電 力TOP と は掲

廃止可能な(廃止すべき)石炭・石油火力発電所検討
~2021年版~(→2015年頃版はこちら2018年版はこちら2019年版2020年版)
日本の石炭及びバイオマス火力発電

日本の原発は廃止可能という結論を得た本総研であるが,次は勿論,石炭火発である。。最近はバイオマスの害悪も顕在化していていて石炭及びバイオマス発電 全廃への道を模索中なのである。

石炭火発を廃止するなら原発が一部必要になるやも知れぬ。九十九里沖,秋田沖,道北の風力開発を極限迄進めてどの位の電力容量になるか,が重要であるが, そっちはまあ順調にいくと仮定してかなりお気楽に廃止を提言し ていく。。



古い不効率石炭火力

石 炭火力発電所一覧
2020 年7月13日
資 源エネルギー庁
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/pdf/026_s01_00.pdf

減価償却の済んだ30年以上前のSub-Cの石炭火力を廃止してみる。

石炭火力発電所一覧(既設)=Sub-Cで設置後30年(●…近く・不明・効率不明など基準下回る発電所)
会社 発電所 号機 方式 出力(休止)
[廃止予](万kW)
運転開始年月
所在 摘要
王子マテリア 名寄火力 1号タービン その他※
0.9 1966年5月 北海道名寄市 ※蒸気圧14MPa以下(SC未満っぽい)
王子マテリア 名寄火力 2号タービン その他※
0.367 1987年7月 北海道名寄市 ※蒸気圧14MPa以下(SC未満っぽい)
北海道電力 苫東厚真 1 SUB-C 35 1980年10月 北海道厚真町
北海道電力 砂川 3 SUB-C 12.5 1977年6月 北海道砂川市 木質バイオマス発電
北海道電力 砂川 4 SUB-C 12.5 1982年5月 北海道砂川市
北海道電力 奈井江 1 SUB-C 0 (17.5) 1968年5月
北海道奈井江町 休止中(2019年4月~)
北海道電力 奈井江 2 SUB-C 0 (17.5) 1970年2月
北海道奈井江町 休止中(2019年4月~)
北海道総 計



60(35.0)



酒田共同火力 酒田共同 1 SUB-C 35 1977年10月 山形県酒田市 20年運開の能代3号機60万kWで廃止可能ではないか?
酒田共同火力 酒田共同 2 SUB-C 35 1978年10月 山形県酒田市 20年運開の能代3号機60万kWで廃止可能ではないか?
常磐共同火力 勿来 7 SUB-C 25 1970年10月 福島県いわき市 21年4月運開のIGCC勿来(まあ三菱資本だが)50万kWで廃止可 能ではないか?
東北総計



95



北陸電力 富山新港 石炭1 SUB-C 25 1971年9月 富山県射水市 2025年度目途に廃止検討
北陸電力 富山新港 石炭2 SUB-C 25 1972年6月 富山県射水市
北陸計



50



電源開発
高砂 1 SUB-C 25[0] 1968年7月 兵庫県高砂市 30年迄に廃止決定
電源開発 高砂 2 SUB-C 25[0] 1969年1月 兵庫県高砂市 30年迄に廃止決定
近畿計



50 [0]



中国電力 水島 2 SUB-C 15.6 1963年8月 岡山県倉敷市 22年の三隅2号機100万kW運開で廃止可能であろう。
中国電力
大崎
1-1
●PFBC
0(25.9)
●2000年11月
広島県大崎上島町
休止中・22年の三隅2号機100万kW運開で廃止可能であろう。
宇部興産 宇部興産 5 SUB-C 14.5 1982年10月 山口県宇部市
中国電力 下関 1 SUB-C 17.5 1967年3月 山口県下関市 22年の三隅2号機100万kW運開で廃止可能であろう。
トクヤマ 徳山製造所中央 5 SUB-C 3.5 1963年10月 山口県周南市
トクヤマ 徳山製造所中央 9 SUB-C 14.9 1987年9月 山口県周南市
日鉄ステンレス 中央 1 SUB-C 5.25 1989年2月 山口県光市
中国計







四国電力 西条 1 SUB-C 15.6 1965年11月 愛媛県西条市 50万kWにリプレース中(23年6月運開予)。廃止必至であろう。
四国電力 西条 2 SUB-C 25 1970年6月 愛媛県西条市 23年の西条1号機50万kWで廃止可能であろう。
住友共同電力 壬生川火力
SUB-C 25 1975年3月 愛媛県西条市
住友共同電力 新居浜東火力 1 SUB-C 2.7 1969年2月 愛媛県新居浜市
住友共同電力 新居浜西火力 1 SUB-C 7.5 1959年8月 愛媛県新居浜市
住友共同電力 新居浜西火力 2 SUB-C 7.5 1962年9月 愛媛県新居浜市
大王製紙 三島工場 6 SUB-C 7.3 1973年11月 愛媛県四国中央市
大王製紙 三島工場 7 SUB-C 7.3 1974年9月 愛媛県四国中央市
大王製紙 三島工場 9 SUB-C 3 1980年6月 愛媛県四国中央市
大王製紙 三島工場 12 SUB-C 8.9 1989年4月 愛媛県四国中央市
大王製紙 三島工場 13 SUB-C 9.1 ●1992年3月 愛媛県四国中央市
丸住製紙 大江工場汽力 5 SUB-C 4.4 1988年8月 愛媛県四国中央市
四国計







三池火力発電所 三池 2 SUB-C 17.5 1975年6月 福岡県大牟田市
三菱マテリアル 九州工場 2 SUB-C 4 ●- 福岡県苅田町
三菱マテリアル 九州工場 3 SUB-C 7.49 ●- 福岡県苅田町
電源開発 松島 1 ●SC 50[0] 1981年1月 長崎県西海市 30年迄に廃止決定
電源開発 松島 2 ●SC 50[0] 1981年6月 長崎県西海市 30年迄に廃止決定
九州計



128.99[28.99]



沖縄電力 具志川 1 SUB-C 15.6 ●1994年3月 沖縄県うるま市
沖縄電力 具志川 2 SUB-C 15.6 ●1995年3月 沖縄県うるま市
電源開発 石川 1 SUB-C 15.6 1986年11月 沖縄県うるま市
電源開発 石川 2 SUB-C 15.6 1987年3月 沖縄県うるま市
沖縄計



62.4(●31.2)







