電 力総研 水 力あれこれ
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
20.10.2運開

梓川の発電所と国道158号逍遙(2020.10.31)

信濃川・千曲川 中部縦貫自動車道

出典:長野県梓川土地改良区

(犀川・奈良井川分岐)


梓川頭首工[場所
取水量:52.180m3/s
取水:梓川
放水:昭和電工赤松発電所・梓川左岸幹線水路(中部電力梓発電所)・梓川右岸幹線水路


竜島(りゅうしま)発電所[水力
東電RP(株)
運開:1969.1
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:32000kW 常時出力: 9000kW
最大使用水量:54.00立方メートル毎秒
有効落差:71.02m
流域面積:444.9平方キロメートル
取水:稲核ダム787.0m
放水:梓川712.0m


旧竜島発電所(現竜島第二発電所)[松本市][信濃川水系][まつもと発][水力
運開:1923[京浜電力(株)・竜島発電所・154kV送電開始(日本初)・20,050kW[まつもと]・取水:梓川]
廃止:1969?[東京電力(株)・宮の平発電所(1968改称)[松本市]・恐らく1969の東京電力竜島発電所の運開に伴う(本発電所のリプレース扱い?)]
認可最大出力:20100kW
水車:(元々2台)
取水:梓川
放水:梓川712.00m

建物を流用して取水元を黒川に切り換えて華麗に復活した。

~島々谷~
ヨッキもまた濃いいとこへ足を踏み込んだなw

隧道レポート 島々谷のワサビ沢トンネル
公開日 2020.09.15
http://yamaiga.com/tunnel/shimashima/main.html

利水マニア化してる俺の開発魂に火が着いたぞw

先ずは基本情報おさらい。

島々谷発電所[水力
東電RP(株)
運開:1938.4
水路式・流込式
認可最大出力:2,700kW→5,400kW[+2.7MW]   常時出力:2,100kW
最大使用水量:2.23m3/s→4.46m3/s ←流域面積に対しては少々少ないような。
有効落差:146.36m
導水路:主要導水路 延長4524.9m
流域面積:69.0km2
取水:島々谷川、小嵩沢川、庄沢川、他(917.49m)
放水:島々谷川(769.68m)

流域面積に対して使用水量が少なめだな。。3%かよ。


あかんな,下流の島々谷が2.23m3/sしか使ってへん。。43km2もあるけど4.1も取水できひんのかな。。
2.0m3/sだと出力2,000kWってとこ。自然環境保護派が五月蠅いのであろうけど,寧ろ出来れば島々谷の方を出力倍増と行きたい。勿論環境にはくれぐれも配慮して,河川維持流量もたっぷり取りたい。

島々二俣発電所
発電ポイント:953.1m(島々谷PS二俣取水口付近)
https://maps.gsi.go.jp/#17/36.226139/137.757150/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


取水ポイント:1079m
北沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.241046/137.763104/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

一ノ沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.231492/137.737699/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

南沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.227840/137.730253/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

流域面積
43.447km2

最大使用水量…4.1m2/s→2.05m3/s

有効落差:120m

最大出力:4,000kW→2,000kW

ざっとこんなものか。。とはいえ島々谷の使用水量が少ないから使用水量も2.1m3/sに抑えるとすると2,000kWとなる。
逆にこちらが4.1m3/s行けるとなると島々も使用水量倍増させて5,400kWと出来るかも。

自然豊かで環境保護派も活躍してる場所みたいで開発は慎重に行かねばならないな。。一応抑えめにしておく。

真夏の上信越を行く②
島々谷川の砂防ダム現地視察
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col2846.htm
 しかし、砂防ダム工事で土砂が大量に持ち込まれたことにより、上高地の天然記念物であるニオイヤナギが島々谷川の川沿いに立派に成 長していたり、外来種やこの地域には本来生息していない植物も多数繁殖している様子が見られ、すでに環境破壊・生態系破壊が明らかとなっている。

 3号から4・5号ダムまでの間にも度重なる洪水で削り取られた自然の川辺を「修復」したところが多数あった。まるで都会の河川のようにコンクリートで直線的に護岸してある島々谷川は痛々しくさえ見えた。それでも、水は澄み切って美しく夏の光にはじけている。

