電力総研 水力あ れこれ(山陽)
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
23.8.15運開
高梁川水系の水発~高梁川現況篇 ~[25.3訪問](→開発篇)

吉井川旭川と並ぶ 岡山三大河川の一つ。雨の少ない山陽地方であるが小水力も含め特に支流の成羽川にそこそこ発電所は立地している。
高梁川篇 千屋ダム千屋発電所上流部開発案横見堰西川(高瀬川ダム三室川ダム導水路放流口]・河本ダム)・新見発電所小坂部川(大佐ダム小 阪部川ダム小阪部川発電所)・中流部開発(+26.8MW)】小田川(山野発電所) 小田川合流点付替事業
成羽川篇 (帝釈川ダム新帝釈川発電所帝釈川発電所新成羽川ダム新成羽川発電所田原ダム田原発電所黒鳥ダム黒鳥発電所島木川篇:羽山発電所【現況・開発案(+14.5MW))

~沿川風景~

■高梁川

(高梁川源流・明 地峠(だわ)[現在R180]・茗 荷峠(だわ)・峠の向こうは日野川水系)

千屋 ダムの上。EL530mで43.0km2。導水路8km超。落差135m。水 量4.0m3/s。4.6MW。ちと厳しいな。。(→開発篇)

千屋ダム(ちや)[便覧][wiki] [岡山県]    
目的/型式     FNWIP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     97.5m/259m/697千m3
流域面積/湛水面積     88km2 ( 全て直接流域 ) /111ha
総貯水容量/有効貯水容量     28000千m3/2,620.0万m3[洪水調整容量1,200万m3・利水容量1,420万m3(F:420万m3/I:940万m3/I:60万 m3)]
ダム事業者     岡山県
着手/着工/竣工/運開     1971.4(実施調査開始)/1989.3(ダム本体工事着手)/1998.10(竣工式)/1999.4(ダム運用開始)
常時満水位 標高385.5m
最低水位  標高347.0m
サーチャージ水位 標高400.0m
設計洪水位 標高401.2m

>洪水調節、流水の正常な機能の維持、新見市への上水道供給、下流の倉敷市水島への工業用水供給と、併せて発電を行うことを目的としている。 [wiki]
>ダムの名称である「千屋」とは当ダムより上流側にある地区であり、当初はここに建設される予定であった。その後、計画変更により大幅に下流側に建 設されることになったが、ダム名は変更されなかった。 [wiki]

>新見市の上水道に日量10,000m3(平均0.11m3/s)と倉敷市水島地区の工業用水に日量108,000m3(平均1.25m3/s)を 供給する為10,000,000m3(1,000万m3)を確保しています。[岡山県]

25.3末。朝の,とはいっても11時を回っていたが,新見は吹雪いていた。もう(ほぼ)4月なのに。と,静岡生まれで雪だと自動的にテンションあがる筈 の私でも写真がはっきり写らないので一寸不満。日本は広い。
25/3

近写。クレストゲート2門から放水されてるようだ。


冒頭の取れてない写真だとここに あるこれ↓はなに?ジェットフロー ゲート?最初は発電所かと思っ たが発電所は背後にあった。


減勢工


岡山県企業局 千屋発電所[wiki]     
ダム式・流込式(ダム放水从属式)
出力:最大3,000kW 常時出力: 430kW[14.3%]
使用水量:最大5.50m3/s[0.82]
有効落差:最大66.3m
年間供給電力量:13,270,000kWh(一般家庭約3700戸分・稼働率50%)
発電開始:1998年(平成10年)8月1日
水車:横軸単輪単流渦巻フランシス水車 出力3090kW×1台
取水:高梁川[千屋ダム]385.50m
放水:高梁川316.50m

ダム上流从属式であり,調べて見ると案の定千屋ダムに発電用の貯水容量はなしであった。千屋ダムの資料館で貰ってきたパンフレットより転載。岡山県め,これぐらいの情報,HPに載せとけよなぁ。。
出典:「千屋ダム」岡山県発行
発電所建屋と看板。冒頭の取れてない写 真だとここに あるやつ。

