栗平川・旭川・滝川方面 △ 滝川はこちら(大峰)とぶつかるので奥吉野方面からのみ取水してみる。50.7km2程か〜♪メインの宇無ノ川は勿論大 峰山麓で水量豊富である。 そこで本当は旭ダムの貯水量使いたいとこだが上流部での発電構想(宇無ノ川発電所(案))を受けて460mで取水下流で発電を考えて見る: ![]() [私案]風屋発電所 出力:9,700kW[+9.7MW] 水量:7.4m3/s 落差:155m 流域:49.3km2 導水:9.36+1.78km 取水:旭川[旭ダム土砂ダム]・460m 放水;十津川[風屋ダム]295m ギリ不可,, 風屋ダム放水にすると10m落差を高く出来る分出力を9.7MWに出来るが余分に3km弱導水距離が必要(風屋旭9.36+ウオノ栗平1.78=11.14km)で出力増が見合わない。 発電場所を栗平取水ダムとする。落差は小さくなるが導水距離は節約できる。 詰まり殆どが宇無ノ川の水であり,ウオノ谷と栗平川を切って2km程の導水路を減らした方が効率的に行けそう。例えば5.0m3/sとして6.1MWで導水距離は僅か2.8kmとなる [私案]栗平発電所 出力:9,100kW 水量:7.4m3/s 落差:145m 流域:49.3km2(内宇無ノ川39.2km2 ) 導水:4.82+3.8km=8.6km 取水:旭川[旭ダム]・460m 放水:栗平川[栗平取水堰堤]305m 一方で取水位を上げる方向性もあり得る。敢えて471mのダム直上から取水。旭ダムの利用の未練を断って落差を求める。(出来れば栗平川と宇無ノ川には貯水量欲し い。) ![]() 面積を求める内に三ツ滝谷迄も入れてこうなると放水は勿論風屋ダム295mである。大して出力はふえないか,, [私案]栗平川発電所or風屋北発電所 出力:8,500kW[+8.5MW] 水量:6.0m3 落差:172m 面積:50.7km2 導水: 取水:6箇所471m 放水:十津川[風屋ダム]295m 結局遠距離送水の割に出力が出ないのは下の滝川を敢えて外しているという点と元々栗平川は栗平堰堤地点で流域面積が23km2程度しかない取水量のポテンシャルの低い河川だという点である。 →基本的に旭川は旭川でやった方が良さそうな感じか。 滝川方面は高落差が狙えるので敢えて残して置いている。 それを検討。大峰の東側,北川水系を混ぜると巧く行きそうな。。 ![]() [B案]奥里発電所[→大峰] 出力:11,700kW[+11.7MW] 水量:3.3m3/s (途中の沢で取水可能) 落差:427m 導水:13.6km程度 (0.86) 取水位:741m 放水:奥里ダム310m[風屋ダムへの導水路の増強が必要(3.0m3/sしかない)] 上の栗平川(or風屋北)発電系による影響は栗平取水口(及び奥平ダム)の機能低下である。取水量低下でも既存設備の施設維持コストは掛かり資本効率は低 下するが,結局風屋ダ ムに流入するので使用水量そのものへの直接の悪影響は出ない。更には奥里発電所構想で 奥里側で放水があって奥里ダムでの取水が増えると栗平川側からの取水が少ない方が有り がたいのである。結局なかなかバランスの取れた感じになってきている。 弱点としては導水距離である。 この辺の計画に似た方向で奥吉野と大峰でそれぞれまとめた。 結論としては奥吉野経由・長殿風屋未利用落差仕様案と併せると一番良さそうである[→成案]。 |







| ルート名 | 流域面積 | 総落差 | 発電量指数 |
| 十津川回り案 | 12.8km2 | 140(葛川)+144.23(十津1)+90.00(十津2)= 374.23m | 4,790 |
| 北山回り案 | 22.8km2 | 235(葛川)+49.00(小森)=284m | 6,475 |

