電力TOP とは掲

廃止可能な(廃止すべき)石炭・石油火力発電所検討
~2019年版~(→2015年頃版はこちら2018年版はこちら)
日本の石炭及びバイオマス火力発電

日本の原発は廃止可能という結論を得た本総研であるが,次は勿論,石炭火発である。。最近はバイオマスの害悪も顕在化していていて石炭及びバイオマス発電 全廃への道を模索中なのである。

石炭火発を廃止するなら原発が一部必要になるやも知れぬ。九十九里沖,秋田沖,道北の風力開発を極限迄進めてどの位の電力容量になるか,が重要であるが, そっちはまあ順調にいくと仮定してかなりお気楽に廃止を提言していく。。

北海道電力> <東北電力> <JERA> <北陸電力> <関西電力> <中国電力>  <四国電力> <九州電力> <沖縄電力>




<北海道電力>
北電管内の最大電力需要は冬のピークで5250MW程に なる。
今後は苫東厚真1650MW,石狩湾新港1708.2MW(27年着工30年完成予定),北本連系900MWで計約4300MWが主力となっていく(京極も重要施設であるが冬の需要は終日一定の傾向であり,冬期は太陽光の日照量が減るので揚水 の機能は限定的となるようだ。微調整力である。 京極を計算から抜く。積雪発電が待ち遠しい。ただ現状でも冬期に発電ピークの来るメガソーラーもあるし夏はホタテの廃殻,冬は雪を利用して太陽光を反射させて両面発電するなんて変わり種もあるそうな。意外にポテンシャルはあるのかも)
 残りの1000MW程度であり風力を中心とする再生可能エネやプラス水力でまあ需要を賄えればよい。北本連系をフル活用為にもまた道北の風力エネ開発の為にも函館 ~道央の道南幹線(275kV)と函館幹線(187kV)の何らかの形での増強が必要であろう。

しかしこれは石狩湾新港が全3機稼働してからの話であり,当面は570MW程度であり,3100MW程しか主力電源はないことになる。オリマルジョンの知 内700MWはフル稼働するとして,残る2400MWを再生可能エネで賄えれば下記を1950MWを廃止出来よう。冬場の太陽光の変動は短期的な京極や高見・新冠の揚水を利用しつつ対応したい。また元建設省河川局長の竹村公太 郎氏が主張するようなダムの発電量増加の試みも実現したい。冬期の発電量はどうなんであろう??北海道だとダムも凍結しちゃうのかね?

さて音別の廃止は未だ目処が立たないようである。たかだか150MW弱である。巨大蓄電池の実証実験的なもので対応出来ないものか?釧路地区の太陽光発電 が充実すれば可能ではなかろうか?アメリカ辺りでは既に実用化されている。
発電所名
所在地
最大出力
(MW)
ユニット
No.
単機容量
運転開始
年月
発電
種別等
使用
燃料
その他・備考
苫東厚真発電所
厚真町浜厚真
1650
1号機
350
1980.10
SC
石炭
(海外炭)

砂川発電所 砂川市豊沼町
250

3号機 125 1975.5 SC
石炭
(国内炭)
冬場は市内道路の積雪除去対策として、温排水 の一部を供給している。
2010年12月より3号機に おいて木質バイオマス燃料(木質チップ)混焼実 証実験実施。
4号機 125 1980.2
奈井江発 電所
空 知郡奈井江町
(350)
1号機
(175)
1968.5-
2019.3 休
SC
石炭
(国 内炭)
1・2号 機ともに2019.3末で休止休
2号機
(175)
1970.2-
2019.3休
石炭火発計


600




苫小牧発電所
苫 小牧市
真 砂町
250
1号機
250
1973.11
汽力
重油・原油
・天然ガス
同一敷地内。詳しくはこ ちら
苫小牧共同火発は元々日本軽金属系。
今は北海道パワーエンジニアリング所有。
苫小牧共 同火力発電所
250
3号機
250
1974.4
汽力
重油
伊達発電所
伊達市長和町
700
1号機
350
1978.11
汽力
重油
燃料輸送パイフライン
輸送距離:約26km 輸送量:280kl/時
2号機
350
1980.3
音別発電所
釧路市音別町
148
1号機
74 1978 GT 軽油

1,2号機ともに2019.2廃予→そ の後延期
具体的な廃止時期は2019年夏頃に発表とされたが2019.9.24現在未だ発表はないようだ。
2号機
74
1978
石油系火発計


1348




火発合計


1948




風力発電の開発は北電の報告では1430MWの風力が予定(未運開の1040MWにユーラスの600MWが含まれ るかどうかが焦点。)されていて,更に系統側蓄電池事業に1000MWのポテンシャルがある(応募は不調でⅠ 期案件としては213MWに止まった他450MWがサイト蓄電池案件に移行し たそうな。この450MWのサイト蓄電池案件が未運開の1040MWに含まれるかどうかも焦点。ユーラスとこいつら併せて1040MWだとするとその他の 案件が殆ど無いということになってしまうが。。)。まあいずれにせよ風力が2000MW程度になることは視野に入ってきたが勿論稼働率20%位なので蓄電 池などで平滑化したとしても400MWのフル稼働電源分であり稼働し次第ガンガン廃止出来ると云う訳では無い。。