<北海道電力>
北電管内の最大電力需要は冬のピークで5250MW程に なる。一方で廃止したい石油・石炭発電所は下記の通り3600MW程ある。
冬ピークは日本では北海道だけなので本州から送電で補うのが合理的である。なんならロシアとも電気のやりとりできると柔軟に行ける。エネル ギー大国ロシアに冬期には輸出も出来るかも知れない。
原子力の泊を無しでやり過ごせるようにするのは勿論のことであるが,苫東厚真の1650MWの内,30年経つ1号機350MWに加えSCと低効率の2号機 600MWの計950MWの廃止の機運は高まってきているとは云えよう。
<将来>
今後は苫東厚真700MW(但し石炭火力),石狩湾新港1708.2MW(27年着工30年完成予定),オリマルジョンの 知内700MW,北本連系900MWで計約4000MW分は賄える。(本州からの送電を主力と言い切ってしまうのもあれだが,ダブル化され たしピーク時の供給力を他所で補い,東京の夏のピークは比較的冷涼な北海道・東北が活躍するのはお互い補完的で望ましい姿である)
兎も角,再生可能エネを積み上げて揚水も京極3号機が出来れば1000MW程の調整力となる。これを風力で回して調整していくのがメインとなろう。
(京極も重要施設であるが冬の需要は終日一定の傾向であり,冬期は太陽光の日照量が減るので揚水の機能は限定的となるようだ。風力の専用調 整力と太陽光発電の夕方向け蓄電電源として活用できるという事でもある。)(このほか冬ピークにベストっぽい積 雪発電が待ち遠しい。ただ現状でも冬 期に発電ピークの来るメガソーラーもあるし夏 はホタテの廃殻,冬は雪を利用して太陽光を反射させて両面発電するなんて変わり種もあるそうな。意外にポテンシャルはあるのかも)
北本連系をフル活用為にもまた道北の風力エネ開発の為にも函館~道央の道南幹線 (275kV)と函館幹線(187kV)の何らかの形での増強が必要であろう。
<直近>
しかしこれは石狩湾新港が全3機稼働してからの話であり,当面は570MW程度であり,3000MW弱しか主力電源はないことになる。残る2000MW強 をなるべく再生可能エネで賄えれば下記1950MWを廃止出来よう。冬場の太陽光の変動は短期的な京極や高見・新冠の揚水合計850MWを利用しつつ対応したい。また元建設省河川 局長の竹村公太郎氏が主張するようなダムの発電量増加の試みも実現したい。冬期の発電量はどうなんであろう??北海道だとダムも凍結しちゃうって発電量減 るのだろうか?
北海道北部送電的な大規模蓄電が留萌・増毛系統と後志・道南方面にも設置して

発電所名

所在地

最大出力
(MW)

ユニット
No.

単機容量

運転開始
年月

発電
種別等

使用
燃料

その他・備考

苫東厚真発電所

厚真町浜厚真

1650

1号機

350

1980.10

SC

石炭
(海外炭)



2号機 600 1985.10 SC

●砂川発電所 砂川市豊沼町

250


3号機 125 1975.5 SC

石炭
(国内炭)
冬場は市内道路の積雪除去対策として、温排水 の一部を供給している。
2010年12月より3号機にお いて木質バイオマス燃料(木質チップ)混焼実 証実験実施。

4号機 125 1980.2
奈井江

0 1・2号機 [350]





長期計画停止中
石炭火発計

1,900

2,250※







※長期計画停止中の奈井江込み

●苫小牧発電所

苫小牧市
真砂町
250

1号機

250

1973.11

汽力

重油・原油
・天然ガス

同一敷地内。詳しくはこちら
苫小牧共同火発は元々日本軽金属系。
今は北海道パワーエンジニアリング所有。

●苫小牧共同火力発電所

250

3号機

250

1974.4

汽力

重油
伊達発電所

伊達市長和町

700

1号機

350

1978.11

汽力

重油

燃料輸送パイフライン
輸送距離:約26km 輸送量:280kl/時

2号機

350

1980.3

●音別発電所

釧路市音別町

148

1号機

74 1978 GT 軽油


1,2号機ともに2019.2廃予→そ の後延期
具体的な廃止時期は2019年夏頃に発表とされたが2019.9.24現在未だ発表はないようだ。

2号機

74

1978

石油系火発計

1,348



1,348









火発合計





3,598











さて●音別GT発電所(148MW)の廃止は2019年夏には当面継続と 公表されて未だ目処が立たないようである。たかだか150MW弱である。巨大蓄電池の実証実験的なもので対応出来ないものか?釧路地区の太陽光発電が充実 すれば可能ではなかろうか?アメリカ辺りでは既に実用化されている。
道東への電力罔増強は対応準備済みの道東幹線の昇圧が一番良さそうで ある。これにより空き容量が200MW程増加するそうな。全体の容量さえ確保出来れば音別の148MWなんて余裕で廃止できるであろう。十勝・釧路・北見 方面の再生可能エネの増設に期待である。

また老朽化した●砂川石炭火発250MW(1号機1975,2号機1980)は,紋別バイオマス発電50MW,王子グリーンエネジー江別発電所25MW, 室蘭バイオマス発電75MW(20.5稼働),WIND-SMILE(網走)22MW(20年には2,3号機迄稼働),奥村組の石狩新港新エネルギー発電 51.5MW(22.8運開予),勇払エネルギーセンター75MW(23.1稼働予)に電熱併給の北海道バイオマスエネルギーの下川と当別併せた3MWと (やや乱立気味ながら)新設され新設予定であり,これらで合計300MW程度の規模と なる。バイオマスの発電方法ははベース電源を構成する石炭火発と同類であり,廃止出来よう。

石油火力に関しては電力が足りない時期はフル稼働したりして調整力ではなく主力電源として酷使されてた時期もあったが今はどうであろうか?
この辺は風力発電が安定的に稼働してくると確率的に不要になってきそうである。

北海道北部風力送電事業Ⅰ期 600MW 稚内~中川送電線建設 これだけで240MW・720MWhの巨大蓄電池を設置
北海道北部風力送電事業Ⅱ期 800MW 中川~旭川嵐山送電線建設

系統側蓄電池で申請のあった留萌・宗谷方面 1180MW 190kmの送電線建設(中止になった日本送電は増毛~留萌で300~600MW)

石狩湾新港洋上風力 104MW
(仮)石狩湾新港洋上沖 Max1000MW

(仮)えりも風力発電事業(REパートナーズ 最大200MW 100km超の自営線建設
(仮)えりも岬風力発電所(日本風力開発) 最大150MW 100km超の自営線建設・28完成予
(仮)えりも町風力発電事業(JR東日本エネ開) 最大4~500MW 26年運開予

(仮)ウィンドファーム島牧 最大130MW
尻別風量開発 30MW
(仮)月越原風力発電事業 50MW
(仮)ウィンドファーム敷島内 Max30MW

(仮)桧山エリア洋上風力(電発) Max720MW
コスモエネルギー(上ノ国~せたな) Max1000MW

重複があるとして控えめに見積もって600+1000+1100+400+240+1000=4350MW程は開発可能だ。この4GWが全部停まってしま う凪の日(のしかも太陽光が使えない夕方以降の夜間)ってどのくらいの可能性があるのであろうか?
北海道北部送電で使用の240MW・720MWhの巨大蓄電池の 同等物留萌・増毛方面後志道南方面に設置すると480MW程 となる。
因みに福島天然ガス発電(株),福島天然ガス発電所1,2号機計1,180MW,2020年運開に北電は9%出資している(参 考)ので,106.2MW分の権益は有していることになる。 (首都圏での電力販売に参戦??)
兎も角風力開発を進めつつ一般水力とか色々積み上げて行けば2000MW強(2GW強)位は行けそうである。

あと発電機とか全部総取っ替え担ったりするのかも知れないから非現実的だけど,日本全体を60Hzに統一したいがその場合,先ずは北海道は東京・東北と分 離してるので60Hzに変え易いよね♪なんとかならんかなぁ~!?


