電 力総研TOP 水力発電あれこれ 天竜川中下流域 ( 佐久間周辺増強西渡ダム大 千瀬ダム相川ダム
 佐久間周辺周遊 秋葉発電所 船明発電所  新豊根発電所 水窪発電所  気田川(現況篇開発篇)
とはずがたりな掲示板 ( 電 力スレ利 水スレ )
22.2.19運開
天竜川下流域開発篇(その1)(→現況篇)(→その2)

目次:その1<天竜川・(水窪川:白倉川発電所(案)・戸中川発電所(案))・(大入川:奥豊根発電所(案))・佐久間ダム・(大千瀬川:大千瀬ダム(案))・佐 久間河合発電所(案)・久根ダム(案)・久根発電所(案)>・<その2>秋葉ダム・(気田川:豊岡発電所(増強案)・気田発電所(増強案)・春野発電所(案)・気田川 秋葉ダム)・秋葉第二発電所・

〜天竜川(下流部)〜[→中流部上流部

〜水窪川〜

〜白倉川(水窪川最上流部)〜

<白倉国有林>


[私案]白倉川発電所[→白倉川開発篇
出力:8,000kW[+8.0MW]
水量:4.0m3/s[1.68]
落差:235m
流域:23.8km2(19.0[白倉]+4.8[西俣])
導水:5.54km
取水: 白倉川(水窪川) (西 俣沢EL.944m)945m
放水:西 俣沢(戸中沢) 705m



〜戸中川〜

<戸中山国有林>


[私案]戸中沢発電所[→戸 中川開発篇
出力:12,100kW[+12.1MW]
水量:7.3m3/s[1.5]
落差:195m
流域:29.5+19.0=48.5km2
導水:6.4km
取水:西 俣沢東 俣沢(上足毛沢出合)[堰堤] 705m
放水:戸中川[水窪ダム(HWL.505m)(こ の辺)]505m




〜門桁川(気田川最上流部)〜

<門桁国有林>


[構想]奥気田発電所〔案〕or門桁発電所[→奥気田開発篇
出力:11,600kW[+11.6MW]
水量:5.8m3/s[1.60]
落差:235m
流域:36.2km2
導水:本導水路9.44km+支水路:3.19km=合計:12.63km
取水:京 丸沢(ヨシナ沢・ヤナ沢)[堰堤]都 沢気 田川(門桁川)ミ テラ沢灰 の沢ニ ゴリ谷 745m
放水:水 窪ダム(505m)



京丸沢迄伸ばして28.9km2。
この辺は2400〜2800mm地帯[→雨量図(出 典:国 交省河川局)]だし下流にダムはあって貯められるし,強気が可能な高落差200m超だし出水時の水確保も視野に入れて多めの係数1.5〜1.7程度は期待している。
更にミテラ沢・灰の沢・ニゴリ谷等からも取水して36.2km2・5.5m3/s程にすると諸元は上の様になって11.6MWも取れた♪
微妙に導水距離が長いけどこれくらいの規模感なら行けるのではないか?


水窪ダム
堤高    105m
流域面積/湛水面積     172.3km2 ( 直接:57.6km2(戸中川) 間接:114.7km2(有本堰堤[水窪川]) ) /84.1ha
有効貯水容量     2,283.6万m3
満水位標高:505.00m
送水:水窪発電所

〜水窪川〜

水窪発電所
認可最大:50,000kW・常時:7,600kW
年間総発電量:141GMWh(1億4,100万kWh)
水量:26.50m3/s
落差:219.5m
取水(集水面積):水窪ダム(172.3km2)・灰の沢・水窪河内川・瀬戸の沢・門桁堰堤(53.9km2) 505.5m
放水:水窪川・天竜川[佐久間ダム]256.50m

水窪発電所放水路翁川交叉蓋渠部取水(→ここで検討)    
22.8 翁川の交叉部付近には何も無さそう なの を確認した水窪発電所蓋渠部取水設備の様なものが欲しい。