石狩湾や風力の増強とともに古い順に休廃 止していきたい。音別・奈井江の次は苫小牧の2火力計500MWだな。

あと発電機とか全部総取っ替え担ったりするのかも知れないから非現実的だけど,日本全体を60Hzに統一したいがその場合,先ずは北海道は東京・東北と分 離してるので60Hzに変え易いよね。なんとかならんかなぁ~。


<東北電力>


<JERA>
東電と中電が発電事業を統合。日本最大の発電所Gを形成。

東京電力…一生懸命東京湾岸火発のリプレースや常磐沿岸での石炭火発開発に余念なし。リプレースが進み老朽火発の廃 止に一定の目処
S/T: 蒸気タービン G/T:ガスタービン D/E:ディーゼルエンジン C/C:コンバインドサイクル
汽 力:汽力発電(蒸気) CC:1,100℃級コンバインドサイクル発電 ACC:1,300℃級コンバインドサイクル発電
MACC: 1,500℃級コンバインドサイクル発電 GT:ガスタービン発電 DE:ディーゼルエンジン発電
LNG: 液化天然ガス NGL:? LPG:液化石油ガス 
 
発電所名
所在地
最大出力(MW)
ユニット
No.
単機容量
運転開始
年月
設計熱効率(%)
(LHV)
発電
種別
使用
燃料
その他・備考
五 井ユナイテッドジェネレーション 市原市
五井海岸
(2340)

1号機
約780
2023予
64%
MACCII
LNG
元石油火発,LNG転換,更にCC化を経て2018.3末廃止。新たな 設備を建設する主体は、JERAの100%子会社「JERAパワーインベストメント合同会社」と、JXTGエネルギーとが2:1の比率で出資する五井ユナ イテッドジェネレーション合同会社
2号機
約780
2023予
64%
MACCII LNG
3号機
約780
2024予
64%
MACCII LNG













千葉 千葉市中央区蘇我町 2,880

1号系列 S/T 118.1*4
G/T 241.9*4
2000.4
54.2 ACC LNG 3 号系列は東日本大震災による電力の供給力低下を補うため、緊急設置電源として2011年8月から12年7月にかけ、3基のガスタービンを設けた。
これに蒸 気タービンを後付けし、コンバインドサイクル(CC)化する工事が行われた。
「スピード重視で、まずガスタービンを動かし…後から蒸気タービンを増設する CC化は当社として初めて」(松崎章夫所長)という。
 ガスタービンは燃焼温度1500度C級の最新鋭設備。緊急事態として世界中で遊休設備がないか探し求めたところ、「たまたま最新鋭の新古品があった…」 (同)と振り返る。1基目がまず来週から試運転に入り、2基目が14年1月中旬、3期目が同3月中に稼働する。
これにより、3台の合計出力は現行の100 万キロワットから150万キロワットに増え、熱効率は39%から58%に高まる。
> >1968参照
2号系列
S/T 127*4
G/T 233*4
2000.6
3号系列
GT 334*3
(S/T 167*3付加か?)
(2012.7)
※C/C化工事中

(39.0
約58)
(GT)
→MACC
(LNG)
姉崎
千葉県市原市
姉崎海岸
3,600
(5.6)
1号機
600
1967.12
42.7 汽力(SC) 重油
原油
LNG
特に1~4号機は老朽化・低効率・石油火力 で更新すべき→廃止が予定されている


2号機
600
1969.11
3号機
600
1971.6
重油
原油
NGL
LNG
LPG
4号機
600
1972.9
5号機
600
1977.4
43.0 LNG
LPG
6号機
600
1979.10
袖ケ浦 千葉県袖ケ浦市中袖 3,600 1号機
600
1974.8
43.0
汽力 LNG >>2119に 拠ると東京ガスの LNG輸入基地に隣接。
設備更新を東京ガスと組んで行う可能性も,とある。
2号機
1,000
1975.9
43.5
3号機
1,000
1977.2
4号機
1,000
1979.8
富津 千葉県富津市新富 5,040 1号系列
S/T 52.18*7
G/T 112.8*7
1986.11
47.2 CC LNG 世界最高水準の熱効率を実現するMACCの運 転を2008年7月より行っている。
LNGタンクを新設するが2017年から輸入が開始される米国産シェールガス専用とする。>>1950
シェールガスはメタンが成分の殆どを占め軽質と云われ从来の天然ガスとは成分が異なる。
既存のLNGとの混焼も可能なように設備を改造する必要があるが資金難の中,他者と組むことも検討中。
2号系列
S/T 52.18*7
G/T 112.8*7
1988.11
3号系列
S/T 131*4
G/T 249*4
2003.11
55.3
ACC
4号系列
S/T 171*3
G/T 336*3
2010.10
58.6
MACC
JERA パワー横須賀



