期 間 | かんがい期 | 非かんがい期 | |||
4/13〜4/19 | 4/20〜5/3の 内7日間 |
4/20〜9/10 | 9/11〜 翌年3/19 |
3/20〜4/12 | |
取水量 | 30.00 | 42.63 | 30.00 | 13.91 | 30.00 |
~直海谷川~ ■手 取川第三ダム[便覧] 河川 手取川水系直海谷川 目的/型式 P/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 50m/354m/117千m3 流域面積/湛水面積 527.5km2 ( 直接:67.5km2 間接:460km2 ) /33ha 総貯水容量/有効貯水容量 424.7万m3/315.6万m3 ダム事業者 北陸電力(株) 着手/竣工 1972/1978 常時満水位標高:170.000m 最低水位標高:156.000m 送水:手取川第三発電所70.00m3/s 取水:直海谷川[手取川第二発電所] 1979年(昭和54年)、石川県を流れる手取川の上流に手取川ダムが完成した。手取川における河川総合開発事業の中核を担う、治水(洪水調節)・利水 (上水道・工業用水・発電)を目的とする多目的ダムである。高さ153メートルのロックフィルダムで、総貯水容量2億3,100万立方メートルという巨大 な人造湖・手取湖を出現させた。 手取川ダムより取水し、最大25万キロワットの電力を発生させるのが、電源開発の手取川第一発電所である。1日のうち電気の多く消費される時間帯に集中し て発電するという運用が採られている。ただし、水力発電所の間欠的な運転や、出力の増減は河川流量の変動をもたらすものである。このため、発電に使用した 水を一時的に貯え、下流には常時一定量の水を放流することで河川流量を平均化する逆調整池の設置が検討された。これが手取川第三ダムである。…手取川第三 ダムの貯水容量は、下流 の上水道・工業用水道需要を満たすために最低限必要な流量(毎秒28立方メートル)を32時間放流し続けることができうる容量として設計さ れている。 [wiki] ■北 陸電力(株) 手取川第二発電所[水力] [DB] 所在地:石川県白山市河内町久保 運開:1979.7 ダム水路式・調整池式 認可最大出力:87,000kW 常時出力:13,600kW 最大使用水量:105.0m3/s 有効落差:96.00m 水車:立軸フランシス水車 出力89200kW×1台 導水路:総延長11456.9m 流域面積:460.5km2 取水:手取川[手取川第二ダム]・他1(尾添川から手取第二 Dへ導水してるらしい[国交省]) 280.00m ←可能性のある他1は頼波川もあるがそちらは標高が低すぎるので尾添川であろう。ここ[地 理院・G] か? 放水:直海谷川[手取川第三ダム]162.30m 手取川第二PSの取水元は第二ダムであるが,約100m上流から11km超の導水で一気に落とす。1979年と新しめ(戦前の発電所ばかりだと時代感覚可 怪しくなってくるw ほんとは2000年代や2010年代運開の水発がもっと沢山ないとあかんやろ)の発電所であるが,この間の旧来の発電所群(福岡第一1911運開・吉野第 二1930運開・吉野第一1921運開)なんかをすっ飛 ばしてバイパスルートを形成している。元々これら旧来ルートは これ迄,直海谷(なんてよむんだ?)は手取川第三ダムの水置き場的に使われるだけだった。勿論上流からの水は使ってるだろうけど。 上流に300m取水位でなお48km2ある。162.3m放水位で発電するとすると落差134m・水量4.8m3/s程度が見込め,出力は6,300kW であ る。やるべきだな。 [私案]直海谷川発電所 出力:6,300kW[+6.3MW] 水量:4.8m3/s 落差:134m 流域:48.2km2 取水:上図参照(6箇所)300m 放水:直海谷川[手取川第三ダム]162.3m |
~大日川~ 未完成 |
~頼波川~ ■北 陸電力(株) 市原発電所[水 力] 石川県白山市市原 運開:1920.2[金澤電氣瓦斯(株)] 水路式・流込式 認可最大出力:1,100kW 常時出力:140kW 最大使用水量:1.61m3/s ←上流には手取川ダム取水堰も あるからこんなものか 有効落差:86.10m 水車:横軸フランシス水車 出力1150kW×1台 導水路:総延長2482.7m 流域面積:32.0km2 取水:瀬波川324.84m 放水:吉野第一発電所233.22m ■市 原発電所取水堰[場 所][DB] 堤高:5.30m 堤頂長:17.30m ローラ・ゲート:2門 ■手 取川ダム取水堰[場 所EL=478m] |
