:28,000kW[+28.0MW]
落差:7m
水量:500m3/s
取水:只見川[高郷ダム]・大川(阿賀野川)170m
放水:阿賀野川[新郷ダム]160m
距離:2.1km+5.5km=7.6km


東北電力(株) 片門発電所[水力]
    昭和26(1951)年12月:着工 
    昭和28(1953)年 8月:運用開始
ダム式・調整池式
認可最大出力:57,000kW(運開当時38000kW)   常時出力:12,800kW
 最大使用水量:345.00m3/s
有効落差:19.29m
水車:3台 総出力67500kW
流域面積:2,765.0km2
取水:只見川[片門ダム]189.50m
放水:只見川169.76m

片門(かたかど)ダム[水力]
東北電力(株)
目的:発電
着工/竣工:1952/1953
堤高:29m、堤頂長:219.5m
総貯水容量:16,172,000立方メートル    有効貯水容量: 4,497,000立方メートル
満水位標高:189.50m
流域面積:2765  平方キロメートル
湛水面積:  1.66平方キロメートル

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/yanaidzu/yanaidzu.html

東北電力株式会社 柳津発電所
    昭和26(1951)年12月:着工
    昭和28(1953)年 8月:運用開始
ダム式・調整池式
 認可最大出力:75000kW(運開当時50000kW)     常時出力:16400kW
    平均年間発生電力量:318109MWH(3億1810万9千キロワット時)
最大使用水量:345.00立方メートル毎秒     常時使用水量: 79.12立方メートル毎秒
最大有効落差:25.39m     常時有効落差:24.37m
    水車:3台 総出力87000kW
    流域面積:2,700.0km2
    取水:只見川[柳津ダム]215.00m
    放水:只見川189.13m

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/yanaidzu/yanaidzu.html

    柳津(やないづ)ダム
    昭和27(1952)年:着手
    昭和28(1953)年:竣工
    堤高:34m、堤頂長:216.7m
     総貯水容量:23,938,000立方メートル(現地のデータ)
     総貯水容量:24,309,000立方メートル(ダム便覧のデータ)
    有効貯水容量: 5,801,000立方メートル(現地のデータ)
    有効貯水容量: 5,864,000立方メートル(ダム便覧のデータ)
    満水位標高:215.00m
    低水位標高:212.00m
    流域面積:2700  平方キロメートル
    湛水面積:  2.068平方キロメートル

~滝谷川~

[構想]滝谷川第一発電所
出力:15,800kW[+15.8MW]
水量:13.7m3/s
落差:139m

放水:滝谷川216m
導水路:16.33km

導水・取水(EL=360m)
本導水路(滝川流域)12.53km
(傾城沢)・(久保田沢)東川滝谷川居利矢麻沢(366m)
流域:103.8km2

支導水路(大谷川流域):3.87km
取水:大谷川33.2km2

東川・滝谷川・居利矢麻沢・大谷川で139.76km2。EL=360m


東北電力(株) 滝谷川発電所[水力
運開:1920.8
水路式・流込式
認可最大出力:445kW      常時出力:190kW
最大使用水量:1.67立方メートル毎秒
有効落差:33.90m
水車:出力582kW1台
導水路:総延長518.3m
流域面積:71.0km2
取水:滝谷川397.31m(此処?398m)
放水:滝谷川361.20m(此処?389m)

[構想]滝谷川第二発電所
出力:9,400kW[+9.4MW]
水量:4.0m3/s
落差:265m
導水:11.53km
取水:630m
滝谷川624m(取水堰で嵩上)大谷滝沢小谷滝沢(殆ど流域無し)博士沢杉山川
放水:360m(滝谷第一発電所取水口)
メインの取水口である滝谷川取水口の流域面積は38.7km2



http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/miyasita/miyasita.html

東北電力株式会社 宮下発電所
    所有:日本発送電株式会社[運開]
    昭和16(1941)年     :着工
    昭和21(1946)年12月  :運用開始
ダム水路式・調整池式
 認可最大出力:94000kW(運開当時32100kW)     常時出力:21100kW
    最大使用水量:320,00m3/s
    有効落差:34.75m
    水車:5台 総出力123000kW
      取水位標高:254.50m
    放水位標高:214.50m
面積
    流域面積:2467.0平方キロメートル
河川
    取水:只見川[宮下ダム]
    放水:只見川

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/miyasita/miyasita.html
宮下(みやした)ダム
東北電力(株)
目的:発電
    昭和16(1941)年:着手    昭和21(1946)年:竣工
    堤高:53m、堤頂長:168m
     総貯水容量:20,500,000立方メートル
    有効貯水容量: 4,056,000立方メートル
    満水位標高:254.50m
    流域面積:2467  平方キロメートル
    湛水面積:  1.45平方キロメートル

宮下発電所への水供給及び揚水発電第二沼沢の下池。

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/numazaw2/numazaw2.html
東北電力株式会社 第二沼沢発電所
昭和56(1981)年10月:一部運用開始
    昭和57(1982)年 5月:運用開始
揚水式水力(純揚水)・ダム式
    認可最大出力:460,000kW
    最大使用水量:250.00m3/s     最大揚水量:196.00m3/s
    有効落差:214.00m
    水車:2台 総出力472000kW
    導水路:総延長1230.5m
    流域面積:8.9平方キロメートル
    上部貯水池:沼沢湖475.00m
    下部貯水池):只見川[宮下ダム]254.50m
   
http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/numazaw2/numazaw2.html

    沼沢湖(ぬまざわこ)
    [別名]沼沢沼(ぬまざわぬま)
    カルデラ湖
    貯留量:44,700,000立方メートル
    水深:96.0m
    通常時水位標高:475.00m
    湖面面積:3.00平方キロメートル

