火力発電(その4)と北海道の電力改革    
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火力発電(その4)
目次
0.イントロ 0-1.概要 0-2.火力発電新設
1.天然ガス 1-1.LNG 1-2.シェールガス
2.石炭火力発電
3.日本の火力発電 
 3-1.東京電力の火力発電一覧 3-2.関西電力の火力発電一覧 3 -3.中部電力の火力発電一覧 3-4.共同火力発電 3-5.電発の火力発電
 3-6.地方電力会社(3-6-1.北海道電力 3-6-2.東北電力 3-6-3.北陸電力 3-6-4.中国電力 3-6-5.四国電力 3-6-6.九州電力 3-6-7.沖 縄電力)
 3-7.新電力など

2018.9の北海道胆振東部地震に関する記述は水色でハイライト。
ブラックアウトについて><今冬の電力不足に就いて><将来の電力供給に就いて



本頁では地方電力会社(勝手にとは電力総研で付けた範疇(;Д`)東 京・中部・関西を除く地域電力会社)の火力発電を纏めてゐる。
とはいえ,これらの内,比較的大きいのが東北電力と九州電力であり,比較的小さいのが北陸電力・中国電力・四国電力である。そして沖縄電力は更に小さい(離島発電の頁に譲る)。
これら地方電力会社に共通するのがそれぞれいっちょ前に原発とか建設して威張ってるけど,体力無い癖に原発設置したせいでその他の投資が疎かになっていて 陳腐化した石油火力とかが残存して経営の脚を引っ張ってゐる印象がある。体力的にLNG火力を設置する余裕がなかったのかLNG火発の設置が遅れて,中電 の柳井と九電の新大分ぐらいであった。昨今の原発停止に伴いやっとLNG火発の設置が計画されるようになった。また九電と関電は原発偏重が脚を引っ張った 点が似てゐる。


1.北海道電力の火力発電所一覧  
割高な道内炭を使った恐らく効率もそんなに高くないであろう小規模の古い発電所と石油系発電所が目立ち,北海道電力の足を引っ張っていると思われる。石狩 湾新港発電所の1708.2MWの 増強が見込まれる。これが出来れば泊発電所(3号機のみで912MW,1~3号機計で2,070MW)の穴はほぼ埋められよう。泊が無くても動いている現 状を鑑みれば老朽化する砂川・奈井江・苫小牧・伊達紋別辺りの老朽化発電所(計1,550MW)も石狩湾への一極集中がちと怖いけど廃止も出来よう。

<ブラックアウトについて>
地震後,泊不在で苫東厚真という(東電の発電所とか見た後だと)大して大きいとは思えない発電所に一極集中(1650MW,夏も終わり冬前の一番電力需要が少ない時期で補修とかもしてた為でもあろう)していてまさにその苫東厚真を地震が襲いブラックアウトとあいなった。
泊が動かしてないせいだと原発推進派から(何故か政府ではなく外野で只騒いでるだけの反原発派への)批判が湧き起こったが,泊3号機(912MW)だけでも動いていればそりゃ泊と苫東厚真でベース電源を分け合ってただろうから一極集中は免れたしブラックアウトとなる確率も減るのは当たり前で,石狩湾新港火発1号機が動いていたても全く同じ事である。
若し泊全機が動いてたと仮定するなら苫東厚 真は停まってたかもしれず,そうなると泊は震度2くらいで全く停まらなかっただろうからブラックアウトは起きなかっただろうしそれはそれで全く無意味な主 張である(東日本大震災で福島第1が停まっていて代わりに柏崎刈羽が中越地震で被害受けずに動いてたと仮定するようなものである)。仮定するなら泊が全部(2070GW)動いてて苫東厚真が全部停まってて,泊近辺で震度7が発生して南早来変電所ではなく泊原発から繋がる西双葉変電所や電線が大きく損傷したという仮定でブラックアウトが起きたかどうか検証しないといけないであろう。ちゃんとシミュレートしないと解らないがどなたかやってみて欲しい(電中研でないと無理?)。
また地震後の系統の不安定に対して原発は出力調整出来ないので脆弱だった筈である。最新のLNGの石狩湾新港が動いていた方が需要追随には優れていた筈である。更に地震直後なんとか苫東厚真1号機が持ち堪えて復活できそうにも見えたが力尽きた感じでブラックアウトしたのだが,なんと地震で自動停止する機能が付いてなかったとか!コントじゃあないんだからw
しかも後から苫東厚真の耐震基準が震度5程度で放置されてた事も判り,電力ムラの身内同士北電の体勢に問題は無いという報告書が出そうであるがまあツッコミ所は色々ありそうだ。。泊原発への送電が原因で一回目は失敗した様だが概ねブラックスタートの手順は妥当という判断で,苫東厚真全機稼働時には今後は京極ぐらい動かせよってゆう中間報告は出るようだ。

いずれにせよ全く原発動かせの根拠になってないポジショントークにうんざりさせられた。(目に付いたツイッター上の主な論者に石川氏宇佐美氏永田氏菊池氏などがいた。永田氏はロケット工学者のようでホリエモン含め宇宙系クラスターが無責任に原発推進煽ってるとの指摘も。菊池氏はなにものかよく解らんけどよく見かける。)
発電所名
所在地
最大出力(MW)
ユニット
No.
単機容量
運転開始
年月
発電
種別
使用
燃料
その他・備考
砂川発電所 砂川市豊沼町
250
(70)
1号機
=廃止
35
1955.1
~1982.5