 また、道路整備により湧き水や山水の流れ方が変わり、道路に大量の土砂が流れ出て、扇状に広がっている様子が見られた。

 沢水が流れおちる沢の底部には蛇篭を積み上げたり、コンクリートの小さな砂防ダムと道路の下を通して川に水を流す暗渠も作られており、島々谷川はまるで土木工事の見本市のようでもあった。

https://blog.goo.ne.jp/nekodam2014/e/f67f3d51070ccd77c89b02825a266c89
↓島々谷第三号砂防ダム周辺地図(電子国土web)。



~黒川~

竜島第二発電所[松本市][信濃川水系][まつもと発][水力
運開:1923[京浜電力(株)・竜島発電所・154kV送電開始(日本初)・20,050kW[まつもと]・取水:梓川]
廃止:1969?[東京電力(株)・宮の平発電所(1968改称)[松本市]・恐らく1969の東京電力竜島発電所の運開に伴う(本発電所のリプレース扱い?)]
運開:1997[東京発電(株)・竜島第二発電所・2,400kW・取水:黒川]
水路式・流込式
認可最大出力:2400kW(初開発時20100kW[水力])    常時出力: 133kW
最大使用水量:2.40立方メートル毎秒
有効落差:128.12m
水車:出力2520kW1台(元々2台)
導水路:総延長1343.3m
流域面積:27.0km2 (8.89%)
取水:黒川844.97m(初開発時は梓川)
放水:梓川712.00m

竜島第二P/Sは大倉財閥系の京浜電力に拠って開発された[まつもと発]そうな。紆余曲折あって,梓川開発による稲核ダム・竜島発電所の建設に伴い水源を譲って廃止されてしまった様だ。
現在の取水レベルは稲核ダムを上回ってるし,20MW程の出力は32MWの(新)竜島発電所の建屋としても使えたんじゃないかと思うけど結局廃止されてしまったようだ。
そして廃止後随分経ってから,東京電力系の中小水力発電子会社・東京発電(株)に拠って取水元を黒川に変えて,導水管の敷地や建屋を再利用する形で復活を遂げたようである。

7km程水路を延ばすと朝日村の鎖川850m地点である。此処から取水出来ないものか?45.8km2程ある。4.6m3/s程取水して水圧鉄管を2条にして栄光の京浜電力・竜島発電所以来の威光を取り戻したいところ。

竜島第二発電所(→上流で大白川発電所に水を譲るケース・譲れば,大白川・水殿・竜島と発電出来て有利である。)
認可最大出力:9,000kW[+6.6MW]→7,610kW[+5.21MW]
最大使用水量:9.0m3/s(2.4+6.6m3/s)→7.61m3/s(=9.0-1.39)
有効落差:128.12m
導水路:総延長8.3km(1.3km+7.0km)
流域面積:黒川27.0km2・鎖川45.8km2
取水:黒川844.97m(初開発時は梓川)
放水:梓川712.00m


国道158号・猿なぎ洞門

猿なぎ洞門手前・橋場聚落へ梓川を亘る雑炊橋付近[場所

梓川沿いを走る国道の対岸の道路(これ)も気になっていたが案の定というか入口で塞がれていて災害通行止めとのことであった。
ただ道を歩いてるおじさんを見かけたので歩行者は進入or通り抜け出来る様だ。

大崩落で現道が抛棄された猿なぎ洞門跡。よく見るとスズメバチの巨大な巣が。。ワルニャンする方は気を付けて頂きたい。。

稲核ダムが梓川から60m3/s近く取水してるにしては豊かな流量である。(まあ一日,と云うかみた時間だけで判断するのは愚かであるが。)

元々猿が歩いても崩れる程弱い地形だから猿なぎと云ったそうな(現地でおばあちゃんから聞いた)。そら大崩落もするわな。
ネットで調べると崩壊時の映像とか出てきて緊迫感が伝わってくる。1991年(H3)だそうだから私が大学に入った年だ。全く覚えがない。

