電力総研 水力あれこれ(紀伊半島)
とはずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
20.09.11作成
23.02.24一新
日高川電源開発

1.全体図 2.現状 3.開発

3.既存のダム・発電所と電源開発

発電所の現状・訪問記はこちら(柳瀬甲斐ノ川椿 山(ダム)・美山越方新 高津尾船津)へ。
龍神方面は現状で全く開発されていないが結構余地はある様に見える。

<雨量>
先ずは降雨量
https://weather.time-j.net/Stations/JP/Ryujin

月 別の平均気温、平均降水量、雨温図

1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月
最 高気温( °C) 7.5 9.1 12.9 18.3 22.8 25.5 29.2 30.4 27.1 21.8 16.0 10.2 19.2
平 均気温( °C) 2.5 3.5 6.8 11.9 16.7 20.2 24.0 24.5 21.5 15.7 9.9 4.5 13.5
最 低気温( °C) -1.6 -1.1 1.4 6.0 11.2 16.0 20.1 20.5 17.4 11.2 5.1 0.2 8.9
降 水量(mm) 102.7 114.3 205.1 216.1 280.6 405.1 461.5 284.6 260.3 209.0 125.5 85.6 2792.5

2800mm近い降雨量がある。12月~2月は流石に少ないけど通年を通じて結構な量が確保可能である。
3000mmで流域面積km2*0.1=最大使用水量m3/sの物部川の法則に从(したが)えば係数は0.93程度あると言えよう。平谷・北又渡・早木戸的な水量を厚めに取る 傾向を考慮に入れればもっと水量を取れそう

<源流・上流>
川の合流点(出合・川又・二股等)で取水するのがセオリーであり,上流を眺めると先ずは小森谷と小川(日高川)の合流点の出合橋(案1)が目に付く。その次は日高川と古川が合流する大 熊(案2)である。この二案を軸に比較検討してみる(最終的には2案が勝った)。

~小川・小森谷(出合橋)~
こ こ(EL.542m)で小森谷と日高川(小川?)が合流。出合橋という橋が架かっているらしい。38.9km2。4~5m3/sは期待出 来るのではないか。
源流付近の一つの峠に八 斗蒔という峠がある。変わった名前だが,東海環状道の五斗蒔というPAもあるから,三日市や五日市みたいななんか意外に一般的な名称なのかな!? また寒川という地名も此処らに散見するが,当然,神奈川県の寒川を想起される。こちらも,山から詰めたい水が流れ込んでくるみたいな一般的な地名なのか も??
北西側は有田川水系の湯川川,西側は日高川水系で椿山ダムで合流する初湯川,北東側は新 宮川(熊野川)水系で殆ど風屋ダムに流れ込む神納川流域(一寸だけ川原樋川流域)。東側は上述の日高川水系でこの 直下大熊で合流する古川である。

田辺市龍神村に小森,日高郡日高川町側に大字寒川小字小川の地名が書かれていて建物もある様(小森は1棟のみ)だが,人口統計ラボだと小森は龍神村龍神に 纏められてしまって小森の人口は解らない。とはいえ龍神村龍神だけでも165人しかいないので小森はほぼ廃村であろう。地理院が地名を抹消するのも時間の 問題かも。(聚落が消えたからと云って地名が消える訳では無いと思うんだけどねぇ。。)同じく日高川町大字寒川で 括られてて162世帯335人とある。こちらは水系を跨いだ山の向こうの版図になっていて不便そうだけど家 屋が点在はしているように見える。とはいえ作業小屋程度の利用な感じはする。ちょっとしたダムぐらいなら造っても大丈夫そうである(一寸流域狭い か。。)。

