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22.2.8運開
竹原川・輪川・門和佐川・久野川の現況(竹原川開発篇はこちら)
門和佐川・久野川竹原川・輪川

気田川の門桁は一寸気になる存在であったし「かどけた」と読むのを知った 後も「もんけた」って(くまもん的な?)響きが気に入っていたので当然,ここ門和佐も気になる存在だったし「もん わ さ」って読める響きを楽しんでいた。もう調べてもいないがこっちも「かどわさ」なんであろう。
門桁も増強を検討した様に,ここも水力開発を検討しようとするもどうやら 岐阜県 天然記念物に指定のホタルの棲息地のようだ。大丈夫だとは思うが直ぐ北側の久野川同様これはちと諦めざるを得ない。。

門和佐川・久野川とホタル
出典:下呂温泉紫雲荘 geroonsen(ゲローンセン!?)って何語でどんな意味の単語だ!?って思って二度見したら下呂温泉だったww


ということでその直ぐ外側に狙いを定める。その竹原川には小さな,とはいえ1.5MWある,発電所が静かに佇んでいる。

~竹原川~

現在竹原川には小さな発電所があるのみである。東邦電力と飛騨川の覇を競った日本電力による設置のようである。

中部電力(株) 竹原川発電所[水力] [DB] 『飛 騨川』    
岐阜県下呂市小川
運開:1922.1[日本電力(株)系関西電力・瀬戸発電所工事用] 現行施設運転年月:1987.06
水路式・流込式
    認可最大出力:1,400kW(以前は1,200kW、運開時1,000kW)      常時出力: 290kW[27.8%](以前は300kW[25%])
    最大使用水量:2.50m3/s  (0.436)[0.37か?]
    有効落差:64.20m
    流域面積:57.3km2→調べて見ると67.3km2位ありそう。DBの誤記?
導水:3,433.9m(竹原川)/971.0m(輪川)
水車:横軸フランシス1,340kW×1台 
    取水:竹 原川輪 川426.93m
    放水:竹原川357.31m

計算(η=P/(9.8*Q*H))してみると水車効率η=89%とか出るんですけど!?(通常は嘗ては85%位,最新で87%程度)
諸元のデータ,水量か有効落差が古いままになってて水車以外も更新してんちゃうか。てか水車の定格出力1,340kWで認可出力の1400kWないし,ど ないなってんのんw



更新工事がなされて出力が上昇したらしい。それに伴って常時出力が低下していて,少水量時の発電効率が低下してるのか,近年の小雨化が影響しているのか気 になる所である。

【開発】
乗 政川竹 原川輪 川のEL478mで取水。瀬戸発電所直上のEL270mで発電。導水11.5km程。有効落差204m程。流域面積は約58.1km2
東隣は清流加子母の里であるが,東北側は木曽川の源流,水量を安定化させるのに多大な功績を挙げた三 浦 ダムのある王滝。水は豊富であろうし近年の流れとし て割りと強気の取水量の流れがあるような感じもあるので6.0m3/s程取りたい。


[私案(当初案)]新竹原川発電所
出力:9,600kW[+8.2MW] (水源を奪われる旧竹原川発電所1,400kWは廃止 [▲1.4MW])
水量:6.0m3/s
落差:204m
流域;58.1km2
導水:11.5km
取水:乗 政川竹 原川輪 川EL478m
放水:益田川[瀬戸発電所]EL270m

なかなかであるけど近年更新強化もされてるみたいだし廃棄コストに見合うかは未知数。まあ50年 後の課題で。また水車の転用もありだろう。


佐見川の大開発がその後発覚するも本計画はそれは無視している。
発覚後は, 御岳山麓に降る豊富な水は先ずはちゃんと貯めた方が良さそうで,
こんな図も作成してみた。


が,ちゃんと調べて見ると如何せん瀬戸から佐見は遠い・・。現時点で佐見川では流込式の9.2MWの 新発電所を構想できて満足している。

ということで竹原川単独開発が視野に入るが,更に竹原川発電所が可成り大事にされてて身動きが取れない感じはある。。瀬戸発電所との大改良が先ずは必要っ ぽいが現行でちゃんと動いてるのは瀬戸PSも竹原川PS同様でしかも規模もでかくてなかなか迷いどころである。。

取り合えず次項では加子母を含めて上流で取水,現竹原川を回避しつつ下流で発電,大容量の 下原PSに繋ぐという方針で云ってみる。