富士川と早川の合流地点にある身延町から、山梨県道37号南アルプス公園線に頼って早川をひたすら遡ること延々36km。 高い橋の先、左右並んで口を開ける壁のような2本のトンネル。 まさしく……、禁地の門。[山行が] |
~大井川~ http://www.suiryoku.com/gallery/yamanasi/tashiro2/tashiro2.html 田代ダム 東京電力 目的:発電 大正13(1924)年:着手 昭和 3(1928)年:竣工 堤高:17.30m、堤頂長:108.5m 総貯水容量:22.0万m3 有効貯水容量:15.28万m3 流域面積:114.11平方キロメートル(現地データ) 流域面積:108 平方キロメートル(ダム便覧データ) 湛水面積: 0.03平方キロメートル ~保利沢川~ 保利沢ダム ~内河内川~ 東京電力RP(株)田代川第二発電所[水 力][wiki] [場 所] 着工:1921[田代川水力電気?日英水力]→運開:1928.11[早川電気?] 水路式・調整池式 認可最大出力:22,700kW(運開当時20,000kW) 常時出力: 6,200kW 最大使用水量:5.34m3/s 有効落差:1号機 501.87メートル、2号機 500.44m 運開当時497m 水車:2台 総出力23700kW 導水路:総延長5235.8m 流域面積:114.4平方キロメートル 取水:大井川水系大井川[田代ダム]・保利沢川[保利沢ダム]、内河内川(1391.82m) 放水:田代川第一発電所(870.22m) |
~雨畑川~ 東京発電(株) 雨畑川発電所 運開:1977.10 水路式 流込式 認可最大出力:12,000kW 常時出力: 1,600kW 最大使用水量:6.90m3/s 有効落差:213.60m 水車:出力12000kW×1台 導水路:総延長8876.0m 取水位標高:665.00m 放水位標高:440.00m 流域面積:72.3平方キロメートル 取水:奥 沢谷・稲 又谷・雨 畑川・御 馬谷、他 放水:雨畑川(雨畑ダム) [増 強私案]保川でも取水すれば良いのに。。導水距離3.75km。 面積14.362km2。1.2m3/s程増強出来て,出力は14,100kW[+2.1MW] ただ2.1MWの発電機を別に設置する程の事なのかやや心もとない。 寧ろ現在,認可最大出力12MWに対して常時出力が1.6MWしかないので,折角のダムなので貯めて発電に回した方が良さそう。こ ちらを第一案とする。(出力増強) 日本軽金属(株):雨畑(あまはた)ダム[水力]・ [場 所] 目的:発電 竣工:1967 堤高:80.5m、堤頂長:147.6m 総貯水容量:1,100.0万m3 有効貯水容量:1,100.0万m3 流域面積:99.7平方キロメートル <安川・早川導水> [増強私案]保川・早川から導水できる。 早川だけで23.0km2の専用取水域を得られる。2.0m3/s程度か。 保川では上流で雨畑川発電所が新規に取水してもしなくても結局雨畑ダム湖に流れ込むので 5.63km2+14.36km2=19.99km2,1.8m3/s程を取水可能。 保川から雨畑川への導水は導水管の容量などやや不透明な部分もある。直接雨畑ダム湖畔に送水して発電しても良いかも。まあ基本導水でいいけど飽くなき発電 量を追及するなら拾って行っても良いかも。 [構想]雨畑発電所 出力:3,200kW 落差:186m 水量:2.1m3/s 取水:黒 桂(つづら)河内川・保 川支流・保 川(630m) 放水:雨畑ダム(441m) 流域: 保川…19.0km2 黒桂河内川 <春木川導水> 更に雨畑湖から送水する角瀬発電所が立地する春木川の上流にも14m3/s程の水源がある。 一旦雨畑湖へ導水して貯水したい所だけど,発電所に直送してその分雨畑湖の貯水の節約をする方が現実的か? |
雨畑川、生コン大量投棄 汚泥現場の上流、山梨県が採石業者聴取 https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/656440.html (2019/7/12 静岡新聞) 駿河湾サクラエビの不漁により静岡、山梨両県が濁り調査を進めている山梨県早川町の雨畑川に汚泥投棄が発覚した問題で、新たに現場から約600メートル 上流に大量の生コンとみられる廃棄物が投棄されていることが11日、明らかになった。同県環境整備課が同日、現場を確認し、廃棄物処理法や河川法違反の可 能性があり、近くの採石業者ニッケイ工業(東京都)が事情を知っているとみて聴取を開始した。 雨畑川は早川を経て富士川に合流し、駿河湾のサクラエビ漁場付近に流れ込む。