~島々谷~ ヨッキもまた濃いいとこへ足を踏み込んだなw 隧道レポート 島々谷のワサビ沢トンネル 公開日 2020.09.15 http://yamaiga.com/tunnel/shimashima/main.html 利水マニア化してる俺の開発魂に火が着いたぞw 先ずは基本情報おさらい。 島々谷発電所[水力] 東電RP(株) 運開:1938.4 水路式・流込式 認可最大出力:2,700kW→5,400kW[+2.7MW] 常時出力:2,100kW←常時出力可成り高い 最大使用水量:2.23m3/s→4.46m3/s ← 流域面積に対しては少々少ないような。 有効落差:146.36m 導水路:主要導水路 延長4524.9m 流域面積:69.0km2 取水:島々谷川、小嵩沢川、庄沢川、他(917.49m) 放水:島々谷川(769.68m) 流域面積に対して使用水量が少なめだな。。3%かよ。 あかんな,下流の島々谷が2.23m3/sしか使ってへん。。43km2もあるけど4.1も取水できひんのかな。。 2.0m3/sだと出力2,000kWってとこ。自然環境保護派が五月蠅いのであろうけど,寧ろ出来れば島々谷の方を出力倍増と行きたい。勿論環境にはく れぐれも配慮して,河川維持流量もたっぷり取りたい。 島々二俣発電所 発電ポイント:953.1m(島々谷PS二俣取水口付近) https://maps.gsi.go.jp/#17/36.226139/137.757150/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 取水ポイント:1079m 北沢 https://maps.gsi.go.jp/#16/36.241046/137.763104/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 一ノ沢 https://maps.gsi.go.jp/#16/36.231492/137.737699/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 南沢 https://maps.gsi.go.jp/#16/36.227840/137.730253/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 流域面積 43.447km2 最大使用水量…4.1m2/s→2.05m3/s 有効落差:120m 最大出力:4,000kW→2,000kW ざっとこんなものか。。とはいえ島々谷の使用水量が少ないから使用水量も2.1m3/sに抑えるとすると2,000kWとなる。 逆にこちらが4.1m3/s行けるとなると島々も使用水量倍増させて5,400kWと出来るかも。 自然豊かで環境保護派も活躍してる場所みたいで開発は慎重に行かねばならないな。。一応抑えめにしておく。 真夏の上信越を行く② 島々谷川の砂防ダム現地視察 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col2846.htm しかし、砂防ダム工事で土砂が大量に持ち込まれたことにより、上高地の天然記念物であるニオイヤナギが島々谷川の川沿いに立派に成 長していたり、外来種やこの地域には本来生息していない植物も多数繁殖している様子が見られ、すでに環境破壊・生態系破壊が明らかとなっている。 3号から4・5号ダムまでの間にも度重なる洪水で削り取られた自然の川辺を「修復」したところが多数あった。まるで都会の河川のようにコンクリートで直 線的に護岸してある島々谷川は痛々しくさえ見えた。それでも、水は澄み切って美しく夏の光にはじけている。 また、道路整備により湧き水や山水の流れ方が変わり、道路に大量の土砂が流れ出て、扇状に広がっている様子が見られた。 沢水が流れおちる沢の底部には蛇篭を積み上げたり、コンクリートの小さな砂防ダムと道路の下を通して川に水を流す暗渠も作られており、島々谷川はまるで 土木工事の見本市のようでもあった。 https://blog.goo.ne.jp/nekodam2014/e/f67f3d51070ccd77c89b02825a266c89 ↓島々谷第三号砂防ダム周辺地図(電子国土web)。 |