~尾添川~ ■吉野谷(よしのだに)ダム[場 所][水 力][便覧] 河川 手取川水系尾添川(目附谷・尾口発電所) 目的 P 堤高 20.5m 流域面積/湛水面積 174.3km2 ( 全て直接流域 ) /1ha←小さい ダム事業者 北陸電力(株) 着手/竣工 1920/1926[白山水力(株)] 自由越流堤標高:370.869m 常時満水位標高:370.869m 越流頂標高:367.839m 2001(H13)年:ゲートレス化により自然越流型に変更 とのこと。流域の水は手取川ダムにも送水されており,ここで真面目に堰き止めたりする必要は最早無いということだろうか。 滝波第一発電所の小原ダムもゲートレス化されたが,その時は 厳冬期の駐在コストが挙げられていた。ゲートが一門しかなく故障時に辿り着けないリスクがあるとか。 一方で四国の明谷ダムも老朽化でゲートレス化さ れて貯留量が減ってしまった。飛騨川かどっかでもゲートレス化してたようで,どうも流れはゲートレスの省力化の流れがあるようである。 調整力はLNG火発で,という流れか。流れを反転させてゲート化して最大取水量を増やしたりして行きたい。 此処に関しては調整力などは手取川第二・第三のバイパスルートが担うということなのであろう。とは云へ結構使用水量大きいしゲートが機能する余地はありそ うなんだけど。 (目附谷合流) ■北 陸電力(株) 尾口発電所[水力] 石川県白山市尾添 運開:1938.12[矢作水力(株)] 出力増:2011.3.22[設備改修(+500kW)] 水路式・調整池式[目 附[EL663m](高落差)側・尾 添[EL536m](低落差)側か?] 認可最大出力:18,100kW 常時出力:3,490kW 最大使用水量:11.52m3/s 有効落差:278.16m 有効落差:159.44m 水車:横軸ペルトン水車×1台、横軸フランシス水車×2台 総出力21100kW 導水路:総延長8602.8m 流域面積133.5km2 取水:(高落差側)目附(めっこ)谷667m 取水:(低落差側)・尾添川[三ツ又]543.11m 中宮発電所直下のは余水吐? 放水:尾添川[吉野谷ダム]376.40m
(雄谷合流) ■ 尾口発電所・余 水吐? ■北 陸電力(株) 中宮発電所[水力] 石川県白山市中宮 運開:1935.9[雄谷川電力(株)] 出力増:2016.7.19[設備改修・水車取替(+100kW)] 水路式・流込式 認可最大出力:3,100kW 常時出力:750kW(出力増前データ) 最大使用水量:1.67m3/s (123.7%) 有効落差:221.66m 水車:横軸単輪三射ペルトン水車×1台 (←改修前:横軸ペルトン水車×2台 総出力3600kW) 導水路:総延長2818.2m 流域面積:13.5km2 取水:雄谷川666.80m 放水:尾添川[尾口発電所?]439.39m 錯綜してて判りにくいのだけど中宮発電所の放水(EL.430.39m)は吉野谷D(満水位:EL.370.869m)迄未利用の様である。 雄谷川電力と云う独立系電力会社?が単独で運営していた感じであろうか? 水量も少ないし繋いでも大した事はなさそうであるけど。。 [私案]新中宮発電所 出力:1,000kW 水量:2.3m3/s 落差:56m 流域:5.14km2(直接) 取水:尾添川・雄谷430m 放水:尾添川[吉野谷D]370m まあ保留で,,
■手取川ダム取水堰[場 所] 取水:尾添川[尾添発電所6.20m3/s] ■北 陸電力株(株) 尾添発電所[水力][DB] 石川県白山市尾添 運開:1984.7・ 出力増強:1984.6.3[+500kW・水車ランナー交換] 水路式・流込式 認可最大出力:30,900kW 常時出力:2,200kW 最大使用水量:6.20m3/s (206.7%) 有効落差:577.00m←流込式としては日本一だそうな 水車:立軸ペルトン水車 出力31600kW×1台 導水路:総延長8187.7m 流域面積:29.02km2 取水:目附(めっこ)谷川・立 屋谷?・丸石谷・他1(計4箇所)1095.00m 放水:手取川[手取川ダム取水堰]476.80m ■尾 口発電所取水堰[場 所] 取水:尾添川(三ツ又:蛇谷・中ノ川・丸石谷)[三ツ又第一発電所] ■ 北陸電力(株) 三ツ又第一発電所[水 力][DB] 石川県白山市尾添 運開:1961.12 水路式・流込式 認可最大出力:13,000kW 常時出力: 1,350kW 最大使用水量:10.70m3/s 有効落差:187.20m/120m程度 水車:立軸フランシス水車×2台、出力9140kW(内1台) 導水路:総延長6528.4m 流域面積:87.1km2 取水:(高落差側)丸 石谷+中 ノ川 740.60m (低落差側)蛇谷(蛇沢) 653.4m DBには取水箇所2となっている。明らかに3箇所はあるし,4の可能性も結構あるやろ。 放水:尾添川544,60m 第二のない謎の三ツ又発電所(そういえば福岡も第一しかなかった)。高落差側が第一,低落差側が第 二とかだったのか,まだ新しい(とはいえ昭和36年だが)発電所なのでその後第二も建設する予 定がキャンセルになったのか。 低落差側は中 ノ川を鉄管が跨ぐようだ。 三ツ又ってのは恐らくこの場所,蛇谷・中ノ川・丸石谷の合流点の事だから三ツ又第二を他の場所に建設するのはあんま整合的では無い。ということで蛇谷側か 丸石・中ノ川側の二系統で第一・第二と考えてたのではないか? 中ノ川を鉄管で跨いで建屋を統合した事で第二とするのを取り止めたって感じか? DBには 当初運転開始年月 (西暦年.月) 1961.12 現行施設運転開始年月 (西暦年.月) 1962.12 とある。二つある系統が時間差で運開したことを示唆してるのかも知れない。 ~蛇谷~ 湯 谷(蛇谷支流):■三ツ又第一発 電所湯谷取水口?[場 所(EL654m程度)・G だとここ] ■ 三ツ又第一発電所 蛇谷取水口[場 所(EL656m程度)] ~中ノ川~ ■ 三ツ又第一発電所 中ノ川取水口[場 所(EL742m程度)] ~丸石谷~ ■ 三ツ又第一発電所 丸石谷取水口[場 所(EL735m程度)] ■ 尾添発電所取水口[場 所(EL1101.1m程度)] |
~明谷川~ 白峰発電所 |