石炭
(国内炭)
2006年(平成18年)現在は、奈井江発電 所と同様にミドルベースでの運用が多い。
冬場は市内道路の積雪除去対策として、温排水の一部を供給している。

2010年12月13日より3号機に おいて木質バイオマス燃料(木質チップ)混焼の 実 証実験を実施。
>>wiki
2号機
=廃止
35
1958.11
~1982.5
3号機
125
1975.5

4号機
125
1980.2

奈井江発電所
空 知郡奈井江町字キナウスナイ 350
1号機
175
1968.5

石炭
(国内炭)
2006年(平成18年)現在は、砂川発電所 と同様にミドルベースでの運用が多い。
2号機
175
1970.2

苫小牧発電所
苫 小牧市
真 砂町
250
1号機
250
1973.11

重油・原油・天然ガス
苫小牧共同火力と同一敷地内。また緊急設置電 源も併設。詳しくはこ ちら
北 海道プラントサービス(株) 250
3号機
250
?
汽力
重 油
伊達発電所
伊達市長和町
700
1号機
350
1978.11

重油
燃料輸送パイフラインの概要
輸送区間:室蘭送油所(室蘭市陣屋町)~伊達発電所(伊達市長和町)
輸送距離:約26km
輸送量:280kl/時
管仕様:鋼管(外径318.5mm、肉厚8.74mm~12.7mm)
埋設深さ:地下1.5m~2.0m程度に埋設
2号機
350
1980.3

苫東厚真発電所

1,650
1号機
350
1980.10

石炭
(海外炭)
こ れまでの石炭火力発電所と異なり、当初から海外炭の使用が予定された。
2号機以降は運転開始時から海外炭を使用している。
1987年には1号 機に対し海外炭対応工事を行った。
3号機は商用としては世界初の加圧流動床複合発電(PFBC) 方式を採用し、1998 年3月に運転を開始した。
高い熱効率と低環境負荷が期待されたが、配管の摩耗や損傷等トラブル多発で稼働率が上がら ず、多額の修理コストもあり廃止。
こ れに伴いPFBC方式の出力350MWで4号機・5号機を建設する計画が変更となる。
4号機は従来型700MWで建設され,5号機の計画は凍結された。 >>wiki
2号機
600
1985.10
SC
3号機= 廃
G/T 11.
0*1
S/T 73.9*1
1998.3~
2005.10
PFBC
4号機
700
2002.6
USC
知内発電所

700
1号機
350
1983.12

重油オリマルジョン
オリマルジョンの概要
  ○ ベネズエラで産出される天然オリノコ(半固体状)を原料に水と界面活性剤を加えた燃料。

オリマルジョン⇒ 天然オリノコ(70%)+水(30%)+界面活性剤(微量)
※界面活性剤:水と油分等を吸着させるもの
<特 徴>
液体燃料として輸送・貯蔵・燃焼が可能。
埋蔵量が膨大で長期安定供給が可能。
石炭と競合しうる経済性。
2号機
350
1998.9

石狩湾新港発電所
=計画中
石狩湾新港
西地区
(小樽市)
569.4(予)
→1138.8(予)
1708.2(予)
1号機
569.4
2019.9(予)
CC
LNG
北電にとって初めてのLNG発電
着工予定:1号機 2015年9月・2号機 2018年11月・3号機 2025年11月
燃料の供給方法; 石狩LNG基地※よりパイプラインを通じて供給

    ※ 北海道ガス株式会社との間で、石狩LNG基地の共同利用 に関する「基本合意書」を締結
    同基地内に発電所用燃料設備を設置
2号機
569.4
2021.11(予)
3号機
569.4
2028.11(予)
音別

148
1号機
74 1978年 GT 軽油 2019.2廃予



2号機
74
1978年 GT 軽油 2019.2廃予

北電の送電罔
出典:北電


<今冬の電力力不足に就いて>
ブラックアウトに関して,ツイッター界隈だとコロラド博士等が注目を集め彼の記事等を通じてほぼ論破された推進派だが議論は第二ラウンドに移行。
電力は足りてるかどうか,である。
個人的には脱原発の俺だが確率の低い大事故よりも停電なんか起きたらほぼ確実に見込まれる凍死者を考えると泊再開も已む無しであるが回避出来るに越した事は無いと考えている。以下では事実を挙げつつ検討してみる

先ずは期待の新鋭石狩湾新港火発を差し措いて,伏兵が現れた。
北海道の新電電をリードしているのは以下の様にFパワーやエネットのようだが(此処参照)発電量が0.0MWとなっており道内に発電施設は持っていないようだ。
どこも電力追撃の一番手はガス会社である。北海道最大手の都市ガスは勿論北海道ガス。この石狩発電所が10月運開予定で既に7月から試運転にはいっていたものを9/8に急遽系統に連系したようだ。規模は78MW。 今は15位と大きく出遅れた北海道ガスが反転攻勢する橋頭堡となりうる発電所だが先ずは北海道の電力不足に一役買ってくれそうである。燃料はLNGで発電 方法はGT(ガスタービン)ということで需要追从型の様である。ベース的には引き合わないかも知れないけどピーク時には強力な存在となろう。
北海道の電力販売量ランキング
https://pps-net.org/ppscompany/hokaido?ppskey=pps195

北海道の販売量ランキング
北海道において電力販売している電力会社の販売量ランキングです(18/05における実績値)。
社名 電力販売量 発電最大出力 発電実績 その他備考
北電 1874.8GWh 7811MW 1648GWh
Fパワ 1033.7GWh 0.0MW 0.0GWh
エネット
934.6GWh 0.0MW 0.0GWh

