坪内谷 大規模に崩落した様で大々的に治山事業中であった。 林道が通行止めになってた弥山だけど此処坪内谷から山道を行ける様だ。まあ一日掛かりだ から実用的なルートと云う訳では無さそうだけど,どうしても見学したくなったら検討w |
(川原樋取水堰→紀の川綜合開発[こ
の辺参照])川原樋川発電所(川原樋川)347m 川原樋川発電所[水 力]・[場所] 運開:1986.8 事業者:関西電力(株) 水路式・流込式 認可最大出力:11.400kW 常時出力:1,000kW 最大使用水量:8.00m3/s 有効落差:174.10m 水車:2台 総出力12000kW 流域面積:71.7km2 取 水(639.0mは何処だ?):川原樋川[大股取水堰](636.4m)→ 北股川[地下で合流?](647.9m)→ タイ谷(636.1m) (此処か?) 放水:川原樋川(454.10m) 川原樋川取水堰堤(454.3m)[場 所] 計画取水量5.8m³/s[国 交省] 流域: 総流域 101.5km2 (一次:29.8km2・二次71.7km2) 取水:川原樋川 送水:猿谷ダム 川原樋川は猿谷ダムを通じて紀ノ川への水源というイメージが強いけど電発が取水堰設けて導水で引っ張って来ているのであり,取り逃がした水は名前変わって 十津川への水源となっている。川原樋発電所の最大使用水量8m3/sは同地点での電発川原樋川堰堤の計画最大取水量5.8m³/s[ソース]を上回っており,川原樋川から十津川へ 向けて開発余地あり!と云えるのである。電 発の取水堰は関電の放流口の上にあるようにすら見えて,もしかすると8m3/s全量取水可なのかもしれない! この辺の実態が知りたくて現地訪問を決行したが川原樋川脇の林道はどちら側からも通行止めで進入は阻まれることとなった。 →現状では取水はしてそうであるが,最大取水量5.8m3/sなので4.2m3/s程度は取水出来そうと思っている。 |
~小原川~ 関電:篠原堰堤(531.7m) △ 河川:小原川(舟ノ川) http://maps.gsi.go.jp/#16/34.171867/135.820391/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 小原川は舟ノ川とも云う。五條市大塔町宇井から岐れて十津川村沼田原(ぬたはら),その後再び大塔町に入り中坊傍示,惣谷を経て篠原へ至る行き止まり県道 r235篠原宇井線で結ばれる篠原に取水堰がある。此処にも利水標は見当たらなかった。 ここの取水量は結構知りたかったんだけど。 遠景 近景 |
~旭川~
奥吉野発電所[水 力.com][nef (関電)] 所有:関西電力(株) 運開:1978.6 揚水式水力(ダム式・純揚水式) 認可最大出力:1206.0MW 最大使用水量:288.00m3/s 最大揚水量:229.20m3/s 有効落差:505.00m ポンプ水車:6台*207MW 総出力1242000kW 上部貯水池(河川)・下部貯水池(河川)/瀬戸ダム(瀬戸谷川)960m/旭ダム(旭川)430m 旭ダム…奥吉野発電所上部貯水池[ダ ム便覧(旭ダム)][nef (関電)] 所有者:関西電力(株) 着工/竣工:1971/1978 総貯水容量:1,547万立米(建設時) 有効貯水容量:1,263万立米(建設時) 満水位標高:462m/ 低水位標高:430m (利用水深:32m) 流域面積:39.2km2 湛水面積: 0.56km2 水門設備等 洪水吐(クレストゲート):最大放流量1200立方メートル毎秒 放流管(表面取水設備付):最大放流量約10立方メートル毎秒 放流管:最大放流量約100立方メートル毎秒 その下池の旭貯水池であるが,旭川を堰き止めて作られている。が,旭川の本流をトンネルで切り回してる様だ。 出 典:国土地理院 何か可能性を感じたがこのトンネルは排砂バイパスらしい。 ダム建設後、流域の崩壊地の拡大で何ヶ月にも及ぶ濁 水長期化現象や、当初の予想を上 回るダム堆砂が進行。このため、出水時にダム湖上流からの砂をバイパスによりダム下 流に排砂。1998年から実施。[ダ ム便覧] この排砂バイパスの排水能力は140m3/sだそうな。[関電] 詰まりは水を捨ててる訳では無く,旭ダムに土砂や材木が流れ込むのを防いでいた訳だ。なんか勿体ないが純揚水とはそういうものである。 更に旭ダムの流域面積は39.2km2 あって,下池なだけにまだ上流に標高は追える。是非開発したい所である。開発案件はこちらで扱う。 |
【未利用落差活用(長殿)】
▲ 長殿が被災復旧しちゃった中で間(マ)の悪いとこだが,風屋ダムとの間の未利用落差を利用し尽くしたい。。 長殿発電所の新放水位は,昔より少し上がっていて329.60m・ 被災前→332.08m・災害後となっており風屋ダム(HWL=291m)と一寸差があるのだ。 松尾川第二PSの吉野川放流や新丸山D建設に伴う笠置Pの対応などで水面下でも放水出来る仕組みは作れるようだ。 今こんな感じで導水すると6.5km程になる。また川原樋堰堤付近の猿谷ダム導水分の残りの放流水の4.2m3/sも計上できよう。 ダムで導水距離へらしつつ調整力確保するかはオプショナル(B案・マウスオーバーの赤線)。 B案ならもう一寸水量増やしても良いかも知れない。 [私案(B)]田長瀬ダム[場 所315m] 満水位:333m 湛水面積:0.36km2(36haa) 利用水深3mで有効貯水量108万m3 [新設案]河津発電所 出力:7,400kW[+7.4MW] 水量:25m3/s 落差:35m 流域:91.6km2+長殿放流水9.46m3/s+川原樋放流水取水4.2m3/s+(奥吉野以遠)42.1km2 導水:6.4km/4.5km 取水:十津川[長殿発電所放流口](A)/[田長瀬ダム(長殿発電所・新川原樋発電所)](B)・旭川・河津谷333m 放水:十津川(河津)[風屋調整池(十津川第一ダム)]293m これなら行けそう。別途発電に使いたい川原樋川からの放流水をなしとすると20m3/sとなって出力は 5,900kW。ダム作って導水距離減らして調整力も確保したいとなりそう。 ダム造ればもう一寸水量も盛れそう。 [暫定成案]河津発電所 出力:6,500kW[+6.5MW] 水量:22m3/s 落差:35m 流域:127.2km2(13m3/s相当)+長殿放流水9.46m3/s 導水:4.5km 取水:[田長瀬ダム(長殿発電所・新川原樋発電所)]・旭川・河津谷333m 放水:十津川(河津)[風屋調整池(十津川第一ダム)]293m 旭川ダムで取水して風屋方面に導水して発電する場合は4m3/s程度減少。その場合は5,400kWともうちょい小さくなる。 |