<東北電力><酒田・相馬・常磐共同火力>
取り敢えず酒田共同火力700MW(石炭・1977-78/Sub-C),東新潟火力1・2号機1200MW(1977,83/重油原油利用),秋田火力 600MW(1980/石油),合計2500MW辺りは廃止したい。
取り敢えず上越1440MWが完成すれば残り1000MW。秋田・青森の風力・地熱を活用して廃止に追い込みたい。

【石炭】

社名

発電所名

最大出力
(MW)

ユニット
No.

単機容量

運転開始
年月

発電
種別

使用
燃料

その他・備考
東北電力

能代火力

600

1号機

600

1993.5

SC

石炭

新しいくせにSCと云う惨状。3号機600MWが出来たら廃止で良かろ う。

酒田共同火力発電

酒田共同火力

700

1号機

350

1977.10

Sub-C

石炭 酒田共同火力=東北電力(住軽アルミ=撤 退)
電後の石炭灰をセメント原料や園芸用肥料などにリサイクルしている

2号機

350

1978.10

Suc-C

石炭木質バイオマス
相馬共同火力発電

新地

2000
[1000]

1号機

1000[500]

1994.7

SC

石炭木質バイオマス 90年代半ば開業の癖にSC。何を考えとんね ん。。

2号機

1000[500]

1995.7

SC

石炭木質バイオマス
常磐共同火力発電

勿来

1450
[725]

7号機 250[125] 1970.10

石炭・炭化燃料・木質ペレット 7,8号機の東北電力の受電分は 300MW*2だから全て東電と折半っぽい。
と云う事で容量の[]内は東北電力受電分(一部推定)

8号機 600[300] 1983.9

石炭・ 炭化燃料・木質ペレット
9号機 600[300] 1983.12

石炭重油・炭化燃料・木質ペレット




[3025]











北東北の豊富な風力発電力賦存量を考えると早く廃止して風力発電に容量解放したい。
70年代竣工で亜臨界圧(Sub-C)でどうしようもない酒田共同火力は即廃止一択であろう。規模も小さく古い勿来7号機も即廃止で良い。
950MWぐらい能代3号機の竣工で即決可能だ。

風況と地熱の再エネの賦存と各地に調整力電源をこまめに配している東北電力である。再生可能エネの大量導入と平行して廃止を決断させたい。最低女川原発の 再稼働くらい認めないと厳しいかねえ。。

【石油】
火力発電所(内燃力発電所を除く)」
説明はこちら参照。

火 力発電所名 立 地

定 格出力
(MW)

ユ ニット名 燃 料 認 可最
大出力
(MW)
運 転開始
年月
発 電
効率

発 電
種別

備 考・その他

八 戸火力発電所 八戸市大 字河原木
字宇兵エ河原
394

3 号=廃止 重油・原油

(250) 1968.8





1958 年6月に1号機が運転を開始、4号機までが増設された。
設備の老朽化や稼働率の低下などにより1号 機、2号機は1982年に、4 号機が2006年にそれぞれ廃止された。
東日本大震災による電力供給不足から5号機が緊急設置電源として新設された。
5号機は排熱回収ボイラ、蒸気タービンおよび発電機を追加設置してCC化することで、恒久電源化する計画が発表され、2012年7月2日に運転を開始。
2012年11月28日には、JX日鉱日石 エネルギーと天然ガスの供給契約を結び、同社が建設中である八戸LNGターミナルから供給を受け、 5号機の燃料とすることが発表された。
2014年3月1日には建設工事が完了し、試運転が開始された。

5号
(緊急設置電源
→恒久電源化)

軽油
→LNG
(2015.7から)

G/T274
S/T120

2012.7

ACC

秋田火力発電所 秋田市飯島字古道下川端

600

2 号=廃止 重油・原油 (350) 1972.2





1号機(350MW/原油・重油 /1970.8設置)は2003年に 廃止。
2号機= 2020年4月廃止ソース: 東北電力
3号機=2019年9月廃止ソー ス:東 北電力
5号
機(緊急設置電源)=19.3廃止ソース:日経 新聞
3 号=廃止 (350) 1974.11





4号 600 1980.7



5 号=廃止

軽油

(333) 2012.6 36%



新 仙台火力発電所 仙台市宮 城野区港

0


1号


重油

350▲

1971.8~
2015末廃予





2号機(600MW/原油・重油・天然 ガス/1973.6設置)は2011.10廃 止
3号系列は3-1:490及び3-2:490
※2高効率コンバインドサイクル発電方式
東 新潟火力発電所 北蒲原郡 聖籠町
東港

1900
→1200

1号 重油・原油
天然ガス・LNG
600 1977.4
2011.5再開





かつては 沖合に位置していた阿賀沖油ガス田よりパイプラインで天然ガスを利用していたが、資源枯渇による生産停止後の1998年以降は隣接地の埠頭付近に設置した LNG基地から供給を受けている。
この基地からはパイプライン(総延長251km)を介して、東北天然ガスが新潟火力発電所や新仙台火力発電所への供給を行っているほか、東北地方南部地域 を中心に天然ガスを供給している。

港1・2号機はもともと新潟共同火力の 発電所の様である。
老朽化しており2021.3目途に長期計画休止:ソース・毎日新聞


2号 600 1983.6



5 号[緊急設置電源]→廃止

(339) 2012.6 38%[LHV]

G/T

港 1号 重油・LNG 350▲ 1972.11





港 2号 350▲ 1975.11



港 3号系列
[緊急設置電源]→廃止

軽油

(53.8) 2011.8 33%[LHV]

G/T

新 潟火力発電所

393

4 号 重油
天然ガス・LNG
(250) 1969.8







5号 天然ガス 109 2011.7



6 号 天然ガス (34) 2012.1



参考;東 北電力の主な発電所

<JERA>
東電と中電が発電事業を統合。日本最大の発電所Gを形成。

老朽化火発は以下の如し
●相馬新地2000*0.5=1000
●常磐勿来1450*0.5=725
●JERA知多700*2=1400
─────────────
             3125

旧東京電力…一生懸命東京湾岸火発のリプレースや常磐沿岸での石炭火発開発に余念なし。リプレースが進み老朽火発の廃止に一定の目処
S/T: 蒸気タービン G/T:ガスタービン D/E:ディーゼルエンジン C/C:コンバインドサイクル
汽 力:汽力発電(蒸気) CC:1,100℃級コンバインドサイクル発電 ACC:1,300℃級コンバインドサイクル発電
MACC: 1,500℃級コンバインドサイクル発電 GT:ガスタービン発電 DE:ディーゼルエンジン発電
LNG: 液化天然ガス NGL:? LPG:液化石油ガス 



発電所名

所在地

最大出力(MW)

ユニット
No.