高度成長期の1963年運開の新見発電所(→後述)が10.9MW を発電するガチなのに対して1998年運開のこちらは若干3.0MWのなんちゃってチャラ発電所である(建物もなんか綺麗)。

取水部付近にあるのが通例の利水票だけど発電所の脇に掲示されてた。


対岸からの建屋の眺めと放水口(とマウスオーバーで拡大)




<未利用落差約80m>      
さてこの後,河本ダム高梁川取水堰(仮称)迄80m程の未利用落差がある。素直に千屋発電所放流水 5.5m3/sを取水して導水し,距離的にこ こらで落として発電してみると3.3MWしか取れない。
流域面積は88km2もあるんだし8.0m3/sにして見ると4.9MW程度。8.0m3/s程度にすると投資がペイしそうであるが,今度は千屋発電所の 能力不足が気になるところである。
千屋発電所2号機を設置するとすると3.0m3/sとして1,600kW程度となる。調整力も加味して5.5m3/sとすると3.0m3/sとなる。
この際チャラ発電所の千屋なんかピーク用電源に格下げじゃろ。千屋ダムから取水して河本ダム取水堰堤迄のガチなのを検討してみる。(→開発篇)

現状の成案っぽい(私案)

千屋ダムを嵩上げ(再開発)して600万m3の発電容量を確保。坂本で発電。河本ダム取水口を馬塚堰堤として増強して取水量も倍増させる。

[私案]千屋ダム(再)
堤高/堤頂長/堤体積     102.5m(+5.0m)/259m/697 千m3
流域面積/湛水面積     88km2 ( 全て直接流域 ) /111ha(1,110,000m2)以上
総貯水容量/有効貯水容量     3,400.0万m3/3,220.0万m3[洪水調整容量1,200万m3・利水容量1,420万m3(F:420万m3/I:940万m3/I:60 万m3/P: 600万m3)](+600万m3)
常時満水位 標高390.0m(+4.5m)
最低水位  標高347.0m
サーチャージ水位 標高405.0m(+5.0m)
設計洪水位 標高406.2m(+6.0m)

[私案]坂本発電所
出力:11,200kW[+11.2MW]
落差:146m
水量:9.0m3/s
取水:千屋ダム390m
放水:馬塚堰堤239m

[私案]馬塚堰堤(河本ダム高梁川堰堤)
取水量:14m3/s(+7.0m3/s)



横見堰(河本ダム高橋川取水堰堤)[場 所231m][]     
取水:7.0m3/s 目的:P(河本ダム貯留・新見発電所)
流域:107km2
送水:西川(河本ダム放水口])→新見 発電所

新見ICを降りてR180を北上する。総社から米子まで併走する伯備線とR180であるが,新見から根雨迄は離れて走る。伯備線が越すのは谷田峠(たんだ だわ),R180が越えるのが明池(智)峠(あけちだわ)である。高梁川はR180側にある。
堰堤は道路から離れていそうなので対岸に渡りたい。当たりを付けて橋(これ:地 理院) を渡ってみると何やらある。脇のは魚道だ。

斜面上の道を行くと程なく取水堰堤が俯瞰出来た。Gmapに 依ると横見堰と云うらしい。横見は付近の地名(小字?)の様だ。
水門は顛倒式ゲート(?正式には何というか知らないがパダンと倒れるやつ)の様だ。橋の上からはよく見えなかった取水施設もよ く解る。かっこいい♪

取水は当然だけど河本ダム側なので右岸(道路[R180]側)にあった。近づけそうなのでR180に戻って接近してみる。
敷地は車輌進入禁止だったので歩いて近づいてみる。建物に利水票も頂きました♪

取水量はやや少なめの 7.0m3/s目的が発電(のみ)と 成ってゐる。河本ダムの目的には工業用水等も入っているがここでの取水分はカウントされない(そういう水量は既に千屋で確保済み)という事か?

