利水系統図![]() |
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井川以遠の大井川の調整力を持つ発電所とダム群
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最奥部開発 現状で最奥の二軒小屋発電所で取水位1717m・流域面積73.1km2である。もう200m程 上げて水が採れるかどうか検討してみる。 東 俣の池の沢出合でEL.1935m。これに併せて西俣の上流にある北俣・中俣で取水して見る。 ![]() 34.4km2とれた。更に小西俣方面へ伸ばすと13.8km2採れる。 [私案]西俣発電所 出力:12,800kW[+12,8MW] 水量:7,2m3/s[1.5] 落差:210m 導水:11.0km=6.3km(西俣~北俣~魚無沢)+4.7km(本導水路~東俣) 流域:34.4+13.9=48.3km2 取水:東 俣・北 俣・中 俣・上 岳沢・瀬 戸沢・内 無沢・魚 無沢 1935m 放水:西俣[二軒小屋P] 1717m ここより上は一寸厳しそう。。2230mで9.4km2。落差290mで1.4m3/sとすると3,400kW程度にしか成らない。5000kWは欲しい ねえ。特にここらは自然も厳しいし。。 |
発電所名 |
社名 |
運開(年) |
容量(MW) |
水量(揚水量)/水量(m3/s) |
貯水量(万m3) |
流域(km2) |
畑薙第一/第二 | 中電 |
1962/1961 | 137.0/85.0 | 160.0(150.0) /60.0 | 8,000 / 360 | 318.0 |
高根第一/第二 | 中電 |
1969 | 340.0/ 26.1 | 300.0 / 40.0 | 3,401.3 / 578.5 | 159.8 |
馬瀬川第一/ 第二 | 中電 |
1976 | 288.0/ 66.4 | 335.0 / 113.0 | 1億0000(発電・利水)/610 | 1805.0 |
新高瀬川/中ノ沢 | 東電 |
1971 |
1,280/42.0 |
644.0(540.0)/35.0 |
1,620.0 / 1,620.0 | 131.0 |
新成羽川/田原 |
中国電 |
1968 |
303.0/22.0 |
424.0/ 60.0 |
8050.0 / 574.0 |
625.2 |
水量単位:百万m3 |
流域 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
年間放水量 |
年間利水量 |
畑薙第一ダム |
318.0km2 | 0.0 |
0.0 |
0.0 |
16.0 |
0.0 |
5.6 |
0.0 |
0.0 |
0.0 |
0.0 |
0.0 |
0.0 |
21.6(2千万トン) |
913.2(97.7%) |
畑薙第二ダム |
350.5km2 |
13.3 |
1.5 |
1.5 |
45.8 |
3.0 |
25.7 |
2.9 |
2.5 |
2.5 |
3.1 |
2.6 |
3.6 |
108.0(1億トン) |
955.9(89.9%) |
差 |
32.5km2 |
87.2 |
42.7(4.3千万トン) |
【畑薙第一発電所・畑薙第二ダム増
強案】 ▲ 上で見た様に畑薙混合揚水発電所の特徴は下池の容量が少なくて最大使用水量が 少ないであった。 以下の様に改善案を提案したい。畑薙第二ダムの満水位2mの嵩上げと畑薙第一の出力倍増である。 [増強私案]畑薙第一発電所 ダム式・混合揚水式 認可最大出力:274,000kW[+137MW] 常時出力:1,400kW 最大取水量:360.0m3/s(+160.0m3/s) 最大揚水量:300.0m3/s(+150.0m3/s) 有効落差: ポンプ水車:4・5号機<新設> 上部貯水池:大井川[畑薙第一ダム] 下部貯水池:大井川[畑薙第二ダム] [増強私案]畑薙第二ダム 河川:(直接)大井川(847m[畑薙第一発電所(839m)])・(間接)東河内川[東河内堰堤] 目的/型式 P(畑薙第一発電所下池(最 大取水量150m3/s)・畑薙第二発電所調整池[62.0m3/s]) 堤高/堤頂長 69m/171m 満水位:849.00m(+2m) 流域面積/湛水面積 329.2km2 ( 全て直接流域 ) /49ha 有効貯水容量 460.0万m3(+100万 m3) 折角容量倍増させるなら雨畑第一の利用水量も増強したい所ではある。 雨畑第一ダムの貯水量を増やしてももう殆ど利用水量は増えないけど(→水利用データ)。 |