猿なぎ洞門が崩壊した時は,既に3ダムが完成しており,冬期渇水期なので水を止めて川に仮道路を建設してR158の交通を捌いたそうな。
ワイルドやねえ。。とは言え,ダムと道の協力関係を示すエピソードである。


稲核発電所[水力
東電RP(株)
ダム式・維持流量式
認可最大出力:510kW      常時出力:360kW
最大使用水量:1.64立方メートル毎秒
有効落差:41.33m
    取水:梓川[稲核ダム]
    放水:梓川

下に見えるのは旧道の廃橋。現地ではR158に駐車して急いで反対車線に亘り逆光ばかり気にして写真を撮っており全然気付かなかったw
地理院の地図にもばっちり残ってた。長島ダムにもあったが水が噴き出している。常用洪水吐なのか?なんであんなにわざわざ噴出させるのか??
その脇辺りに河川維持流量式の稲核発電所が付随してたようだ。恰度木に隠れてしまっている。。あの噴水は稲核P/Sで使う1.64m3/sに入ってるのか?随分大量に見えるんだけど。。


稲核(いねこき)ダム[便覧][水力][wiki
東京電力
目的:発電
着工/完成:1965/1969
水殿発電所の下部調整池
放水:梓川[稲核発電所]・梓川[竜島発電所]
堤高/堤頂長:60m/192.8m
流域面積/湛水面積     444.9km2 ( 全て直接流域 ) /51ha
総貯水容量/有効貯水容量     1,070万m3/610万m3
着手/竣工     1965/1968

東京電力リニューアブルパワー株式会社 水殿発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/nagano/midono/midono.html

    昭和44(1969)年10月  :運用開始
ダム式・混合揚水式(1、3号機は発電専用機)
    認可最大出力:245000kW      常時出力:     0kW
    最大使用水量:360.00立方メートル毎秒
    有効落差:79.78m
    水車:2台(発電専用:1、3号機)2台(発電/揚水:2、4号機) 総出力256000kW
    取水位標高:853.50m
    放水位標高:773.00m
  流域面積:431.0平方キロメートル
    取水(上部貯水池):梓川[水殿ダム]
    放流(下部貯水池):梓川[稲核ダム]


水殿(みどの)ダム[水力]
東京電力
目的:発電
着手/竣工: 1965/1970
堤高:95.5m、堤頂長343.3m
総貯水容量:1,510.0万m3    有効貯水容量: 400.0万m3
    高水位標高:853.5m
    低水位標高:845.5m
    流域面積:431  平方キロメートル
    湛水面積: 0.57平方キロメートル

水殿ダムの看板を見て急いで国道から外れて坂を下っていく。大井川ダム・アプトいちしろ駅へ行く道や十津川第一へ向かう道を思い出させる。
結局巨大なダムを間近に見ることは出来るが巨大な洪水吐?の下迄しか行けなかった。まあここまで来れれば十分か。


~大白川~

東京電力RP(株)大白川発電所[水力
運開:1925.11
水路式・調整池式
認可最大出力:3,100kW    常時出力:440kW
最大使用水量:1.39m3/s
有効落差:276.87m
水車:出力3420kW1台
導水路:総延長1937.8m
流域面積:14.2km2 (9.79%)
取水:大白川(調整池あり)1140.69m
放水:梓川[水殿ダム](ずみの窪T.付近)855.50m

流域面積14.2km2でも小さめの調整池を設置して1.39km2を叩き出してる♪
他所も見倣うべし!

頑張って竜島第二の水量を増やした所をまーしわけないけど,こっちに黒川から引っ張って来たいところ。

[増強案]大白川発電所
認可最大出力:6,200kW[+3.1MW]
最大使用水量:2.78(=1.39+1.39)m3/s
導水路:7.4(=3.4+4.0)km
流域面積:28.8(=14.2+14.6)km2






安曇発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/nagano/azumi/azumi.html

    種別:揚水式水力(1~2号機は発電専用機)
ダム式(1~2号機)、ダム水路式(3~6号機)・混合揚水式
出力
    認可最大出力:623000kW
      1~2号機:211000kW(発電専用)
      3~6号機:412000kW(発電/揚水)
      常時出力:     0kW