エナリス
173GWh 0.0MW 0.0GWh

日本テクノ
147.6GWh 230.9MW 50.5GWh 上越と袖ケ浦なら知ってるんだけど。。

パネイル
135.4GWh 0.0MW 0.0GWh

ミツウロコ
119.6GWh 13.9MW 2.26GWh






15
北海道ガス
52GWh 0.0MW→78MW 0.0GWh 石狩発電所(GT)>>4891














その次ぎに揚水発電所の京極1・2号9/13,14に順次復旧(>>4937)。それぞれ200MWで合計400MW。なんと1号機は故障中で2号機は点検中だったそうで,まあこの時期だからこその油断ではあったのかもしれない。
地震後結構持ち堪えられそうだった北海道の系統なんでブラックアウトの一因に京極不在は大きく効いてゐそうである。

そして期待の大型新鋭発電所がLNGでCCの北電石狩湾新港発電所である。1号機(569.4MW)は来年の2月に完成予定だったのであるが北海道ガスが4ヶ月の試運転を予定してた様に少し前には出来てゐて試運転をする訳であるが,今回10月に試運転に入る予定だったのをそのまま系統に繋ぐことになりそうである。

で,肝腎の苫東厚真であるが1号機(350MW)が9月末以降2号機(600MW)が10月末以降,既に廃止済みの3号機飛ばして4号機(700MW)が11月末以降というロードマップが示された。(>>4922)
"以降"と付いてるのがミソで,これから更 に被害が見付かれば遅くなると云う事である。併し信用成らん政府の発表とは云へ無責任な安倍率いる政府が原発再稼働の泥を被りたがるとは思へないのでなん か隠してて土壇場で北電に責任なすりつけたりするかもしれないけど,まあ政治は結果責任なんで必死になんとかするのではあるまいか。
因みにITMedia(9/11付)に拠ると1号機はボイラー菅2本損傷など,2号機はボイラー菅11本破損,4号機はボイラーから出火し冷却が出来て居らず未だ全容不明のようだ。
いづれにせよ今の所,順調に行けば1,2号機が9月中・10月中に完成すると考えて良かろう。

と云う事で京極起動及び北ガス石狩発電所新設でほぼ3.6GW(=3600MW)迄積み上げ計画停電の回避が可能になったようである。(>>4916)
今年の越冬時の実績は朝日新聞(>>4928)に拠ると5.25GW(=5250MW)であるそうだ。詰まり今から1600MW積み上げる必要がある。少なくとも石狩湾新港1号機(569.4)+苫東厚真1号機(300)+苫東厚真2号機(600)=1469.4MWである。合計で5GW程は見込まれるので5%程度の節電で対応出来そうである。この辺迄見込めると足りないから原発動かせの説得力も大部小さくなるであろう。苫東4(700W)の修理が終われば余裕さえ出てくるかも知れない。

あと,現在電発保有で600MWの北本連系 であるが,容量不足(特に北海道の風力発電を東北・首都圏へ持っていくのに)が指摘されて北電の手で増強中である。また既存の連携施設は他励式と云って交 流電源がないと動かせない仕組みで今回これによって道内の停電で肝腎な時に送電不能となった。これら容量不足解消と停電時にも対応可能な自励式の設備(300MW)を2019年3月に向けて工事中である。こいつの試運転はいつからの予定であろうか?去年の電力需要ピークは1月だったようだが試運転の予定期間が2ヶ月程取られてたとするならばピークの1月に運用に入れるかも知れない。
因みに教えて貰ったのだが函館~札幌方面の送電の容量は900MWであるから北本連系の増強はこれ以上は無意味だそうである。(51道南幹線733MW+57函館幹線197MW)
今回南早来が死んだように双葉と西双葉がクリティカルポイントになりそうである。。

と云う事で最悪でも5%節電程度で乗り切れるのはほぼ確実で,苫東4の修理と北本連系の増強早期完成が出来れば更に余裕も出来ると云ふ事になる。この程度なら反電発派は道民に凍死しろと云ってるというタチの悪い煽りも説得力を失うのではないか?
また少なくとも京極運開前迄は不安定性故に連系出来なかった太陽光や風力も今後は順次連系可能となって行くであろう。南早来の住友電工のレドックスフロー電池(15MW/60MWh)や安平町のが無事か気になる所である。
また東日本大震災後良く設置されてたGTの緊急電源どの位の期間で設置出来るのかな?緊急時用GTの音別に設置されて廃止された(wikiに拠ると1M*2だったようだ)が復活は短時間で可能なのか?可能なら更に(規模小さいけど)余裕が出来る。

<将来の電力供給について>

東日本震災前 ~2018.9前後 将来 増分合計
[将来増分]
◆揚水発電 800MW +15MW(南早来変電所) +200MW(京極3[2028以降])
+720MWh(北豊富(変))
935MW
[920MW]
◆LNG火力 0MW +72.0(石狩[北ガス])
+569.4(石狩湾新港1)
+569.4(石狩湾新港2[2026.12予])
+569.4(石狩湾新港3[2030.12予])
1780,2MW
[1138.8]
◆バイオマス・石炭火力等新設 0WM
<バイオ>
苫小牧バイオマス発電 10MW

