【佐梨川原初増強私案】 ▲ 湯之谷発電所はまあどうしようもないから抜本的に改造したいと考えつつ,この川のもっと巨大計画(後述)を見付ける 前,湯之谷 P/Sの取水ポイントの調整池(名前未詳)へ放水する発電所の建設を妄想していた。。 取水地点に迷ったが320m付近で取ること にする。 趣味を始めたばかりの私にはこんな無理矢理な案が精一杯であった。 [妄 想]佐梨川発電所 出力:4,400kW[+4.4MW] 水量:3.7m3/s 落差:144m 取水:湯 の沢・佐 梨川(灰の又沢)・折 立又沢・一 枚小沢・セ ンノ沢・中 の又沢・西 の又沢320m 放水:佐 梨川(調整池)171.80m 導水:10.54km (0.41)・サ イフォン(一箇所:芋川沢)→ぎり 流域:46.3km2→3.7m3/s とまあこんな感じである。湯之谷発電所を態 々増強するならこんなのと一緒に併せてやれば良いと云う感じであった。 |
湯之谷揚水発電所計画の中止並びに 「佐梨川総合開発事業」からの撤退について 平成13年(2001年)9月5日 電源開発株 式会社 電源開発(株)は、湯之谷揚水発電所の建設に向けて諸準備を実施してまいりましたが、この度、本計画を中止せざるを得ないとの決定にいたりました。 湯之谷揚水発電所計画につきましては、約10年前の旺盛な電力需要の増勢を背景に、東地域電力2社(東北電力(株)、東京電力(株))におけるピーク需要 対応の広域電源として、新潟県湯之谷村と入広瀬村において、湯之谷揚水発電所180万キロワットを建設し、平成23年度の運転開始を目指し、これまで建設 に向けて諸準備を進めてきたところであります。 しかしながら、東地域電力2社の電力需要は、ここ数年の長引く景気低迷、省エネルギーの進展や負荷率平準化によるピーク需要の伸び悩み、並びにガス冷房や 自家発電の普及増等、需要構造の大きな変化もあり、ピーク需要の見通しを大幅に下方修正せざるを得なくなり、具体的な開発時期が見通せない状況となりまし た。また、電気事業をめぐる様々な経営環境の変化に加え、弊社においても民営化を控え一層の経営効率化を推進する必要がありますことから、東北電力 (株)、東京電力(株)2社と弊社の間において湯之谷揚水発電所計画の取扱いについて協議してまいりました結果、湯之谷揚水発電所計画を中止せざるを得な いとの結論にいたりました。 これに伴い、湯之谷揚水発電所計画は、新潟県が施行主体で進めております「佐梨川総合開発事業」を下池とする一体の計画であることから、本日、同事業から 撤退することについて、新潟県をはじめ湯之谷村及び入広瀬村並びに小出町に対し、申入れを行うこととしております。 |
湯 之谷揚水発電計画諸元 △ | |||
項 目 | 上 池 | 下 池 | その他 |
河川名 | 明
神沢川 (黒又川の支流) |
佐梨川 | |
発電方式 | ダム水路式、純揚水 | ||
流域面積 |
2.8km2 | 27.9km2 | 流域面積より上池はこ
の辺(A),下池はこ
の辺(B)と推定される。 |
調整池 | 上部ダム | 下部ダム | |
有効貯水量 | 1,580万m3 | 2,340万m3 | 下池の一般発電用容量:760万m3? |
発電計画 | |||
基準有効落差 | 400.5m | (A)は730m,(B)は320m
と比高は410m程ある。佐梨川ダムの方が10m程高くなりそう。 |
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最大使用水量 | 540m3/s | ||
最大出力 | 180万kW(1,800MW) | ||
ピーク継続時間 | 8hr | 1580万m3=540m3/s*8hr |
上池名 | 標高 | 導水距離 |
明神沢川 | 780m付近? | 5.6km程度 |
奥只見湖 | 満水位740m | 8.5km以上 |
佐梨川発電計画諸元・発電計画 | ||
項 目 | 諸 元 | その他 |
水 路(水圧管路) | 共同設備 336.5m 発電専用設備 444.3m |
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有効落差 | 88.5m | |
最大使用水量 | 6.0m3/s | |
最大出力 | 4,400キロワット | |
年間可能発生電力量 | 1,690万キロワット時 | 稼働率43.8% |