奈川渡(ながわど)ダム[水力][便覧][wiki
「なかわと」と呼んでたけど「ながわど」らしい。。そういえば何処も「ど」である。(笹間川の笹間渡とか)
梓川に奈川が合流する地点である。
東京電力
目的:発電
着手/竣工:1961/1969
堤高:155m、堤頂長:355.5m 堤高155mはアーチダムとしては日本第3位なのだそうな。
容量     総貯水容量:1億2,300.0万m3    有効貯水容量: 9,400.0万m3
標高
       堤頂標高:985m
      満水位標高:982m
    取水口中心標高:927m
      低水位標高:830m
面積
    流域面積:380.5 平方キロメートル 間接流域:水殿川
    湛水面積: 2.74平方キロメートル
    湛水距離:梓川7.4km、奈川5.9km

※:折角なのでもう2.28km程伸ばして稲核ダムに流れ込む栃沢からも取水すれば良い♪





お約束の説明板。リンク先は2.5倍の大きさのやつ。重い(8.5MB)のでご注意を。
ダムの堤体が妙に薄いし反り返ってると知ってなんか怖いけど,平面図形を見れば水の力を両側の山に逃がすように出来てる様子は解る。アーチ式と重力式の違いって奴か。
あと,揚水発電が原発の付属物であるのを必死で否定してる人をネットで見たことあるけどしっかり原発と組み合わせてと書いてある。
まあ寧ろこれからは揚水ってのは風力や太陽光と組み合わせてって表現が妥当やろがと思うけど電力ムラの原発推しがあんな事故起こしておいて全く反省の色を見せずにごり押ししてくるのは社会の敵であり困ったものである。
今日日そんな余裕の無い会社しか無いのに電力会社だけカネ持っててばらまけるから始末が悪い。
俺のおかんなんかも反原発で環境派のうるさ方だけど中電さんとは仲良くお付き合いしてるようである(ダムの見学行きませんかとか声が掛かるそうな)。
こうやって血の滲む努力で電源開発に理解を求めるのは良いんだけど原発は中電なんかは要らんやろ。
東電は欲しいやろなあ。。柏崎刈羽の立地する新潟県は近年大地震多発地帯だからヤバいけど。


奈川渡・水殿・稲核を安曇3ダム、もしくは梓川3ダムと呼ぶ。奈川渡と水殿は揚水発電を備えカスケードで3ダム一体で巨大発電所を構成しているとも云える。
更には揃ってアーチダムであるけど,アーチダムは水圧を両岸の堅固な岩盤に逃がせるのが絶対条件(wiki)だそうで,代わりにコストパフォーマンスに優れるそうだけど,上で猿なぎ,下で沢渡の大崩落を目にする地質の脆そうな梓川だけど大丈夫なんやろか。

~奈川~

奈川渡は奈川との合流点であり一番デカイ支流なのに発電所は無いようだ。
開発余地ありである。

[構想]奈川発電所
出力:7,760kW[+7.76MW]
水量:5.9m3/s
落差:158m
流域:65.9km2
放水:奈川渡ダム(982m)
取水:魚イラズ川大寄合川栃洞沢奈川黒川小黒川カンパ沢(1145m)
導水路:10.977km…約11km  (0.70)
さてこの長さに見合う発電力は得られるかな?!





~前川~

東京電力RP(株)前川発電所[水力
運開:1927[京浜電力(株)]
水路式・流込み式
認可最大出力:2000kW   常時出力:1500kW
最大使用水量:1.39立方メートル毎秒
有効落差:182.28m
水車:出力2400kW1台
導水路:総延長3488.1m
    流域面積:46.7平方キロメートル
    取水:前川小大野川、クライ沢、他(1177.44m)
    放水:前川[奈川渡ダム湖畔](982m)


