電 力総研 水 力あれこれ(北 陸)
と はずがたりな掲示板 ( 利 水スレ電 力スレ )
23.7.18独立
九頭竜川の水力発電(中下流部支流)
1.概要
2.流域
九頭竜川本流(+20MW)中下流部支流
滝波川(→手取川)・日野川(+12.3MW)足 羽川
九頭竜川初 期開発・打波川(尖頭対応化)奥越綜合開発西勝原第三発電所(発電量増強)石徹白 電源開発(+8.9MW)(→長良川)]
真名川(真名川 綜合開 発)(+11.8MW)(+22MW)(→揖斐川)
流域:(河口) 竹田川(+3.5MW) 日 野川[→高時川]・足羽川  永平寺川 [増強]市荒川発電所[新設]上比志発電所 滝波川 浄土寺川 女神川 下荒井ダム(→九頭竜川上流・真名川)

~沿川風景~

(河口付近・竹田川合流EL=3m)
~竹田川~
川の流れから見て最後に合流してくるのが竹田川である。上流にダムが一つある。

この上流の龍が鼻ダムに発電所が付随している。山口発電所という。この発電所はダム式でその下流の山間部の勾配を使えていない。開発(ほつ)していく。
この龍ヶ鼻ダムの目的の一つが上水道水であり山を出た所に浄水場がある。
取水堰はなくなんとあんな高いところから,もってきてるのに取水口で取り入れた後,態々(わざわざ)喞筒(ぽんぷ)で汲み上げてるそうな。。[パン フ

坂井地区水道用水供給事業
    給水開始:  昭和63年10月(昭和52年度建設開始)
    給水能力:  1日当たり44,175〔立方メートル〕
    平均給水量: 1日当たり38,239〔立方メートル〕(令和2年度実績)
出典:福井県


北陸電力(株) 山口発電所[水力
所在地:福井県坂井市丸岡町山口
運開:1989.6[ 福井県企業局]  譲渡:2010.3末
ダム式・貯水池式
認可最大出力:1,900kW    常時出力:39kW[20.5%]
最大使用水量:4.50m3/s[1.45]
有効落差:52.30m
水車:横軸フランシス水車 出力2000kW×1台
 取水:竹田川[龍ヶ鼻ダム]175.500m
 放水:竹田川121.000m

ダムもあるし水量は結構良い数字出してるんだけど如何せん落差が低い。。
例えばこの辺に迄水路延ばせば1km程度の導水で落差を20m位稼げるのにねぇ,,
損場合落差を70mに出力を2,500kW程度には出来た。まあ小さいか。
小水力とかで後補できないかな。。750kW位は期待持てそうである。

龍が鼻ダム(旧名:山口ダム)[便覧][水力
河川     九頭竜川水系竹田川
目的     FNWP
堤高     79.5m  /常時満水位標高:175.50m
流域面積/湛水面積     31.1km2 ( 全て直接流域 ) /38ha
総貯水容量/有効貯水容量     10200千m3/8900千m3
ダム事業者     福井県
着手/竣工     1968/1988

上流は林道南谷河内線を介して大聖寺川方面へ抜けられるようだ。


<開発検討>

ダ ム直下120mで取水して,途 中で補給,そのまま5.1km降ろすと浄 水場取水口のあるEL=23.1m付近である。ここに放水すれば利水には間に合おう。
途中の補水は5.5km2程。,まあ最大使用水量を山口発電所の4.5m3/sから5.0m3/sにする位の効果はあろうか。

ダム直下だと5.5kmの導水で3.8MWで導水出力比は0.69。かなり低め

[私案]竹田川発電所
出力:3,800kW[+3.8MW] ←もうちと出力欲しいが前後が挟まれててこんな感じ。。
水量:5.0m3/s
落差:93m
導水:5.5km2 (0.69)
取水:竹田川[山口発電所]・竹田小川120m
放水:竹田川[坂井浄水場]23.1m



狭窄部の始め付近で取水すると取水はちょっと嵩上げして90m超,流域は途中の沢2箇所込で16.6km2。
6.0m3/sで発電すると。落差は70m程で3,500kWって所。導水距離は2.6kmでこでは(アドホックな私の目安である)基準を満たす。

[私案]竹田川発電所
出力:3,500kW[+3.5MW] ←もうちと出力欲しいが前後が挟まれててこんな感じ。。
水量:6.0m3/s
落差:68m
流域:16.6km2+山口ダム分
導水:2.6km2 (1.34)
取水:竹田川(89m)沢1沢2 93m
放水:竹田川[坂井浄水場]23.1m

最近(24.9)は導水距離厳しく見積もってて積み上げが停滞してるので基準満たすのでこの規模でも計上しておく♪








(日野川合流EL=5m)
~ 日 野川~[→こちら]
広野ダム・桝谷ダムあり。

(足羽川合流EL=0.4m!?)
~足羽(あす わ)川~[→こちら]





鳴鹿大堰(→九頭竜川)



~永平寺川~

永平寺ダム(建設中旧称:永平寺川ダム)[便覧
河川     九頭竜川水系永平寺川
目的/型式     FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     55m/177m/120千m3
流域面積/湛水面積     3.1km2 ( 全て直接流域 ) /4ha
総貯水容量/有効貯水容量     77.0万m3/63.0万m3
ダム事業者     福井県
着手/竣工     1991/2001

流域狭小,発電は無理か。



市荒川発電所(→九頭竜川)



(滝波川合流EL=104m)
~滝波川~[→こちら]

新薬師発電所
5,000kW
(旧薬師800kW・旧中尾800kW発電所更新)

滝波川第一発電所
12,600kW

小原ダム
無人化に向けてゲートを排砂吐化して自然越流型に改修


浄土寺川合流EL=112m)
~浄土寺川~

此 処からの眺め(下流方向)。まあ小さい川ではあった。。
23.7

浄土寺川ダム[便覧
河川     九頭竜川水系浄土寺川
目的/型式     FNW消雪用水/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     72m/233m/270千m3
流域面積/湛水面積     7.7km2 ( 全て直接流域 ) /10ha
総貯水容量/有効貯水容量     216.0万m3/188.0万m3
ダム事業者     福井県
着手/竣工     1989/2008

貯砂ダム[こ れ?
堤高22m



(女神川合流EL=136m)
~女神川~

小さな発電所が二箇所残っている。

北陸電力(株) 平泉寺第二発電所[水力] [DB
運開:1936.5[勝山電力(株)]
水路式・流込式
認可最大出力:420kW    常時出力:130kW[30.9%]
最大使用水量:1.002m3/s
有効落差:54.55m
水車:横軸フランシス水車 出力450kW×1台
    導水路:総延長1,061.0m[0.396]
    流域面積:14.3km2
    取水:女 神川[平泉寺第一]303.88m
    放水:女 神川246.36m

こ こに2.9km2程の流域がある。まあカネ掛けるなら他所に幾らでも必要箇所がある。


北陸電力(株) 平泉寺第一発電所[DB
運開:1934.5[勝山電力(株)?]
水路式・流込式
認可最大出力:560kW    常時出力:180kW[32.1%]
最大使用水量:0.83m3/s
    有効落差:96.94m
    導水路:総延長1,079.8m[0.519]
    流域面積:11.1km2
    取水:女 神川404.67m
    放水:女 神川[平泉寺第二]303.88m

こ こに1.9km2程の流域がある。まあカネ掛けるなら他所に幾らでも必要箇所がある。




下荒井(しもあらい)ダム[水力
場所:147m
取水堰(市荒川発電所)80.00m3/s

雨の下荒井ダム
23.7