~黒川~ 竜島第二発電所[松 本市][信濃川水系] [まつもと発] [水 力] 運開:1923[京浜電力(株)・竜島発電所・154kV送電開始(日本初)・20,050kW[まつもと]・取水:梓川] 廃止:1969?[東京電力(株)・宮の平発電所(1968改称)[松本市]・恐らく1969の東京電力竜島発電所の運開に伴う(本発電所のリプレース扱 い?)] 運開:1997[東京発電(株)・竜島第二発電所・2,400kW・取水:黒川] 水路式・流込式 認可最大出力:2,400kW(初開発時20100kW[水力]) 常時出力: 133kW 最大使用水量:2.40m3/s[0.89] 有効落差:128.12m 水車:出力2520kW×1台(元々2台) 導水路:総延長1343.3m 流域面積:27.0km2 取水:黒川844.97m(初開発時は梓川) 放水:梓川712.00m 竜島第二P/Sは大倉財閥系の京浜電力に拠って開発された[まつもと発] のだそうな。紆余曲折あって,梓川開発による稲核ダム・竜島発電所の建設に伴い水源を譲って廃止されてしまった様だ。 現在の取水レベルは稲核ダムを上回ってるし,20MW程の出力は32MWで直ぐお隣に立地する(新)竜島発電所の建屋としても使えたんじゃないか(キツい かw)と思うけど結局廃止されてしまったようだ。 そして廃止後随分経ってから,東京電力系の中小水力発電子会社・東京発電(株)に拠って取水元を黒 川に変えて,導水管の敷地や建屋を再利用する形で復活を 遂げたようである。 興味深いw 7km程水路を延ばすと朝日村の鎖川850m地点である。此処から取水出来ないものか?45.8km2程ある。4.6m3/s程取水して水圧鉄管を2条に して栄光の京浜電力・竜島発電所以来の威光を取り戻したいところ。 ただ勿論,鎖川には朝日村などに潅漑用水を供給する役目がありそうでこの辺は保留。 代わりに上を追う。200m上の1050mで取水。22.3km2。200m・2.0m3/sでは4MW行かないので不可。300mで行くと4.8MW。 5MWは欲しいけど受忍限度内だ! [私案]黒川発電所 出力:4,800kW[+4.8MW] 水量:1.9m3/s 落差:300m 流域:20.4km2 導水:4.7km 取水:黒 川(東よもぎ沢)・尻 手沢・川 沢・曲 沢 1150m 放水:黒川[竜島第二発電所]845m |
国道158号・猿なぎ
洞門 猿なぎ洞門手前・橋場聚落へ梓川を亘る雑炊橋付近[場 所] 梓川沿いを走る国道の対岸の道路(こ れ)も気になっていたが案の定というか入口で塞がれていて災害通行止めとのことであった。 ただ道を歩いてるおじさんを見かけたので歩行者は進入or通り抜け出来る様だ。 大崩落で現道が抛棄された猿なぎ洞門跡。よく見るとスズメバチの巨大な巣が。。ワルニャンする方は気を付けて頂き たい。。 稲核ダムが梓川から60m3/s近く取水してるにしては豊かな流量である。(まあ一日,と云うかみた時間だけで判断するのは愚かであるが。) 元々猿が歩いても崩れる程弱い地形だから猿なぎと云ったそうな(現地でおばあちゃんから聞いた)。そら大崩落もするわな。 ネットで調べると崩壊時の映像とか出てきて緊迫感が伝わってくる。1991年(H3)だそうだから私が大学に入った年だ。全く覚えがない。 猿なぎ洞門が崩壊した時は,既に3ダムが完成しており,冬期渇水期なので水を止めて川に仮道路を建設してR158の交通を捌いたそうな。 ワイルドやねえ。。とは言え,ダムと道の協力関係を示すエピソードである。 |
~大白川~ 東京電力RP(株)大白川発電所[水力] 運開:1925.11 水路式・調整池式 認可最大出力:3,100kW 常時出力:440kW 最大使用水量:1.39m3/s[0.98] 有効落差:276.87m 水車:出力3420kW×1台 導水路:総延長1937.8m 流域面積:14.2km2 (9.79%) 取水:大 白川(調整池あり)1140.69m 放水:梓 川[水殿ダム](ずみの窪T.付近)855.50m 流域面積14.2km2でも小さめの調整池を設置して1.39km2を叩き出してる♪ 他所も見倣うべし! 出力は中途半端なので水源ないかと見渡してみると,先程頑張って竜島第二の水量増を検討した所をまーしわけないけど,大白川に黒川から4km程引っ張って くると+3.1MW増える。 但し竜島と大差ないレベルで引っ張って来てってのはある。。こちらも保留で。。 |