沢渡(さわんど)の大崩落

沢渡と云えば飯田線の駅である。飯田線から遠く離れたこの地でも同じ地名があるという事は同じ信濃国とは言え広域に共通の言語体系があることを示している。

此処も大崩落で現道が抛棄された箇所である。場所は此処
欄干などを見ても現代風で古い箇所では無い事が解る。


復旧に関しては[長野技研]さんの頁に詳しかった。




東京電力RP(株)沢渡発電所[水力
   昭和11(1936)年11月  :運用開始
水路式・流込式
認可最大出力:4000kW      常時出力:1400kW
最大使用水量:14.69立方メートル毎秒
有効落差:33.68m(事業者様データ)有効落差:33.32m(水力発電所データベース)
水車:2台 総出力4400kW
導水路:総延長1649.0m
流域面積:193.0平方キロメートル
取水:梓川、霞沢川(1011.44m)
放水:梓川(975.74m)

霞沢川上流での取水も結局は湯川渡P/Sでも霞沢P/Sでも取水可能。

東京電力RP(株) 霞沢発電所[水力
運開:1928.11
水路式・調整池式(←大正池が調整池にwお洒落だ♪)
認可最大出力:39000kW      常時出力:12300kW
最大使用水量:10.57立方メートル毎秒
有効落差:453.65m(事業者様データ)
有効落差:453.72m(水力発電所データベース)
水車:3台 総出力43500kW
導水路:総延長7655.9m
    流域面積:115.4平方キロメートル
    取水:梓川[大正池]、本多沢(何処?)、ワラビ沢、他(1488.64m)
    放水:梓川(1015.15m)

信濃川を遡っていくと最終的には大正池に辿り着いたぞw
すげえなあ~。
現物もこの通り。木に邪魔されてるけど山を凄い勢いで水圧鉄管が駆け下りてくる。

勿論,此処でも増強の手は休めない。7.1kmの導水管敷設。

面積はやや狭めの10.888km2
霞沢が兎に角低い。。1.0m3/sがせいぜいか。。

とは云え有効落差453mは伊達ではなく1m3/s水が増えた丈で3.6m3/sも発電量が増える♪

霞沢発電所[水力
水路式・調整池式(←大正池が調整池にwお洒落だ♪)
認可最大出力:42,600kW[+3.6MW]
最大使用水量:11.57m3/s
有効落差:453.65m(事業者様データ)
有効落差:453.72m(水力発電所データベース)
導水路:総延長14.7km(=7.6+7.1km) 7.1kmで3.6MWか。。効率指数0.5。
    流域面積:115.4平方キロメートル
    取水:梓川[大正池]、本多沢(何処?)、ワラビ沢霞沢水殿川他(1488.64m)
    放水:梓川(1015.15m)

さて,不格好に長い導水管は気になるので,とりま,湯川渡(なんとなく「ゆかわど」と呼んでたけど「ゆがわど」らしい)と絡めて比較検討してみる。

東京電力RP(株) 湯川渡発電所[水力
運開1928.11[京浜電力?](6,000kW)
再開発:1997.11[東電]
水路式・調整池式
認可最大出力:17400kW 常時出力:0kW
最大使用水量:9.00立方メートル毎秒
有効落差:227.57m
水車:立軸フランシス水車 出力18000kW1台
導水路:総延長4417.3m
流域面積:39.8平方キロメートル
取水:湯川梓川+半ノ木沢川+他→セバ川[セバ谷ダム]1257.92m
放水:梓川1019.17m

導水路延長:8.557km
サイフォンで梓川を渡河:7.355km (こちらは梓川取水工~セバ谷ダムの導水容量を気にしなくて済む。斜面を駆け下るサイフォンは沢渡の大崩落とか見るに少々不安だしな。)
流域:19.239km2


[増強試案]湯川渡発電所
水路式・調整池式
認可最大出力:21,000kW[+3.6MW]
最大使用水量:10.9m3/s[+1.9m3/s]
有効落差:227.57m
導水路:総延長4417.3m+7.355km
取水:水殿川霞沢湯川梓川+半ノ木沢川+他→セバ川[セバ谷ダム]1257.92m
放水:梓川1019.17m

両方とも3.6MWであるけど,サイフォン付き7.3kmの湯川渡増強に対してサイフォン無し7.1kmの霞沢の勝ちだな~。そちらを採用する。

上高地へは釜トンを,高山には安房峠道路を行く。但し,釜トンは通年一般車通行禁止である。

参考文献:
Wikipedia:奈川渡ダム・・稲核ダム
ダム便覧:・・稲核ダム
水力.com: