■成羽川 ▲ <道後川> 西側は落合(江 の川水系支流西城川 庄原農業協同組合 永金発電所 出力:140kW 水量:0.43m3/s <持丸川> 庄原農業協同組合 小奴可発電所 出力:165kW 水量:0.70m3/s ~成羽川~ 庄原農業協同組合 竹森発電所 出力:200kW 水量:1.15m3/s 中国電力株式会社 川西発電所 出力:75kW
(東城市街)
(帝 釈川合流232.5m)
<新成羽> ▲ 新成羽川ダム諸元・新成羽川発電所諸元 1960年代末,高度成長真っ只中の中,中電が開発したのが新成羽・田原・黒鳥の一連の発電システム群である。1968.11運開。ここ新成羽川発電所は1969.11に増強された。 新成羽川ダム(しんなりわがわ) [便覧][wiki] ▲ 目的/型式 IP/重力式アーチ ←多目的ダムか!? 堤高/堤頂長/堤体積 103m/289m/430千m3 流域面積/湛水面積 625.2km2 ( 直接:615.7km2 間接:9.5km2 ) /360ha 総貯水容量/有効貯水容量 127500千m3/80500千m3 ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 /1968 満水:237.0m 中国電力株式会社 新成羽川発電所[水 力] ▲ 着工:1954./8/11 / 運開:1968.11(1・2号機)・1969.11(3・4号機) 混合揚水式 認可最大出力:303,000kW 常時出力: 0kW 年間発生可能電力量:約398152MWH(3億9815.2万キロワット時) 最大使用水量:424.00m3/s ←すげえ水量w(混合揚水式故ではある) 有効落差:84.70m 水車及びポンプ水車:立軸フランシス水車×1台、立軸フランシスポンプ水車×3台 総出力312500kW 導水路(下郷川→新成羽川ダム):総延長808.4m 流域面積:新成羽川ダム(上池)625.20km2/田原ダム(下池)631.40km2 上部貯水池:下郷川→成羽川[新成羽川ダム]237.00m 下部貯水池:成羽川[田原ダム]151.10m >高梁川水系では成羽川の右支川である帝釈川に1924年(大正13年)帝釈川ダム(重力式コンクリートダム・62.1m)が完成していた他は水力 発電は特記するものが無かった。このため中国電力は新規電源開発地点として成羽川中流部を選定し、1963年(昭和38年)より「新成羽川発電所建設計 画」として3ヶ所の発電専用ダムを建設する計画を立てた。その根幹施設が新成羽川ダムである。 [wiki] >1961年(昭和36年)岡山県企業局は、水島臨海工業地域への工業用水供給を図るべく「水島工業用水道事業」に着手した。そして河本ダムの他当 時計画段階にあった新成羽川ダムに事業参加し、水源として活用することとした。両ダムより供給された水は高梁川潮止堰(建設省管理)地点より取水し西之浦 浄水場を経て水島地域に送水する。これにより日量で708,000トンの工業用水供給を可能にするものである。更に1990年(平成2年)からは水島地域 に加え児島地域にも供給区域を拡大し、かつ老朽化した施設整備事業を展開することで日量20,000トンの供給を行う。水源については新成羽川・河本両ダ ムの他、1998年(平成10年)には高梁川本川最上流部に千屋ダム(重力式コンクリートダム・97.5m)が完 成して更なる補給を行えるようになった。 [wiki] ダムと其処から見える発電所を確認。これ以上近づくことは出来そうにない。 ![]() 受験生を連れての息抜きである。未だ見たい箇所も下流に残している。 この辺が潮時と湖面を一瞥し天端の向こう迄記念に渡るだけして(トンネルがあった)この奥の帝釈川ダムは割愛して帰路に就いた。 この先,下郷川沿いに道が延びてた様だがどうやらその川からも新成羽川ダムに導水していたようである。見に行くべきであった。。 ![]() [廃止]吉岡鉱山第一発電所(笠神発電所)[wiki][吉備ダム] 運開:1902.10.9 出力:? 取水:成羽川(現・田原ダム湖付近) 放水:成羽川(井川発電所?) 吹屋銅山(吉岡鉱山)[→wiki]へ送電する為に設置。現在は田原ダムの底に沈む。吹屋は島木川の上流,宇治の更に上流にある。 <田原> ▲ 田原ダム諸元 田原発電所諸元 25.3の初訪問時,田原ダム・発電所を目指してr33新見川上線をずいずい上がっていくと急に川がしょぼくなった。見ると阪本川となっている。r33は 成羽川から直進して阪本川に沿うように指定されていた。成羽川は,と思って引き返すと川の分岐点というか合流点の直ぐ目の前の谷の直ぐ入り口ににでーんと ダムが建っていた。この感じは河本ダム(→諸元)や千屋ダム(→諸元)にも共通しているものがある。 そしてダム堤体の直下に発電所が設けられていた。 