また有田川へ向かう中で経験した激狭のr19は正式名称を主要地方道美里龍神線と云って名前から判るように終着は龍 神である。龍神も広いし土地勘もないのであんま判ってなかったが湯川の源流から日高川の源流に峠を越えて来る様だ。調べて見ると終 点は日高川がR371に突き当たる大熊(古川が合流する場所)らしい。G マップにある民有林林道小森1号線で八斗蒔峠経由で今も繋がってはゐる様である。いつか走破してみたい所である♪検索掛けてみるとみんなバイクで 行ってる(例えば[ryokutya]) けど,,w美山(日高町)側は滝ノ上八斗蒔線というのかな?とくしま林道ナビの 和歌山版が欲しい所である。県道昇格もダム建設に伴う地元振興対策に良いかも・・(まあ行革大事だよね。。)。

~古川~
その下,大熊で途切れていたr19の現道区間が一寸だけ復活し,R371に合流し,川も古川が日高川本流に合流する。合 流点(EL.463.8m)での流域面積は27.3km2増えて合計66.1km2と なる。(ダムを作るには)まだ一寸少ないかなぁ。。弱小の我が地元太田川ダム(洪 水・水道・V= 1080万m3)の20km2,水の貯め方が不明な豊川用水の大島ダム(潅漑・水道・V=1130万m3)の18.4km2 ぐらいにしか勝てない!?
南海地区の小さすぎて電源開発を俺でも断念した弱小ダム群だと切目川ダム(洪水・水道・V=341万m3)が21.9km2,島ノ瀬ダム(潅漑・V=248万 m3)が29.4km2,広川ダム(洪水・V=325万m3)で12.6km2 である。
ここで念頭に置くのは電力ダムであり,近場だと日置川の殿山ダムが目的・発電でV=1380万m3・流域294km2で使用水量,我が地元の千頭ダムが同じく目的・発電でV=435万m3・流域132km2である。 流域面積では勝てる感じはしない。。
同じく発電専用ダムで似たような規模感を探すと木曽川支流の伊奈川ダムがV= 50万m3・流域 76.6km2・1977竣工で水量は伊奈川発電所向けが11.00m3/s(と相之沢Pむけが3.11m3/s)ある。四国だと伊尾木川ダムが流域が86.1km2でV=32.7万m3・ 1954竣工で使用水量が7.0m3/s,広野発電所の大美谷 ダムが流域101.3km2・V=30.1万m3・1960竣工・水量14.3m3/sである。谷田川発電所入江ダムはV=27万m3で流域147km2・1958 竣工で使用水量は12m3/sである。
いずれも貯水量が30~50万m3程度で個人的には少なすぎて全然納得行かない貯水量で あるが,そこら辺が相場観?なのかな。。まあこれらの事例のピックアップはアドホックだけど。1950年代に造られた発電ダムの相場がV=30万m3だっ たのかな~。
大熊辺りにダムを作ればその程度は余裕で取れそうである。  

もしこの合流点に造る場合は480m程迄上げられそう。ガ ススタは移転か嵩上げして貰うとして後は概ね行けそう。

2案でも古川から取水したい。2案の起点小森・小 川合流点標高(出合橋)EL.540mに 対応する古 川(西垣内付近)での古川の流域面積は約15.6km2。
詰まり小森・小川・古川併せて54.4km2程か らの取水となる。1案の66.1km2からそれ程遜色ない面積取れる上にこちらの方が60m程高くて有利そうでは無いか。


~小又川~
小又川と日高川本流の出合は小又川口。そ こそこ人家あり[すとびゅう]
上流は西ノ河谷・中ノ河谷・東ノ河(こう)谷と岐れる。日高川・古川合流部EL.452m程度はこ こら。峡谷の狭窄部っぽい。ここでは東中西の支流は既に小又川に纏まっている。この地点での流域面積は31.2km2となる。大熊にダムを作って 480m程迄貯めるとしても取水点は西ノ河谷の小又川(東ノ河谷)合流点ぐらいまでちょっとずらせば対応可能。