神奈川県横須賀市
久里浜
(1300)
1号機
650
2023予
43.0
USC
石炭
旧東電横須賀火発。2016.4分社化,東電F&P へ。2017.3末で発電所廃止
跡地ではJERAパワー横須賀(合)により新発電所建設進む。JERAパワー横須賀社は、横須賀火力発電所の更新にあたり、新たな発電所の建設と運営を行 うため、株式会社JERAの100%子会社であるJERAパワーインベストメント合同会社が出資し、設立した会社
2号機
650
2024予
43.0
USC
石炭

川崎 川崎市川崎区千鳥町 2,000
→3,420
(128)
1号系列
S/T 167*3
G/T 333*3
2009.2
58.6
MACC LNG 2号機系列第二軸・第三軸はMACC II化工事中。実現すると熱効率は60%を超える。
・2号系列第2軸 2016年1月 (当初予定を約6ヵ月前倒し)※ 2015年6月初旬より試運転を開始。
・2号系列第3軸 2016年10月(当初予定を約9ヵ月前倒し)
MACCⅡの導入効果により、燃料費などのランニングコストを1軸あたり約170億円/年、CO2排出量を約70万t/年削減できる見込み。
2号系列
第1軸
S/T 167*1
G/T 333*1
2013.2
2号系列
第2,3軸
710*2
2016.1
2016.10
約61%
MACCII
(緊急設置電源)
1号G/T
(G/T 128)
(2011.8)
(30.5)
(GT)
(LNG)
横浜 横浜市鶴見区大黒町 3016
5号機
(175)
1964.3
41.6
汽力 重油
原油
NGL
LNG
5,6号機は老朽化・低効率・石油火力で更新 すべき→長期計画停電中

7・8号系列の計8軸のタービンを新型に交換>>3003,出力増強,発電効率も向上する。
6号機
(350)
1968.6
42.2
7号系列
1508(377*4) 1998.1
55.8

ACC
8号系列
1508(377*4) 1998.1
南横浜 横浜市磯子区新磯子町 1,150 1号機
350
1970.5
42.4 汽力 LNG 老朽化・低効率
>>2119に 拠ると東京ガスのLNG輸入基地に隣接。
設備更新を東京ガスと組んで行う可能性も,とある。
2号機
350
1970.4
3号機
450
1973.5
東扇島 川崎市川崎区東扇島 2,000 1号機
1,000
1987.9
44.6
汽力 LNG
2号機
1,000
1991.3
44.7
















鹿島
茨城県神栖市東和田 4,400
→5660
(804
→1260)
1号機
600
1971.3
42.7 汽力 重油
原油
1~4号機は老朽化・低効率・石油火力で要更 新→2018年迄に停止
7号系列と同様の装置で更新か?

7号機はCC化がほぼ終了。出力804MW→1260MWへ増強

2号機
600
1971.9
3号機
600
1972.2
4号機
600
1972.4
5号機
1,000
1974.9
43.2
6号機
1,000
1975.6
大井 東京都品川区八潮 (0)
1号機
(350)
1971.8
42.2 汽力 原油
1~3号機は老朽化・低効率・石油火力で要更 新。→2016年4月1日より全機長期計画停止

2号機
(350)
1972.2
3号機
(350)
1973.12
広野 福島県双葉郡広野町
大字下北迫字二ツ沼
4,400 1号機
600
1980.4
43.1
汽力 重油
原油
6号機完成後に7号機の建設も検討> >1919
1~5号機→2018年迄に停 止
2号機
600
1980.7
3号機
1,000
1989.6
44.3
4号機
1,000
1993.1
44.2
5号機
600
2004.7 45.2 石炭
6号機
600
2013.12
品川
東京都品川区東品川
1,140
1号系列
S/T 133*3
G/T 247*3
2003.8
55.3
ACC
都市ガス
最新鋭ACC火力発電
常陸那珂 茨城県那珂郡
東海村照沼

2,000
1号機
1,000
2003.12
45.2 汽力
石炭
東電30年ぶりの石炭専焼火力発電所。
1号機;主蒸気圧力:250kg/cm2・主蒸気温度:600℃・再熱蒸気温度:600℃
更に東電(3.45%)が中電(96.55%)と組んで新会社常陸那珂ジェネレーションを設立,火力発電所を常陸那珂発電所内に建設。
出力600MW。380MWを東電が,160MWを中電が,60MWを新会社が販売。>>1967
2号機
1,000
2013.12
常陸那珂 ジェネレーション
600
1号系列
600



出 典:東 京電力 火力発電について一 覧表

中部電力…もとからLNGの比率が高く原発比率が低く脱ベース電源に一番近い電力会社。勿論石炭の開発もぬかり なく石油火発の廃止でも他社に先駆けている。ここに纏めた。下に再掲。
経営体力に優れた中電であり古いLNGも廃止していきたい。