(新見市街・熊 谷川合流EL.185m)

~本郷川~      


~西川~


~高瀬川~

高瀬川ダム[便覧] [水 力]     
河川     高梁川水系高瀬川
目的/型式     FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     67m/273.6m/188千m3
流域面積/湛水面積     21.6km2 ( 全て直接流域 ) /28ha
総貯水容量/有効貯水容量     4530千m3/4080千m3
ダム事業者     岡山県
本体施工者     清水建設・アイサワ工業
着手/竣工     1974/1982

高瀬川ダム(発電設備)
認可最大出力:280kW      常時出力:62kW
最大使用水量:0.90m3/s   常時使用水量?:0.28m3/s





~見坂川~

(NPO)神郷水力発電の会 見坂川小水力発電所[水 力
出力:15kW
水量:0.16m3/s




~油野川~

三室川ダム(みむろがわ)[便覧]   
河川     高梁川水系三室川
目的/型式     FNWP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     74.5m/231m/243千m3
流域面積/湛水面積     22.6km2 ( 全て直接流域 ) /31ha
総貯水容量/有効貯水容量     8200千m3/7700千m3
ダム事業者     岡山県
本体施工者     前田建設工業・大本組・日本国土開発
着手/竣工     1987/2005

岡山県企業局 三室発電所[水力]    
 運開:2006.4
ダム式・流込式
 認可最大出力:460kW    常時出力:76kW
    最大使用水量:1.10m3/s
    有効落差:56.20m
    水車:横軸フランシス水車 出力500kW×1台
    流域面積:22.6km2
    取水:三室川[三室川ダム]492.50m
    放水:三室川434.90m



~神代川~

峠の向こうは東城・成羽川



(阿哲峡)

(布原駅)


河本ダム高梁川導水路 放水口   

先程の横見堰の放水先に向かう。布原にある。
細い道路を辿るしかない布原である。横見堰や千屋ダムを見た後,ここへ向かうに,R182へ曲がって備中神代駅経由で辿り着く(阿哲峡経由)か細い峠道を 通って直接取り 付く(川面峠(こうもだわ)経由)か思案したが後者で直行することにした。
道は狭く所々に岩が転がってて(どけられてるので管理はしっかりされてる感じ),対向車も何台か来て,険しく人口稀薄な場所の大事な交通路として機能して いるようであった。
暫く行くと眼下に川と線路が見えてくる。鉄道のレイアウトみたいな布原駅と西川である。

向こう岸に渡る橋は欄干がなく,拡幅の痕があった。拡幅前の橋を渡るのは怖かったであろう。


橋を渡って駅とは反対側の下流へ向かうと伯備線の橋梁近くに排水口があってじゃばじゃば水が流れ込んでいた。


さてこの後,西川沿いに下れば河本ダムである♪と思ってクルマを下流に向けて走らせたが,程なく撃沈。落石の為通行止めとのことであった。。


河本ダム(こうもと) [便覧][岡山県]   
河川     高梁川水系西川
目的/型式     FIP/中空重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     60m/258.6m/216千m3
流域面積/湛水面積     332.5km2 ( 直接:225.5km2 間接:107km2[高梁川(取水口(横見堰)放水口(布原))] ) /80ha
総貯水容量/有効貯水容量     1,735.0万m3/1,110.0万m3
ダム事業者     岡山県
本体施工者     大本組
着手/竣工     1958/1964
常時満水位 標高 225.0 m
制限水位 6/16-6/30・10/1-10/20 標高 221.0 m
       7/1-9/30  標高 218.0 m
確保水位 6/15-9/10 標高219.0-208.4m
最低水位 標高 206.5 m

>ダム名は当初計画のダムサイトの小字名が河本だったことによる。その後ダムサイトが15kmほど上流に大幅変更された(河本ダムの15klm下流 だと概ね井倉峡付近となるが。。)が、ダム名は変えなかった。 [便覧]
ダム名も変えない(最近は地元の要望ですぐ変える)のも高度成長的なマッシブさであるw
(近所の千屋ダムも名前は変えなかったらしいが,もっと近年の竣工ではある。ただ立地は坂本でも直ぐ北側(調整池の一部は接している)は千屋であり,河本 ダムの様に15kmも離れている訳ではない。)


高梁川本流筋の発電施設の中核的設備である♪
千屋ダムは放流してたがここは放流していなかった。やはり千屋ダムの水利用量は過小といえるのではないか?!