紋別(住友林業・住友共同電力) 50MW 2016年
<石炭>
釧路火力発電所 112MW 2019年

<バイオ>
室蘭(JXTG) 75MW 2020年

苫小牧(日本製紙) 2021年頃 74.9MW
322MW
[+260MW]
◆風力発電



◆中小水力
朱鞠内(1.12MW/2013.3)
滝上芝ざくら※(0.112MW)→(0.26MW・2013.12)
ユコマンベツ(0.71MW・2014.6)
くったり■(0.47MW・夏季4.0m3/s、冬季2.0m3/s・2015.4)
岩松(12.6MW・1942) →新岩松(16MW・2016.1)
京極名水の郷※(0.41MW・2016.10)
洞爺※(5.5MW)→(6.4MW・2018.6)
●サンル※(1.1MW・2019.2予)
●上岩松1号機(20.0MW・1956)
  →新得(23.1MW・2021予)
北海道電力:+9.6MW(+6.5MW)
※ほくでんエコエナジー:2.55MW(+1.45MW)
■電源開発:+0.47MW(+0.47MW[)
─────────────────────
合計(既増設済合計):+12.62MW(8.42MW)
◆メガソーラー(10MW以上)



◆北本連系
600[電発1979運開]
+300[北電・自励式]
更なる増強も検討(検証委道知事)
900+α

<揚水発電>
今回のブラックアウトの教訓が一極集中なのでどうせなら京極以外にも道央・道東・旭川へも送電が可能な山の中の近接する二つのダムを使って揚水施設建設できないかなとも思ってたら高見も新冠もその様式だった。寧ろ冬季の一日中高需要に対して余り揚水は重要じゃないようである。

<LNG火発>
そもそも北電・陸電・四電辺りの中下位電力 が原発を入れた癖にLNG火発の導入が遅れて結果的に原発再稼働出来ないリスクを抱え込むと云ふ経営判断ミスを犯している。北電は泊停止以降赤字体質でか なりキツいと思われる。産炭地と云ふ事で老朽化した小規模国内炭向け火発を温存してしまったと云ふ面もある。自業自得の面もあるが,JR北海道と云いイン フラとしての公共性は高いものがある。JRの様に事故が多発するようになっては何の為の自由主義経済であるのか本末転倒であり,原発は切り離す等した上で 公的な支援も必要になってくるのかも知れない。少なくとも2号機辺りは前倒しできないものだろうか?


<バイオマス等>
原料のチップの確保が課題に成ってくると云われているバイオマスだが一応260MW程今後増加予定である。

<風力発電>
稚内には少なくとも100MW,6箇所のウィンドファームがある様だ>>3398
更に併せて660MWのウィンドファームが建設される様だ。
合計760MWで風況が良いようで30%位の稼働率だとすると他の発電所230MW級って所だな。

そしてこの660MWの建設計画であるが,巨大蓄電池(720MWhは60MWhの南早来の12倍!?)を併置して中川町迄の送電線を建設というなかなか豪快な計画。
この電源10万kWの発電力(記事は発電量と間違えてる様だ)持つのに今回のブラックアウトで起動できず二日も停電した稚内の風力発電の起動用にも使えたり出来る様にしないかな・・。

折角なら宇久島みたいに海底ケーブルで利尻や礼文とも繋いて両島の再生可能エネ化出来ると面白い。。海底で繋げば島内の内燃発電を緊急用に出来る。

<中小水力>

<メガソーラー>

<北本連系>
矢鱈と更なる増強が云われるが青函トンネル内に建設中の300MWを600MWに増強するのは比較的楽なのかも知れない。今何本建設中か知らないが既設 ルートと同様に4本体制で600MW+1本故障可の体勢にするのが目途立ってるのかも。寧ろ函館~道央ループが既に915MWで一杯なので其処ら辺を何と かする必要があるんちゃうか(とは総研での検討はこの辺)。


2.東北電力の火力発電所一覧   
計画では火力発電所だけで2580MWの 増強が見込まれる。LNGと石炭が増え,石油が減るので収益改善と電力の安定供給には貢献しよう。
関東以北では最大の企業なだけあって流石の陣容である。
火力発電所 (内燃力発電所を除く)」
発 電所名 立 地
定 格出力
(MW)
  ユニット名 燃 料 認 可最
大出力
(MW)
運 転開始
年月
発 電
効率
発 電
種別
備 考・その他
八 戸火力発電所 八戸市 大字河原木
字宇兵エ河原
524
3 号 重 油・原油
250▲ 1968.8


1958 年6月に1号機が運転を開始、4号機 までが増設された。
設備の老朽化や稼働率の低下などにより1号 機、2号機は1982年に、4 号機が2006年にそれぞれ廃止され た。
東日本大震災による電力供給不足から5号機が緊急設置電源として新設された。
5号機は排熱回収ボイラ、蒸気タービンおよび発電機を追加設置してCC化することで、恒久電源化する計画が発表され、2012年7月2日に運転を 開始。
2012年11月28日には、JX日鉱日石 エネルギーと天然ガスの供給契約を結び、同社が建設中である八戸LNGターミナルから供給を受け、 5号機の燃料 とすることが発表された。
2014年3月1日には建設工事が完了し、試運転が開始された。
5 号
(緊急設置電源
→恒久電源化)
軽 油
→LNG
(2015.7から)
G/T274
S/T120
2012.7
ACC
能 代火力発電所 能 代市字大森山 1,200
→1,800
1 号 石 炭木質バイオマス
600▲ 1993.5
SC
バイオマ スの混焼率約1%,年間1万トン
3号機の建設計画は2028年(平成40年)以降の着工・運転開始とされ事実上凍結されていた。
しかし東日本大震災後、2016年度(平成28年度)着工、2020年度(平成32年度)の運転開始を目指して 計画再開することになった。
2 号 600▲ 1994.12
USC
3号
600
2020予