古川と日高川の合流点である大熊地点での面積66.1km2と 併せると97.3km2程 に なる。この場合,調整池を造るなら流域の広い大熊に造ることになるだろう。小又川口EL.399mで発電すると5.0M程の発電所が期待出来そう(十分だ けど一寸物足りないw)。

高度を小森谷と日高川源流(小川)との合流点である出 合橋EL.542m(38.8km2)のレベルでの取水を考える。
小又川では西ノ河谷が既に分流後,中ノ河谷の分流前であるので二箇所からの取水となる。24.4km2とれる。出合橋の38.8km2古川(西垣内)の 15.6km2を合計して78.8km2とな る。9.5m3/s程期待持てるか。
小又川口EL.399mで発電すると10.0M程の発電所が期待出来そう。導水距離は本線10km・小又川支 線 が2.3km程,合計12.3km2。 この位の規模感だとなかなか嬉しい。
この場合,調整池を造るなら小森と小川出合が良いだろう。


小又川口と上湯ノ又の間EL.400m地点[地 理院ス トビュウ]以上且つ大熊・小又川463m以下の流域面積は23.8km2。上流はさっき計算した97.3km2なので 合計で121.1km2
だいぶ面積も積み上がってきている。

ここで取水してここから一気に椿山ダム迄持って行って発電すると導水距離は11.2km。落差は 190m程。水量を10m3/sとして16,000kWである。
下流の柳瀬発電所での流域面積は230km2 なので広井原で取水する121.1km2分の水を取り去っても残りは約110km2 程有る。柳瀬の水量6.96m3/sを確保することは容易であろう。

~広井原~
小俣川口EL400m・椿井ダムEL200mに対してこ こらは約350mとなる。大熊・小又川約460mから取水の場合はこの辺迄落として来ると落差 100mを確保出来る。導水距離は広井原~大熊の本導水路9.3km,小又支水路1.2kmの10.5km程度。
集水面積は先程見た様に97.3km2なので10m3/s程取れるとして8.5MW程になる。

で,ここでの集水面積は小又川口~上湯ノ又より下流の面積が13.7km2,小 又川口~上湯ノ又より上流の面積が先 程導出した121.1km2なので合計134.8km2。16m3/s 程とって椿山ダム湖に持って行って発電すると落差は145m程で14.8MW程 になる。
また柳瀬発電所の取水域は230km2の内,134.8km2を奪われる形になるので残りは95km2弱。6.96m3/s取るのに支障はやはり生じない であろう。

ということで此処迄の案を纏める。水量だけど清流でアユ釣りも盛んと云う事で抑えておく。10km2で1m3/sで。

~案1~
 
~案2~
[私案]奥日高川第一発電所
出力:19,400kW
水量:12m3/s 4.5m3/s
落差:190m
流域:121.1km2
導水:11.2km
取水:日高川[上湯ノ又ダム]400m
放水:日高川[椿山ダム]202m

[私案]上湯ノ又ダム

[私案]奥日高川第二発電所
出力:9,300kW
水量:8.0m3/s
落差:137m
流域:78.8km2
導水:12.3km
取水:日高川(出合橋)[堰堤]古川(西垣 内)小又川(西ノ河谷・東ノ河谷)EL.542m
放水:日高川[上湯ノ又ダム]400m

合計:+32.6MW


[私案]奥日高川第一発電所
出力:16,600kW[+16.6MW]
水量:13.5m3/s
落差:145m
流域:134.8km2
導水: 8.7km
取水:日高川[広井原ダム]350m
放水:日高川[椿山ダム]202m

[私案]広井原ダム

[私案]奥日高川第二発電所
出力:10,300kW[+10.3MW]
水量:9.7m3/s
落差:125m
流域:97.3km2
導水距離:11.6km
取水:日高川[大熊ダム]・小又川EL.480m
放水:日高川[広井原ダム]350m

