【戸中川第一発電所】
~白倉川(水窪川)~ 更にお隣の水窪川源流の白倉川からも取水してみる。ここも有本堰堤で 間接的に取水はしているが,有本 堰堤が不甲斐ない状況なら取水にプラスである。(追 記・どうもこの手の導水は洪水時にこそ働くのであって普段の少水時には河川維持水量が云われる普段は殆ど取水しないのではないかという気がしている。→そ の後台風後の増水期に現地に行ってみたがゲートが高く上げられてやっぱり取水してないような感じであった。いつ取水してんねん。。) 22.8 流域:水窪川(白倉川)・導水:4.26km 取水(水窪川704m):30.3km2 白倉川の僻地ぶりは寸又川だと合地山とか釜ノ島小屋付近に対応する。なかなか凄 い。,まあ700mで我慢してるけどもう一段高い所から発電出来るとあっちの開発(妄想)に 比肩するかも。 全部併せてこんな感じ。 似たような環境の二軒小屋と比較してみる。ただ高落差の向こうはやや最大使用水量を多く見積もってる感じはある。 二軒小屋PS 出力:26,000kW 流域面積 73.1km2 最大使用水量11.0m3/s[151%] 年間使用水量1億890万m3/年(2009~2018年平均) 流域年間降水量 2500mm(概算平均) [私案]戸中川PS 出力:10,600kW[+10.6MW] 流域面積58.9km2 想定最大使用水量8.8m3/s[151%] 推計年間使用水 量8,420万m3/年 流域年間降水量2400mm(概算平均) [私案]戸中川発電所or戸中川第一発電所 出力:13,400kW[+13.4MW] 水量:8.8m3/s 落差:185m 導水: 流域:65.8km2 取水:下 足毛沢(仮称)・東 俣沢(上足毛沢)(698m)・西 俣沢・ナ ラシロ沢・白 倉(水 窪)川(708m)・草 木川(840m) 700m 放水:水窪ダム(506m) これ良いのはそこそこデカい発電出来るのみならず白倉川約30km2の水窪ダムへの 導水にもなっている点。いまいちガツガツ感が感じられない有本堰堤に対する痛烈な牽制(w)にもなる筈だ♪ 更に良いのは白倉川からの受水分17.3km2が抜けた分を翁川及び小沢川・河内川からの 19.9km2の導水容量に宛てることが出来ると云う点だ♫ 草木川だけ導水距離の関係で高所からの取水になっている。130mの落差を活かして小水力も可能かも知れない。草木川の流域は3.0km2程。 1.0m3/sで設置すると999kW程(許認可の関係で1000kW未満に抑えるw)には出来そう。 水窪ダム[wiki] [便覧][水 力] 竣工:1969.5 総貯水容量:3,000万立米(30百万立米) 有効貯水容量:2,280万立米(22.8百万立米) 湛水面積:0.841平方キロメートル 各種標高 堤頂標高:510.00m 満水位標高:505.00m 低水位標高:465.00m 基礎標高:405.00m 流域面積: 172.3km2 ( 直接(戸中川):57.6km2 間接(水窪川・有本堰堤):114.7km2 ) 送水: 水窪発電所(?m3/s・ m) |
【戸中川第二発電所開発】 ~戸中川(西俣沢・東俣沢)・白倉川~ 更に上流EL.900mから取水して見る。今回も なんと未だ30.7km2もある。4.0m3/sいけるら。やらざ~。 [私案]奥戸中川発電所 出力:7,300kW[+7.3MW] 水量:4.3m3/s 落差:195m 流域:33.6km2 導水:9.2km 上部水槽:こ こら(林道から至近) 取水:白倉川・西俣沢・中俣沢・東俣沢・葵沢900m 放水:東 俣沢(上足毛沢)EL698m 発電所等のコストが長距離の導水コストに優れるとは思えないけど白倉川流域は白倉川流域のみで発電もあり得るかも知れない。(その場合,草木川上流なんか からも取水出来るかも) |