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  石油・LNG火発
 石炭バイオマス火発
新設設備
最新鋭CC型LNG
 西名古屋火発 7号系列 2316MW  MACC[62%]
 新名古屋火発 7号系列 1458MW ACC[54%]
        8号系列 1600MW MACC[58%]
 上越火発 1号系列 1190MW 多軸型CC[58%以上]
      2号系列 1190MW 多軸型CC[58%以上]
─────────────────────────────────────────────────
 合計        7754MW
新設石炭火発
武豊 5号機 1070MW

新設バイオマス
四日市  49MW(予)
尾鷲   10MW(構想)
──────────────────────────
合計  1129MW
老朽化設備
老朽石油火発
渥美火力 3号機 700MW 42.5% 1981.5
     4号機 700MW 42.5% 1981.6

老朽LNG火発
知多火力 5号機 854MW  排気再燃型CC 1978.3 CC化改造1992~96
     6号機 854MW 排気再燃型CC 1978.4 CC化改造1992~96
知多第二 1号機 854MW 排気再燃型CC 1983.9 CC化改造1994~96
     2号機 854MW 排気再燃型CC 1983.9 CC化改造1994~96
川越火発 1号機 700MW 汽力 1989.6
     2号機 700MW 汽力 1990.6
四日市火発 3号機 220MW 汽力 1963 ※同型の1・2号機は廃止  ─────────────────────────────────────────────────
 合 計       4728MW (石油+最老朽LNG:3328MW)
老朽化石炭火発
碧南火力 1号機 700MW SC
     2号機 700MW SC
──────────────────────────
 合計      1400MW

最新鋭西名古屋7号系列2316MWが完成したし最新鋭LNG(=液化天然ガス)火発(=火力発電所)建設は一段落した感があるけど調整能力は十分で,武豊1070MWが出来れば容量的にも余裕が出来て,知多5・6号,渥美火力3・4・四日市火発3号の計3328MW辺りは一気に廃止出来るであろう。
その際,1990年代のCC(=コンバインド・サイクル)化改造の際の設置であるGT(=ガスタービン)は未だ使えるなら(使えるのかな?)北陸電力や中国電力に売却したらいいのではないか?川越1・2で再利用ってのも手かも知れぬ。

地球環境の事を考えるとSC(=超臨界圧,発電効率の指標の一つ。USC(超々臨界圧)が既に標準)の碧南火発は廃止したいが,まあ各所に残るSub-C(=亜臨界圧)の廃止が先だな。石炭火発の一覧は例えばここ(KIKO気候ネットワーク)参照。


発電所名
所在地
総出力
(MW)
ユニット名
単機容量
(MW)
運転開始
年月
熱効率
発電種別
使用燃料
その他備考



知多火力発電所 知多市北浜町 (3,966→)
1,708
1号機
(350→529)
1966.2 -2017.3休

排気再燃 型CC LNG
5、6号機は 中部電力初のLNG専焼火力
1985年には1〜4号機もLNG焚きに改造した。
更に1992~96年にかけて1、2、5、6号機において、GTを追加しCC化工事を行った。
これにより350MW機が+179MW,500MW機が+154MW出力増強出来たそうな。
GT発電設備停止時も既存の汽力発電設備の単独運転が可能。[中電]


中部電力と東邦ガスが共同運用するLNG基地から供給>>1577

5,6号機 の廃止も時間の問題であろう。
2号機 (350→529) 1967.1-2017.4休
排気再燃型CC LNG
3号機
(500)
1968.3-2017.4休
41.7[LHV]
汽力
LNG・原油・重油
4号機
(700) 1974.3-2017.10休 41.7[LHV] 汽力
LNG・原油・重油
5号機 (700→)854 1978.3

排気再燃型CC LNG
6号機
(700→)854
1978.4

排気再燃型CC LNG
渥美火力 発電所 田 原市小中山町久エ森 (2,400→)
1400

1 号機
(500)
1971.6-2017.12

汽 力
原 油・重 油
1 号機は 2001年から長期計画停止
2号機 (500) 1971.-2004
汽力
原 油・重 油
3号機 700 1981.5 42.5[LHV] 汽力
原油・重油
4号機 700 1981.6 42.5[LHV] 汽力
原油・重油
西 名古屋火力発電所 海 部郡飛島村東浜 (2,190→)
2316

1号機
(220)
2013.11.30 廃

汽力
重油
2017 年度運転開始予定の西名古屋火力発電所7号系列では、1600℃級のガスタービンを採用
ブロック出力:115.8万kW
ブロック数:2ブロック/系列
設備構成:多軸式(ガスタービン3台+蒸気タービン1台)×2ブロック
運転開始:
7- 1号:2017年9月予定7- 2号:2018年3月予定

