~灰野川(=百々川支流)~ 豊丘ダム[旧名]灰野ダム(はいの) http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1039 河川 信濃川水系灰野川 目的/型式 FNW/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 81m/238m/294千m3 流域面積/湛水面積 13.1km2 ( 全て直接流域 ) /10ha 総貯水容量/有効貯水容量 2580千m3/2120千m3 ダム事業者 長野県 着手/竣工 1978/1994 長野県 豊丘ダム管理用発電所 http://www.suiryoku.com/gallery/nagano/toyookad/toyookad.html 昭和44(1969)年6月:運用開始 ダム式・流込式 認可最大出力:150kW 常時出力: 37kW 年間発生電力量:817MWH(81万7千キロワット時) 最大使用水量:0.40立方メートル毎秒 最大使用水量:0.14立方メートル毎秒 有効落差:54.9m 水車:横軸クロスフロー水車×1台 取水位標高:844.10m 流域面積:13.1平方キロメートル 取水:灰野川[豊丘ダム] 放水:灰野川 |
~角間川(=夜間瀬川支
流)~ 中部電力株式会社 平穏(ひらお)第一発電所[水力] 運開:1928(T15).12[長野電燈(株)] 水路式・調整池式 認可最大出力:10,800kW 最大使用水量:3.34m3/s[1.74] 有効落差:396.47m 水車:横軸ペルトン水車×2台 総出力11280kW 導水路:総延長967.4m、主要導水路 幅1.09m×高1.27m、延長2184.3m 導水路:総延長820.3m、主要導水路 幅1.40m×高1.82m、延長571.9m 導水路:総延長2367.2m、主要導水路 幅1.09m×高1.27m、延長1948.0m 流域面積: 19.25km2 内訳 1.17平方キロメートル(琵琶池)・10.3 平方キロメートル(角間川)・7.78平方キロメートル(夜間瀬 川) 取水:角 間川・丸 池・琵 琶池、夜 間瀬川(横湯川) 1388.79m 放水:平穏第二発電所 965.46m 高落差小水量で調整池式。同じく戦前開発の小口川の ようだ。 中部電力株式会社 平穏第二発電所[水力] 運開:1926(T13).12[長野電燈(株)] 水路式・流込式 認可最大出力:5,300kW 最大使用水量:3.34m3/s[1.22] 有効落差:198.19m 水車:横軸ペルトン水車×2台 総出力5600kW 導水路:総延長795.6m 取水位標高:963.83m 放水位標高:760.14m 流域面積:27.8km2 取水:角間川[平穏第一発電所] 放水:角間川[平穏第三発電所] 小口川も第三は失速気味ではあったがこちらは大失速である。。しかも異様に低い常時出力。どういう投資(=発電所整備)思想だったのかな?? 中部電力株式会社 平穏第三発電所[水力] 昭和 2(1927)年8月 :運用開始 水路式・流込式 認可最大出力:600kW 常時出力: 20kW 最大使用水量:1.67m3/s 有効落差:48.53m(以前は49.30m) 水車:横軸フランシス水車 出力600kW×1台 導水路:総延長843.2m 放水路:総延長132.7m 流域面積:49.2km2 取水:角間川[平穏第二発電所] 760.46m 放水:角間川 705.54m ~夜真瀬川~ (湯田中市街) |
~志久見川[宮野原発電
所]~ 東北電力株式会社 宮野原発電所 http://www.suiryoku.com/gallery/niigata/miyanhar/miyanhar.html 昭和 3(1928)年1月 :運用開始 水路式・流込式 認可最大出力:2600kW 常時出力:1600kW 最大使用水量:3.61立方メートル毎秒 有効落差:89.85m 水車:横軸フランシス水車×2台 総出力3350kW 導水路:総延長3381.7m 取水位標高:331.16m 放水位標高:232.24m 流域面積:103.8平方キロメートル 取水:志 久見川331.16m 放水:信濃川232.24m |
~大門川~ 東北電力株式会社 灰雨発電所[場 所][水力] 昭和 4(1929)年11月 :運用開始 水路式・調整池式 認可最大出力:850kW 常時出力:177kW 最大使用水量:1.59m3/s 有効落差:73.64m 水車:横軸フランシス水車 出力784kW×1台 導水路:総延長497.4m 流域面積:10.8km2 取水:大門川[→調 整池]302.09m 放水:信濃川224.40m |
宮中ダムや西大滝ダムが完成する以前の信濃川は、水産資源が豊富でサケ
の漁獲量は1万8千~4万尾が記録として残っている。しかしダム建設によってサケの
遡上(そじょう)が困難となった。流域の漁民との間では補償交渉が持たれ、最終的に補償額が43万円(当時)支払われダムに魚道が設置された。とは言え、
補償交渉が妥結したのはダム完成から2年が経過した1941年であり、また魚道におけるサケの密漁もあって遡上数は減少。サケ漁は一挙に衰退し1940年
