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電 力総研 水 力あれこれ(紀伊半島)
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
21.6.1運開
紀伊半島(弱小)発電所蒐集
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■新宮川水系   

(熊野川河口)

~相(お)野谷川~[分 岐EL4m]

大里発電所[水力
関西電力(株)
三重県南牟婁郡紀宝町大里[場 所]
運開:1903.12[  新宮水力電氣(株) ]・出力増加:1955.8
水路式・流込式
認可最大出力:360kW      常時出力: 50kW[13.9%]→0.12m3/s[0.07]程度か
最大使用水量:0.86m3/s[0.515]
有効落差:53.00m
    水車: 出力385kW×1台
    導水路:総延長2007.9m
    流域面積:16.7km2
    取水:相野谷(おのだに)川73.78m(こ れか?)
    放水:相野谷川16.64m


~赤木川~[分 岐EL18.6m]

関西電力(株) 滝本発電所[水 力][DB] [勝手な記録
所在地:和歌山県新宮市熊野川町滝本
運開:1921.12[宇治川電氣(株)]:
水路式・流込み式
認可最大出力:265kW   常時出力:177kW[66.8%]→0.11m3/s[0.108]程度か?
最大使用水量:0.167m3/s[0.139]
有効落差:208.20m
水車:横軸ペルトン水車 出力292kW×1台
導水路:総延長1835.0m
流域面積:10.2km2
    取水:滝 本川?421.26m北 谷川?686m
    放水:赤 木川204.68m

水力さんが放水先を滝本川と書いているが赤木川の間違い(or通称)だろう。川の名前サイトでも不明だった取水 先の川だが取り合えず滝本川と北谷川としておくが,北谷川から滝本川への導 水路があるようだ。勝 手な記録のShimneti氏が訪問?している。

・北谷川の導水点の標高が686m,その導水路の放水口でも681mであるのでここで取水して発電出来そう。

[私案]北谷発電所
出力:880kW[+0.88MW]
水量:0.4m3/s
落差:265m
流域:4.06km2
取水:滝本川[北谷導水放水口]681m
放水:滝本川[滝本発電所]413.4

・流域面積が10.2km2あるのでもっと水量を増やしても良さそう。

[増強私案]滝本発電所
認可最大出力:265kW→2,080kW[+1.815MW]
最大使用水量:0.167m3/s→1.2m3/s
有効落差:208.20m
流域面積:12.2km2(=10.2(既存)+2.0(新設)km2)
導水:新規983m
取水:滝 本川? 赤 木川名 称不明名 称不明  421.26m
放水:赤 木川204.68m

・更に滝 本の聚落を出た辺りで180m。もう一寸発電したい感じはする。

13.1km2って感じ。既存の10.2km2と併せて23.3km2。2.5m3/s程期待出来よう。勿論取水位は滝本の放水地点である赤 木川204.68m
1.3m3/sは行ける。
発電所
標高
導水距離
出力
効率
滝 本北 151m 1.3km 520kW 0.4
鎌 塚 98m 3.0km 1,600kW 0.53
鎌 塚北 75.3m 4.06km 2,270kW 0.56
西 62m 5.23km 2,300kW 0.44
小 口 57.4m 5.53km 2,400kW 0.43
上 長井 49m 6.4km 2,600kW 0.41
う~ん,イマイチですなあ。一番効率が良いのは鎌塚北ではありそう。

~和田川~
和田川と奥山谷の合 流部で187m。この上流で23.8km2ある。3.0m3/s取れるとして和 田付近の地下で発電してその下 流EL41m程へ放流。導水距離7.2km,落差を140m程取れるとして3.6MW。もう一声欲しい(;´Д`)

こいつに滝本発電所放水などからの水を併せると規模は稼げれるが上図の様に一寸離れてて導水は一寸無理矢理な感じに。

もうリセットして滝本PS放水位のEL.200mに拘らず和 田川赤 木川のEL150m程で取水して見る。52.1km2だから最大6.8m3/s程行けそう。下部はさっきと同じで和 田付近の地下で発電してその下 流EL41m程へ放流とする。落差は100m程。今度は5,700kW程。これはいけるな~。