単機容量

運転開始
年月

設計熱効率(%)
(LHV)

発電
種別

使用
燃料

その他・備考

五 井ユナイテッドジェネレーション 市原市
五井海岸

(2340)


1号機

約780

2023予

64%

MACCII

LNG

元石油火発,LNG転換,更にCC化を経て 2018.3末廃止。新たな設備を建設する主体は、JERAの100%子会社「JERAパワーインベストメント合同会社」と、JXTGエネ ルギーとが2:1の比率で出資する五井ユナイテッドジェネレーション合同会社

2号機

約780

2023予

64%

MACCII LNG

3号機

約780

2024予

64%

MACCII LNG















千葉 千葉市中央区蘇我町 2,880


1号系列 S/T118.1*4
G/T241.9*4

2000.4

54.2 ACC LNG 3号系列は東日本大震災による 電力の供給力低下を補うため、緊急設置電源として2011年8月から12年7月にかけ、3基のガスタービンを設けた。
これに蒸気タービンを後付けし、コンバインドサイクル(CC)化する工事が行われた。
「スピード重視で、まずガスタービンを動かし…後から蒸気タービンを増設するCC化は当社として初めて」(松崎章夫所長)という。
 ガスタービンは燃焼温度1500度C級の最新鋭設備。緊急事態として世界中で遊休設備がないか探し求めたところ、「たまたま最新鋭の新古品があった…」 (同)と振り返る。1基目がまず来週から試運転に入り、2基目が14年1月中旬、3期目が同3月中に稼働する。
これにより、3台の合計出力は現行の100万キロワットから150万キロワットに増え、熱効率は39%から58%に高まる。
> >1968参照

2号系列

S/T127*4
G/T233*4

2000.6

3号系列

GT334*3
(S/T167*3付加か?)

(2012.7)
※C/C化工事中


(39.0
約58)

(GT)
→MACC

(LNG)

姉崎

千葉県市原市
姉崎海岸

3,600
(5.6)

1号機

600

1967.12

42.7 汽力(SC) 重油
原油
LNG

特に1~4号機は老朽化・低効率・石油火力で更新すべ き→廃止が予定されている



2号機

600

1969.11

3号機

600

1971.6

重油
原油
NGL
LNG
LPG

4号機

600

1972.9

5号機

600

1977.4

43.0 LNG
LPG

6号機

600

1979.10

袖ケ浦 千葉県袖ケ浦市中袖 3,600 1号機

600

1974.8

43.0

汽力 LNG >>2119に 拠ると東京ガスのLNG輸入基地に隣接。
設備更新を東京ガスと組んで行う可能性も,とある。
2号機

1,000

1975.9

43.5
3号機

1,000

1977.2

4号機

1,000

1979.8

富津 千葉県富津市新富 5,040 1号系列

S/T 52.18*7
G/T 112.8*7

1986.11

47.2 CC LNG 世界最高水準の熱効率を実現するMACCの運 転を2008年7月より行っている。
LNGタンクを新設するが2017年から輸入が開始される米国産シェールガス専用とする。>>1950
シェールガスはメタンが成分の殆どを占め軽質と云われ从来の天然ガスとは成分が異なる。
既存のLNGとの混焼も可能なように設備を改造する必要があるが資金難の中,他者と組むことも検討中。

2号系列

S/T 52.18*7
G/T 112.8*7
1988.11

3号系列

S/T 131*4
G/T 249*4

2003.11

55.3

ACC

4号系列

S/T 171*3
G/T 336*3

2010.10

58.6

MACC

JERA パワー横須賀




神奈川県横須賀市
久里浜
(1300)

1号機

650

2023予

43.0

USC

石炭

旧東電横須賀火発。2016.4分社化,東電F&P へ。2017.3末で発電所廃止
跡地ではJERAパワー横須賀(合)により新発電所建設進む。JERAパワー横須賀社は、横須賀火力発電所の更新にあたり、新たな発電所の建設と運営を行 うため、株式会社JERAの100%子会社であるJERAパワーインベストメント合同会社が出資し、設立した会社

2号機

650

2024予

43.0

USC

石炭



川崎 川崎市川崎区千鳥町 2,000
→3,420
(128)
1号系列

S/T 167*3
G/T 333*3

2009.2

58.6

MACC LNG 2号機系列第二軸・第三軸はMACCII化工 事中。実現すると熱効率は60%を超える。
・2号系列第2軸2016年1月(当初予定を約6ヵ月前倒し)※2015年6月初旬より試運転を開始。
・2号系列第3軸2016年10月(当初予定を約9ヵ月前倒し)
MACCⅡの導入効果により、燃料費などのランニングコストを1軸あたり約170億円/年、CO2排出量を約70万t/年削減できる見込み。

2号系列
第1軸

S/T 167*1
G/T 333*1
2013.2

2号系列
第2,3軸

710*2

2016.1
2016.10

約61%

MACCII

(緊急設置電源)
1号G/T

(G/T128)

(2011.8)

(30.5)

(GT)

(LNG)

横浜 横浜市鶴見区大黒町 3016

5号機

(175)

1964.3

41.6

汽力 重油
原油
NGL
LNG
5,6号機は老朽化・低効率・石油火力で更新すべき→長期計画停電中

7・8号系列の計8軸のタービンを新型に交換>>3003,出力増強,発電効率も向上する。

6号機

(350)

1968.6

42.2

7号系列

1508(377*4) 1998.1

55.8


ACC
8号系列

1508(377*4) 1998.1

南横浜 横浜市磯子区新磯子町 1,150 1号機

350

1970.5

42.4 汽力 LNG 老朽化・低効率
>>2119に 拠ると東京ガスのLNG輸入基地に隣接。
設備更新を東京ガスと組んで行う可能性も,とある。

2号機

350

1970.4

3号機

450

1973.5

東扇島 川崎市川崎区東扇島 2,000 1号機

1,000

1987.9

44.6

汽力 LNG

2号機

1,000

1991.3

44.7


















鹿島

茨城県神栖市東和田 4,400
→5660
(804
→1260)

1号機

600

1971.3

42.7 汽力 重油
原油
1~4号機は老朽化・低効率・石油火力で要更 新→2018年迄に停止
7号系列と同様の装置で更新か?