には終焉を迎えた。 戦後もこの状況は変わらず、河川の流水が発電用水として多く使用されていることでダム下流の流量は減少。西大滝ダムから魚野川合流点まで流路延長にして 63.5キロメートルの区間が極端な減水区間となり、魚類の生育はもとより藻類の異常繁茂によって悪臭を放つなど河川環境が著しく悪化した。 1997年(平成9年)に河川法が改正され、「河川環境の維持」が重要な方針の一つに挙げられた事から信濃川においても本格的な河川環境の回復が図られる ようになった。2001年(平成13年)7月20日、国土交通省北陸地方整備局・信濃川工事事務所を事務局として流域市町村等で組成される「信濃川中流域 水環境改善検討協議会」は、断流、減水区間の根本的解消を図るため、東京電力・JR東日本の協力を得て西大滝ダム・宮中ダムからの河川維持放流を開始し た。放流量は開始前に比べ西大滝ダムで30倍の放流量であった。この河川維持放流は減水期である夏季から秋季にかけて毎年行われ、現在西大滝ダムでは放流 開始前に比べ75倍の放流を継続的に実施している。 この結果サケの遡上数は次第に増加し、2005年(平成17年)には長岡市にある妙見堰において1日あたり694尾ものサケの遡上を確認(国土交通省調 べ)。1982年(昭和57年)に遡上数の調査を始めて以来最高を記録した。宮中ダムでも数十尾のサケ遡上が1日当りで確認されており、西大滝ダムでも遡 上数が増加している。 |
~刈谷田川~ [既設]刈谷田川ダム[便覧][wiki] 河川 信濃川水系刈谷田川 目的/型式 FWIP/重力式コンクリート 堤高/堤頂長 83.5m/202.5m 流域面積/湛水面積/満水位 23.9km2 ( 全て直接流域 ) /23ha/249.5m 総貯水容量/有効貯水容量 4450千m3/4150千m3 ダム事業者 新潟県 着手/竣工 1968/1980 >刈谷田川は栃尾地域から信濃川合流地点まで川幅が狭く蛇行し、大雨時には暴れ川となることから旧藩時代から改修事業が試みられてきたが、抜本的な 解決策には至らず、1926年(大正15年)や1961年(昭和36年)8月、1964年(昭和39年)7月のようにたびたび水害が発生していた。 >1961年の集中豪雨により刈谷田川沿川が大きな被害を受けたため河川改修基本計画が立てられたが、1964年の集中豪雨にで再び被害を受けたこ とによりそれが改定され、その結果、当ダムを建設し洪水調節を行うこととなった[1]。また、刈谷田川から取水している長岡市栃尾地域の水道用水や工業用 水について、渇水による必要量を確保する必要性があることから、「上水道用水」「工業用水」の目的も含めた持った多目的ダムとして建設されることになり、 1980年(昭和55年)に完了して管理が開始された[1]。その後、刈谷田発電所が計画され、1990年(平成2年)10月より運転開始した [既設]刈谷田発電所[水 力] 出力:1,100kW 常時:120kW[10.9%] 水量:3.00m3/s 落差:47.30m 取水:刈谷田川[刈谷田川ダム]249.5m 放水:刈谷田川[栃尾発電所(案)]198m |
~五十嵐川~ 大谷ダム [新潟県](おおたに) [旧名]五十嵐川ダム(いがらしがわ) http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0781 河川 信濃川水系五十嵐川 目的/型式 FNW/ロックフィル 堤高/堤頂長/堤体積 75.5m/360m/2278千m3 流域面積/湛水面積 56.2km2 ( 全て直接流域 ) /101ha 総貯水容量/有効貯水容量 21100千m3/17050千m3 ダム事業者 新潟県 着手/竣工 1971/1993 笠堀ダム(元) [新潟県](かさぼり) [便覧(元・再)] 河川 信濃川水系笠堀川 目的/型式 FNWP/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 78.5m(74.5m)/250m(225.5m) 流域面積/湛水面積 103.5km2 ( 直接:70km2 間接:33.5km2[再開発前は間接表記無し] ) /63ha 総貯水容量/有効貯水容量 1,720.0万m3 (15400千m3) / 1,510.0万m3 (1,330.0万m3) ダム事業者 新潟県 建設:着手/竣工 1959/1964 再開発:着手/竣工 2012/2017 >平成16年7月13日豪雨で五十嵐川下流の三条市街地が甚大な被害を受けた。このため「平成23年五十嵐川災害復旧助成事業」が立案され、笠堀ダ ム嵩上げなどを実施。既設堤体を、下流方向に2m増打ち、高さ方向に4m嵩上げ。併せてゲート2門を更新。これらにより洪水調節容量を増強。[便覧再] 笠堀ダム「嵩上げ」による 既設ダムの再開発 https://www.yachiyo-eng.co.jp/case/KH02001/ 新潟県企業局 笠堀発電所 http://www.suiryoku.com/gallery/niigata/kasabori/kasabori.html 昭和39(1964)年10月:運用開始 ダム式・貯水池式 認可最大出力:7200kW 常時出力: 990kW 最大使用水量:13.80立方メートル毎秒 有効落差:64.50m 水車:立軸カプラン水車 出力7200kW×1台 導水路(五十嵐川→笠堀川):総延長3501.0m、主要導水路 延長3434.2m 取水位標高:207.00m 放水位標高:140.50m 流域面積:103.5平方キロメートル 取水:五十嵐川→笠堀川[笠堀ダム] 放水:笠堀川 |