ダム名(発電所名)    流域面積  利水容量    発電利用水量
千屋ダム(千屋発電所)   88km2    1,420万m3    5.5m3/s
河本ダム(新見発電所)  332.5km2   1,110万m3    24.0m3/s

まあ河本ダム・新見発電所もそれ程大量の水を利用しているとは言いがたいが。

河本ダムは直接流域(西川):間接流域(高梁川)≒2:1で,最大使用水量24m3/sに対して高梁川からの取水は7m3/sと3割程度になってまあ平仄 が合ってるといえばそうなんだけど,直接発電に使う訳でもなく貯めて置ける取水は洪水時にちょいと高めに取水して貯めておく傾向にあるのでもう一寸取水量 増やして発電も増強しても良いかもしれない。

如何にも高度成長期のシンプルなダムに素っ気ない堤体下で(遊び要素は皆無w),素っ気なさ過ぎて切り返しにちょいと手間取ったw


天端へ向かう。急勾配の道の途中には一寸遊び要素もあった。

そして説明板も設置されていた。

発電専用ダムとして建設された印象の河本ダムだったが洪水期の設定がされてて最大500万m3の洪水容量が確保されている模様であった。岡山県め,これくらいの情報HPに載せとけよなぁ。。


天端

利水票もゲット♪


湖面


古いダムは何処もそっくりの狭い敷地にへばりつくように建っている管理棟(近年の奴はダムの脇に広めの広場を設けてもっと開放的に建ってゐる)

この先が先程(布原付近)の通行止めである。。


(西 川合流EL.178m)

なんとなく彎曲する西川に本郷川が(画面右手から)合流している様に見える。


岡山県企業局 新見発電所[水力] [岡山県]    
 昭和38(1963)年9月:運用開始
ダム水路式・貯水池式
    認可最大出力:10,900kW      常時出力:0kW
    最大使用水量:24.0 m3/s 発電常時使用水量: 5.5 m3/s
    有効落差:54.85m
    水車:立軸カプラン水車 出力11500kW×1台
    導水路(高梁川→河本ダム):総延長3746.3m
    導水路(河本ダム→発電所):総延長662.48m
    流域面積:332.6平方キロメートル
    取水:高梁川→西川[河本ダム]225.00m
    放水:高梁川(本郷川出合付近)168.0m

カプラン水車を利用。この水車は「水の量によって羽根の角度を変えることができます。新落合発電所(岐阜県)など、なだらかな川で3~90mの低落差の発 電所で使われてい」(関 電)るということで,有効落差54.85mの本発電所に適しているようである。

本郷川が高梁川に合流する地点にある新見発電所。(画面左手から合流しているのが本郷川)

横から見た建屋


(本 郷川合流EL167.3m)

(石蟹駅)

~小坂部川~       


大佐ダム[便覧][wiki]      
河川     高梁川水系小坂部川
目的/型式     FAP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     43.7m/108m
流域面積/湛水面積     49.5km2 ( 全て直接流域 ) /36ha
総貯水容量/有効貯水容量     3505千m3/271.3万m3
ダム事業者     岡山県
着手/竣工     1971/1981


>岡山県の農林水産部が管理する重力式コンクリートダムであり、小阪部川の洪水対策、新見市を中心とした農地への灌漑、および施設の維持管理費軽減 のための水力発電を行う多目的ダムである。土地改良法に基づく農林水産省の補助事業「農業基盤整備事業」「県営防災・かんがい排水事業」として昭和56年 に完成した。[wiki]

岡山県 大佐ダム発電所[水 力][wiki
運開:1988[wiki]
ダム式・流込式
    認可最大出力:510kW
    最大使用水量:2.60m3/s
    有効落差:約24m程度?
    流域面積:49.50km2
    取水:小坂部川[大佐ダム]
    放水:小坂部川

>農林水産省農村振興局所管事業によって小水力発電施設が設置されている。現在岡山県が管理する農業用ダム・井堰では大佐ダムと和気町の新田原井堰 の2ヶ所で水力発電を行っている。 [wiki]


(刑部駅)←ひょっとして刑部=小坂部=おさかべ!?でもしかすると大佐=おおさ≒おさかべ!?


小阪部川ダム(小坂部・おさかべ)[便覧][水力
河川     高梁川水系小坂部川
目的/型式     AP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     67.2m/145m/114千m3
流域面積/湛水面積     136km2 ( 全て直接流域 ) /75ha
総貯水容量/有効貯水容量     1,562.5万m3/1,513.6万m3
ダム事業者     岡山県→中国四国農政局
着手/竣工     1940/1954
    満水位標高:250.000m
    最大水深:60m

中国電力株式会社 小阪部発電所[水力
 運開;1962.2
ダム式・調整池式
認可最大出力:5,400kW  常時出力: 280kW[5.2%]
最大使用水量:12.00m3/s
    有効落差:54.60m
    水車:立軸フランシス水車 出力5600kW×1台
    流域面積:136.00km2
    取水:小坂部川[小阪部川ダム]250.0m
    放水:小坂部川[小坂部調整池]193.60m

小坂部調整池
刑部ダムの逆調整池

中国電力株式会社 小阪部調整池発電所[水 力][地 理院
運開:1962.4 ←本体より2カ月遅れ
ダム式・調整池式
    認可最大出力:500kW    常時出力: 130kW
    最大使用水量:6.40m3/s
    有効落差:10.35m
    水車:横軸プロペラ水車 出力550kW×1台
   流域面積:139.50km2
    取水:小坂部川[小坂部調整池]189.50m ←本体との間に4.1mの未利用落差ありw
    放水:小坂部川178.80m



(小 坂部川合流EL.154,4m)

(井倉駅)

(井倉峡)


【中流部開発構想】      

新見発電所 (水量24.0 m3/s・放水位168.0m)以下がら空きである,,
合流するく小坂部調整池発電所の水量・放水位はそれぞれ6.4m3/s・178m。
これらを纏めて下流迄連続して発電していきたい。
水量は 30m3/sとし,有効落差30mで7600kWの同じ型の水車を複数製造してコストを抑えつつ,7km程度の導水路で繋いでみる。
導水1kmで1000kW以上の目安は自分の勝手な基準であるが,導水が7km程要るように,新見から先,山は結構険しく見える勾配は結構緩やかなのであ る。
但し纏めて30MW近い電力が発電出来るならありではないかろうか。

[私案]小坂部川導水路
水量:10m3/s
延長:2.9km
取水:小坂部川176m
放水:高梁川170m

[私案]新見堰堤[こ の辺
満水位:168m

[私案]高梁川第一発電所
法 曽付近
出力:7,600kW[+7.6MW]
水量:30m3/s
落差:30m
導水;7.2km
取水:高梁川[新見堰堤]168m
放水:高梁川[井倉堰堤]130m

[私案]井倉堰堤
満水位:130m

[私案]高梁川第二発電所
飯 部付近
出力:7,600kW[+7.6MW]
水量:30m3/s
落差:30m
導水:7.7km
取水:高梁川[井倉堰堤]130m
放水:高梁川92m

[私案]川面堰堤
満水位:92m・場 所

[私案]高梁川第三発電所
落 合付近
出力:7,600kW[+7.6MW]
水量:30m3/s
落差:30m
導水:8.0km
取水:高梁川[川面堰堤]92m
放水:高梁川(成羽川落合)52m

(備中高梁市街)

[私案]玉川堰堤
逆調整池・場 所
満水位:52m

[私案]高梁川第四発電所
ダム式
出力:4,000kW[+4.0MW]
水量:60m3/s
落差:8m
取水:高梁川[玉川堰堤]
放水:高梁川

最後,成羽川との合流部付近で発電後,逆調整池の玉川堰堤を設置,低落差・大水量で発電をして締めると云う寸法である。

7.6*3+4.0=+26.8MWいけた♪詳しくはこちらで。


(備中高梁市街)

【成羽川沿川風景】      
さて,備中高梁迄下ってきた所で,高梁川は中国地方随一の水電地帯の成羽川と合流する。
ここでは一気に成羽川の最上流へ視点を移して,そこからこの高梁川の合流点へと川を下りつつ現状を報告する。
最上流部には中国山地特有の小水力が点在している様だ。詳細はこちら(成羽川・帝釈川篇)に

■成羽川

(東城市街)

~帝釈川~

帝釈川ダム[便覧(再)] [便覧(元)] [wiki]    
河川     高梁川水系帝釈川
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長    62.4m/39.5m (再) ← 62.1m/35.2m (元)
流域面積/湛水面積     120km2 ( 全て直接流域 ) /66ha
総貯水容量/有効貯水容量     14278千m3/7490千m3(再) ←  12995千m3(元)
ダム事業者     中国電力(株)
再開発着手/再開発竣工    2002 /2006
着手/竣工    1920? /1923or1924?