USC
秋 田火力発電所 秋田市飯島字古道下川端
1,333
2号 重 油・原油 350▲ 1972.2


1号機(350MW/原油・重油 /1970.8設置)は2003年に 廃止。
3 号 350 1974.11


4 号 600 1980.7

5号
(緊急設置電源)

軽 油
333 2012.6 36%

仙 台火力発電所 宮城郡七ヶ浜町
代ヶ崎浜字前島
446
4 号 天 然ガス 446 2010.7 58%
[LHV]
CC※1 燃料の天然ガスは、東新潟火力発電 所隣接地の埠頭付近に設置したLNG 基地からのパイプライン(総延長251km)を介して、東北天然ガスより供給を受けている。
※1:排熱回収型1,400℃級CC方式
新 仙台火力発電所 仙台市宮 城野区港
350
→980
(+630)

1 号

重 油
350
1971.8~
2015末廃予


2号 機(600MW/原油・重油・天然ガス/1973.6設置)は2011.10廃止
3号系列は3-1:490及び3-2:490
※2高効率コンバインドサイクル発電方式
3号系列
LNG
980
2016予
51%以上予
[LHV]
CC※2
原 町火力発電所 南 相馬市原町区
金沢字大船
2,000
1 号 石 炭木質バイオマス

1,000 1997.7 44%[LHV]
USC
バイオマ スは2015.4開始予定。
1号機は、東北電力では初となる国内最大規模の100万kW機となり、44%を超える熱効率を達成するなど世界最高水準の設備を導入した。
更に2号機では主蒸気温度、再熱蒸気温度共に600℃まで高め、更なる効率向上を図った。>>wiki
2 号 1,000 1998.7 44%[LHV]
USC
東 新潟火力発電所 北蒲原郡 聖籠町
東港
4,810
(392.8)
1号 重油・原 油
天然ガス・LNG
600 1977.4
2011.5再開


かつては 沖合に位置していた阿賀沖油ガス田よりパイプラインで天然ガスを利用していたが、資源枯渇による生産停止後の1998年以降は隣接地の埠頭付近に設置した LNG基地から供給を受けている。
この基地からはパイプライン(総延長251km)を介して、東北天然ガスが新潟火力発電所や新仙台火力発電所への供給を行っているほか、東北地方南部地域 を中心に天然ガスを供給している。

港1・2号機はもともと新潟共同火力の 発電所の様である。
2 号 600 1983.6

3 号系列 LNG 1,210 3-1:1984.12
3-2:1985.10
48.6%
[LHV]

CC
4 号系列 1,700
4-1:826
GT:27.5*2
ST:27.6*1
4-2:840
GT:284*2
ST:272*1
1999.7
2006.12
4-1:
55.6%
4-2:
55.8%
[LHV]

MACC
5 号[緊急設置電源] (339) 2012.6 38%[LHV]
G/T
港 1号 重 油・LNG 350 1972.11


港 2号 350 1975.11

港 3号系列
[緊急設置電源]
軽 油
(53.8) 2011.8 33%[LHV]
G/T
新 潟火力発電所
393
4 号 重 油
天然ガス・LNG
250 1969.8



5 号 天 然ガス 109 2011.7

6 号 天 然ガス 34 2012.1

上 越火力発電所
上越市
八千浦
1440
1号系列
LNG
360*4
2023予

CC
当初は中部電力と東北電力の共同出 資による上越共同火力が運営 を行う予 定であった。
その後1、2号系列を中部電力が、3号系列(現・東北電力1号系列)を東北電力が直接運営する計画に変更となった。
また着工時期や営業運転開始時期も変更された>>wiki
参考;東 北電力の主な発電所

3.北陸電力  
北陸電力の火力 発電所は以下の5箇所。
元々アルミ精錬との共同火力で老朽化した石油火力が目立つ
尤も,水力と石炭がメインの北陸電力であるから本表外に水力があり,LNGが少なく相対的に全体の半分ほどを占める石油が目立つ様だ。
なお残る富山火力,福井火力はいずれも古く規模も小さく高コストの石油系火力である。
発 電所名 所在地
定 格出力
(MW)
ユ ニット 運 転開始
年月
燃料
熱効率
発電
方式
そ の他・備考
ユニット名
出力
(MW)
種類
年間使用量
富 山火力 富山県富山市 250
(562廃済)
4号機 250 1971.1
原油・重油



1964 年8月に1号機が運転を開始、3号機までが建設された。その後、老朽化などで2001年12月に2号機が、2004年4月に1、3号機が廃止。
4号機建設予定地には富山共同火力発電所1号機(現在の4号機)が建設され1971年1月に運転を開始した。
この富山共同火力発電所は、北陸電力と住友 アルミニウム製錬が出資する富山共同火力発電が運営していた
2004年4月1日に北陸電力が富山共同火力発電を合併、富山火力発電所4号機と改称された。>>wiki
富 山新港火力
富山県射水市
1,500

1号機
500
1974.10
原油・重油 約65万t


北電の発電所に隣接して富山新港共同火力発電所があり1971 年9月に1号機(現石炭1号機)が運転を開始、2号機(現石炭2号機)迄建設。
この発電所は富山新港共同火力発電(北陸電 力と住 友アルミニウム製錬が出資)が運営。
これらは1984 年には重油から石炭への燃料転換を行った。
2004年4月1日に北陸電力は富山共同火力発電を合併、石炭1号機・2号機と改称。
現在,石炭1号機をリプレースし、LNGを燃料とするコンバインドサイクル発電(LHV:約59%)を導入中。
併せて2号機にはLNG対応工 事がなされた。
石炭1号機の廃止は2017年,LNG火力運転開始は2018年度の予定。
北陸電力初のLNG火力発電として発電構成の改善に役立つことになる。