7号機はCC化がほぼ終了。出力804MW→1260MWへ増強


2号機

600

1971.9

3号機

600

1972.2

4号機

600

1972.4

5号機

1,000

1974.9

43.2
6号機

1,000

1975.6

大井 東京都品 川区八潮 (0)

1号機

(350)

1971.8

42.2 汽力 原油

1~3号 機は老朽化・低効率・石油火力で要更新。→2016年4月1日より全機長期計画停止


2号機

(350)

1972.2

3号機

(350)

1973.12

広野 福島県双葉郡広野町
大字下北迫字二ツ沼
4,400 1号機

600

1980.4

43.1

汽力 重油
原油

6号機完成後に7号機の建設も検討> >1919
1~5号機→2018年迄に停 止

2号機

600

1980.7

3号機

1,000

1989.6

44.3

4号機

1,000

1993.1

44.2

5号機

600

2004.7 45.2 石炭

6号機

600

2013.12

品川

東京都品川区東品川

1,140

1号系列

S/T133*3
G/T247*3

2003.8

55.3

ACC

都市ガス

最新鋭ACC火力発電
常陸那珂 茨城県那珂郡
東海村照沼


2,000

1号機

1,000

2003.12

45.2 汽力

石炭

東電30年ぶりの石炭専焼火力発電所。
1号機;主蒸気圧力:250kg/cm2・主蒸気温度:600℃・再熱蒸気温度:600℃
更に東電(3.45%)が中電(96.55%)と組んで新会社常陸那珂ジェネレーションを設立,火力発電所を常陸那珂発電所内に建設。
出力600MW。380MWを東電が,160MWを中電が,60MWを新会社が販売。>>1967

2号機

1,000

2013.12

常陸那珂 ジェネレーション

600

1号系列

600







出 典:東 京電力火力発電について一 覧表

旧中部電力…もとからLNGの比率が高く原発比率が低く脱ベース電源に一番近い電力会社。勿論石炭の開発もぬか りなく石油火発の廃止でも他社に先駆けている。ここに纏めた。下に再掲。2019年 にJERAに移管された。
経営体力に優れた中電であり古いLNGも廃止していきたい。



発電所名

所在地

総出力
(MW)

ユニット名

単機容量
(MW)

運転開始
年月

熱効率

発電種別

使用燃料

その他備考





知多火力発電所

知多市北浜町 1,708

5号機 854

1978.3
→26廃



排気 再燃型CC LNG

中部電力と東邦ガスが共同運用するLNG基地 から供給>>1577
1~4は休止済み2021廃止。5号機も 26年廃止へ
6号機の廃 止も時間の問題であろう。

6号機

854

1978.4



排気再燃型CC LNG
渥美火力 発電所 田原市小中山町久エ森 1400


3号機

700

1981.5 42.5[LHV] 汽力

原油・重油

3,4号機の稼働率は25%程度。
廃止も時間 の問題であろう。

4号機 700 1981.6 42.5[LHV] 汽力

原油・重油
碧南火力 発電所 碧南市港南町 4,100

1号機

700

1991- 43%

SC

石炭木質バイオマス

太平洋C藤原工場との間で炭カルと石炭灰の往 復輸送。
2010バイオマス利用本格化>>566
SCの1~2号機は武豊の運開で廃止であろう
廃止後も単カル輸送は残したいが。。

2号機

700

1992- 43% SC

3号機

700

1993- 44% USC

知多第二 火力発電所 知多市北浜町 1,708

1号

854

1983.9



排気再燃型CC

LNG

1994~1996年にかけてGTを追加し CC化,出力を増強。
既存の汽力発電設備の単独運転が可能。>>wiki

2号 854 1983.9





川越火力 発電所 三重郡川越町
大字亀崎新田字朝明
4,802

1号

700

1989.6

47.1[HHV]

汽力

LNG

中電のLNG基地併設。
3・4号系列共にG/T158MW*7軸,S/T85MW*7軸

2号

700

1990.6

四日市火 力発電所 四日市市三郎町




4号系列 585(5軸) 1988 47.3%[LHV] CC

LNG・LPG コスモ石油製油所に隣接。
過去には石油類も燃料であった。
LNG基地は海蔵川挟んで対岸。LPG基地もLNG基地の隣。
1~3号機は2018.12迄 に廃止された。


5号機? 49 2020予



木質バイオマス(専焼)

とは総研が勝手に指定した優 先的に廃止したいのが知多(LNG・854MW)・渥美(石油・1400MW)・碧南(石炭・1400MW)の計3600MW (3.6GW)。これぐらいは水力発電の増強とか風力開発等でなんとか捻り出したい。能登半島や遠州地方の風況は良い。活断層が真下にあってもう動かせな い志賀原発や唯一の管内立地で増やしてしまった浜岡原発の廃炉後の空き容量活用の為に有効活用しな~い。能登半島の風力も気運が高まってる様(計画だけでざっと380MW程)であるし(全然 足りないけど・・)。

んで,その次ぎに来るのがLNGながらも古い川越の1・2号機(1400MW)と四日市の4号系列(585MW)の計1985MW(約2.0GW)。自然 エネの開発が待たれる。
武豊運開後は思い切って碧南廃止して炭カルと石炭灰の往復輸送も藤原工場⇔武豊発電所に移行できないかな??


<北陸電力>
もう殆どの火発が古い北陸電力。どないすんねん。。以下の2000MWを思い切って廃止してしまいたい。北海道電力同様原発依存のツケが回ってきてるん ちゃうか。中国電力も四国電力も同様の傾向がなきにしもあらず。

発 電所名 所在地

定 格出力
(MW)

ユ ニット 運 転開始
年月
燃料

発電
方式

そ の他・備考
ユニット名

出力
(MW)

種類

年間使用量

富山火力 富山県富山市 250

4号機 250 1971.1

原油・重油







富山新港火力

富山県射水市

1,500


1号機

500

1974.10

原油・重油 約65万t



LNG1号機を建設中,LNG2号機を計画中。
2号機にはLNG対応工事がなされた。
石炭1号機の廃止は延期された。


2号機 500

1981.11

原油・重油LNG

約65万t



石炭1号機

250

1971.9

石炭重油 約50万t



石炭2号機 250 1972.6

石炭重油 約50万t



福井火力 福井県坂井市 250

三国1号機 250 1978.9

重油・原油







敦賀火力 敦賀市泉 500 1号機 500 1991.10 石炭

SC

石炭合計 1,000













合  計

2,500















電発・ 高砂

兵庫県高砂市

[50※]

1,2号機

[50]

1968,69

石炭

Sub-C リプレース計画に失敗・※陸電受電分
石炭総計 1,050













総  計 3,550















ピーク用電源が 1,500MW,ベース用電源が高砂含め1050MW。

まあ現実的にはLNG対応工事の投資をしてつつ関電や中電からの応援や水力発電の増強や再生可能エネの増加で賄えるかな?地道に水力を増強する姿勢は評価 したいが。

こんな暢気なこと書いてたら事態は結構深刻らしい。

2018.2.13
「日本一電気料金が安い」北陸電力の苦境
https://diamond.jp/articles/-/159034
週刊ダイヤモンド編集部

 北陸電力が苦しんでいる。

 1月31日、電力10社の第3四半期決算と今期決算予想が出そろったのだが、同社の2018年3月期第3四半期累計は、連結で1億円、個別では過去最大 の24億円の最終赤字に陥ったのだ。…