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/uwada/uwada.html

東北電力株式会社 上田発電所
    昭和29(1954)年3月:運用開始
ダム式・調整池式
認可最大出力:63,900kW(運開当時42600kW)      常時出力:16,100kW
最大使用水量:284.00m3/s
有効落差:26.30m
    水車:3台 総出力72000kW
    流域面積:2402.0平方キロメートル
    取水:只見川[上田ダム]281.50m
    放水:只見川254.80m

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/uwada/uwada.html
上田(うわだ)ダム
昭和27(1952)年:着手    昭和29(1954)年:竣工
    堤高:34m、堤頂長:283.7m
     総貯水容量:20,500,000立方メートル
    有効貯水容量: 4,426,000立方メートル
    満水位標高:281.50m
    流域面積:2402  平方キロメートル
    湛水面積:  1.52平方キロメートル

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/honna/honna.html
東北電力株式会社 本名発電所
    昭和29(1954)年8月:運用開始
ダム式・調整池式
認可最大出力:78000kW(運開当時50000kW)      常時出力:18300kW
   最大使用水量:260.00立方メートル毎秒
    有効落差:34.90m
    水車:総出力90000kW
    取水位標高:317.00m
    放水位標高:281.50m
    流域面積:2142.0平方キロメートル
    取水:只見川[本名ダム]
    放水:只見川


http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/honna/honna.html
    本名(ほんな)ダム
    昭和27(1952)年:着手
    昭和29(1954)年:竣工
    堤高:51.5m、堤頂長:200m
     総貯水容量:25,769,000立方メートル
    有効貯水容量:13,472,000立方メートル
    満水位標高:317.00m
    流域面積:2142  平方キロメートル
    湛水面積:  1.79平方キロメートル

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/inagawa/inagawa.html
東北電力株式会社 伊南川発電所
    所有:新潟電力株式会社[運開]    昭和13(1938)年10月  :運用開始
水路式・調整池式(これ?)
    認可最大出力:19400kW      常時出力: 5200kW
    最大使用水量:20.60立方メートル毎秒
    有効落差:109.32m
    水車:出力25000kW1台 
    導水路:総延長9671.9m、主要導水路 幅3.80m高3.80m、延長9069.0m
    流域面積:826.7平方キロメートル
    取水:伊南川(この辺?)(432.30m)
    放水:只見川(314.00m)

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/taki/taki.html
電源開発株式会社 滝発電所
    昭和36(1961)年12月5日:運用開始
ダム式・調整池式
    認可最大出力:92000kW      常時出力:17700kW
    最大使用水量:300.00立方メートル毎秒
    有効落差:35.82m
    水車:2台 総出力102000kW
        取水位標高:354.00m
    放水位標高:315.54m
    流域面積:1978.8平方キロメートル
    取水:只見川[滝ダム]
    放水:只見川

http://www.suiryoku.com/gallery/fukusima/taki/taki.html

    滝(たき)ダム
電源開発(株)
目的:発電
    昭和34(1959)年:着手/    昭和36(1961)年:竣工
    堤高:46m、堤頂長:264m、
 総貯水容量:2,700.0万m3   有効貯水容量:1,030.0万m3
    満水位標高:354.00m
    流域面積:1978.8 平方キロメートル
    湛水面積:  2.30平方キロメートル

[wiki]
2011年7月の新潟・福島豪雨により、只見線は小出 - 会津坂下間113.6kmが不通(被害状況は前述)となった。…今回の只見線橋梁流出等の原因となった洪水被害については、只見線とほぼ平行して流れる只 見川に、東北電力と電源開発が計10基のダムを建設したが、そのうちの一つ、滝ダムについては堆積する砂が貯水容量の38%(とは註:2,700万m3の 38%だとすると1,000万m3ということになり,無効貯水量1,670万m3の過半(60%超)が土砂で埋まっていると云う事になる。)に達してお り、各ダムの堆積砂による貯水容量の低下により、ダムからあふれた水が、只見川で洪水となり、被害を拡大させた事を所有者の電源開発が認めている。只見線 不通区間に位置する金山町の被災者150名でつくる「只見川ダム災害金山町被災者の会」は、只見川流域の安全対策を怠ったダム災害と訴え、只見線をダムの 堆積砂を運ぶ貨物線としても、活用してはどうかとの意見もある。


とのこと。勿論利水ダムで有り洪水調整機能は滝ダムには無いので罪は無いのであるけど,堆砂を取り除いて容量確保してそれを利水容量に転用すれば大雨の前に水量を減らすなどして貯水できた可能性はある。
またダムの工事用貨物輸送路線として活躍した只見線が再び土砂輸送で活況を呈すなか良いことである。沿線のダムはどこも土砂で貯まってるだろうから可成りの輸送量が見込める。
その2へ続く

伊南川