発電所名
所在地
総出力
(MW)
ユニット名
単機容量
(MW)
運転開始
年月
熱効率
発電種別
使用燃料
その他備考



知多火力発電所
知多市北浜町 1,708
5号機 854
1978.3
排気 再燃 型CC LNG
GT発電設備停止時も既存の汽力発電設備の単 独運転が可能。[中電]
中部電力と東邦ガスが共同運用するLNG基地から供給>>1577
1~4は廃止済み。5, 6号機 の廃止も時間の問題であろう。
6号機
854
1978.4

排気再燃型CC LNG
渥美火力 発電所 田 原市小中山町久エ森 1400

3 号機
700
1981.5 42.5[LHV] 汽 力
原油・重油
3,4号 機の稼働率は25%程度。廃 止も時間の問題であろう。
4号機 700 1981.6 42.5[LHV] 汽力
原油・重油
西 名古屋火力発電所 海 部郡飛島村東浜 2,316 7号系列 2,316 2017~ 62%程度[LHV] MACC LNG 1~6号機は廃止
碧 南火力発電所 碧 南市港南町 4,100
1号機
700
1991- 43%
SC
石炭木質バイオマス
太平洋セメント藤原工場との間で炭カルと 石炭灰の往復輸送。
2010バイオマス利用本格化>>566 石炭火発としては世界で5指に入る
中電全体の発電設備容量(32.8GW)に占める碧南火力の割合は12.5%。
発電電力量(1371億キロワット時)では21.4%にも上る。>>1825-1826
SCの 1~2号機は廃止したい
2号機
700
1992- 43% SC
3号機
700
1993- 44% USC
4号機
1,000
2001-
44% USC
5号機 1,000 2002-
44% USC
新 名古屋火力発電所 名 古屋市港区潮見町 3,058
7号系列
1,458(6軸)

54%[LHV]
ACC
LNG

8号系列
1,600(4軸)

58%[LHV]

MACC
知 多第二火力発電所 知 多市北浜町 1,708
1号
854
1983.9

排気再 燃型CC
LNG
1994~1996年にかけてGTを追加し CC化,出力を増強。
既存の汽力発電設備の単独運転が可能。>>wiki
2号 854 1983.9
武豊火力発電所 知多郡武豊町字竜宮 1070 5号 1070 2021予
汽力 石炭 1~4号は廃止。



川 越火力発電所 三 重郡川越町
大字亀崎新田字朝明
4,802
1号
700
1989.6
47.1[HHV]
汽力
LNG
中電のLNG基地併設。
3・4号系列共にG/T 158MW*7軸,S/T85MW*7軸
2号
700
1990.6
3号系列
1,701
1996.12
53.9%[LHV]
48.5%[HHV]
CC
4号系列
1,701
1997.11
尾 鷲三田火力発電所 尾 鷲市国市松泉町 (10)




木質バイオマス(専焼) 1~3号機は順次廃止されてPSも2018年12月19日に廃止
地元の間伐材を燃料とし)排熱を魚類養殖に 利用するバイオマス発電所(10MW程度構想あり
四 日市火力発電所 四 日市市三郎町


4号系列 585(5軸) 1988 47.3%[LHV] CC
LNG・LPG コスモ石油製油所に隣接。
過去には石油類も燃料であった。
LNG基地は海蔵川挟んで対岸。LPG基地もLNG基地の隣。
1~3号機は2018.12迄 に廃止された。

5号機? 49 2020予

木質バイオマス(専焼)



上 越火力発電所 新 潟県上越市八千浦 2,380
1号系列
1,190(595*2)
→ 1,151
(575.68*2)
1-1:2012/7/1
1-2:2013/1/9

58%以上
多軸式CC
LNG
中電初の日本海,しかも供給エリア外に立地の 発電所。
太平洋岸に立地する火力発電から遠距離の内陸の長野県への 安定供給を担う。
サハリンからのLNG受入をし易いなどのメリットもある。
多軸式CC発電は、GTとSTがそれぞれに接続された発電機を回す仕組み。
これにより一軸式CC発電に比べて出力の大きい蒸気タービンの使用が可能に。
1300℃級改良型のGT2台とST1台を組合せ国内最高水準の熱効率を達成。
2号系列 1,190(595*2)
→ 1,151
(575.68*2)
2-1:2013/7/3
2-2:2014/5/15












とは総研が勝手に指定した優 先的に廃止したいのが知多(LNG・1708MW)・渥美(石油・1400MW)・碧南(石炭・1400MW)の計4500MW (4.5GW)。これぐらいは水力発電の増強とか風力開発等でなんとか捻り出したい。能登半島の風況は良い。活断層が真下にあってもう動かせない志賀原発 の為に頑固な送電線造っちゃったのががら空きで勿体ないで有効活用しな~い。

んで,その次ぎに来るのがLNGながらも古い川越の1・2号機(1400MW)と四日市の4号系列(585MW)の計1985MW(約2.0GW)。自然 エネの開発が待たれる。