電 力と蒸気は近隣の食品コンビナートの工場に供給され、余剰電力は売電される。
2号機 500
1981.11
原油・重油
約65万t


石炭1号機

250
1971.9
→2017廃

石炭・重油
約50万t


石炭2号機 250 1972.6
石炭・重油 約50万t


(リプレース後)
→1,650
(+174.7)

1号機
500
1974.10
原油・重油 約65万t


2号機 500
1981.11
原油・重油LNG
約65万t


LNG1 号機 424.7 2018予
LNG
約30万 t
59%
CC
石炭2号機 250 1972.6
石炭重油 約50万t


福 井火力 福井県坂井市 250
三国1号機 250 1978. 9 重油・原油



1973 年1月に1号機が運転を開始した。その後、老朽化などで下記の福井共同火力発電との合併時(2004年4月)に廃止された。
なお、隣接して三国共同火力発電所があり、1978年9月に1号機(現在の三国1号機)が運転を開始した。
この三国共同火力発電所は、福井共同火力発 電(古河アルミニウム工業-現UACJとの共同設立)が運営していた。
2004年4月1日に北陸電力が既に完全子会社となっていた福井共同火力発電を合併、福井火力発電所三国1号機と改称された。>>wiki
wiki福 井県に 拠ると福井発電所1号機(350MW,1974-2004)は大気汚染が問題視され反対運動も大いに盛り上がったとのこと。
敦 賀火力 福井県敦賀市泉 1,200 1号機 500 1991.10 石炭
42%
[LHV]
SC
2号機の木質バイオマスは2007年9月よ り。
発電所は敦賀セメントに隣接。セメントも石炭を使用するので石炭の荷揚などで協業しているのかも知れない。。
嘗ては敦賀港→近江長岡にセメント会社(大阪セメント)で利用される石炭が貨物列車が運転されていた。(→たとえばこ の辺参照)
2号機 700 2000. 9 石炭木質バイオマス
44%
[LHV]
USC
七 尾大田火力 石川県七尾市 1,200
1号機
2号機
500
700
1995.3
1998.7
石炭木質バイオマス


USC
USC
木 質バイオマス混焼開始。
元々石油焚きの計画でLPG焚きに変更の後,結局石炭焚きになったとのこと>>wiki> >石川県
LPG焚きになったのは七尾のLPG備蓄基地の立地となんか関係あったのかな?



自社内燃力設備
発 電所 ユニット名 出力(千kW) 運転開始年月 所在地
舳 倉島 1号機
2号機
3号機
0.096
0.096
0.096
1992年 7月
1987年 7月
1978年10月
石 川県輪島市

(2013 年3月31日現在)


4.中国電力  
石炭火発の割合が高い>>413中 電。大崎クールジェンのプロジェクトも石炭火発のCO2排出減が課題の一つだったからとの事。震災前の2010年の記事での記述>>536だ が53%を石炭火発で賄ってゐたそうな。
Web siteに拠ると中国電力の火 力発電は以下の8箇所
発 電所名 所 在地 定格出力
(MW)
ユニットNo
単機容量
(MW)
運転開始
年月
発電方法
・効率
燃 料
そ の他・備考
三 隅発電所 浜田市三隅町岡見 1,000
(→1,400)
1号機

1,000

1998.6

USC
石炭
海 外から直送される石炭を燃料とする火力発電所
1号機の発電出力100万kW(キロワット)は,日本で一番大きな発電設備のひとつです。
ボイラで作る蒸気の温度を上げ,タービンの羽根を長くして,従来の発電設備より約2%の熱効率向上を実現した省資源型の発電所。

(2号機) (400→
1000)
(計画中)

2 号機は2000年,2003年に引き続き2010年にも着工延期となり,2014年着工,2017年稼働の予定がそれぞれ10年程度の先送りとなった。
その後原発事故の影響で島根再稼働,上関の建設共に見込みが不透明になるも工事再開の話しは聞こえてこない様である。その後電力不足を機会に1000MW に増強の上建設が決定した。
水島発電所
倉 敷市潮通

781
1号機
285
1961.11
NGCC
天然ガス
○運転開始以降,時代に適した燃料への転換を繰り返している。

水島発電所の全体計画について
1.計画概要
○1号機...石炭から天然ガスへ燃料転換するとともに,高効率のコンバインドサイクル発電設備へ改造(運転開始:平成21年4月8日)
○2号機...製造する蒸気の一部を隣接する三菱化学(株)水島事業所に販売(供給開始:平成17年5月12日)
○3号機...石油から天然ガスへ燃料転換(運転開始:平成18年4月1日)

2号機
156
1963.8

石炭
3号機
340
1973.9

天然ガス
玉 島発電所
倉 敷市玉島
乙島字新湊
1,200
1号機
350
1973.3

天然ガス・重油・原油
1号機のみ天然ガス併燃化工事がなされて2014年4月から運用開始された。
2号機
350
1974.4

重油・原油
3号機
500
1976.6

大崎発電所
広島県豊田郡
大崎上島町中


1-1号
250
2000.11.30
PFBC 石炭 全 国でも珍しい島嶼部にある。PFBC方式を採用し、高効率と低環境負荷を期待されたが、配管の摩耗や損傷が相次いだ[2]。2002年には長期間の運転休 止が必要となり[2]、同年の稼働率は22%にとどまった[2]。その後も断続的なトラブルが続き、2008年度と2009年度は共に40%台前半の稼働 率であった(目標値は60-70%)[2]。そのため稼動11年目を持って休止した[1]。
大崎クー ルジェン