 主な要因は同社の主力石炭火力発電所2機が同時期に定期点検によって稼働停止し、落ち込んだ発電量を補うため石油火力発電所等を稼働させなければなら ず、その燃料費がかさんだことだ。

 …発電所は定期検査が義務づけられており、電力会社は点検を実施する際、急激な発電量の減少とコスト増を避けるため、検査時期が重ならないようにする。

 今回、北陸電力はやりくりがうまくいかず、2機合計140万キロワット(とは註:敦賀2号機と七尾大田2号機というこのようである。残るは小さい方の敦 賀1号機・七尾大田1号機各500MWに老朽化した石炭1・2号機各250MWということで確かに半減である。やりくりが巧くいかないというのは七尾2号機が9/22に停止 作業中にタービン付近で発火した様である。復帰がなる前の11/11,今度は敦賀2号 機のボイラーから蒸気が漏洩して停止したようだ。)、同社の石炭火力発電所の能力の約半分を止めなければならない状況に陥ったのだ。…



700MWも廃止する余裕は余りなさそうである…。詳しくはこちらで検討能登半島の風力も気運が高まってる様(計画だけでざっと380MW程)であるし活用し たいところ(全然足りないけど・・)。



<関西電力>系統罔図(巨大!)はこちら
ここも九電と並んで原発再稼働で需給が緩みまくってる。価格に敏感な関西人に赤字垂れ流した関電が値上げで対処した結果激烈な競争が開始されたことも大き い。
いくつかのリプレースを断念して財務を整えて今後の大量廃棄に期待したい。

2000年 和歌山LNG火力発電所(3700MW)着工
2004年 御 坊第二火力(4,400MW・オリマルジョン)中止
2005年 和歌山発電所工事中断
2011年 東日本大震災,以降順次原発停止。
2012年~2013年 暫定基準のもとで大 飯原発3・4号機が一時的に再稼働
2014年 関電は相生石油火発(750MW=375*2)でLNG利用の為の設備投資を発表。和歌山LNGを2024年以降に新設の意向と報道>>2197電 発高砂のリプレース発表(500MW→1200MW・新1号機2021運開・新2号機2027以降運開),兵庫県知事はIGCCの導入を要求& amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;>3330-3331
2015年 関電は赤穂石油火発(1200MW)の石炭への燃料転換(2020年予定)を発表>>2831
2016年 関電高浜(2360MW)再稼働,安定供給へ>>3594相 生発電所1・3号機のLNG利用に向けた改 良工事竣工。
2017年 関電大飯(1740MW)再稼働合格>>4178相 生発電所2号機(375MW)は三菱商事と組んでバ イオマス火発(200MW)とすることを発表。
2017年 海南火発1~3号機停止 (●1・2号機1970運開450*2+3・4号機1974年運開600*2=2100MW)・赤穂の火発(石油・1987年稼働・600*2=1200MW)の石炭火発転換中止>>4271-4272
2017年 6月に高浜3,5月に高浜4 (計1740MW)が再稼働。和歌山市の自治会がLNG火力発電所工事再開を要望
2018年 関電との話し合いが付かないこともなって電発高砂(●1・2号機・石炭・1968-69運開・250*2=500MW)リプレース中止>>4665。3月に大飯3,5月に大飯4(計2360MW・合計 4100MW)が再稼働。
2019年 海南発電所(2100MW・石 油)廃止
2020年 2月に美浜3(826MW・合計4926MW)再稼働予定姫路第二5・6号機(LNG・1973運開・1200MW)廃止予定
2021年 電発高砂のリプレース完成後,1・2号機(500MW)廃止予定→リプレース取りやめに伴い(当面?)存続
2023年 相生2号機のバイオマス化 完成・運開予定

いい加減長期計画停電中の多奈川第二 1200MW(600*2)[1977運開・2005停止]宮津エネ研750MW(375*2)[1989運開・ 2001停止]は廃止で良かろう。
更には競争激化で電力設備が余ってる関西地区なのでこのまま老朽化して停止中の1~3(450*2+600)と 定期検査期間残が長くて停止を免れた4号機(600)の関電・海南(石油・1972~74運開・ 2100MW)とリプレースの予定が立たないまま本来の廃止予定期日が迫る電発高砂1・2(石炭・1968,69運開・2020 年廃頃予→廃止中止・500MW・関電50%・中部40%・北陸10%)は廃止で良かろう。関電と中電には余裕 がある。陸電は何らかの対処が必要かも。
赤穂(1987運開・石 油・1200MW)といい御坊(1984-85運 開・石 油・1800MW)と云う中 途半端に新しい癖に石油火発の発電所をなんとかし たい。それより一寸古い相生(1982-83)は既にLNG化とバイオマス化と転換が進んでいる。
同じく原発の再稼働の進んだ九電はなんとLNG汽力火発のの新小倉の一部休止にも踏み切っている。関電だと姫路第二5・6号機(LNG・1973運開・2020 年廃予)の廃止に相当か。関電も頑張って2号機は 既に休止の御坊とリプレースが破談になった赤穂の廃止して石油火発ゼロにせえ。


発電所名

所在地

最大出力(MW)

ユニット
No.

単機
容量

運転開始
年月

設計熱効率
(LHV)

発電
種別

使用
燃料

その他・備考

堺港

堺市西区
築港新町

2,000

1号機

400

2009.4

58%[LHV]



MACC

LNG

2005年より設備更新・CC化が行われた>>NL


2号機

400

2009.7

3号機

400

2009.10

4号機

400

2010.4

5号機

400

2010.9

南港

大阪市住之江区
南港南
1,800

1号機

600

1990.11



汽力(SC)

LNG



2号機

600

1991.2



3号機

600

1991.10



関西空港
エネルギーセンター

大 阪府田尻町
泉州空港中
40

1号G/T
2号G/T

20
20

1993.11



GT

LNG
灯油



姫路第一

姫路市飾磨区
中島
1507.4

5号機 729 1995.4

CC LNG



6号機 729

1996.5

CC
姫路第二

姫路市飾磨区
妻鹿常盤町
5・6号及新1~6号機
:4119.0
(新1~6号機:2919.0)
(旧1~6号機:2550.0)

5号機

600

1973.10-2020予

約42%

汽力

LNG

2007.5から環境影響評価 法等に基づく手続き及び事業性評価を進めてきた。
1,600℃級G/Tを用いたCC方式に更新するとして2009年より同計画を進めることとした。>>NL