<北陸電力>
もう殆どの火発が古い北陸電力。どないすんねん。。以下の2000MWを思い切って廃止してしまいたい。北海道電力同様原発依存のツケが回ってきてるん ちゃうか。中国電力も 四国電力も同様の傾向がなきにしもあらず。
発 電所名 所在地
定 格出力
(MW)
ユ ニット 運 転開始
年月
燃料
熱効率
発電
方式
そ の他・備考
ユニット名
出力
(MW)
種類
年間使用量
富 山火力 富山県富山市 250
4号機 250 1971.1
原油・重油




富 山新港火力
富山県射水市
1,500

1号機
500
1974.10
原油・重油 約65万t


LNG1号機を建設中,LNG2号機を計画中。
2号機にはLNG対応工 事がなされた。
石炭1号機の廃止は延期された。
電力と蒸気は近隣の食品コンビナートの工場に供給され、余剰電力は売電される。
2号機 500
1981.11
原油・重油LNG
約65万t


石炭1号機
250
1971.9
石炭重油 約50万t


石炭2号機 250 1972.6
石炭重油 約50万t


福 井火力 福井県坂井市 250
三国1号機 250 1978. 9
重油・原油






2,000








ま あ現実的にはLNG対応工事の投資をして運開も一寸だけ遅い新港火力2号機は残しつつ,富山火力と福井火力を廃止して

富山新港火力
2号機 500MW LNG・原油・重油 1981年
LNG1号機 424.7MW LNG 2018年
LNG2号機 424.7MW LNG 可及的速やかに前倒し
────────────────────────────
       1349.4MW

とするのが現実的かなあ。700MWぐらいなんとか確保したいが 関電や中電からの応援や水力発電の増強や再生可能エネの増加で賄えるかな?地道に水力を増強する姿勢は評価したいが。

こんな暢気なこと書いてたら事態は結構深刻らしい。
2018.2.13
「日本一電気料金が安い」北陸電力の苦境
https://diamond.jp/articles/-/159034
週刊ダイヤモンド編集部

 北陸電力が苦しんでいる。

 1月31日、電力10社の第3四半期決算と今期決算予想が出そろったのだが、同社の2018年3月期第3四半期累計は、連結で1億円、個別では過去最大 の24億円の最終赤字に陥ったのだ。…

 主な要因は同社の主力石炭火力発電所2機が同時期に定期点検によって稼働停止し、落ち込んだ発電量を補うため石油火力発電所等を稼働させなければなら ず、その燃料費がかさんだことだ。

 …発電所は定期検査が義務づけられており、電力会社は点検を実施する際、急激な発電量の減少とコスト増を避けるため、検査時期が重ならないようにす る。

 今回、北陸電力はやりくりがうまくいかず、2機合計140万キロワット(とは註:敦賀2号機と七尾大田2号機というこのようである。残るは小さい方の敦 賀1号機・七尾大田1号機各500MWに老朽化した石炭1・2号機各250MWということで確かに半減である。やりくりが巧くいかないというのは七尾2号機が9/22に停止 作業中にタービン付近で発火した様である。復帰がなる前の11/11,今度は敦賀2号 機のボイラーから蒸気が漏洩して停止したようだ。)、同社の石炭火力発電所の能力の約半分を止めなければならない状況に陥ったのだ。…

700MWも廃止する余裕は余りなさそうである…。詳しくはこちらで検討

更に陸電も10%50MWの供給を受ける電発高砂(石炭・500MW・1968-69)が原発の再稼働が進む関電の電力余剰でリプレースが中止となった (経緯は関電の項参照)。 SCと熱効率の悪い陸電敦賀1号機500MW(この辺参照)を 電発と共同で敦賀2号機と同じ700MW程度でリプレースするのがよい。敦賀に土地が余ってるかどうかは知らないが福 井火力を廃止してその跡地にでも立てれば良かろう。既に廃止済の発電所もあるみたいであるし。石炭を想定してたけど昨今の流れではLNGが良さそうか。と なると富山湾新港に増設が良いのかなぁ。その場合も電発の協力を得たい。

後は積極的に設備更新を続ける中部電力(JERAへ設備を統合予定)だが,GT後付けの排気再燃型CCの廃棄も始まり(知多1・2号機)つつあって,今後 も知多5・6号機の廃棄等が予想される。後付けされたGTを譲受してLNG化された2号機に据え付けても良いかも(そんな事できるのかは知らない)。

<関西電力>系統罔図(巨大!)はこちら
ここも九電と並んで原発再稼働で需給が緩みまくってる。価格に敏感な関西人に赤字垂れ流した関電が値上げで対処した結果激烈な競争が開始されたことも大き い。
いくつかのリプレースを断念して財務を整えて今後の大量廃棄に期待したい。