~福桝川~

帝釈発電所福桝川取水堰堤


中国電力株式会社 新帝釈川発電所[水 力] [wiki]    
運開:2006.6.30
ダム水路式・調整池式
    認可最大出力:11,000kW    常時出力: 0kW
    最大使用水量:10.00m3/s
    有効落差:129.00m
    水車:立軸フランシス水車 出力11400kW×1台
    導水路:総延長4485.421m
    流域面積:120.00km2
    取水:帝釈川[新帝釈川ダム]369.94m
    放水:帝釈川233.90m

中国電力株式会社 帝釈川発電所[水 力][wiki]    
運開:1924.3[山陽中央水電]
  (元)ダム水路式・調整池式→(再)水路式・流込式
認可最大出力:(元)4,400kW→(再) 2,400kW      常時出力:   0kW
最大使用水量:(元)6.20m3/s?→3.10m3/s
    有効落差:95.17m
    水車:横軸フランシス水車 出力2610kW×(再)1台(←(元)2台)
    導水路:総延長6335.5m(再?)←一部導水路廃止
    流域面積:213.20平方キロメートル
    取水:(再)福枡川←(元)帝釈川[帝釈川ダム]・福桝川 333.50m
    放水:帝釈川 232.35m


(帝 釈川合流232.5m)

新成羽川ダム(しんなりわがわ) [便覧][wiki]       
目的/型式     IP/重力式アーチ ←多目的ダムか!?
堤高/堤頂長/堤体積     103m/289m/430千m3
流域面積/湛水面積     625.2km2 ( 直接:615.7km2 間接:9.5km2 ) /360ha
総貯水容量/有効貯水容量     127500千m3/80500千m3
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1968
満水:237.0m

中国電力株式会社 新成羽川発電所[水 力]      
   昭和39(1954)年 8月11日:工事着工
    昭和43(1968)年11月   :1、2号機運用開始
    昭和44(1969)年 7月   :3、4号機運用開始
混合揚水式
認可最大出力:303,000kW      常時出力: 0kW
 年間発生可能電力量:約398152MWH(3億9815.2万キロワット時)
 最大使用水量:424.00m3/s ←すげえ水量w(混合揚水式故ではある)
 有効落差:84.70m
水車及びポンプ水車:立軸フランシス水車×1台、立軸フランシスポンプ水車×3台 総出力312500kW
導水路(下郷川→新成羽川ダム):総延長808.4m
 流域面積:625.20平方キロメートル(上部貯水池)
流域面積:631.40平方キロメートル(下部貯水池)
上部貯水池:下郷川→成羽川[新成羽川ダム]237.00m
下部貯水池:成羽川[田原ダム]151.10m

田原ダム(たばら) [便覧]       
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     41m/206m/112千m3
流域面積/湛水面積     631.4km2 ( 全て直接流域 ) /40ha
総貯水容量/有効貯水容量     7620千m3/5740千m3
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1968

中国電力株式会社 田原発電所[水力]       
    昭和43(1968)年11月:運用開始
ダム式・調整池式
    認可最大出力:22,000kW     常時出力: 3,500kW
    最大使用水量:60.00m3/s
    有効落差:43.20m
    水車:立軸カプラン水車 出力22900kW×1台
   流域面積:631.40平方キロメートル
    取水:成羽川[田原ダム]156.0m
    放水:成羽川110.6m

黒鳥ダム(くろどり) [便覧]       
河川     高梁川水系成羽川
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     15.5m/122m/12千m3
流域面積/湛水面積     710km2 ( 全て直接流域 ) /29ha
総貯水容量/有効貯水容量     1280千m3/960千m3
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1968