5・6号機は2020年廃止予 定
新4号機は計画を2ヶ月程前倒しして2014.3より試運転開始>>NL
新1~6号機はいずれも暫定460MWで運転中

6号機

600

1973.11-2020予

新1号機

486.5

2013.8

約60%

MACC

新2号機

486.5

2013.11

新3号機

486.5

2014.3

新4号機

486.5

2014.7

新5号機

486.5

2014.9
新6号機

486.5

2015.3
相生

相 生市
相生字柳山
1125
→約950

1号機

375

1982.9/2016.5燃転



汽力

重油・原油
LNG・重油・原油

2016年を目途に1号機と3号機でLNGを利用可能にする工事の着工準備 中>>2197
併せて大阪ガスの姫路岡山ラインから導管を設置し供給を受ける。

残る2号機だが三菱商事と組んでバイオマス発電に転換する事になった。>>2921
「相生バイオエナジー」(関電60%・三菱商事パワー40%)

2号機

375
→約200

1982.11



重油・原油
バイオマス

3号機

375

1983.1/2016.8燃転

重油・原油
LNG・ 重油・原油

赤穂

赤 穂市
加里屋
1200

1号機

600

1987.9



汽力

重油
原油

2020(H32)年予定で原材料の石炭への転換を予定するも結局,燃料転換は中止となった。

2号機

600

1987.12



御坊

御 坊市
塩屋町
1800→1200(600) 1号機

600

1984.9



汽力

重油
原油
御坊第二発電所(1100*4= 4400MW)→計画中止
御坊発電所2号機も休止。1・3号機の休止も有り得るだろう。


2号機

(600)

1984.11 -2019.4休



3号機

600

1985.3



和歌山

和歌山市

3700(予)









CC?

LNG

>>2197


電発:高砂


高砂市


500
関電:250
中電:200
陸電:50


1号機
2号機


250
250


1: 1968.07.01
2:1969.01.18

2030年度迄に廃











リプレース計画失敗。廃止するしかなかったが2020.11にやっと発 表。


・数ヶ月おきに稼働開始するケースが多いようである。平行して建設して準備班だけ最後に一つ一つ稼働させてく感じなんか?
・原発がメインの関電だけど火力発電は少ない上に重油・原油が多いようだ。原発停止以後の関電苦闘の原因の一端はこの辺にもありそうだ。
・東電がCC・ACC・MACCと区別してた発電方式だけどコンバインドサイクルとしか記述して居らず詳細は不明。LHVも公表して居らずちょっと閉鎖的 な印象。


休止や燃料転換された石油火発・老朽化火発 (予定含む)
相生1~3号機 1125MW(375*3) →1・3号機:LNG化 2号機:バイオマス化
海南1~4号機 2100MW(450*2+600*2) →廃止
姫路第二5・6号機 1200MW(600*2)LNG1973
御坊2号機 600MW
─────────────────────
 合 計    5025MW(石油3825MW・LNG1200MW)

残る石油火発・老朽化LNG
赤穂1~2号機 1200MW(600*2)石油1987(リプレース計画中止)
御坊1・3号機 1200MW(600*2)石油1984-85(2号機休止)
電発:高砂1・2号機  500MW(250*2)石炭1968-69(関電の受電分は250MW)→リプレース計画中止
─────────────────────
 合 計    2900MW

美浜3で4926MW再稼働で廃止が5025MWである。高砂もリプレースを断念でも予定通り廃止すべきであろう。北陸電力分50MWは措置が必要かもし れぬが(北電の項参照)。
赤穂は調整力が足りない中国電力に売却してLNG化,御坊は御坊第二で計画されてたオリマルジョンを利用出来るように改造したらどうだろう?ってのが個人 的な提言。赤穂や高砂で石炭のリプレースを断念したのでベース的な電源は不要であるとはいえオリマルジョンは安価であるしベネズエラの政情不安はあるもの の燃料の多様化は魅力的である。重油はCC化とかあんま聞かないけどピーク用で稼働率低いから?オリマルジョンが安価でミドル運用ならCC化も検討できな いか?

<中国電力>
Website等に拠ると老朽化した中 国電力の火力発電は以下の4箇所

発電所名 所 在地 定格出力
(MW)

ユニットNo

単機容量
(MW)

運転開始
年月

燃 料

発 電
様式

そ の他・備考
水島 倉敷市水島 156 2号機 156 1963※ 石炭

※1984年:原油より燃転
水島事業所への供給蒸気量等により出力は変動(120〜156MW)
玉島

倉敷市玉島


1,200

1号機

350

1973.3

天然ガス・重油・原油

汽力

1号機のみ天然ガス併燃化工事(2014年4 月)


2号機

350

1974.4

重油・原油

汽力

3号機

500

1976.6

汽力

大崎 豊田郡大崎上島町 0(258) 1-1号機 [259] 2000.11 石炭 PFBC 2011年より長期計画停止
岩国 岩国市藤 生町 0

2号機

[350]

1972.4

重油・原 油 汽力

2018年2月から稼働を停止
2020年6月に廃止←New!!実現
3号機

[500]

1981.9

汽力

下松 下松市 0(700) 3号機 [700] 1979.9

重 油・原油 汽力

2019.2 休止!←New!!実現

新小野田 山陽小野田市 1,000 1号機 500 1986.4 石炭木質バイオマス SC [L]41%
2号機 500 1987.1 石炭木質バイオマス SC [L]41%
下関 下関市長府港町 575

1号機

175

1967.3

石炭

Sub-C

2009年に高硫黄石油燃料に対応出来る2号機運開>>410

2号機

400

1977.9

重油 汽力

石炭計
石油計

1,331[1,589]
1,600[2,300]

中電管内でピークとベースで稼働中電源から2,931MW減 らす形。
ピークに関しては太陽光開発で対応可能っぽい。

天然ガス・石油併燃も石油にカウント。

合計

1,625













こいつらを廃止して再生可能エネの供給力と揚水とCCの需要追从で補いたい。
各電源毎に纏めてみるとベース電源偏重で四電や北電同様調整力軽視な電源構成に 見える。。電力需要ピークに関電に電力供給して融通電力を上げ下げして調整,最終的には関電の調整力で調整する体制になっているのであろうか?

ベース的に使われていると思われる下関1号機175MWは規模も小さいし効率悪いし即廃止すべき。175MW程度は有り余る九電管内の石炭・原子力のベー ス電源で補いたいし,連系に制約出てる太陽光も送りたいし,で,関門連系線を是非増強したい。



<四国電力>

火力発電所一覧表(2010.8.1現在)



発電所名 所在地

出力
(MW)
ユニット名

単機容量
(MW)

運開

効率など

使用燃料

その他・備考
四国電力

阿南発電所 徳島県阿南市
橘町

幸野 450
(900)

3号機
4号機

450
(450)

1975.5
1976.12



石油

阿南発電所は新徳島発電所として建設。隣接し て橘湾発電所がある。
阿南発電所1号機125MWは 1963年運開,02年4月から長期計画停止中
同2号機220MWは1969 年運開,2011年12月に運転再開,16年8月から長期計画停止中。
1,2号機ともに2019年3 月を持って廃止。
阿南4号機は19年4月より長期計画停止。

