電 力総研 水 力あれこれ
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
天ノ川・十津川電源開発と逍遙 十津川第一発電所 十津川第二発電所 奥吉野発電所 北山川
20.10.8一旦完成
20.9.21運開

熊野川の電源開発!


十津川と北山川が一緒になって熊野川になる認識であった(益田川馬瀬川で飛騨川みたいな)。
同じ川が行政区画を境に違う川になることもある(信濃川と千曲川,吉野川と紀ノ川)けど, 調べたら此処も県 境で変わるようだ。十津川と天ノ川の境界も十津川村と大塔村(五條市)の境界であって川原樋川との合流って訳では無いらしい。

また調べていく内に以下の様な資料も見つかった。新宮川水系の中に熊野川圏域という奴があるらしい。十津川・天川を除いた熊野川と北山川を中心とした水域 のようだ。

新宮川水系熊野川圏域河川整備計画
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080400/keikaku/seibikeikaku_d/fil/kumanogawa.pdf

この中で色々な情報が得られたが,降水量のグラフを転載しておく。
出典:
1) 国土交通省水文水質データベース
2) 気象庁アメダス気象データ
欠測データが1割以上含まれる年度を除く1983~2012年の30年間の時間雨量データを用いて作成
図1 年間降水量(S58~H24の平均値)

これを見ると多雨地帯なのは南の方で天川の源流部はそれ程でも無いようだ。

ともあれ,十津川の電源開発は十津川第二発電所で(上流から見て)終わり,北山川の電源 開発は小森発電所で終わる。それぞれの諸元は以下の通りである。

十津川第二発電所[水 力
電源開発(株)
所在:和歌山県新宮市熊野川町相須
運開:1962.1
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:58,000kW  常時出力:15,000kW
最大使用水量:75.00m3/s  (常時水量:19.4m3/s程度か)
有効落差:90.0m
導水路:総延長7990.2m
流域面積:801.0平方キロメートル←此処でも使用水量は概ね流域面積の10%である♪
取水:十津川[二津野ダム](132.5m)
放水:十津川(熊 野川)(32.0m)

小森発電所[水 力
電源開発(株)
所在地:三重県熊野市紀和町小森
運開:1965.8
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:30,000kW  常時出力:12,000kW
最大使用水量:74.00m3/s  (常時水量:29.6m3/s程度か)
有効落差:49.0m
流域面積:564.0平方キロメートル←水量豊富?!13%もある。
取水:北山川[小森ダム](118.0m)
放水:北 山川(65.43m)→地図上だと81.2mに見える。。実際の放流先はこ の辺(66.2m)か?

此処では水力発電妄想的な見地から両発電所以下の未利用領域を熊野川と勝手に呼ぶことにして熊野川の電源開発を構想する。
先ずは小森川の方が高いのでこれを32m辺り迄落とす。
取水先は先程の「こ の辺(66.2m)か?」付近で確定。
途中の左岸周りだと板 屋川矢 倉川湯 ノ口でも取水出来そうである。
最後,こ の辺(北山川37.4m)で放水・発電。

[私案]瀞峡発電所
 認可最大出力: 16,200kW[+16.2MW]
最大使用水量:75.00m3/s
有効落差:26.0m
取水:北山川(66.2m)
放水:北山川(37.4m)

問題点は二つ程あって瀞峡の水が減ってしまう。更に,37m迄落としてもなお未利用の5m程が残ってしまう。更にはここと十津川第二の水を併せて発電した いが両川合流部では落差が足りない。こ の辺でか川を渡る必要がある。
木曽発電所や中呂発電所みたいに道や川を越えて云って欲しい。150m3/sの渡河は前代未聞かも。。

これら三つを一気に解消する方法を思いついた。瀞峡終わった55m付近で取水。右岸 経由で十津川第二発電所の真隣で発 電である。そして対岸で取水(水は蓋渠で)して下流で発電である。

[私案]北山川発電所
 認可最大出力:11,200kW[+11.2MW]
最大使用水量:75.00m3/s
有効落差:18.0m
取水:北 山川55m(瀞峡直下)
放水:十津川(熊 野川)(32.0m)[十津川第二放水地点]

[私案]熊野川発電所
出力:36,700kW[+36.7MW]
最大使用水量:150m3/s
有効落差:25m
導水路17.2km
取水: 熊野川75m3/s(34.0m) …  片門などから判断して放水位<取水位に出来る
放水:新宮川(熊 野川)(8.9m)