~称名川~ 称名川発電所[→称名川] 認可最大出力:6,400kW 常時出力:1,970kW 最大使用水量:2.39m3/s 有効落差:332.30m 水車:立軸ペルトン水車 出力6690kW×1台 導水路:総延長5611.0m 流域面積:36.8km2 取水:称名川第二発電所(称名川)4.35m3/s、人 津谷 824.49m 2箇所 放水:小見発電所、称名川471.23m 現状では小見PSに直送しているらしい。災害復旧に際して変更したと云う感じである。 |
~和田川~ 北陸電力(株) 和田川第一発電所[→和田川ルート]] ▲ ダム水路式・貯水池式 認可最大出力:27,000kW 常時出力:10,000kW 最大使用水量:6.80m3/s 有効落差:486.92m 水車:横軸ペルトン水車×2台 総出力28000kW 導水路:総延長7227.9m 流域面積:220.0km2 取水:和田川[有峰ダム]1088.00m→有峰ダムに於ける取水に際して最低水位1040mの有峰第三に対してこちら(和田川第二も)最低1015.0m迄取水出来るようである。水位と の関係で送水の優先順位などもありそう。 放水:亀谷発電所572.00m 亀谷発電所が嘗て(有峰開発前まで)和田川上流の水を一手に引き受ける発電所であった。9.9MWとという割と大きめの発電力に嘗ての栄光が偲ばれる。 今では有峰ダムからの給水によって発電していると云っても良い状況であろう。有峰ダムが尖頭発電していない時に和田川上流~有峰ダム以下の水の流込で発電 している感じか。 その流域は25.0km2程。 北陸電力(株) 亀谷発電所[→和田川ルート] ▲ 水路式・流込式 認可最大出力:9,900kW 常時出力:4,300kW 最大使用水量:6.12m3/s 有効落差:204.8m 水車:横軸フランシス水車×3台 総出力11670kW 導水路:総延長4083.8m 流域面積:220.0km2 取水:和田川第一発電所、 和田川563.94m[取水堰 1箇所] 放水:中地山発電所、和田川347.13m ここでの亀谷PS集水面積より下の流域面積は13.7km2,有峰ダム以下で42.7km2程。11m3/s程取水出来ても良い。が,現状 6.12m3/sとまあ半分ぐらいである。 小見に加えて中地山から直接松ノ木に送られる。これらを含めてもっと発電出来そうである。 |
~小口川~ 中地山発電所[→和田川ルート]と小口川を渡る導水橋 認可最大出力:2,400kW ←そこそこ小さい 最大使用水量:6.12m3/s 取水:和 田川(亀谷P/S直下)他 放水:松ノ木発電所(291.67m)→中地山の放水地点で小見からの水が合流する(下の写真)。小見の放水位300mから9mも無為に下がってゐる。。 効率は悪そうだ。。 21.7 さて,中地山の下に調整池を造ると有峰を合計12.8m3/sで放水された水は真川・小見経由でも和田第一・亀谷・中地山経由でもこの水路橋の所迄来るの でここで貯水すれば良い。 調べて見ると 290mでは小俣ダム直下にも届かず23,424m2程度と利用水深2mでも4.6万程度。マッタテダムや真川調整池と大差ない規模に。。 満水位を300mにすると55,752mで最低利用水深を290mとすると貯水量が420万m3となるが,中地山の放水位も小見放水の小口川通過時には上 の水路橋のレベルである292m程度になっている様なので結局大改造(中地山の放水位切り上げか水面下放水放置の設置, 小見発電所の放水位から小口川まで300mを維持して導水)が必要になる。 巧くないなあ。。 |