166

IGCC
(40.5%目標)
石炭
(1,180t/日)
第一段 階:酸素吹ICGG→第二段階:CO2分離・回収型IGCC→第三段階:CO2分離・回収型IGFC
実証実験
大崎クールジェン=中国電力+電源開発
岩 国発電所 岩国市藤生町 850
2号機
350
1972.4

重油・原油 1 号機は老朽化で1989.1に廃止
3号機
500
1981.9

柳 井発電所 柳 井市柳井
字宮本塩浜
1,400
1号系列
700
1992.12
CC
LNG

中 国電力で最大の出力を持つ火力発電所。発 電の方式は,コンバインド方式を採用。
刻々と変化する電力需要に対する調整能力に優れており,起動停止の容易 性も重要な特徴。
シェールガスの受け入れも検討>>1638
2号系列
700
1996.1
CC
下松発電所 下松市大字平田
字東潮上
700
(531)

1号機
(廃止)
(156)
1964.8~
1989.3

原油・重 油?

2号機
(廃止)
(375)
1973.7~
2007.4

原油・重 油?
3号機
700
1979.9

重油・原油
新小野田発電所 山陽小野田市新沖 1,000
1号機
500
1986.4

石炭木質バイオマス(08/8/30~)
発電所の利用率は95%。定期点検で発電を停止している時を除き常に100万kWを発電し ている ベース火力発電所
木 質バイオマスの使用量および混焼発電効果(平成20年度計画)
木質バイオマス使用量 二酸化炭素削減量 バイオマス発電電力量
2万t/年 2.2万t/年 0.27億kWH/年
2号機
500
1987.1

下 関発電所 下 関市長府港町 575
1号機
175
1967.3

石炭
2004-2006年にかけ木質バイオマス混焼実験。
2003-2006年にかけて排水温度のデータ捏造 があっ た。>>wiki
2009年に2号機の運転再開。低硫黄石油燃料の調達環境が悪化したのに対して本基が高硫黄石油燃料に対応出来る為>>410
2号機
400
1977.9

重油










5.四国電力  

四国 電力の火力発電所は、石炭火力発電所が2箇所、石油火力発電所が1箇所、石油・ガス火力発電所が1箇所の合計僅か4箇所。
これらの総出力は379.7万kW(=3,798MW=3.8GW)で、四国電力全発電設備に占める割合は、約5割とのこと。
他の電力会社と比べても非常に小規模であることが解る。単独では系統電力への連系に制約が掛かるのも蓋し当然である。

火力発電所一覧表(H22.8.1現在)

発 電所名 所在地
出 力
(MW)
ユニット名
単機容量
(MW)
運開
熱効率
使 用燃料
そ の他・備考
四国電力
阿 南発電所 徳島県
阿南市
橘町
幸野 1,120
1号機
2号機
3号機
4号機
(125)
220
450
450
1963.7
1969.1(2011.12)
1975.5
1976.12

  重油・原油
阿南発電所は新徳島発電所として建設。隣接し て橘湾発電所がある。
阿南発電所1号機は長期計画停止中・2号機は2011年12月に運転再開。


橘 湾発電所 小勝 700 1号機
700


石 炭

電源開発
2,100
1号機
2号機
1,050
1,050



四国電力
西条発電所

愛媛県
西条市喜多川
406
→800

1号機
156
→500
1965.11
→2022予

石 炭木質 バイオマス(混焼率2%以下)

→USC
元々石油火力だったものを1981~1984 年に石 炭に変更した。
2022年運開予定で1号機のリプレースを計画
(バイオマスはどうなるのかね?)
2号機
300
1970.6
石 炭木質 バイオマス(混焼率3%以下)

四国電力 坂出発電所 香川県坂出市
番の州

1,446

(1号機 GT)
(34)
1970-2007

コークス炉ガス
1・2号機を石油・コークス炉ガス燃料から LNGへ転換中。
隣接してLNG基地が建設された。
コークス炉ガスは隣接する三菱化学の工場からのものと思われる。
コークス炉は引き続き3・4号機で利用される。