2000年 和歌山LNG火力発電所(3700MW)着工
2004年 御 坊第二火力(4,400MW・オリマルジョン)中止
2005年 和歌山発電所工事中断
2011年 東日本大震災,以降順次原発停止。
2012年~2013年 暫定基準のもとで大 飯原発3・4号機が一時的に再稼働
2014年 関電は相生石油火発(750MW=375*2)でLNG利用の為の設備投資を発表。和歌山LNGを2024年以降に新設の意向と報道>>2197 電発高砂のリプレース発表(500MW→1200MW・新1号機2021運開・新2号機2027以降運開),兵庫県知事はIGCCの導入を要求> >3330-3331
2015年 関電は赤穂石油火発(1200MW)の石炭への燃料転換(2020年予定)を発表>>2831
2016年 関電高浜(2360MW)再稼働,安定供給へ>>3594 相生発電所1・3号機のLNG利用に向けた 改良工事竣工。
2017年 関電大飯(1740MW)再稼働合格>>4178 相生発電所2号機(375MW)は三菱商事と組んでバイオマス火発(200MW)とすることを 発表。
2017年 海南火発1~3号機停止 (●1・2号機1970運開450*2+3・4号機1974年運開600*2=2100MW)・赤穂の火発(石油・1987年稼働・600*2=1200MW)の石炭火発転換中止>>4271-4272
2017年 6月に高浜3,5月に高浜4 (計1740MW)が再稼働。和歌山市の自治会がLNG火力発電所工事再開を要望
2018年 関電との話し合いが付かないこともなって電発高砂(●1・2号機・石炭・1968-69運開・250*2=500MW)リプレース中止>>4665。3月に大飯3,5月に大飯4(計2360MW・合計 4100MW)が再稼働。
2019年 海南発電所(2100MW・石 油)廃止
2020年 2月に美浜3(826MW・合計4926MW)再稼働予定姫路第二5・6号機(LNG・1973運開・1200MW)廃止予定
2021年 電発高砂のリプレース完成後,1・2号機(500MW)廃止予定→リプレース取りやめに伴い(当面?)存続
2023年 相生2号機のバイオマス化 完成・運開予定

いい加減長期計画停電中の多奈川第二 1200MW(600*2)[1977運開・2005停止]宮津エネ研750MW(375*2)[1989運開・ 2001停止]は廃止で良かろう。
更には競争激化で電力設備が余ってる関西地区なのでこのまま老朽化して停止中の1~3(450*2+600)と 定期検査期間残が長くて停止を免れた4号機(600)の関電・海南(石油・1972~74運開・ 2100MW)とリプレースの予定が立たないまま本来の廃止予定期日が迫る電発高砂1・2(石炭・1968,69運開・2020 年廃頃予→廃止中止・500MW・関電 50%・中部40%・北陸10%)は廃止で良かろう。関電と中電には余裕 がある。陸電は何らかの対処が必要かも。
赤穂(1987運開・石 油・1200MW)といい御坊(1984-85運 開・石 油・1800MW)と云う中 途半端に新しい癖に石油火発の発電所をなんとかし たい。それより一寸古い相生(1982-83)は既にLNG化とバイオマス化と転換が進んでいる。
同じく原発の再稼働の進んだ九電はなんとLNG汽力火発のの新小倉の一部休止にも踏み切っている。関電だと姫路第二5・6号機(LNG・1973運開・2020 年廃予)の廃止に相当か。関電も頑張って御坊と赤 穂の廃止して石油火発ゼロにせえ。

発電所名
所在地
最大出力(MW)
ユニット
No.
単機
容量
運転開始
年月
設計熱効率
(LHV)
発電
種別
使用
燃料
その他・備考
堺港
堺市西区
築港新町
2,000
1号機
400
2009.4
58%[LHV]


MACC
LNG
2005年より設備更新・CC化が行われた>>NL

2号機
400
2009.7
3号機
400
2009.10
4号機
400
2010.4
5号機
400
2010.9
南港
大阪市住之江区
南港南
1,800
1号機
600
1990.11

汽力(SC)
LNG

2号機
600
1991.2

3号機
600
1991.10

多奈川第 二
大 阪府岬町多奈川 0
(1200)
1号機
2号機
(600)
(600)
1977.7
1977.8

汽力
重油
原油
長期計画 停止中
(多奈川発電所は廃止)
関西空港
エネルギーセンター
大 阪府田尻町
泉州空港中
40
1号G/T
2号G/T
20
20
1993.11

GT
LNG
灯油

高砂(廃止)

(900)
1号機
2号機
(450)
(450)
1971-2006
1971-2006

汽力
重油
原油
隣接して電発の高砂火発。
姫路第一
姫路市飾磨区
中島
1507.4
G/T1号機
32.7
2012.8

GT
LNG
G/T1・2号機は緊急設置電源.
G/T2号機
32.7
2012.8

5号機
729
1995.4

CC
6号機
729
1996.5

姫路第二
姫路市飾磨区
妻鹿常盤町
5・6号及新1~6号機
:4119.0
(新1~6号機:2919.0)
(旧1~6号機:2550.0)
5号機
600
1973.10-2020予
約42%
汽力
LNG
2007.5から環境影響評価 法等に基づく手続き及び事業性評価を進 めてきた。
1,600℃級G/Tを用いたCC方式に更新するとして2009年より同計画を進めることとした。>>NL