田原ダム(たばら) [便覧] ▲ 目的/型式 P/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 41m/206m/112千m3 流域面積/湛水面積 631.4km2 ( 全て直接流域 ) /40ha 総貯水容量/有効貯水容量 7620千m3/574.0万m3 ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 /1968 ![]() 利水票 ![]() 天端…どこも割と塞がれてない感じ。 ![]() 天端からの眺め。えらい丸っこい発電所である。 ![]() 湖面…混合揚水の新成羽川発電所の424m3/sを受け止める570万トンの水である♪ ![]() 中国電力株式会社 田原発電所[水力] ▲ 運開:1968.11 ダム式・調整池式 認可最大出力:22,000kW 常時出力: 3,500kW 最大使用水量:60.00m3/s 有効落差:43.20m 水車:立軸カプラン水車 出力22900kW×1台 流域面積:631.40平方キロメートル 放水路:総延長1387.5m 取水:成羽川[田原ダム]156.0m 放水:成羽川110.6m ここも新見と同じカプラン水車であり,低落差の43.2mである。 川の脇の道を入っていく。 ![]() 近影 導水路ではなく放水路を長くして落差を稼ぐ形式である。放水口はちょい下流のここ[地 理院・G]にあった。 ![]() ストビュウに井川発電所跡との記載が。詳細不明。余りに成羽川発電所と近いが…? 塩の発電所(大久保発電所)や黒見発電所(米川発電所)や合川ダム(殿山ダム)の様な成羽川発電所の地元の愛称(別称)の可能性もある。 →調べて見たら吉備の国のダム巡りさんが引っかかった。本当に別にあったようだ。 [廃止]吉岡鉱山第二発電所(井川発電所)[ストビュウ][吉備ダム] 運開:1917 廃止:? 出力:? 落差:? 使用水量: 取水:成羽川[笠神発電所?] 放水:成羽川 >「吉岡鉱山は電力の需要増大にかんがみ、さらに水力発電所の新設を計画した。・・(中略)・・笠神発電所放水口付近に取水口をつくり、隧道で平川村井川の二又瀬に水を引き・・(以下略)」 >以上、昭和47年発行の『備中町史』より[吉備] [廃止]中国電力(株) 成羽川発電所[水力][廃部屋][吉備ダム] 運開:1928(両備水力電気(株)→山陽中央水電(株)) 廃止:? 水路式・流込式 出力:? 落差:? 使用水量:? 導水:13km以上 取水:成羽川[この辺/約EL.230m・(旧)帝釈川発電所] 放水:成羽川[この辺/約EL.120m.・この建物らしい] >「当初の計画では法谷であったものが大正14年8月には笠神付近となり、のち大正15年3月には工事進行中に井川発電所に接して建築することになった」 >以上、昭和47年発行の『備中町史』より[吉備] <黒鳥> ▲ 本頁は上流から下ってるが,25.3の現地訪問時には(羽山の奥か ら)長屋(富家)付近に出て下流側から遡った。 富家からr33を成羽川沿いにしばし上がると程なく堤体が現れた。 堤高15.5mとギリギリハイダムの超低落差な堰堤である。 田原発電所の最大使用水量60.0m3/sに対して逆調整池の黒鳥ダムの貯水量は僅か96万m3しかなくて,44hで満杯になってしまう。まあ日周期で運用してるし そんな問題ではないのであろう。 黒鳥発電所は最大24.0m3/sであるから36.0m3/sで貯まるとすると満杯ま で4日程掛かる。少ないかなと思ったけどまあ十分な水量か。 黒鳥ダム(くろどり) [便覧] ▲ 河川 高梁川水系成羽川 目的/型式 P/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 15.5m/122m/12千m3 流域面積/湛水面積 710km2 ( 全て直接流域 ) /29ha 総貯水容量/有効貯水容量 1280千m3/960千m3 ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 /1968 ![]() ![]() 中国電力株式会社 黒鳥発電所[水 力] ▲ 運開:1968/11 ダム式・調整池式 認可最大出力:2,200kW 常時出力: 850kW[38.6%] 最大使用水量:26.0m3/s 有効落差:10.21m 水車:横軸プロペラ水車 出力2310kW×1台 流域面積:710.00平方キロメートル 取水:成羽川[黒鳥ダム]112.00m 放水:成羽川101.64m よくある三連発電所の最後尾である。貯水池・混合揚水→下池・調整力電源→逆調整池というあちこちで見る印象の構成である。 まあ実際出せと言われてもパットは梓川の奈川渡・水殿・稲核ぐらい?稲核→新竜島はこんな低落差ではない。佐久間・秋葉・船明も似てるが,佐久間は揚水式 ではない。 さて,有効落差は10mちょい。此処迄低落差だと出力も余り出ない,, ダムの直ぐ脇に建屋があった。 ![]() 水利標は迷惑なNOTEに邪魔されてこんな感じ(怒) ![]() 制水門と取水口付近 ![]()
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