[私案]祖谷開発計画 繰り返すけど,四国で先ず,全国でも大井川,十津川や揖保川,木曽川なんかとならんで可成り早い段階で,目を着けたのがここ吉野川の祖谷谷であった。 これ以上,改良しようとすると僅かの増強の為に無駄に発電所の総取っ替え迫られたりして効率的では無いなってのがその時の結論だったけど,祖谷発電所(取 水位721m) と高野発電所(取水位478.00m)以下を眺めていて特に南岸の高所の水が十分活 用されてないという点に気がついたのである。特に谷道川筋の樫 尾付近から取水出来ていない。また北岸も落合谷川・鎖谷川と松尾川ダムへの導水標高が高い上に 祖谷発電所の取水路が南岸を走るのでこれまた十分に活用されていない事もある。 前者を中心とする領域は下図の左側24.8km2であり新規開発であり,これは高野PSでも今は使用されてない。後者を中心とする流域が左側の 44.9km2であり,ここは一定面積が取水口が不明の祖谷PSで使用される流域に含まれては居る。 いずれにせよ6.0m3/s程度は取水出来るのでは無いか? ![]() [私案]新祖谷発電所 出力:6,700kW[+6.7MW] 水量:6.0m3/s 落差:145m 導水:14.8km 取水:鎖 谷・落 合谷・祖 谷川・谷道川(阿佐谷)・栂峰・元井・熊谷川 550m 放水:祖谷川[高野発電所放水・一宇発電所取水]400m付近 勿論,強引なのは承知の上で開発してみる。紀伊半島と並んで尤も雨量が多く且つ標高もそこそこある此処を,再エネの導入が叫ばれる中,開発し過ぎるという ことは無い筈である。 政府も以下の領域だと京 柱峠の弯曲激しい国道や県道の祖谷トンネルの前後の改良には地元の協力を仰ぐべく積極的に予算付けてバックアップしていくべきである。 今見たいになんでもないのに過疎地ってだけで道路が漫然と整備されていては日本の財政が逼迫し必要な場所にカネが行き渡らず日本が衰退していく一方であ る。 |
587mで谷道川・樫尾・阿佐谷・祖谷川に絞ると導水は7.5km(+水圧鉄管)で行けそう。 ![]() [私案]祖谷発電所3号機 出力:3,750kW 水量:4.3m3/s 落差:103m 流域:42.4km2 導水:7.5km 取水:586m 放水:477m 今回はちょっと規模が足りないなぁ。。 |
【東祖谷ダム構想①】 湛水域 ![]() 流域図(マウスオーバーで間接流域を含む総流域を表示) ![]() [私案]東祖谷ダム 場所:祖谷川496m 堤頂長:122m 満水位:530m 湛水面積:80.9ha/流域面積:132.0km2(直接:45.5km2(一部推定) 間接:86.5km[祖谷発電所・松尾川第一発電所])※ 利用水深:30m 有効貯水量:1,830万m3 要立退:東祖谷京上 ※:松一は一旦松尾川ダムに貯めるのでごっそり取っていくタイプであるが,祖谷発電所は発電に使える分だけ取っていくスタイルである。祖谷の分は直接流域 に入れても良いかも知れぬ。 流域図(マウスオーバーで祖谷の間接流域を含む流域を表示。68.2km2) ![]() [私案]東祖谷発電所 出力:2,550kW[+2.55MW] 水量:7.5m3/s 落差:45m 流域:45.5km2 導水:0.6km 取水:祖谷川[東祖谷ダム]530m 放水:祖谷川[祖谷発電所放水477.15m・高野発電所取水(若林堰堤)]478.00m 規模は小さいが,早明浦のサブとして機能する上に,東祖谷・高野・一宇・出合・三縄(と影響は小さいが池田)の各発電所の出力増強にも繋がろう。 既設のダム・発電所群と併せて東祖谷ダム(V=1,830万m3)からの 7.5m3/s[28D2h53mもつ]と若宮谷ダム(V=5.8万m2)からの1.96m3/s[8hはもつ]と三縄ダム(V=18.3 万m3)からの5.14m3/s[9.8hもつ]でぞれぞれ東祖谷2.55MW+高野4.4MW程度+一宇8.7MW+出合9.3MW+三縄7.4MW= 32.35MWは計算出来る電源となる。 夏は潅漑・水道等の早明浦のバックアップ(サブ),冬は発電がメインとなる感じでは無いか。例えば4.0m3/sで供給すると52日半供給出来る。一日8 時間なら157日半である。11月から3月まで持つ。15MW位は一日供給して5月と一冬持ちそう。 水量は申し分ないが,発電容量は小さく立ち退きも一定規模必要なのが弱点。 |
【高野ダム(案)】 高野発電所の取水用のダムだから高野になくても高野ダムである。 今は所在地の地名から若林堰堤と云うらしいので所在地の名前をつけても良いようなきもするけど。。 さて,何処が良いかと考えるにこ こEL,450mが良さそう。仕様水深20m程度のダムを建設出来そうである。ただ貯水量は198万トン程度。東祖谷ダム(案)の1/10程度とやや心許ない結果となった。 ![]() |
[私案]調整池設置 半分ぐらいは自由越流タイプなのであるが全面ゲート設けて2~3m程度の嵩上げと貯留は取水部含 めて直ぐに出来そう。魚道の作り直しや高野発電所の放水をどうするのかってのはあるけど。 若宮ダムで落差はリセットされるし落差ではなく調整池容量なので高野の放水が貯水で邪魔されるとなるとは栗寄の沈砂池辺りで合流させるとか? 高野の貯留量は一宇の調整力のみならず新祖谷発電所構想がなるとここに放水をする予定であるからってのもある。運用上の柔軟性が増すのでは無いか。 今日日,調整はLNG火力で行うのが主流で四電も坂出にLNG基地造ってLNG火発を導入しているけど,水発の調整力は炭酸ガスを出さないのである。まあ 将来的には巨大リチウムイオンバッテリーで調整という時代が来るのかも知れないけど。 3m程貯水すると23,578m2位にはなりそう。2.3万m3程河道貯留出来そう。1/3としたのは三角錐の求積をイメージして。正確性は全く保証でき ないけど ![]() 下で見る様に若宮谷ダムの貯留量は5.8万m3と少ない。こんなんで1.5倍増できるのかな?? |
若宮谷ダムで一旦ダムに放
水するのだからここで沈砂する意味ってあんまないんちゃうかという疑問もある(勿論ダムの堆砂を防ぐのは大事)。 更に,栗寄取水ダムがEL413m程 なのに高野PSの放水位は取水堰堤ではなくこの沈砂池辺りと直結しているっぽ い。 高野発電所は戦後の後付けの様であるので,一宇PS建設時にどういう経緯があって取水堰を無駄に上流に置いたのか? やはり此処ら(下図黒太線部)に堰を置いて栗寄谷や下寄谷からも取水してもよかったんちゃうか。 ![]() いずれにせよ,高野PSの放流水がEL.400m以下付近だとすると上の私案の栗寄取水堰堤の嵩上げも特に問題な い,となるのではないか?ダムの水が強くなると高野PSの放水を押しのけかねない? 因みに川はこんな感じで広々している。まあ冬枯れの時期真っ只中の二月中旬の写真ではあるんだけど ![]() |