[私案]和田発電所
出力:5,700kW[+5.7MW]
水量:6.8m3/s
落差:100m
流域:
取水:和 田川支 流支 流赤 木川のEL150m程
放水:赤木川EL41m

(北山川分岐)

~大塔川~[分 岐:EL45.8m]


~~四村川~~
関西電力株式会社 四村川発電所[水力]
和 歌山県田辺市本宮町下湯川[場所]
運開:1925.6四村川電氣(株)・設備改修:1991.1(87kW)設備改修:2009.3(88kW)
水路式・流込式
    認可最大出力:88kW(改修後)/87kW(改修前)      常時出力:88kW
    最大使用水量:0.31m3/s
    有効落差:37.61 m(改修後?) 37.273m(改修前?)
    水車: 出力90kW×1台
    導水路:総延長313.1m
    流域面積:39.2平方キロメートル
    取水:四村川114.09m
    放水:四村川72.20m

なに二回も改修してんだ?しかも88kWのミニマム。

形状としては阿賀野川を思い出させる(!?)弯曲を短絡して短距離で落差を稼ぐスタイル♪

改修するならこんな感じに出来なかったのだろうか?88kWなんて籍を置いておく管理コストだけで赤字になりそう。。

[リプレース案]新四村川発電所
出力:1,300kW[+1.29MW]
落差:54m
水量:3m3/s
導水:1km (1.29)
取水:四 村川125.7m
放水:四 村川67.3m

まあわざわざって感じは強い。。

それよりも上流を纏めて大塔川に流してみる。結構いい感じ♪


[新設私案]奥四村川発電所[こ の辺
出力:4,700kW[+4.7MW]
水量:4.3m3/s
落差:130m
導水:3.0km
流域:34.4km2
取水:四村川EL.207~217m(堰で10~20m程嵩上げ)[地 理院
放水:大塔川EL.64.5m[ 地 理院



この大塔川,上流を纏めて発電所を造りたい。大 塔川(ホイホイ坂西側)EL128mや十九良(つづら)谷139mから取水してやはり大 塔川(本宮町上大野)EL64.4mで発電すると流域は39,3km2+4.1km2で水量を6.0m3/sでとっても3.5MW程度。不可。
四村川みたいに200m程から取れないと厳しいな。。やりなおしてみると大塔川はちと嵩上げが必要だがこんな感じで36.3km2。奥四村発電所[私案] の能力を倍増させられそう。


こんな感じとなる。良いですな~♪こういうの得意そうな中電マジでやれよな~。ここらはギリギリ関電のシマだけど関電は原発でもやっとればええ。

[新設私案]大塔川発電所[こ の辺
出力:9,800kW[+9.8MW]
水量:4.3+4.7=9.0km2m3/s
落差:130m
導水:3.0+3.6=6.6km
流域:34.4+36.3=70.7km2
取水:笹 ノ瀬川EL214m大 塔川EL.203m・黒蔵谷・四村川EL.207~217m(堰で10~20m程嵩上げ)・[地 理院
放水:大塔川EL.64.5m[ 地 理院



■那智川

すげえ立地。日本一の那智の滝を含む滝2箇所からの取水だ!?但し規模は極小。

関西電力(株) 那智発電所[水力] [協 会
運開:1913.2[那智水力電氣(株)120kW]・ 設備改修:1997.3(186kW)
水路式・流込み式
    認可最大出力:186kW      常時出力:186kW[100%]
    最大使用水量:0.295m3/s[0.42]
    有効落差:83.38m
    水車: 出力202kW×1台
    導水路:総延長1041.8m
    流域面積:7.0km2
    取水:那 智川[第一堰堤・那智の滝]暗 谷[第二堰堤・陰陽の滝]203.21m
    放水:那智川110.83m




■太田川[山行が(歴代地図)]    

~小匠川~
ここは林道が堰堤にトンネルを穿って走行 して(←ネタバレ注意)いる衝撃案件。原野谷ダム同様 の普段は水を貯めない堰堤である。奇しくもあちらも二級河川太田川水系である。

「山行が」林道樫山小匠線
元来紀伊半島南部地域はわが国でも最も降水量が多いうえに、急峻な地勢はその流出を早める。/流域の山地は第2次大戦語の復興用材の需要増加のた め過伐となり、山林の荒廃を招いて災害の原因となり、1939・47~49(S14・22・23・24)年と大洪水が続いた。/この洪水災害を防ぐため、 ダムを築造し、(中略)[1959年の] 当ダムの完成により毎年のように被っていた水害から耕地399ha、宅地80haが守られ、流域住民の福祉が向上した。「角川日本地名大辞典 和歌山県」

小匠ダム[便覧
河川     太田川水系小匠川
目的:     F
堤高:     35.9m
流域面積/湛水面積     40km2 ( 全て直接流域 ) /53ha
総貯水容量/有効貯水容量     749.0万m3/749.0万m3
ダム事業者     和歌山県
着手/竣工     /1959

①非常用洪水吐っぽい丸穴と道路を塞ぐ
②魚道と付け替え道路の建設(これは林道樫山線でOK?)

これで普段は発電用ダムに転用出来ないか?

普段は4m3/s程度使えそう。
堤高から25m程迄貯めれば現在標高35m位の場所なので標高60m位からの発電が出来そう?
地図の堰堤と標高線の関係からだと50m程度か?

落差は取れないので水量が欲しい。
ところがこの50mってのが結構難敵で,南紀の膨大な降水量に長年削られて山に標高が全く残って無くてダムでも造らないと全く近くから導水出来ないのであ る。

ダムを造らないとあかん。。今のとこ考えるのは本流太田川のこ こら。トンネルが無駄にならないし。

それにしても無人・無住になってから莫大な費用を掛けて林道を整備するこの国の形には怒りしか感じない。都市部では今日も貧困世帯の子供らが腹を空かせて いるというのに。。自己責任というなら過疎地に仕事もないのにしがみつく方やろ。

その様に建設された林道が縦横無尽に走る(とはいえ交通には便利になっていない)南紀地方であるけど,この小匠の山向こうは古座川の支流,小川であ る。公共事業にしても水力発電みたいに地球の未来に役立つ形でカネ使って欲しい所である。

ということでひとしきり毒を吐いた所で思い切って,今の小匠ダムの場所に堤高80m・満水位EL100mでダムを建設してみる。流域面積は40km2であ る。
湛水面積はなんと226.2haも取れる♪

これだけ貯めれば最大12m3/s程度が利用出来るのでは無いか?

[私案]小匠ダム(再開発)
目的:PF
堤高:85m
湛水面積:226.2ha
取水位:100m
流域:40km2

[私案]太田川発電所
出力:10,500kW[+10,5MW]→ おほっ♪
水量:12m3/s   
落差:90m
取水:小匠川[小匠ダム]100m
放水:太田川9.4m

なかなかじゃあないか。無人化した地域が再びエネルギー供給地帯として復活するのである。
とりま利用水深として30m程見て見る。662,821m2となり,計算上4,250万m3程期待出来そうとなった♪
12m3/sで流して41日分である。一日4時間のピーク対応でも320日,平日のみなら1年持ちそうであるw
朝晩の計8時間とかでも160日なので一冬貯水が持ちそう♪

さてダム湛水域の詳細である。デカいので縮小してある。クリックすると巨大画像注意。是非周辺を探 訪,走破してみたい。

付け替えが必要なのはふるさと林道小匠小森川線の高 野川に沿うほぼ全区間[山行がだとここ]と,林道樫山線の野 平付近[山行がだとここ] である。
林道樫山小匠線は廃道同然なので付け替えは不要では無いか。山手川聚落跡には川沿いで行くルートはなくなるな~。樫山と小匠ダムの間の行き来が遠回りにな りすぎるかな?湖岸の巡視は船かな~。

流域が40km2だとすると降雨量は年間1億5000万トンぐらいか。冬が始まる前迄に4000万トン貯めて一冬安定的に発電していきたい♪




~古座川~
佐田発電所七川ダム




■周参見川   

上流部に川の結集点がある。


まああんま広くは無いが周 参見川広 瀬谷の上流171mで取水すると16.8km2。下流の周参見市街付近周 参見川21mで発電。面積も狭く2.0MW程度。全然あかん。。

日置川支流の城川辺りと併せると良さそう。


[私案]周参見川発電所
出力:5,000kW[+5.0MW]
水量:2.9m3/s
落差:202m
取水:平 尾谷広 瀬谷城 川周 参見川(雫ノ滝付近) 220m
放水:日 置川(安居地先) 8.0m

日置川の安居(あご)には熊野古道の渡し場があったようである。
23.4
説明文には以下の様にある。仏坂は向かいの山の様だ。


が,川には船着き場など何も無いようだった。現在休止中とのことである。上流方 面,放水地点想定地を望む


これ近いし城川の上流で取水するからとはいえわざわざ日置川に持って行くこともなくて,周参見市街で発電しても良いかも知れないとは思った。。

こ の堰辺りで2.4mである。
23.4




~日置川~
合川ダム殿山発電所



~富田川~




■会津川   

(田辺市街)

(両 会津川合流2.1m)


~ 右会津 川~

川中口発電所=廃止[水力
関西電力(株)
運開:1918.7[川中水力電氣合資会社]
廃止:2004.2
水路式・流込式
認可最大出力:120kW
 最大使用水量:0.156m3/s
有効落差:95.45m
 取水:右 会津川142.3m
 放水:右 会津川43.8m

流域面積:24.13km2

復活させたいと思ってた所に,うおっ,先越されたと思ったけどまあかち合わずに済みそう。向こうは30kWだ!

水力発電所復活プロジェクトで地域づくりを応援したい
https://camp-fire.jp/projects/view/390586
 秋津野水力発電復活プロジェクトは、吉野熊野国立公園奇絶峡(きぜっきょう)から流れ来る水で小水力発電を行い得られ た収益で地域 づくりを応援しようと いうプロジェクトです。

今回のプロジェクトでは和歌山県田辺市上秋津地域にあります4つの法人や住民、そしてクラウドファンディング応援団がコンソーシアムを組んで2021年中 の実現を目指しています。

右会津川の水力発電所復活へ 田辺市上秋津、売電剰余金で地域活動支援
https://www.agara.co.jp/article/121706
(2021年04月30日 14時30分 更新) 和歌山 紀南 社会 経済

小水力発電所が建設される右会津川。左岸に放水路が整備され、発電機が設置される(和歌山県田辺市上秋津で)

 和歌山県田辺市上秋津で、水力発電所を復活させ、魅力ある地域づくりにつなげようと、地元の住民らでつくる法人が、右会津川に小水力発電所を建設してい る。地域資源を生かした自然と暮らしの循環地域を目指す取り組みで、収益は地域づくりに役立てる。観光資源としても期待がかかる。

 地元の一般社団法人「ふるさと未来への挑戦」が、景勝地・奇絶峡近くに大正期から2004年まであった水力発電所を復活させようと計画。2年前から勉強 会を開いたり、各地の小水力発電所を見て回ったりして研究。その結果、場所を下流に変え、発電規模では以前の6分の1となる 発電所を造ることにした。建設工事は3月下旬にスタート、7月からの発電を目指す。

 建設場所は、右会津川 の農業用水の取水ぜきがある地点。川上神社近くの左岸で、用水路に流れきらない水を利用して 発電する。発電機はフランス製の2基で、最大出力が約20キロワットあり、発電力は一般家庭30戸分の使用量に相当する。総事業費は約2千 万円で、うち約75%は銀行からの融資。

 電気は関西電力に買い取ってもらう。最初の20年間は1キロワット当たり34円(税別)。借金の返済は長期に分け、売電による収入を充て、剰余金を地区 に還元したいという。

小水力発電所が完成 田辺市上秋津、近く売電開始
(2022年02月05日 14時30分 更新) 和歌山 紀南 社会 経済
https://www.agara.co.jp/article/178594

 地域づくりに生かそうと、和歌山県田辺市上秋津の一般社団法人「ふるさと未来への挑戦」が整備を進めてきた「あきつの小水力発電所第1号」がこのほど地 元で完成した。

 上秋津の川上神社近くの右会津川左岸にあり、水門下流に、フランスから輸入した水車発電機2台(計20キロワット)を設置した。事業費は約3300万 円。

 農業用水の余水を活用し、約3メートルの落差の水圧でタービンを回して発電する。現在は水量が少ないため、雨が降るのを待って稼働、売電を開始する。稼 働は水量によって自動的に制御する仕組みにしている。

