ソンボ谷 由来が判らんww 北陸電力(株) 中山発電所[水力] 運開:1926.7[三井鉱山(株)(神岡鉱山)] 水路式・流込式 認可最大出力:1,100kW(運 開当時1000kW) 常時出力: 630kW[57.3%] 最大使用水量:0.557m3/s 有効落差:240.60m 水車:出力1130kW×1台 導水路:総延長1,254.4m 流域面積:16.1km2 取水:ソンボ谷445.30m 放水:高原川[神一ダム]193.03m 落差は十分あるのだが16.1km2で0.557m3/s(3.4%)しか取れていない。 2000~2400mmであるが少々少なすぎる。 現代風に行けば一寸強気に1.6~2.0m3/sは(地域的には2000mm寄りなので)行きすぎにしても1.3m3/s程度は取水するのではないか? 1.5m3/s追加すれば+3.0MW程追加出来て4.1MW級の発電所に出来そう。 平行して導水路建設して増強したい。少々本稿の対象から外れる規模ではあるけど。。 もう一寸上流から取水して新発電所を建設してみる。放水ももっと低く出来る。2.0m3/sと強気の取水量だが現中山発電所への配慮もしての水量にしてる 心算だが,廃止・リプレース扱いでも良いかもしれない [私案]新中山発電所(orソンボ谷発電所) 出力:6,700kW[+6.7MW] 取水:2.0m3/s 落差:395m 流域:15.3km2(中山発電所の直接流域は0.8km2となってしまう。) 導水:3.2km 取水:ソンボ谷588m 放水:高原川[神一ダム]183m ちょっと水量を増やせば良いがペイするかは不明。山裾を縫う形で2.4km程水路を延ばせば水源あり [増強私案]中山発電所 導水:2.6km 流域;1.07km2 ちょっと小さいかな。。 |
~茂住谷~ なんか変な感じの場所。鉱山関係の鉱滓捨て場と迂回水路トンネルであるような。。 発電所は無さそうな…と思ったが,発電所を造っているようだ。 [建設中]神岡鉱業(株) 茂住谷発電所[新 エネ財団] 岐阜県飛騨市東茂住[MESCOに 拠るとこ の辺?] 出力:999kW 水量: 落差: 取水:茂住谷 放水:茂住谷[茂住谷第二発電所(検討中)]310m付近? [検討中]神岡鉱業(株) 茂住谷第二発電所[新 エネ財団] 出力:199kW (常時出力 81k W 有効出力105kW) 年間可能発電電力量1,267MWh 水量:最大0.62m3/s (常時 0.25m3/s) 取水:茂住谷[茂住谷発電所]EL. 310.700 放水:茂住谷(水車中心高)EL. 262.130m[こ こでEL263m] 総落差48.570 m 有効落差最大45.640 m (常時 48.090 m) 河水利用率 98.3 流量設備利用率 71.6 設備利用率 75.3 |
~跡津川~(→跡津川) 長棟とも有峰とも絡む跡津川。 有峰ダムの 項で見た が, >(戦争の激化で中断した有峰開発は)昭和31年(とは註:1956年)北陸電力により,ようやく再開の機運に恵まれることと なつたのである。再開に際し計画は徹底的に検討された。最 初に問題になったのは有峰貯水池のすぐ裏側にある跡津貯水池計画との 関連である。この跡津貯水池も日本発送電により有望な貯水池地点として計画されていた が実現しなかつた。有 峰,跡津および金木戸川の余剰水利用を連携することによつて揚水式発電を加味したのが約270 000 kWのいわゆるA.A.P.(有峰,跡津計画)である。この計画は着工直前,常願寺川用水組合の反対と跡津貯水池地点の鉱業権補償の難航の 二つの理由で, 現在のJ.A.P.計画に変更されたが,跡津貯水池計画は将来の開発地点と してのこされたのである。[土 木学会] 今日に至るまで神通川水系の高原川流域に貯水池がないのは禍根を残しているとも云える。跡津川は多少下流寄りではあるのでこれによって安定化する流域が限 られてるのは残念だが,水流の安定化と発電量の増加に大いに資するであろう。 神通川沿いに佇む土第二発電所建屋。 |
~蔵柱川~ 700m程で取水して浅井田ダム蔵柱川取水堰へ向けて放水。 蔵柱川取水堰の水面位は492m程度なので200mの落差を取れる。 面積は23.8km2なので3.0m3/s程とする。これで5MWだっ♪(概ね目安として落差200m・流域20km2あれば発電出来そう♪) [私案]蔵柱川発電所 出力:5,100kW[+5.1MW] 水量:3.0m3/s(1.28) 落差:200m 流域:23.4km2 導水:4.9km 取水:蔵 柱川・明ヶ 谷・他 1 放水:蔵柱川[浅井田ダム取水堰] 但し等雨量曲線図に寄るとこの辺一番雨量が少ない地域ではあ る…。。あともう一谷,こ の辺迄1km程伸ばしたり,足掻いても良いかも知れない。 |