5・6号機は2020年廃止予 定
新4号機は計画を2ヶ月程前倒しして2014.3より試運転開始>>NL
新1~6号機はいずれも暫定460MWで運転中
6号機
600
1973.11-2020予
新1号機
486.5
2013.8
約60%
MACC
新2号機
486.5
2013.11
新3号機
486.5
2014.3
新4号機
486.5
2014.7
新5号機
486.5
2014.9
新6号機
486.5
2015.3
姫路LNG基地
姫路市
白浜町字常盤



1979.6



姫路第一・第二にLNG送出
LNGローリー出荷・ガス託送
相生
相 生市
相生字柳山
1125
→約950
1号機
375
1982.9/2016.5燃料転

汽力
重油・原油
LNG・重油・原油
2016年を目途に1号機と3号機でLNGを利用可能にする工事の着工準備 中>>2197
併せて大阪ガスの姫路岡山ラインから導管を設置し供給を受ける。

残る2号機だが三菱商事と組んでバイオマス発電に転換する事になった。>>2921
「相生バイオエナジー」(関電60%・三菱商事パワー40%)
2号機
375
→約200
1982.11

重油・原油
バイオマス
3号機
375
1983.1/2016.8燃料転
重油・原油
LNG・ 重油・原油
赤穂
赤 穂市
加里屋
1200
1号機
600
1987.9

汽力
重油
原油
2020(H32)年予定で原材料の石炭への転換を予定。出力は変わらず。
燃料転換にアセスは不要であったがこれを機に変更,関電はそれに対して自主アセスを開始したが,結局断念との報道もでる>>4271
結局,燃料転換は中止となっ た。
リプレースされた相生より新しいのでLNG 化や,更に踏み込んで休止も視野に入ったと云えるであろう。

2号機
600
1987.12

海南
海 南市
船尾
(0)
1号機
450
1970.5 -2019.4休

汽力
重油
原油
2号機: 10年程停止していたが2012年に再稼働(出典:関 電)
1~3号機は2017年3月に停止を発表。
4号機は定期点検迄期間があるので今回の停止には含めなかったとの事>>4272
4号機の定期点検期限切れに伴い2019.4を以て発電所を廃止
2号機
450
1970.9 -2017.4休

3号機
600
1974.4 -2019.6休

4号機
600
1973.6 -2019.4廃

御坊
御 坊市
塩屋町
1800→1200(600) 1号機
600
1984.9

汽力
重油
原油
御坊第二発電所(1100*4= 4400MW)→計画中止
御坊発電所2号機も休止。1・3号機の休止も有り得るだろう。

2号機
(600)
1984.11 -2019.4休

3号機
600
1985.3

宮津エネ ルギー
研究所
宮津市
小田宿野
0
(750)
1号機
2号機
(375)
(375)
1989.8
1989.12

汽力
重油
原油
長期計画 停止中
舞鶴
舞 鶴市
字千歳
1800
1号機
900
2004.8
45%[LHV]
USC
石炭

2号機
900
2010.8
45%[LHV]
和歌山
和歌山市
3700(予)




CC?
LNG
>>2197

・数ヶ月おきに稼働開始するケースが多いようである。平行して建設して準備班だけ最後に一つ一つ稼働させてく感じなんか?
・原発がメインの関電だけど火力発電は少ない上に重油・原油が多いようだ。原発停止以後の関電苦闘の原因の一端はこの辺にもありそうだ。
・東電がCC・ACC・MACCと区別してた発電方式だけどコンバインドサイクルとしか記述して居らず詳細は不明。LHVも公表して居らずちょっと閉鎖的 な印象。


休止や燃料転換された石油火発・老朽化火発 (予定含む)
相生1~3号機 1125MW (375*3) →1・3号機:LNG化 2号機:バイオマス化
海南1~4号機 2100MW(450*2+600*2) →廃止
姫路第二5・6号機 1200MW(600*2) LNG 1973
御坊2号機 600MW
─────────────────────
 合 計    5025MW (石油3825MW・LNG1200MW)

残る石油火発・老朽化LNG
赤穂1~2号機 1200MW(600*2) 石油 1987 (リプレース計画中止)
御坊1・3号機 1200MW(600*2) 石油 1984-85(2号機休止)
電発:高砂1・2号機  500MW(250*2) 石炭 1968-69 (関電の受電分は250MW)→リプレース計画中止
─────────────────────
 合 計    2900MW

美浜3で4926MW再稼働で廃止が5025MWである。高砂もリプレースを断念でも予定通り廃止すべきであろう。北陸電力分50MWは措置が必要かもし れぬが(北電の項参照)。
赤穂は調整力が足りない中国電力に売却してLNG化,御坊は御坊第二で計画されてたオリマルジョンを利用出来るように改造したらどうだろう?ってのが個人 的な提言。赤穂や高砂で石炭のリプレースを断念したのでベース的な電源は不要であるとはいえオリマルジョンは安価であるしベネズエラの政情不安はあるもの の燃料の多様化は魅力的である。重油はCC化とかあんま聞かないけどピーク用で稼働率低いから?オリマルジョンが安価でミドル運用ならCC化も検討できな いか?