 関西電力への売電収益は年間300万円以上を見込み、融資返済に充てるほか、人材の育成、情報の発信、地域課題の解決の事業に生かす。

 発電機の海外からの輸送遅延や増水による工事への影響などがあって稼働開始は当初の予定から遅れたが、クラウドファンディング(CF)による寄付や、ボ ランティアでの事業支援など事業趣旨に賛同する人らに支えられ、完成に至った。


あきつの小水力発電所第1号[紀伊民報] [紀伊民報
一般社団法人「ふるさと未来への挑戦」
出力:30kW
水車:フランス製(フランシスではないのかw)20kW×2



[復活案]左会津川発電所
出力:2,200kW
水量:2.4m3/s
落差:94.5m

 
~ 左会津 川~

右会津川同様,こ の辺(82.4m)やもう一寸下のこ こら(56.3m)発電所の適地っぽい

その場合,取水箇所ははこ の辺(184m)か。

面積:11.42km2


[新設案]右会津川発電所
出力:1,100kW
水量:1.1m3/s
落差:124m



~南部(みなべ)川~
島の瀬ダム



■切目川
切目川ダム



■印南川
尻掛川池[場 所



~日高川~
椿山ダム・美山発電所 他



■由良川



■広川 20.9.27作成   

切目川より更に地味なダムみっけ。

広川ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0

http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1648
ダム諸元
堤高:53.5 m
流域面積:12.6 km˛
湛水面積:20 ha
総貯水容量:350万立米
有効貯水容量:325万立米
利用目的:洪水調節・不特定利水
事業主体:和歌山県
着手年/竣工年:1968年/1974年

立地:広 川(135m程)

和歌山県河川/雨量防災情報
http://kasensabo02.pref.wakayama.lg.jp/mainMap.html
広川ダム
kasensabo02.pref.wakayama.lg.jp/damDetail.html?ccd=450

広川ダム の最新データ

2020年10月06日
08時20分 現在
その他
放流量 0.3 m3/s

流入量 0.2 m3/s
貯水位 136.3 m
貯水量 646 千m3





標高が低いせいもあってか電源開発はされていない。多雨地帯,1.2m3/s程度は行けるではないか。

小 鶴谷(133.7m)室 河(136.6m)猪 谷(134.9m)西 畑(136m)等の水も取水(取水路6.8km)。まあ面積とか調べる気も起きぬ程狭そうなので全部で0.2m3/sとする。
126mの谷を一箇所乗り越えてこ の辺(5.8m)で発電。

流量1.4m3/s,有効落差120m,導水路7.8km,取水路7kmで1,350kW。
この設備投資でこの発電量は心許ない,というか多分無理だな。

もっと近く,こ の辺(63m)で発電。有効落差70m,導水路2kmで700kWでも良いかも知れない。もう一寸頑張るなら導水路を小鶴谷と室川の1.5km程 増やしても良い。
小鶴谷と室谷で3.8km2なので0.3m3/sとれて,まあ本体も小さいしさっきは1.2とか推計したけど1.0m3/sに抑えて(今(20.10.6の朝9:20)なんかは0.3m3/s放流とかだ しな。。)計1.3m3/sとなると750kWとなる。ち・い・せ・え。


投資効率は間違いなくこちらが良いだろう。

室河・小鶴谷の導水はそのままに大 正池EL65mを使ってみる。導水距離5.8kmでこ のEL,15m付近の堰の手 前この辺迄持ってこれる。

[私案]広川第一発電所
出力;850kW
水量:2.0m3/s
落差:50m
導水:
流域:
取水:広川[広川ダム]120m
放水:[大正池]65m

[私案]広川第二発電所
出力;750kW
水量:2.0m3/s
落差:45m
導水:
流域:
取水:[大正池]65m
放水:広川16m

イケイケでやってきたけどまあ此処に限っては日和って+0.75MW の小水力開発に 抑えておく。というか,保留かな。。

開発されなかった南部川切目川と 似た感じはある。



~有田川~
二川ダム・岩倉発電所 他



■日方川