1号機 195
→296
1971-2007
→2010.8.1

57%[LHV]
重油・コークス炉ガス
→LNG
汽力
→CC
2号機
350
(→289)
1972-
→2016.8予


重油・コークス炉ガス
→LNG
汽力
→CC
3号機
450
1973-

重油・原油・コークス炉ガス
汽力
4号機 350 1974-
2010.3燃転

重油・原油・コークス炉ガス
→LNG・コークス炉ガス
汽力
坂出LNG(株)
坂出LNG基地
緑 町
18 万kL*1基 2010.3.25



四国電力70%、コスモ石油20%、四国ガス10%

合計


3,797







全火力発電所が使用燃料の取り合わせが異なっている。
坂出にLNG基地設置,LNG化が行われている。

6.九州電力
出典:http://www.kyuden.co.jp/effort_thirmal_k_hatsuden_index.html
原発依存度が高く電力供給不足がや や厳しい九州電力。新規の開発案件は新エネルギーを除くと松浦の石炭火力1000MWのみ。また膨大な数の離島の内燃力発電所も足を引っ張る。
発 電所名 所 在地 最 大出力
〔MW〕
ユ ニット名 単 機容量[MW] 運 転開始
年月
熱 効率 発 電
方式
主 要燃料 そ の他・備考
松浦
長 崎県松 浦市
志佐町白浜免
開発 700
(1700予)
1号機
700
1989.6
40.7
SC
石炭 九 州電力初の海外炭を用いる大型火力発電所として開発が行われ、隣 接する電 源開発松 浦火力発電所と 併せ「東洋一の石炭火力」と称される。
(九電2号機と併せて計3,700MW,中電碧南火力が4,100MW。)
海 外炭受け入れの専用岸壁を中心とした松浦港も大型船舶の国際貿易港として機能
九電2号機は2001.4には工事が開始されたがその後中断,運用開始時期が2023年以降に変更となった。
電発松浦火力2号機が点検中の事故で停止中。2014年のお盆前には暫定復帰するも完全復活は来年夏前にずれ込み。
2号機
=建設中
(1,000)
2023以降

USC
電発
松浦火力
瀬崎 2,000
1号機

1,000

1990.6

43%
(LHV)
SC
2号機 1,000 1997.7 44%
(LHV)
USC
苓北 熊本県天草郡
苓北町
1,400 1号機
700
1995.12 42.1%
(HHV)
SC
石炭 発電所構内には、発電の余熱を利用して海水か ら食用塩を製造する設備がある。>>wiki
2号機
700
2003.6
42.8%
(HHV)
USC
苅田
(かりた)
福岡県京都郡
苅田町長浜町
(735
→)360
新1号機 360
(G/T:75)
(S/T:290)
2001.7 42.8%
(HHV)
PFBC 石炭

※1:ガスタービンと蒸気タービンを合計して 最大36万kWとなるよう運転される。
もともとアメリカに20年は遅れている認識の元,WHより発電機導入して建設>>2100-2103
1956年に(旧)1号機が運転を開始、(旧)3号機まで建設された後、(旧)新1号機、新2号機が増設され、計5基が稼動する総出力98.2万kWの九 州最大の発電所であった。
しかし、設備の老朽化や燃料情勢の変化により新2号機以外は1988年までに廃止された。
(旧)新1号機は元西日本共同火力1 号機だそうなので新2号機もそのようである。>>wiki
2012年度末に廃止予定だった新2号機は原発停止に寄る電力不足により存続・運転再開することになった>>1399
その後の川内原発再稼働等により新2号機は停止され2017年5月中に廃止の予定の様だ。>>4284
新2号機
(375)
1972.4-2017.5


重油・原油
豊前
福 岡県豊前市 1,000

500
500
1977.12
-2020停予


重油・原油 老朽化した高コストの石油系火力発電所。震災前は稼働率10%程度だっ たのが原発停止以後は6割程度に跳ね上がっている>>1819
2020年に停止予定>>4284



緊急設置電源
3.6=1.2*3


DE


唐津
佐賀県唐津市 (875)

(375)
(500)
1971.7-2015
1973.6-2015


重油・原油 2015廃止>>4284
相浦
長崎県佐世保市
875
375
500
1973.4-2018
1976.10-2018


重油・原油 2018年度廃止予定>>4284
川内
鹿児島県
薩摩川内市
1,000

500
500
1974.7
1985.9


重油・原油
新小倉
北 九州市小倉北区西港町
1,800
3号機
600
1978.9
平均44%

LNG
開発当初、小倉発電所(8.1万kW、 1963年11月30日廃止)があったため新小倉発電所と名付けられた。
1961年に1号機が運転を開始、2号機までが建設された。
当初は主に筑豊炭を用いていたが、石油を経て天然ガスへの転換(九州電力では初めてのLNG専焼)が行われた。
1号機(156MW/1961)、2号機(156MW/1962)は2004.10に廃止。>>HP>>wiki
4号機
600
1979.6

5号機
600
1983.7

新大分
大 分市大字青崎
2,295
(→2,775)
1号系列
115*6
1:1991.6
2-1:1994.2
2-2:1995.2
3-1:
1998.7
4:2016.7
48~54% CC
LNG 発電設備については、熱効率が高く、起動停止 が容易で負荷追従性に優れたガスタービンと蒸気タービンを組合わせた九電では初めてのコンバインドサイクル発電方式(複合発電方式)を採用した。
 燃料は、オーストラリアやインドネシア、ロシア等から輸入し、隣接して設置された大分エル・エヌ・ジー株式会社より受入れている。
>>HP
2号系列
217.5*4
CC
3-1系列
245*3
CC
3系列第4軸
480
約60%
[LHV]
CC



屋久島電工が供給する屋久島は特殊ケースだとしても,屋久島や種子島,奄美大島・徳之島・沖永良部島・喜界島,五島列島各島辺りを相互に海底ケーブルで繋 いで自然エネルギーと蓄電池で内燃力発電依存を減らせないかなぁ。。
宇久島には直流ケーブルで本土と繋いで(65kmもある!)メガソーラー建設する計画が有る(>>1149-1151>>1510) ので,九電が宇久と五島がネットワークに繋がるメリットの範囲で出資して直結出来ないかな?同じ宇久島の風力の構想は残念ながらぽしゃった>>56>>1616け ど両方できたら凄いし太陽光と風力と五島へのネットワーク形成と相乗効果も有りそうだったのに。。
直流ケーブルの送電ロスはどんなもんなんだ?65kmが行けるなら奄美大島~沖縄本島も繋げるのではないか!?