関係者によると投棄されていた生コンは数千トン以上とみられ、コンクリート 業者が生コンを作った際、余剰となり使われなかった「残コン」とされる。コンクリートは強いアルカリ性を示し、下流の自然環境に悪影響を及ぼす恐れがあ る。同県は12日以降に掘り返し、規模などを確定する。 関係者によると、残コンには大量の砂利がかぶせられ、周囲から見えないようカムフラージュされていた。汚泥の不法投棄とみられる問題が発覚した前後に同 社側が覆った可能性があるという。 残コンには、工事現場でコンクリートの強度を測定する円筒形のコンクリ塊(テストピース)も交じり、納入先や工事場所などが記されていることから、生コ ンプラントを特定できる見通し。… <メモ>生コンクリート(生コン) セメントに砂利と砂、水を混ぜて練ったもので、固まっていないコンクリート。生コン車で出荷し、使われずに工場に戻 された残コンは、廃棄物処理法に基づき産業廃棄物として処理するか、コンクリート製品などとしてリサイクルする必要がある。 ■専門家「相当に悪質」 ニッケイ工業「指導従う」 山梨県早川町の雨畑川で11日までに、産業廃棄物の大量投棄の疑いが相次いで判明した問題。専門家から「組織としてやっていたとすれば相当に悪質」との 声が聞かれる。関与が指摘されるニッケイ工業は行政の指導に従う姿勢を見せている。 全国の排水処理や不法投棄問題に詳しい愛知県のコンサルタント会社の担当者は「河川への流出可能性がある場所にコンクリートを捨てていたとすれば明らか に違法」と指摘。「排水や廃棄物処理には経費がかかるが、生コンは小規模事業者でも気を使って処理している」とした。 静岡県内の自治体で長年、産業廃棄物行政に携わってきた別のコンサルタントは「液状で排出され固まってしまうとすれば、相当高濃度だったと推定できる」 とした…。コンクリートは強いアルカリ性を示すため「河川水のpH(ペーハー)に影響すれば、下流の生き物は死んでしまう可能性がある」と懸念した。 同社の幹部は同日、事情を聴かれた山梨県職員に対し「全く知らなかった。社内調査を実施したい。行政の指導に従う」と述べた。 ■社長は元山梨県治水課長 自社プラントの洗石の過程で出た汚泥(ヘドロ)や生コンクリート(残コン)の雨畑川への不法投棄関与が指摘されているニッケイ工業。代表取締役の三井時 男氏(74)は11日、取材に対し「(いずれも)全く承知していなかった。最近は現場に行っていないので、状況が分からない」と述べた。 法人登記簿によると、三井氏は2010年9月から代表取締役を務めている。三井氏は元山梨県職員で、治水課長を最後に退職。日本軽金属(東京都品川区) に再就職し、同社が山梨県早川町で運用する雨畑ダムの近くに砕石プラントを持つニッケイ工業に移った。 同県ホームページなどによると、同課は河川管理に関する許認可や河川の美化、水害防止などを所管。今回発覚した残コンの不法投棄問題を同県環境整備課と ともに調べている部署。 |
~富士川~ (常磐川) 日本軽金属(株):波木井発電所[水力] 運開:1939.2 水路式・流込式 認可最大出力:21,900kW (改修前19,900kW) 常時出力:4,800kW(改修前) 最大使用水量:30.00m3/s 有効落差:79.90m 水車:2台 総出力22000kW(改修前?) 導水路:総延長8458.5m 流域面積:490.0平方キロメートル 取水:早 川[早川第一P/S]261.50m 放水:富士川172.30m 波木井発電所設備更新[日 本軽金属] 【背景】 ・1939年運転開始・老朽化⇒大規模修繕が必要 【概要】 ・工事内容導水路/水圧鉄管等土木工事及び発電設備更新 ・投資金額87億円 ・投資効果発電効率10%アップ ・工期2017年5月~2019年3月
日 本軽金属(株):富士川第一発電所[水 力][南 部町井出] 運開:1941.5 水路式・流込式 認可最大出力:42,000kW 常時出力:20,700kW 最大使用水量:66.00m3/s 有効落差:69.88m 水車:3台 総出力51000kW 導水路:総延長16890.5m 流域面積:3040.6平方キロメートル 取水:波木井川・波木井発電所・富 士川[塩ノ沢堰]175.10m 放水:富士川第二発電所、富士川91.50m 日 本軽金属(株):富士川第二発電所[水 力][清 水区新蒲原] 運開:1943.4 水路式・流込式 認可最大出力:49,500kW 常時出力:24,900kW 最大使用水量:75.00m3/s 有効落差:77.75m 水車:3台 総出力49500kW 導水路:総延長18445.8m 流域面積:3209.0平方キロメートル 取水:富士川第一発電所、富士川92.80m 放水:駿河湾1.00m |