合計:+31.9MW
ほぼ発電力はほぼ変わらずであったw 偶然?!
導水距離は2案の方が短く出来る。発電量や建設コスト・運営コストはどうかな。。1案の方が一寸気に入っているんだけど,導水距離を短く出来る2案の方が 効率性たかいか。

これを許に更に拡張を試みる。

<最上流>
上流は,EL720m程度で取水すると18km2程。2m3/sとしてEL480mに叩き込むと落差230mで8,000kW程。
良いね♪

一寸遠いので避けた日高川迄の延ばしたのが橙線の斜線部。ここは最上流部ということもあって一寸厚めに水量を取っておく。高落差には水量増の効果がデカい のだ。
[私案(案1)]奥日高第三発電所
出力:6.600kW→9.900kW
水量:2.0m3/s→3.0m3/s
落差:190m
流域:18.4km2+8.4km2 =26.8km2
導水: 本導水路7.2km・支水路(古川支水路)2.8km +4.3km
取水:諸 又谷小 森谷利 谷古 川蟻 合谷 +中 津川日 高川 720m
放水:日高川[出合橋]540m
 
[私案(案2)]奥日高第三発電所
出力:8,000kW[+8.0MW]→12,000kW[+12MW]
水量:2.0m3/s→3.0m3/s
落差:230m
流域:18.4km2+8.4km2 =26.8km2
導水: 本導水路7.2km・支水路(古川支水路)2.8km +4.3km
取水:諸 又谷小 森谷利 谷古 川蟻 合谷 +中 津川日 高川 720m
放水:日高川[大熊ダム]480m

導水路長が1.43倍に成るのに対して,面積は1.45倍に。効率が悪くなると云う事は無さそう。また此処は取水域を固定して放水先の標高が変わるだけの で案2が出力有利(導水距離は案1が有利)。ということで全体としては案2が有利っぽい。

<中流部>

上流部と椿山ダムの接続ばかり考えて居たけど案2を成案として広井原から取水するならその南側(丹生ノ川筋)からも取水可能。というか調べて見ると結構な 流域(49.4km2)で これはごっそり頂くのが自然。(A案)

で,ごっそり取った帰結なのであるけど下流の柳瀬発電所での流域面積は230km2で上でみた広井原の流域134.8km2を 控除すると残りは85km2程になる。そこから49.4km2を引くので45km2程
柳瀬の取水量6.96m3/sが段々厳しい感じになってきたw というか元々の230km2が大きすぎて誤りっぽい。もっと残る面積少なそう。。
ということで230km2の引き算では無く直接調べて見たら36.7km2程度しか無いww 10km2弱,何処行った!?笑

中流域の問題点は水量の従って出力の小ささであった。ここへ来て上流で開発して椿山に直送した結果寧ろ足りないぐらいに。

そこで代替案(B案)。丹生ノ川では奥日高第二発電所取水レベルで取水するのである。2案のB案だとEL450m程で取水することになる。丹生ノ川では 25.1km2程取れる事になる。
また広井原からの導水の途中で同じ様に小籔川からも取れそう。20.6km。

この場合,丹生ノ川に関して49.3-25.1=24.2km2は柳瀬PSにお返し出来て,柳瀬の流域面積は36.7+24.2=70.9km2とバッチリ 6.96m3/s取れる感じに♪
B案は実はA案とも1案とも両立出来るんだけど,まあそこまでは良いか。読者への宿題に残しておくw

その他,立花川・折川谷などでも補給的に取水可能。但し小籔川は別で開発するのが良さそう。

[私案]奥日高川第二発電所
出力:13,300kW[+13.3MW]
水量:12.5m3/s
落差:125m
流域:97.3km2+25.1km2=122.8km2
導水距離:11.6km
取水:日高川[大熊ダム]・小又川・丹生ノ川 EL.480m
放水:日高川[広井原ダム]350m