<中国電力>
Web site等に拠ると老朽化した中 国電力の火 力発電は以下の4箇所
発 電所名 所 在地 定格出力
(MW)
ユニットNo
単機容量
(MW)
運転開始
年月
燃 料
発 電
様式
そ の他・備考
玉 島発電所
倉 敷市玉島

1,200
1号機
350
1973.3
天然ガス・重油・原油
汽力
1号機のみ天然ガス併燃化工事(2014年4 月)
水島同様古いが
2号機
350
1974.4
重油・原油
汽力
3号機
500
1976.6
汽力
大 崎発電所 広 島県豊田郡
大 崎上島町
(250) 1 -1号 250
2000.11-2011.12休
石炭
PFBC 稼働率上 がらず休止。
岩 国発電所 岩国市藤生町 850
2号機
350
1972.4
重油・原油 汽力

3号機
500
1981.9
汽力
下松発電所 下松市 (700) 3号機 700 1979.9
重 油・原油 汽力
2019.2 休止!←New!!実現
下 関発電所 下 関市長府港町 575
1号機
175
1967.3
石炭
Sub-C
2009年に高硫黄石油燃料に対応出来る2号機運開>>410
2号機
400
1977.9
重油 汽力
石炭計
石油計
天然ガス計
175
2,100
350





天然ガス・石油併燃は天然ガスにカウント。
合計
2,625






こいつらを廃止して再生可能エネの供給力と揚水とCCの需要追从で補いたい。
各電源毎に纏めてみるとベース電源偏重で調整力軽視な電源構成に見える。。

<四国電力>




<九州電力>
出典:http://www.kyuden.co.jp/effort_thirmal_k_hatsuden_index.html

原発の再稼働が進み4GWを手に入れて一転して電力供給が緩みっぱなし九 州電力。電発と併せ中途半端に新しい石炭火発も残るものの老朽化火発の一掃では中電と競う。ほぼ原発稼働分の4GW程度を休廃止としたかする予定としてい る。予定が全て実現した暁には旧一電初の石油火発0が実現する!!
しかもなんとLNG(非CC)の新小倉の一部(1979運開の4号機)休止に迄踏み込む等意欲的だ。ここまでやられちゃうとこれはもう原発推進派の九電の 環境派に対する超絶アピールだな~w
発 電所名 所 在地 最 大出力
〔MW〕
ユ ニット名 単 機容量[MW] 運 転開始
年月
熱 効率 発 電
方式
主 要燃料 そ の他・備考
松浦
長 崎県松 浦市
志佐町白浜免
開発 700
(1700予)
1号機
700
1989.6
40.7
SC
石炭 九 州電力初の海外炭を用いる大型火力発電所として開発が行われ、隣 接する電 源開発松 浦火力発電所と 併せ「東洋一の石炭火力」と称される。
(九電2号機と併せて計3,700MW,中電碧南火力が4,100MW。)
海 外炭受け入れの専用岸壁を中心とした松浦港も大型船舶の国際貿易港として機能
九電2号機は2001.4には工事が開始されたがその後中断,運用開始時期が2023年以降に変更となった。
電発松浦火力2号機が点検中の事故で停止中。2014年のお盆前には暫定復帰するも完全復活は来年夏前にずれ込み。
2号機
=建設中
(1,000)
2023以降

USC
電発
松浦火力
瀬崎 2,000
1号機

1,000

1990.6

43%
(LHV)
SC
2号機 1,000 1997.7 44%
(LHV)
USC
苓北 熊本県天草郡
苓北町
1,400 1号機
700
1995.12 42.1%
(HHV)
SC
石炭 発電所構内には、発電の余熱を利用して海水か ら食用塩を製造する設備がある。>>wiki
2号機
700
2003.6
42.8%
(HHV)
USC
・苅田
(かりた)
福岡県京都郡
苅田町長浜町
360
(735)
新1号機 360

2001.7 42.8%
(HHV)
PFBC 石炭

※1:ガスタービン(75MW)と蒸気タービ ン(290)を合計して 最大36万kWとなるよう運転される。
新1号機は安定稼働に問題のあるPFBC。システムとは関係ないクラゲの襲来などもあるが近年も不安定な稼働(2016年2019 年)の様である。
経営責任問われないぎりぎりの法定耐用年数だけ利用 して即廃 止されるのであろう。
●新2号 機
(375)
1972.4
-2017.5廃


重油・原油
・豊前
福 岡県豊前市 (1,000)

500
500
1977.12
-20年度廃


重油・原油 老朽化した高コストの石油系火力発電所。
2020年度停止を打ち出したが計画を前倒しして1号機は2019年廃止・2号機は 2018年停止
●唐津
佐賀県唐津市 (875)

(375)
(500)
1971.7-2015廃
1973.6-2015廃


重油・原油 2015年廃止
●相浦
長崎県佐世保市
(875)
(375)
(500)
1973.4/1976.10
-2019.4廃


重油・原油 2019年廃止予
・川内
鹿児島県
薩摩川内市
(1,000)

(500)
(500)
1974.7
1985.9


重油・原油 2018 年停止
休廃止済電源
4,125