電力総研 水力あれこれ 信濃川
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22.7.5運開
信濃川上流圏域(→信濃川本流)

1.圏域概況 2.晒川・川治川・羽根川・入間川・前川  3.清津川(清津峡)  4.中津川(下流上流)

1-1.圏域概況


1-2.水害の状況
前提:数年前,長野新幹線の車両基地が水没した様に信濃川の治水は未だ未だ不十分で在る。
長野の基地よりも下流ではあるこの辺であるが,水害はしばしば起きている様である。(信 濃川上流圏域整備計画策定状況整備 計画本文(pdf))
出典:国交 省



出典:国交 省

またこの区間では発電用取水で減水区間にもなっている。
出典:国交 省

もうこれはダム建設を解禁して①不特定利水の確保に拠る減水の緩和・②治水容量の確保に拠る洪水の緩和(氾濫の抑止)・③発電容量確保に拠る炭酸ガスフ リーの発電量確保の三兎を追いたい。勿論,ダム建設による環境破潰というデメリットは背負う訳であるが,魚道の確保等を含め最新の科学的知見を駆使して地 域振興と絡めて断行していくのが政治の責任ある姿勢と云えるであろう。

以下で見る様に一つ一つの川の流域面積は狭いので此処にダムを建設して纏めて発電してみる。

~晒川~
EL.242m程度で取水。1.9km2程度

~川治川~

EL.236m 程度で取水して見る。10.8km2程度。
      



~羽根川~

EL.345m 程度に満水位EL.380mでダムを建設。
湛水面積は14.0haとなる。推定貯留量170万m3程度の小さなダムが出来る。

流域は7.8km2。ち,小さい。


~入間川~
EL.367m 程度の流域面積。8.0km2

ここは聚落との関係でダムは造りにくそう。高度差を稼ぎ,水量をぐ小さめのダムを建設という感じ。


~前川~

EL.362m 程度で流域面積7.1km2



電源開発

[私案]十日町第一発電所
出力:3,000kW[+3.0MW]
水量:2.5m3/s
落差:145m
流域:前川7.1km2 入間川8.0km2 羽根川7.8km2 合計:22.9km2
取水:前川・入間川・羽根川 370m
放水:入間川220m

220m程度でもう一度取水して,信濃川に向けて水を落として発電


[私案]十日町第二発電所
出力:2,300kW[+2.3MW]
水量:4.5m3/s
落差:62m
面積:前川・入間川・羽根川41.9km2 川治川10.8km2 晒川1.9km2 合計:44.6km2
取水:前川・入間川[十日町第一PS]・羽根川・川治川・晒川 220m
放水:信濃川134m

一箇所当たりは小さいが二箇所でなんとか5.3MW確保出来る。