[私案]広井原ダム


[私案]奥日高川第一発電所
出力:20,600kW[+20.6MW]
水量:16.0m3/s
落差:145m
流域:134.8km2+25.1km (+8.7km2)=188.4km2
導水: 8.7km
取水:日高川[広井原ダム]・立花川350m
放水:日高川[椿山ダム]202m


椿山ダムの下流でも水量は大きいとは云へ無い。。また発電所が一寸ずつ離れていて落差を利用し切れ ていないという面もある。残余落差は僅少でこれは埋めにくいけど。。

柳瀬発電所[水 力]
認可最大出力:2,200kW  常時出力:972kW
最大使用水量:6.96m3/s
有効落差:39.39m
流域面積:230km2
取水:日 高川(290.20m)  放水:日 高川(249.22m)

甲斐ノ川発電所[水 力]
認可最大出力:1,190kW  常時出力:430kW
最大使用水量:8.35m3/s
有効落差:18.64m(事業者様データ)・18.22m(水力発電所データベース)
取水:日 高川(237.00m) 放水:日高川(217.15m)

五味発電所 (跡)[水 力]

~初湯川・猪谷川・寒川(小籔 川)~

初湯川流域13.8km2


猪谷川及び小籔川流域


[私案]猪谷発電所
出力:8,400kW[+8.4MW]
水量:4.5m3/s
落差:220m
導水:
流域:44.4km2
取水:猪谷川・初湯川・白井谷・滝谷・西ノ川・朔日川・西ノ谷・東谷・小籔川(新行谷) 420m
放水:日高川[椿山ダム(猪谷)]200m



椿山 ダム
最大放流量400m3/s 通常時60m3/s位か
総貯水容量:4,900.0万m3
流域面積:396.5 平方キロメートル
湛水面積: 2.68平方キロメートル
堤頂標高:210.50m
給水:美山発電所

<下流>

美山発電所
認可最大出力:114,000kW
最大使用水量:30.00m3/s
取水:日高川[椿山ダム](206.50m)
放水:日高川(159.00m)

美山発電所はダム式で下の浅間ダムとの間に15m程の未利用落差が存在してしまっている。
椿山ダムから浅間ダムへの発電所を建設しても良いかも。
美山発電所をピーク用電源に出来る。

<現行未利用落差:14m>

[私案]浅間発電所
出力:4,900kW[+4.9MW]
水量:10m3/s
落差:58m
導水:2.2km
取水:日高川[椿山ダム](206.50m)
放水:日高川[浅間ダム](144.50m)


浅間(あさま)ダム
有効貯水量:200,000m3(20万立米)
取水量:22.8m3/S

越方発電所
認可最大出力:5,240kW
最大使用水量:22.80m3/s
有効落差:27.13m
取水:日高川[浅間ダム](144.50m)
放水:日 高川(115.60m)

<現行未利用落差:15m>

同じく越方発電所が利用し切れていない15mを利用する発電所の建設が考えられる。こちらは元々の落差が美山ほどないので出力はやや低く導水距離もやや長 くなるので浅間が建設に関しては優越するだろう。

[私案]上田原発電所
出力:3,800kW[+3.8MW]
水量:10m3/s
落差:45m
導水:3.6km
取水:日高川[浅間ダム](144.50m)
放水:日高川[上田原取水堰堤]96m

上田原取水堰堤(仮称)
取水:日高川
放水:尾曽谷[尾曽谷ダム]

尾曾谷(おそだに)ダ ム
総貯水容量:36,000立方メートル
有効貯水容量:32,000立方メートル

新高 津尾発電所
認可最大出力:14,500kW
最大使用水量:32.00m3/s
取水:日高川[尾曾谷ダム](99.87m)
放水:日 高川(45.38m)

<4m>

船津取水堰堤

船津発電所
認可最大出力:2,500kW
最大使用水量:35.00m3/s[69.2]
有効落差:8.80m
流域面積:506.0平方キロメートル
取水:日高川[船津取水ダム]41.90m
放水:日高川32.60m

<32m>

(太平洋)