中 部電が発電所建設で競争入札
“調 達革命”に業界戦慄の理由>>1593

7-1系列,7-2系列ともにG/T256.5MW*3軸,S/T388.5MW*1軸で1158MW
2号機
(220)


重油・原油
3号機
(375)


重油・原油・ナフサ
4号機
(375)
2013.11.1 廃

5号機
(500)
2003.12.31 廃



6号機
(500)




7号系列
2,316 2017~
62%程度[LHV]
MACC
LNG
碧 南火力発電所 碧 南市港南町 4,100
1号機
700
1991- 43%
SC
石炭木質バイオマス
太平洋セメント藤原工場との間で炭カルと 石炭灰の往復輸送。
2010バイオマス利用本格化>>566 石炭火発としては世界で5本の指に入る規模
中電内でもLNGの川越火力発電所に継ぐ、2番目に大きな発電所。
中電全体の発電設備容量(32.8GW)に占める碧南火力の割合は12.5%。
発電電力量(1371億キロワット時)では21.4%にも上る。>>1825-1826
2号機
700
1992- 43% SC
3号機
700
1993- 44% USC
4号機
1,000
2001-
44% USC
5号機 1,000 2002-
44% USC
新 名古屋火力発電所 名 古屋市港区潮見町 3,058
7号系列
1,458(6軸)

54%[LHV]
ACC
LNG

8号系列
1,600(4軸)

58%[LHV]

MACC
知 多第二火力発電所 知 多市北浜町 1,708
1号
854
1983.9

排気再 燃型CC
LNG
1994~1996年にかけてGTを追加し CC化,出力を増強。
既存の汽力発電設備の単独運転が可能。>>wiki
2号 854 1983.9
武豊火力発電所

知多郡武豊町字竜宮 (1125)
(→1070)
2号
(375)
1972 年


重油・原 油
大震災後,2009から休止中の老朽火力の武 豊2号機を急 遽運転再開
1号機は220MW,重油・原油燃料で1966年開設,2002年廃止。
2-4号機を廃止して石炭火 力1,070MWの建設(2021年運開予)が決 定した。
3号
(375)



重油・原 油
4号 (375)


重油・原 油
5号
1070
2021予

汽力
石炭



川 越火力発電所 三 重郡川越町
大字亀崎新田字朝明
4,802
1号
700
1989.6
47.1[HHV]
汽力
LNG
中電のLNG基地併設。
3・4号系列共にG/T 158MW*7軸,S/T85MW*7軸
2号
700
1990.6
3号系列
1,701
1996.12
53.9%[LHV]
48.5%[HHV]
CC
4号系列
1,701
1997.11
尾 鷲三田火力発電所 尾 鷲市国市松泉町 0
1号
(375)
1964.7 -2019?

汽力
重油
1号機は長期計画停止中。2号機(375MW・重油)は2004.12廃止
2018.4から3号機も休止。中電は尾鷲市に廃止を申し入れている。

地元の間伐材を燃料とするバイオマス発電所(10MW程度)を跡地に 設置構想あり
排熱を魚類養殖に利用する構想
バイオマス 発電所の運営は中部電力またはJERAが想定されている。

2号 (375) 964-2004

3号 (500) 1987.6 -2019?
原油・重油・ナフサ
(10)





木質バイオマス(専焼)
四 日市火力発電所 四 日市市三郎町 1,245
→805


1号
(220)
1963-2017.12

汽力
LNG
コスモ石油製油所に隣接。
過去には石油類も燃料であった。
LNG基地は海蔵川挟んで対岸。LPG基地もLNG基地の隣。
1号機・2号機は2016年4月より長期計画停止。
3号機含め て1~3号の廃止も時間の問題であろう。

2号 (220)
1963-2017.12
汽力
3号
220
1963

汽力
4号系列
585(5軸)
1988
47.3%[LHV]
CC
LNG・LPG
5号機?
49
2020予


木質バイオマス(専焼)
静岡
(新 清水発電所)
静岡市清水区三保
0
1号機
(156)
-2004.12 廃







上 越火力発電所 新 潟県上越市八千浦 2,380
1号系列
1,190(595*2)
→ 1,151
(575.68*2)
1-1:2012/7/1
1-2:2013/1/9

58%以上
多軸式CC
LNG
中電初の日本海,しかも供給エリア外に立地の 発電所。
太平洋岸に立地する火力発電から遠距離の内陸の長野県への 安定供給を担う。
サハリンからのLNG受入をし易いなどのメリットもある。
多軸式CC発電は、GTとSTがそれぞれに接続された発電機を回す仕組み。
これにより一軸式CC発電に比べて出力の大きい蒸気タービンの使用が可能に。
1300℃級改良型のGT2台とST1台を組合せ国内最高水準の熱効率を達成。
2号系列 1,190(595*2)
→ 1,151
(575.68*2)
2-1:2013/7/3
2-2:2014/5/15