~奈川~ 奈川渡は奈川と梓川の合流点であり,笹間渡が笹間川と大井川の合流点と同じ法則である。 一番デカイ支流なのに発電所は無いようだ。(雨量はイマイチだけど)開発余地ありである。 ダム湖面から200mの差を取ってEL,1195mで取水すると27.0km2。水量2.7m3/sで4.6MW。う~ん,もうちと欲しいかも。 奈川の流域の広さを活かせてない。 もうちと標高を下げてみる。カンバ谷と小黒川の合流点の1125mで取ってみると67.5km2 落差は138m。水量を6.0m3/sで行くと7.0MWかあ。だいぶイイ感じになってきた。 気持ち標高をあげて1150mで取った図が以下。 [構想]奈川発電所 出力:7,800kW[+7.80MW] 水量:5.8m3/s 落差:158m 流域:65.9km2 導水:9.7km 放水:奈川渡ダム(982m) 取水:魚 イラズ川・境 川・栃 洞沢・奈 川・黒 川・上セト沢・小 黒川・カ ンパ沢(1145m) |
~前川~ ▲ 東京電力RP(株)前川発電所[水力] [DB] 運開:1927[京浜電力(株)] 水路式・流込み式 認可最大出力:2,000kW 常時出力:1,500kW[75%] 最大使用水量:1.39m3/s 有効落差:182.28m 水車:出力2400kW×1台 導水路:総延長3488.1m(小大野川から上部水槽迄地理院での計測で3.5km程ある。地下水路の誤記かDBの誤記と思われる。) 流域面積:46.7km2 取水:前 川、小 大野川、クライ沢、他2 全5箇所(1177.44m) 放水:前 川[奈川渡ダム湖畔](982m) 前川の奥を狙う。1520mで32.1km。1.5m3/s程いけるのではないか? [新設私案]乗鞍発電所 水路式・流込式 出力:10,100kW[+10.1MW] 水量:3.5m3/s 落差:340m 流域:32.1km 取水:前 川(池ノ沢)・一 の瀬川・小 大野川・ワ サビ沢 1525m 放水:小大野川[前川発電所取水口]1175m 併せて前川の増強もする。導水路と水車 [増強私案]前川発電所 水路式・流込式 認可最大出力:7,500kW[+5.5MW] 最大使用水量:5.0m3/s(+3.61m3/s) ※ 有効落差:182.28m 水車:出力2400kW×1台+5500kW×1台(追加)※ 導水路:総延長3488.1m 小大野川~前川発電所間の水量増強 流域面積:46.7km2 取水:前川、小大野川、クライ沢、他2 全5箇所(1177.44m) 放水:前川[奈川渡ダム湖畔](982m) ※:内訳 1号機…2,300kW・1.60m3/s(既存水車) 2号機…5,200kW・3.40m3/s(新設水車) |
沢渡(さわんど)の大崩落 沢渡と云えば飯田線の駅である。飯田線から遠く離れたこの地でも同じ地名があるという事は同じ信濃国とは言え広域に共通の言語体系があることを示してい る。 此処も大崩落で現道が抛棄された箇所である。場 所は此処。 欄干などを見ても現代風で古い箇所では無い事が解る。 復旧に関しては[長野技研] さんの頁に詳しかった。 |
安房峠 入口付近 安房峠も旧道は災害通行止めであった。中ノ湯温泉迄行けると書いてあったが,実際はもっと上,上高地乗鞍林道との分岐部まで行けた。此処も災害通行止めだ そうな。 公的には焼岳登山口までは行けますとなっているのか。。[長 野県] 岐阜県側の災害とのこと。クルマが沢山路駐してたけど皆焼岳に登りに行ってる連中なのか?? 上高地乗鞍林道 上高地乗鞍林道(かみこうちのりくらりんどう)は、長野県松本市にあ る道路であ る。正式名称は林道安曇奈川線といい、通称で上高地乗鞍林道、又は上高地乗鞍スーパー林道と称する。2008年度より無料開放。 奈川温泉から乗鞍高原温泉(A区間、15.3km)、乗鞍高原温泉から白骨温泉(B区間、6.7km)、そして白骨温泉から安房峠(C区間、 13.1km)の3区間からなる。うちC区間は、2003年1月5日に発生した雪崩[1]に伴う橋梁等の流失により、現在に至るまで閉鎖されている。 [wiki] 安房峠側 日本はカネ無いねん。無駄に災害復旧工事とかしてると苛々してくる。勿論通り抜け出来る道が出来なくても苛々するんだけど,まあトータルではカネ使わずそ のまま閉鎖して置いてくれた方がマシかな。 災害で通行止めになると平行する有料道路が無料化されたりするもんだけど,国民が安倍を盲信して莫迦勝ちさせるもんだからすっかり調子乗ってる自公政権 で,有料の侭であった。 まあ,国民からカネ搾り取る分には構わんが,まともな支出をしないから腹立たしい。マスクに何百億も使ってんじぇねーよ( ゜д゜)、 Peッ 因みに広域迂回図はこんな感じに。 そういえば権兵衛トンネルのR361も通行止めだったけど災害でやられたのはその手前部分か。 出典:長 野県 |