~白水谷・苧生茂谷・赤谷~ 白 水谷(そ の西側の沢)・苧 生茂(おいも)谷・赤 谷(その西 側の沢)などEL1095m付近で集水し て見座取水堰堤へ放水を考える。 11.2kmしかない。落差は495m程度。雨量は弱気だけど落差の暴力で強気の1.4~1.5m3/sって とこか。5,900~6,300kW程か。 [私案]新葛山発電所 出力:6,300kW[+6.3MW] 水量:1.5m3/s[1.34] 落差:495m 流域:11.2km2(内赤谷5.0km2) 導水:(本導水路:葛山~苧生茂)2.8km+(苧生茂~赤谷)3.0km+1.3km(本導水路~白沢)=7.1km[0.88] 取水:白 水谷・白 水谷西側の沢・苧 生茂(おいも)谷・赤 谷・赤 谷西側の沢 1095m 放水:高原川[見座発電所取水堰堤] 594m 落差はデカく出来るが,流域は狭い。降雨量もそれほど多くないのでそれほど水量も採れそうにないので導水距離が伸びてしまって導水距離当たりの出力が足り ない。。 (経験的にどこもMW/kW>1.6程度は最低ある) 落差を下げて導水距離を短く出来るか試みる。赤谷が低いのでそちらは距離を短縮出来るが白水谷は逆に遠くなってしまう。。 [私案]新葛山発電所 出力:6,000kW[+6.0MW] 水量:1.8m3/s[1.32] 落差:395m 流域:13.6km2 導水:4.8km+1.5km=6.3km[0.95] 取水:白 水谷・白 水谷西側の沢・苧 生茂(おいも)谷・ 赤 谷[堰堤+8m] 1000m 放水:高原川[見座発電所取水堰堤] 594m 改善(0.88→0.95)はしたが,最低限の目標(1.00以上)にはギリギリ足りない。。 ここを正当化する一つの一つとして白水谷からの取水はこれまで見座発電所で使えて無かったのが新に使える様になるというものである。 白水谷5.7m3/sとすると0.6m3/s分程度を見座で発電出来る様になって510kW分ぐらいは上乗せ出来そう。6.5MWとするとギリ基準を上回 る。 まあもう取水だけに徹してもいいかも。 導水:1.7km 流域:23.8km2 赤谷は小さい様である。。 |
~下佐谷~ 富山共同自家発電(株) 葛山発電所[水力] 岐阜県高山市上宝町長倉 昭和29(1954)年12月20日:1号機運転開始 昭和30(1955)年 1月18日:2号機運転開始 水路式・流込式 認可最大出力:25,000kW 常時出力: 7,800kW (31.2%) 最大使用水量:18.70m3/s 常時使用水量: 5.81m3/s (31.1%) 最大出力時有効落差:158.00m 常時出力時有効落差:160.3 m 水車:立軸フランシス水車 出力13300kW×2台 回転数500/600rpm 導水路:総延長9968.7m 流域面積:223.4平方キロメートル 取水:高原川[今見ダム]、笠 谷、下 佐谷、ウ ジカ谷 762.50m 放水:下佐谷[見座発電所]594.60m 葛山 発電所取水位762.5mに向 けてEL986m取水で,下佐谷・笠谷・谷から取水すると37.1km2ほど取れる。 [私案]下佐谷発電所 出力:8,800kW~9,700kW 水量:4.8m3/s[1.29]~5.3m3/s[1.43] 落差:220m 導水:3.85+5.23=11.08km 流域:37.1km2 取水:下佐谷・笠谷・谷 放水:下佐谷[葛山発電所取水堰] 跡津川開発の余波で双六川流域からの取水を検討する中で導水と被る…こっちの方が素直だし出力出るし既存の体系を 崩さないが,ここも導水距離がちとオーバー。。跡津川方面の開発を優先かなぁ,, [私案B]下佐谷発電所 出力:9,700*a kW 水量:5.3*a m3/s[1.43] 落差:220m 導水:3.85km 流域:37.1km2*a 取水:下佐谷 放水:下佐谷[葛山発電所取水堰] [私案B]笠谷発電所 出力:9,700*(1-a)kW 水量:5.3*(1-a)m3/s[1.43] 落差:220m 導水:3.2km 流域:37.1km2*(1-a) 取水:笠谷・谷 放水:笠谷[葛山発電所取水堰] こうすれば合計容量9.7MWに対して導水距離7.05kmの導水距離と採算に乗る? でも発電機は二倍必要だしなぁ。。其処の計算が未だ入れられてない。。 逆に下佐谷は跡津・金木戸計画(A.K.P.)で使うとして笠谷だけ単独で行けるかも。 [私案C]笠谷発電所 出力:5,600kW[+5.6MW] 水量:3.0m3/s 落差:220m 導水:3.2km 流域:20.7km 取水:谷・谷・笠 谷・986m 放水:笠谷[葛山発電所取水堰]776m |
~蓼之俣・~ |
~蒲田川~ 北陸電力(株) 中崎発電所[水力] [DB] 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂 運開:1958.3 設備改修出力増:2010,7,16(10500kW[+100kW]) 水路式・流込式 認可最大出力:10,500kW 常時出力: 1,900kW (18.1%) 最大使用水量:5.00m3/s 有効落差:253.00m 水車:立軸ペルトン水車 出力10800kW×1台 導水路:総延長5283.2m 流域面積:44.7km2 取水:右 俣谷→左 俣谷[堤高4.1m][G]→穴 毛谷?1335.10m 放水:蒲田川[栃尾発電所]1070.16m |