水窪川(白倉川)は既に佐久間ダムの間接領域であり,翁川の水窪ダム導水をす るならここから上流の面積9.1km2を差っ引き17.4km2となる。有本堰堤への導水をしないなら26.5km2

どれだけ取水してるか不明だが水窪蓋渠は既に取水はやっているかどうかは兎も角機能はあるので差っ引き,更に翁川も交叉部以遠翁川導水以下とするとだいぶ 面積は減って上の17.4km2とな る。。


水窪発電所放水路
取水:水窪川[水窪発電所]・翁川
放水:天竜川(中ノ沢)[佐久間ダム]

〜大入川〜

[私案]奥豊根津具発電所[→津具・坂宇場篇
出力:16,000kW[+16.0MW](大入頭首工=機能停止→代替措置[振草頭首工への導水→開発案(16km2)・他)・更に不足する分は佐久間ダムや大千瀬川方面からの給水で対応])
水量:10.5m3/s
落差:180m
流域:85.1km2
導水:10.1km+4.66km=14.7km
取水:津具川柿ノ沢(仮称)岳地土南沢(仮称)岳地土北沢(仮称)坂宇場川(宮島・坂場)小田川間黒川古真立川(奥山川)655m
放水:大入川[新豊根ダム]470m



新豊根ダム
有効貯水量:4,040万m3
常時満水位標高:474.00m
流域面積:136.3km2
流入水量:上流2.7億トン/年・揚水:5.4億トン/年(日周期・年間200〜300程度・ほぼ毎年年間250日以上) ダム放出:0.1億トン/年  発電使用水量:8.2億トン


新豊根発電所
認可最大出力:1,125,000kW  常時出力:0.0kW
年間総発電電力量:874GWh(8億7,400万kWh)(内、自流分127GWh)
年間使用水量:8.2億トン (供給元 揚水分:5.7億トン 大入川自流分2.7億トン)[→ ソース
最大使用水量:646.00m3/s    最大揚水水量:600m3/s
落差:
取水・上部貯水池:大入川[新豊根ダム]474.00m
放水・下部貯水池:天竜川[佐久間ダム]260.00m

佐久間ダム
堤高:155.5m
有効貯水容量:2億0,544.4万m3
満水位標高:260.00m
流域面積:3,827ha[直接・天竜川/間接・新豊根ダム(混合揚水)・水窪ダム]    湛水面積:  715ha
水利用率:88%(09〜17 実績[一部推論]値)
送水:佐久間発電所[306m3/s]・豊川用水(佐久間導水)[14m3/s・5000万トン/年]

ダムの利用率は88%である。日周期的に新豊根に汲み上げているらしいが,原発も停まっていて電気が余ってるとは言い難い今日現在でそれをやってるという ことは@電発が数多く保有するベース電源的に焚きっぱなしの石炭火発のフォロー,A佐久間ダムの容量が小さくて余分な水は新豊根に避難させたい。という可 能性が考えられる。

〜大千瀬川〜

[私案]大千瀬ダム



[私案]佐久間河合発電所




佐久間発電所
認可最大出力:350,000kW  常時出力:93,700kW
最大出力時使用水量:306.00m3/s  常時出力時使用水量:117.20m3/s
平均的な年間総発電量は1,373.6GWh 設備稼働率:50%(09〜17実績[一部推論] 値)→巨大発電所としてはまずまずの成績ではないか?
取水:水窪川、天竜川[佐久間ダム]260.00m
放水:佐久間第二発電所、天竜川122.91m

(佐久間市街/中部市街)

佐久間第二発電所
認可最大出力:32,000kW  常時出力:11,500kW
最大使用水量:306.00m3/s(=佐久間に等しい)
有効落差:12.30m
取水:佐久間発電所122.91m
放水:天竜川[秋葉ダム]106.90m


久根ダム



久根発電所



その2へ