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22.2.8運開
竹原川・輪川・門和佐川・久野川の現況
(
竹原川開発篇はこちら
)
門和佐川・久野川
/
竹原川・輪川
気田川の門桁
は一寸気になる存在であったし「かどけた」と読むのを知った 後も「もんけた」って(くまもん的な?)響きが気に入っていたので当然,ここ門和佐も気になる存在だったし「もん わ さ」って読める響きを楽しんでいた。
もう調べてもいないがこっちも読みは「かどわさ」なのであろう。
門桁も増強を検討した
様に,ここも水力開発を検討しようとするもどうやら 岐阜県 天然記念物に指定のホタルの棲息地のようだ。
多少の水力開発程度は大丈夫な気もするが直ぐ北側の久野川同様,ちと諦めておく。。
一方で近くの竹原川には小さな発電所がある。瀬戸発電所を開発した時に工事用電源の供給用に建設されたらしい。
『飛騨川』に拠ると瀬戸発電所及び竹原川発電所は関電の前身の一つにあたる日本電力系の関西電力(今の関電とは無関係)の開発で関西に電力を送っていた 為,戦後の日本発送電の分割の際は潮流主義で関電の所属とされた。しかしその後水系主義の考えが浮上,飛騨川水系は中部電力のテリトリーとされて,瀬戸・ 小坂・竹原川の発電所は関電から中電に移管されたのである。(同時期に中電の犀川水系の高瀬川の高瀬川第一~第五発電所が中電から東電に移管されたとのこ と。)
斯くしてこの辺は中電のシマとなったのである。
門和佐川・久野川とホタル
出典:
下呂温泉紫雲荘
geroonsen(ゲローンセン!?)って何語でどんな意味の単語だ!?って思って二度見したら下呂温泉だったww
ということでその直ぐ外側に狙いを定める。その竹原川には小さな,とはいえ1.5MWある,発電所が静かに佇んでいる。
~竹原川~
ここは押しも押されもせぬ竹原川という名前と信じて疑わなかったが,竹原川と輪川の合流後「御厩野川」として益田川に合流すると云う資料発見!
出典:
林 野庁
調べて見ると御厩野はもっと上流の
こ こらの地名
の様である。[
コトバ ンク
]に詳しい。東竹原川最上流とある,どうも西竹原川もあるらしい。。輪川の事か?
現在竹原川には小さな発電所があるのみである。東邦電力と飛騨川の覇を競った日本電力による建設電源用としての設置のようである。
中部電力(株) 竹原川発電所[
水力
] [
DB
] 『飛 騨川』
▲
岐阜県下呂市小川
運開:1922.1[日本電力(株)系関西電力・瀬戸発電所工事用] 現行施設運転年月:1987.06
水路式・流込式
認可最大出力:1,400kW(以前は1,200kW、運開時1,000kW) 常時出力: 290kW[27.8%](以前は300kW[25%])
最大使用水量:2.50m3/s (0.436)[0.37か?]
有効落差:64.20m
流域面積:
57.3km2
→調べて見ると
67.3km2位ありそう。
DBの誤記?
導水:3,433.9m(竹原川)/971.0m(輪川)
水車:横軸フランシス1,340kW(旧設備か?)×1台
取水:
竹 原川
、
輪 川
426.93m
放水:竹原川
357.31m
計算(η=P/(9.8*Q*H))してみると水車効率η=89%とか出るんですけど!?(通常は嘗ては85%位,最新で87%程度)
諸元のデータ,水量か有効落差が古いままになってて水車以外も更新してんちゃうか。てか水車の定格出力1,340kWで認可出力の1400kWないし,ど ないなってんのんw
更新工事がなされて出力が上昇したらしい。それに伴って常時出力が低下していて,少水量時の発電効率が低下してるのか,近年の小雨化が影響しているのか気 になる所である。
恐らくはフランシス水車の出力を上げたことで最低水量付近の水車効率が下がったものと思われるが。
【開発】
乗 政川
・
竹 原川
・
輪 川
のEL478mで取水。瀬戸発電所直上のEL270mで発電。導水11.5km程。有効落差204m程。流域面積は約58.1km2
東隣は清流加子母の里であるが,東北側は木曽川の源流,水量を安定化させるのに多大な功績を挙げた
三 浦 ダムのある王滝
。
水は豊富であろうし近年の流れとし て割りと強気の取水量の流れがあるような感じもあるので9.0m3/s程取りたい。13MW程行けそう♪
開発篇
で色々検討してみたが結局
比較検討
でこの案ベースのプランが良さそうであった。
佐見川の大開発
がその後発覚するも本計画はそれは無視している。
発覚後は, 御岳山麓に降る豊富な水は先ずはちゃんと貯めた方が良さそうで,
こんな図も作成してみた。延々と導水するコストを考えると久野川と門和佐からの取水は最低限とする必要があろう。
が,ちゃんと調べて見ると如何せん瀬戸から佐見は遠い・・。現時点では小坂川方面からの水は
中呂で発電しつつ馬瀬へも送り
,佐見川では
流込式の9.2MWの 新発電所を構想
できて満足している。
ということで竹原川単独開発が視野に入るが,更に竹原川発電所が可成り大事に手入れされてて身動きが取れない感じはある。。
途中の沢から取水したり瀬戸発電所の大改良が先ずは必要っ ぽいが現行でちゃんと動いてるのは瀬戸PSも竹原川PS同様でしかも規模もでかくてなかなか迷いどころである。。
取り合えず
次項
では加子母を含めて上流で取水,現竹原川を回避しつつ下流で発電,大容量の 下原PSに繋ぐという方針で云ってみる。