先ずはお約束の【最下流開発】。既存の発電所の放流水を活用して魚野川
の流域迄持っていって発電となろう。 今の所薮神発電所(8.8MW・30m3/s・EL= 104.34m)と第二藪神(4.5MW・30m3/s・EL=129)が最下流。 魚野川の堀之内辺り(EL=77.7m)へ持って行きたい。 第二藪神からだと和田川・小屋柄川等より取水して35m3/sを8.9km導水して落差47mで13.7MW。藪神からだとその場で40m3/s取水(羽根川・日付川含む)して5.8km導水して落差22m,都合7.3MW。 比較案として川口(EL=55m)辺り迄もって行ってみる。藪神からだと11.6kmで落差44m。都合12.8MW。第二藪神からだと13.8kWで落 差69mで18.8MW。 一案に絞りきれないので保留。勿論,魚野川を使って阿賀野川みたいに長岡ぐらいまで徹底的に発電するならまた話しは別で発電所カスケード状に敷き詰めれば いいんだけど。。[→大きな計画の一部に位置づけ佐梨川の項で検討し た] |
(羽根川分岐)…河川改修で魚野川合流から破間川合流に変えられたのだそうな。[wiki] (日付川分岐) 羽 根川・日 付川の105m付近から藪神発電所放水口付近に持って行くともう49.5km2程増やせる。 5m3/s程増やせることになる。距離は2.3km程。(佐梨川の開発で 組み込むことにする) 小出郷第二号頭首工(羽根川頭首工)[水土里] ~池平用水支線~ 池平(いけたいら)発電所[キャッ シュ][新 潟県] 事業名:地域用水環境整備事業 地区名:池平地区 総事業費:255,000千円 事業工期:平成25年度~平成28年度 発電所名:池平発電所 設置位置:魚沼市池平 管理者:魚沼市土地改良区 運転開始年月日:平成28年12月19日 最大使用水量:0.6㎥ /S 有効落差:16.2m 最大出力:72.8kw 年間発電電力量:503,582kwh 発電方式:水路式 水車形式:横軸フランシス水車 現在の発電水利権は、農業用水の水利権に完全従属した水利権となっており、かんがい期(5月4日~9月10 日)の発電使用水量0.6㎥ /sに対し、非かんがい期(9月11日~5月3日)は0.47㎥ /sと少ない使用水量となっています。 魚沼市土地改良区では更に多くの発電を可能にするため、農業用水の水利権に従属しないで非かんがい期の発電使用水量を増やし、年間を通して安定した発電用 水量が確保されるよう、本 年度から発電水利権の変更に向けた調査を行っています。 |
~和田川~ 和田川の合流点は氾濫ポイントらしい。その為に上流にダムが造られた。即ち広神ダムである。 それに付随して設置されたのが広神発電所である。小さい。 広神(ひろかみ)発電所[水 力][新 潟県] 新潟県企業局 運開:2011.3 ダム式・流込式 認可最大出力:1,600kW 常時出力:0kW 年間発生電力量:約8,117MWh(約810万kW時・設備稼働率57.9%) 最大使用水量:5.00m3/s 最大有効落差:40.20m 水車:出力1600kW×1台 取水:和田川[広神ダム]213.50m(常時満水位) 放水:和田川170.48m 広神ダム[水 力][便覧] 旧称:和田川(わだがわ)ダム 新潟県営ダム 目的: FNP 堤高/堤頂長:80.5m/225m 着手/竣工 1979/2011 流域面積:42,1km2 総貯水容量:1,240.0万m3 有効貯水容量:1,070.0万m3(内 洪水調節容量:880.0万m3 不特定容量:190.0万m3) 流域面積:42.1 平方キロメートル 湛水面積: 65ha (0.65km2) 灌漑相当面積:約330ha(不特定容量の放流分) 堤頂標高:241.000m 洪水時満水位標高:237.500m(サーチャージ) 常時満水位標高:213.500m 最低水位標高:200.500m 基礎標高: 160.500m 役割 広神ダムは、和田川流域に70年に1度程度の大雨が降ったときでも、約370m3/秒(流入量約410m3/秒、放流量約40m3/秒)の水を貯め込み 洪水調節を行い、和田川及び和田川合流点下流の破間河沿川の洪水を防止します。[新 潟県] ほぼ有効貯水量は洪水調整容量である(1070万m3のうち9割近い880万m3が洪水調整)。8880万に370m3/sを貯め込むとすると6.6hは 持ち堪えられると云う事になる。 洪水は利水用語上,大水の事で氾濫のことではないので本来防止するのは洪水ではなく氾濫のような気がするがお役人的には氾濫はしないとは云いきれないの か?(多分考えすぎだけどw) ダムをバックにしてるのに流込式らしい。。刈谷田川も同 様の様である。従属的に発電するということであろう。 広神発電所の後,何もせずに和田川経由で破間川に流して終わりである(怒) 3.12km上流に薮神ダム(138m)がある。 調べてみると薮神ダムには第二薮神発電所も設置されてて流域面積:373.2km2に対して60m3/sの水使用能力がある。5m3/s位を発電を増やす ことでの受け容れ余地は十分あるだろう。とはいえ不格好であるな。。 (基本,既存施設と孤立してて使いにくくはある。佐梨川の開発で組み込 むことにする) |
~西川~ 西川から上条への供給 標高320m付近で20km2程の流域があるんだけど,上条発電所付近迄(高低差135m)落としても2.2MW程度,イマイチパンチに欠けるなあ。。 標高461.4m付近に10km2の水源あり。 まあ大きくはとれそうにないので小水力に期待。 |
~黒又川~ 黒又(くろまた)ダム[水 力][場 所] 竣工:1926(T15) 堤高:24.5m 総貯水容量:145.4万m3 / 有効貯水容量: 46.9万m3 流域面積:117.5 平方キロメートル/湛水面積: 0.31平方キロメートル 取水:平 石(破 間)川(250m)・黒又川 |