中国電力株式会社 黒鳥発電所[水 力]      
    昭和43(1968)年11月:運用開始
ダム式・調整池式
    認可最大出力:2,200kW   常時出力: 850kW
    最大使用水量:26.0m3/s
    有効落差:10.21m
    水車:横軸プロペラ水車 出力2310kW×1台
    流域面積:710.00平方キロメートル
    取水:成羽川[黒鳥ダム]112.00m
    放水:成羽川101.64m


~島木川(左)~      

びほく農業協同組合 羽山発電所[水力] [山行が
運開:1964.9[成羽町農業協同組合]
出力:495kW
水量:0.42m3/s
有効落差:175m
水車効率68%←低い
流域:29.1km2
取水:島 木川(宇治川)285m梶 谷川(羽根不動滝)[山行が]
放水:島 木川123.4m



(成 羽川合流50.3m)

~小田川(右)~    

(神石高原南部・北は成羽川支流阿下川)

仙養ダム [広島県](せんよう) [便覧]    
河川     高梁川水系床平川
目的/型式     A/アース
堤高/堤頂長/堤体積     30m/97.5m/104千m3
流域面積/湛水面積     2.2km2 ( 全て直接流域 ) /2ha
総貯水容量/有効貯水容量     195千m3/169千m3
ダム事業者     広島県
本体施工者     アイサワ工業
着手/竣工     1972/1976

山野発電所取水ダム(重力式) [位 置][水プロ
堤長:35.9m 堤高:10.185m
テンタゲート:4門(撤去) スライドゲート:2門 ゲート巻上動力:ディーゼル発電機(当初)

福山電気(株) 山野発電所[水プロ] [水 力][FB] [地 理院]   
着工/運開:1929/1931.7(一部)・1932(全部
ダム水路式・貯水池式
出力:2,006kw  常時:393kW
水量:1.419m3/s 常時;0.278m3/s 
落差:187m or 178.43m
発電機:2台 水車:ぺルトン(横軸・単輪複射) 総出力1440kW
水路延長:6,482m(内隧道区間 4,662m) 隧道:1.67m/h×1.32m/w  勾配:1m/1,183m
水圧鉄管:333m 落差:187m
流域:67.9km2
取水:小田川279.39m
放水:小田川105.27m

>山野発電所は備後の豪商・藤井家の頭首(ママ・当主?)が化学工場に送電するため福山電気株式会社を興し、昭和4年から着工、一部運開まで2年 半、3年で竣工させた。工費は150億円、取水ダムだけで30億円相当。
>昭和62(1987)年頃まで周辺の山野地区にも配電を行っていたが、現在は中国電力へ売電専用。駅家変電所へ高圧専用線で連系。
>平成27(2015)年7月中国電力子会社に譲渡、平成28年からリニューアルに着手、平成29年12月に新しく運開している。[水プロ]


明治ダム [岡山県](めいじ) [便覧
河川     高梁川水系横尾谷川
目的/型式     A/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     33.4m/106m/28千m3
流域面積/湛水面積     2.8km2 ( 全て直接流域 ) /5ha
総貯水容量/有効貯水容量     470千m3/409千m3
ダム事業者     岡山県
本体施工者     株木建設・小田組
着手/竣工     1974/1993

(井原市街)

~美山川~

鬼ヶ嶽ダム





小田川合流点付け替え事業      
流石,国交省,これくらいの情報はHPに載せとる。

工事の概要

お誂え向きに柳井原貯水池なんてのがあったらしいがこれ,結局は小田川の旧河道で,河川改修で陸地化して利用してたけど結局元の方が良かったってなったっ てやつ??→調べて見たら倉敷市のHPが引っかかった。
>柳井原貯水池は、明治40年(1907年)からの改修工事で、二つに分かれて流れていた西の高梁川を仕切って作られた貯水池です。
>ここで獲れたフナは地域特産品としてフナ飯などに使われ、またブラックバスの釣り場としても人気があります。
ここは一旦小田川と一緒になった高梁川が二手に岐れて流れてた様だ。半分当たりである。結局は太古からの流路が必要だったということやんけ。まあ100年位は持った訳だから明治の改修工事も無駄ではなかったか。

(旧合流点)
高梁川側


小田川側


(新合流点)


(倉敷市街)


(河口・水島・玉島)