西濃用水 揖斐川は木曽川の流域の35%に満たないのにかんがい用水の利用量は木曽川のそれと同じであり、流域的には殆んど変りのない長良川の1.9倍に相当する関 係上、木曽三川で最もかんがい用水が不足する地域で古来より水利慣行の強い、水争いの多い地域でありました。 本地域の水田用水は古くから揖斐川とその支流及びため池、地下水等に依存してきましたが、揖斐川の扇状地に拓けた地域であるために、かんがい用水の地下へ の浸透がはなはだしく、河川は渇水量が小さく、ため池や地下水等の水源も不安定であるため常時旱魃地帯でありました。 そのうえ近年の地域発展等に伴い地下水利用が増え、揖斐川本流の河床低下も加わって地下水が低下し、ますます水不足に悩まされるようになってきました。 一方取水施設の老朽化により維持管理費が増大しており、地区内用水路の末端の未整備、基盤整備の遅れが農業近代化の阻害要因となっていました。 このため、昭和39年に完成した揖斐川上流の横山ダム(特定多目的ダム)に29,000千m3の水源を確保することによって取水の安定と増強を図ります。 また、昭和43年に着手した西濃用水農業水利事業により揖斐川の中流部に岡島頭首工を新設し最大23.35m3/s取水し て受益地区の用水安定を図りま す。 |
~坂内川~ イビデン(株) 広瀬発電所[水力][DB] 岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内広瀬 運開:1925.3or5[揖斐川電気(株)後の揖斐川電工] 水路式・流込式 認可最大出力:8000kW 常時出力:3240kW 最大使用水量:8.36m3/s 有効落差:119.96m 水圧鉄管:2条 取水位標高:364.23m 放水位標高:233.91m 流域面積:120.2km2 取水:坂内川(浅 又川・坂 内川)、白川(殿 又谷・白 川) 364.23m 放水:坂内川 233.91m 浅 又川を渡る場所に水道橋と沈砂池?がある。開渠だったのが蓋をされた様な跡がある。 開渠は石積みで橋の上が丸くコンクリートで埋められてるようである。 ![]() これは浅又水路橋で,脇の池は第二沈砂池であり手前のトンネルは広瀬第三隧道と云うらしい。 ![]() 沈砂池 ![]() 浅又川取水堰 ![]() 前からも ![]() <連続していそうで40m以上の未利用落差がある。> 水量5m3/sで落差40mで1,600kW位にはなるぞ。。 またこの辺で坂内川に沿って遡ってきたR303は支流の八草川側に進路を取り長大な八草トンネルで滋賀県側に抜けていく。 イビデン(株) 川上発電所[水力] [DB] 岐 阜県揖斐郡揖斐川町坂内川上(EL.380m位に放水出来そう…) 所有:揖斐川電気(株)[運開] 昭和10(1935)年12月:運用開始 ダム水路式・調整池式 認可最大出力:4,000kW(運開当時2950kW?) 常時出力: 960kW 最大使用水量:4.70m3/s 有効落差:105.22m 流域面積:33.9km2 取水:坂内川[神岳ダム]525.m 放水:坂内川[広瀬発電所]409.0m どうみてもこ こ[G]が放水口で380m そこそこ[地理院]なんだけど放水位が409mなんだよなぁ。。 一方でシリーズ発電所の広瀬PSは浅又川脇にある沈 砂池の標 高が380m程ある表記になっている。 神岳(かみがたけ)ダム[水力] [場 所] 昭和 9(1934)年:着手 昭和0(1935)年:竣工 堤高:20m、堤頂長:52m、堤体積:8,000立方メートル 総貯水容量:21.5万m3 有効貯水容量:15.0万m3 流域面積:34 km2 湛水面積: 5ha ~八草川~ 長大な八草トンネルで山をぶち抜くが,計画変更になったっぽい新しめの橋がトンネルの東口脇にはある。 1997年竣工でかような2車線橋を造ったのに,これを無視する形で対面に橋を架けて山をぶち抜いている。 ![]() こちらがは橋を越えるとこんな感じ。直ぐに狭くなる。 ![]() 狭くなる所か通行止めである。 ![]() 表示を拡大: ![]() トンネル開通前は車道だった筈だが車道としては終わってる様だ。但し進入禁止という訳ではなく通り抜けは出来ないですよと云う事のようだ。 金居原発電所[=計画中止] 上池をこっちがわのどこかに造る予定だった模様。 こ の辺なら843m。もう一寸低くても此 処らで768m 一方で下池を金居原の近くに造るとしてこ の辺だと250mしかない。 小さくなりがちな上池だけど上池も大きく造って貯水容量を沢山とりたい。下流の発電所にも有利になる不特定利水込みでダム建設できひんやろか?? 一寸標高が低いけど620mだと浅又川と八草川で9,4km2程の流域になる。 この両側に堤高100m級のダムを建設などしたらどうであろう?? ![]() |
冠山峠道路、2023年全線開通 福井県池田町―岐阜県揖斐川町、全長7.8キロ https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1305665 2021年4月25日 午後5時00分 ![]() 冠山峠道路 福井県池田町と岐阜県揖斐川町を結ぶ国道417号冠山峠道路(7・8キロ)が、2023年内に全線開通することが4月23日分かった。 総事業費は約300億円。延長1238メートルの冠山峠1号トンネル(仮称)が17年7月、延長4834メートルで全体の約6割を占める冠山峠2号トン ネル(仮称)は20年11月に貫通している。現在はトンネルや橋の建設、改良工事を進めている。 池田町-揖斐川町間は1時間25分で結ばれ、現在利用されている林道より1時間10分、北陸自動車道経由より50分早くなる。林道は冬季通行止めとなる が、冠山峠道路は通年通行できる。 また、4車線化される福井、石川県境の国道8号あわら市牛ノ谷-笹岡間(4・3キロ)について、国は22年度から用地取得に着手する。 |