橘湾発電所 小勝 700 1号機

700





石炭



電源開発

2,100

1号機
2号機
1,050
1,050






四国電力

西条発電所



406 1号機

156
→500

1965.11
1983.7燃転
2005混焼開始
2022リプ予



石油→石炭・石油→
石炭石油木質バイオマス(2%以下)
汽力
→USC

2022年運開予定で1号機のリプレースを計画
石炭焚きの予定だが木質バイオマス混焼も継続すべきでまた混焼率も上げていくべきだろう。











2号機

250

1970.6
1984.1燃転
2005混焼開始



石油→石炭・石油→
石炭石油木質バイオマス(3%以下)
汽力



四国電力 坂出発電所 香川県坂出市
番の州


1,446


1号機

296

2010.8.1 57%[LHV] LNG CC 1・2号機を石油・コークス炉ガス燃料から LNGCCへ転換を果たした。
隣接してLNG基地が建設された。
コークス炉ガスは隣接する三菱化学の工場からのものと思われる。
コークス炉は引き続き3・4号機で利用される。


2号機

289

2016.8 58%[LHV]

LNG

CC

3号機

450

1973-



重油・原油・コークス炉ガス

汽力

4号機 350 1974-
2010.3燃転



重油・原油・コークス炉ガス
→LNG・コークス炉ガス
汽力

坂出LNG(株)

坂出LNG基地

緑 町

18 万kL*1基 2010.3.25







四国電力70%、コスモ石油20%、四国ガス10%



合計





3,797















全火力発電所が使用燃料の取り合わせが異なっている。

西条1号機はリプレースされ500MWに 増強される。これを期に旧1号機195MWだ けではなく2号機(250MW)も廃止すべきである,というか廃止されるであろう。そもそ も出力が上がってるし,四国地方のベース電源担い得る木質バイオマス発電所もイーレックスの土佐発電所20MWに坂出林田バイオマス発電所74.95MWにレノバと大ガスの出資 する徳島津田バイオマス発電所74.8MWの 計169.75MWがあり,これらを武器に新電力が参入してくる。

地形上も地質上も問題も多いが伊方3号機(890MW) の稼働(2018年10月)で一息ついた四電は2019年に阿南1,2号機(計345MW)を廃止し,4号機を休止した。これらは原発のベース電源 と云うよりは石油火力の調整力電源であるので,運用上は坂出発電所のLNGCC化(1号機296MW2010年・2号機289MW2016年)が大きいだろ う。長期計画停止中の阿南4号機450MWに加えそれより古いのに計画停止が見送られた3号機450MW, 更には坂出発電所内で規模が大きいものの燃転が見送られた坂出3 号機450MWなんかは優先して廃止も視野に入っているのでは無いか?坂出 に関してはコークス炉ガスの有効利用は大前提であるけど。
いずれにせよ石油火発1350MWの廃止の為には一定の調整力の確保が必要となることは事実。中電同様,LNGCCが弱 い気がするが再生可能エネ時代をどう乗り切る心算か?関電のLNG火発に依存か?
四国は雨降らないイメージ(香川県や早明浦ダムの渇水)があるが意外に水力発電もある。また2000~15年で24.7MWの増強をしており,更に 2015~20迄に5.4MWの 増強を予定して(ソース:四電)おり,勿 論廃止したい1300MW(稼働900MW)に比べては僅少であるけど,2020年3月現在で1,152.5MWの調整能力に富んだ水力発電能力を有して いる(ソース:四電) とのことで,この1GW超の内615MWの本川揚水発電を含めて対応体制は整っているということか。このうちどの程度が調整が余り効かない流れ込み式なの かな。。

<九州電力>
出典:http://www.kyuden.co.jp/effort_thirmal_k_hatsuden_index.html

原発の再稼働が進み4GWを手に入れて一転して電力供給が緩みっぱなし九州電力。電発と併せ中途半端に新しい石炭火発も残るもの の老朽化火発の一掃では中電と競う。ほぼ原発稼働分の4GW程度を休廃止としたかする予定としている。予定が全て実現した暁には旧一電初の石油火発0が実現する!!
しかもなんとLNG(非CC)の新小倉の一部(1979運開の4号機)休止に迄踏み込む等意欲的だ。ここまでやられちゃうとこれはもう原発推進派の九電の 環境派に対する超絶アピールだな~w

発 電所名 所 在地 最 大出力
〔MW〕
ユ ニット名 単 機容量[MW] 運 転開始
年月
熱 効率 発 電
方式
主 要燃料 そ の他・備考
電発:
松島火力
長崎県西海市 1,000 1号機 500 1981,1

SC 石炭 2030年度迄に廃止を表明(2020.11)

2号機 500 1981,6

SC
松浦

長崎県松浦市
志佐町白浜免
開発 700
(1700予)

1号機

700

1989.6

40.7

SC

石炭 九州電力初の海外炭を用いる大型火力発電所と して開発
隣接する電源火発と併せ「東洋一の石炭火力」と称された
(九電2号機と併せて計3,700MW,中電碧南火力が4,100MW。)

九電2号機は2001.4には工事が開始されたがその後中断
運用開始時期が2023年以降に変更となった。
その後前倒し

2号機
=建設中

(1,000)

2023以降



USC

電発:
松浦火力

瀬崎 2,000

1号機


1,000


1990.6


43%
(LHV)

SC

2号機 1,000 1997.7 44%
(LHV)

USC

苓北 熊本県天草郡
苓北町
1,400 1号機

700

1995.12 42.1%
(HHV)

SC

石炭 構内には余熱を利用して海水から食用塩を製造する設備がある

2号機

700

2003.6

42.8%
(HHV)

USC

苅田
(かりた)

福岡県京都郡
苅田町長浜町
360
(735)

新1号機 360


2001.7 42.8%
(HHV)
PFBC 石炭


新1号機は安定稼働に問題のあるPFBC。
近年も不安定な稼働(2016年2019 年)の様である。
ぎりぎりの法定耐用年数だけ利用して即廃止されるの であろう。

●新2号機

(375)

1972.4
-2017.5廃





重油・原油

・豊前

福岡県豊前市 (1,000)



500
500

1977.12
-20年度廃





重油・原油 老朽化した高コストの石油系火力発電所。
計画を前倒しして1号機は2019年廃止・2号機は2018年停止

●相浦

長崎県佐世保市

(875)

(375)
(500)

1973.4/1976.10
-2019.4廃




重油・原油 2019年廃止予

・川内

鹿児島県
薩摩川内市

(1,000)



(500)
(500)

1974.7
1985.9





重油・原油 2018 年停止

休廃止済電源

3,250

SCPFBC3,760MW… 太陽光開発で夏ピークが下がって廃止可能ではないか?

松浦1号機は規模も小さいし発電効率も悪いし廃止したい。
まあ九州のベース電源は原発があって過剰だけど,原発停止も視野に入れたいからとっとと廃止に追い込みにくい部分もあるんだけど。。

とはいえこんな感想は既に21世紀的ではない。アメリカでは太陽光発電と蓄電池の組み合わせが石炭火力を駆逐しつつある御時世なのである。
太陽光と風力に